旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年9月11日
フレンドツアー 関西発
2023年8月9日出発
エールフランス航空利用
きらめきの南仏プロヴァンス・コートダジュール8日間【コース番号:FE311】
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります。
1日目 大阪~パリ~トゥールーズ~カルカソンヌ
関西空港発、エールフランス航空でパリにて乗り継ぎトゥールーズへ。
トゥールーズ空港到着後、カルカソンヌへ。深夜ホテル到着。お疲れ様でした。
宿泊:HOTEL DU ROI & SPA BY SOWELL
2日目 カルカソンヌ
朝食:ホテル内レストラン
シンプルなビュッフェでしたが、一通り揃っています。シャンパンも置いてありました。
午前、世界遺産カルカソンヌ観光へ。
二重城壁で囲まれた丘の上の城塞都市シテを徒歩で巡ります。
東側のナルボンヌ門から入ります。
歴代の伯爵が居住したコンタル城の城塞の塀の上を歩きます。
城内の部屋には貴重なラピスラズリを使用した天井と珍しい壁画も残されています。
ロマネスクとゴシック様式の混在するサンナゼールバジリカ。
内部のステンドグラスの美しさにも目を奪われます。
角度を変えて、コンタル城を眺めます。
昼食:Auberge de Dame Carcas
シャルキュトリー(各種ハム盛り合わせ)&ミニサラダ。 これで結構お腹がいっぱいになります。
鴨の胸肉ローストマッシュルームソース&ローストポテト&ラタトゥイユ。ナイフの切れが悪く鴨肉と大格闘!
パンケーキキャラメルソース。
評価は星3つ★★★です。
昼食後、世界遺産ミディ運河クルーズへ。
駅前からこんな船で約2時間弱のクルーズを楽しみます。
途中、一旦下船をして休憩を取ります。
17世紀に完成した約240kmの運河によって、念願の大西洋と地中海がつながりました。現在は専らレジャー用に使われています。
このクルーズの見どころ、水門通過を間近で体験できます。
クルーズ後はホテルに戻り、フリータイムです。
今回の宿泊ホテル外観です。
ロビーも南仏らしい色合いでまとめられています。
ホテルテラスからはオード川に架かるポンビィュー(旧橋)とシテの眺望が楽しめます。こちらで食事も楽しめます。
フリータイムでもう一度シテに戻る方もいらっしゃいました。ホテルから約15分、坂道を登ってオード門から入ります。
ポンビィューからのシテの姿を時系列でお楽しみください。いつ見ても美しい姿ですね。
宿泊:HOTEL DU ROI & SPA BY SOWELL(連泊)
3日目 カルカソンヌ~アヴィニヨン
午前、古代ローマの水道橋、世界遺産ポンデュガールへ。
ガール川に架かる水道橋は3層構造で、当時の建築技術の高さをうかがい知ることができます。
フレンドツアーでは3階部分(導水路)を専属のガイドさんと実際に歩いてご覧いただけます。
上からの景色も楽しめます。
現在の導水路の幅は石灰岩の作用により、当時に比べるとかなり狭まっています。
昼食:LES TERRASSES
本日は水道橋を渡り切った先、右岸にあるレストランにて昼食です。
羊乳チーズ&ルッコラサラダ。 テーブル上にはプロヴァンスのオリーブオイルとカマルグの塩がおかれていました。
エイヒレの蒸し焼きアニスソースかけ&ポテト。 日本と全く異なる斬新なエイヒレの調理法にびっくりしました。
チョコレートムース。
評価は星4つ★★★★です。
午後、ゴッホゆかりの世界遺産アルル観光へ。
アルル郊外にあるゴッホの跳ね橋(ラングロワ橋)。
ゴッホの顔のある公園(ゴッホの顔をよく見ると左耳が切れています)
古代劇場。
円形闘技場。
ゴッホの代表的な作品の一つである「夜のカフェテラス」
古代ローマ時代の公共広場跡、フォーラム広場。
エスパース・ヴァン・ゴッホ。 精神を病んだゴッホが自ら入院した病院の中庭でも作品を残しています。
観光後、アヴィニョンへ。
夕食:ホテル内レストラン
ハーブ入りウズラ肉のパテ&ミニサラダ、ガーリック添え。
メルルーサの背肉レモン風味バターソース&ラタトゥイユ。
アップルタルト&バニラアイスクリーム。
評価は星5つ★★★★★です。
宿泊:MERCURE PONT D'AVIGNON
4日目 アヴィニョン
朝食:ホテル内レストラン
こちらもシンプルなビュッフェでしたが、フルーツは新鮮で、フレッシュオレンジジュースもありました。パンの種類も豊富でした。
本日は南仏プロヴァンスの美しい村巡りを楽しみます。
まずは城壁に囲まれた古都世界遺産アヴィニョン観光です。朝一番の法王庁宮殿前広場はとても静かでした。
ドン岩壁公園よりローヌ川対岸の街、ヴィルヌーブ・レザヴィニョンを眺めます。
ノートルダムドン教会。
法王庁宮殿の中庭。
法王庁宮殿内の食堂。
歌にうたわれた有名なサンベネゼ橋。当時は22のアーチがありましたが、現在は4つのみ残っています。
観光後、「フランスの最も美しい村」の一つゴルドに向かいます。
昼食:La Farigoule
トマトとミニモツァレラチーズ入りサラダ。 新鮮な生野菜がうれしい!
牛肉のプロヴァンス風赤ワイン煮込み(ドーブ)&ポテト。 じっくり煮込んでありとても柔らかかったです。取り分けていただきます。
自家製のプディングは素朴な味でした。
プロヴァンスらしいレストランの外観 。田舎のレストランは新鮮な食材を生かした調理法でとても美味です。
評価は星4つ★★★★です。
パノラマポイントよりゴルドの村と周囲のプロヴァンスらしい景色を眺望。
ゴルドの村内、高台にあるシャトー。
村内はどこを撮っても絵になります。
午後はエクス・アン・プロヴァンスへ。ミラボー通りの端にあるロータリーの噴水。
画家セザンヌの毎日の散歩道だったローブの丘に向かいます。
ここから多くの作品に描かれたサンヴィクトワール山が眺望できます。
サンヴィクトワール山を描いた9点の作品パネルが展示されています。
旧市街にあるサンソーヴェル教会。
市庁舎と時計塔。
観光後、アヴィニョンに戻ります。 市庁舎前の広場には多くのカフェがあり、写真メニューも用意されカジュアルな夕食を楽しめます。
夏季には法王庁宮殿前広場にて、毎晩夜のマルシェが開催され、屋台が出て多くの人でにぎわいます。
夜の法王庁宮殿も厳かにライトアップされます。
宿泊:MERCURE PONT D'AVIGNON(連泊)
5日目 アヴィニョン~ニース
午前、山岳地帯にある「フランスの最も美しい村」の一つムスティエ・サント・マリーへ。
石灰岩の断崖にへばりつくように村はあります。星の伝説で有名です。
村の中心教会、聖母被昇天教会の内部。
村の伝統的な名産品「ムスティエ焼」のお店も数ありました。
二つの断崖の間には鎖がかけられ、そこに星の飾りがついています。
携帯カメラで思いっきり望遠にしてみると12角形の星が見えますね。
村役場にある村の紋章にも12角形の星が描かれています。
昼食:LA BONNE AUBERGE
魚のバロティンヌ(詰め物)スフレ風、ビスク添え&ミニサラダ。
ローストポーク&ハーブ入りポレンタ&ラタトゥイユ。 サイドディッシュも丁寧に調理されていました。
ノルウェー風オムレツ。 メレンゲの中に冷たいアイスクリームが入っています。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、コバルトブルーの美しい湖、サントクロワ湖沿いをドライブ。多くの人々がマリンスポーツを楽しんでいました。
あまりのバカンス客の多さと狭い渓谷道路の大渋滞のため、先の時間も読めない状況になり、本日はヴェルドン渓谷の入り口をご覧いただきニースに向かいました。
渓谷の断崖とヴェルドン川の美しさが印象的でした。
2021年世界遺産「リヴィエラの冬季行楽都市」に登録されたニース観光へ。
街の中心、マセナ広場。
旧市街にあるオペラ座。
海岸の遊歩道散策も楽しみました。ニースのビーチは砂ではなく、小石のビーチです。
バカンス時期、最高の人出で、まるで「芋の子洗い」状態でした。
夕食:ホテル内レストラン
季節野菜の温タルト、ジェノベーゼソース&ミニサラダ、パルメザンチーズ添え。
黒鯛のグリル&温野菜&リゾット。
フルーツサラダ&マンゴーアイスクリーム。
ボリューム満点のイタリアンな夕食でした。 最後のお食事ということで皆さまで乾杯しました!
評価は星5つ★★★です。
宿泊:RADISSON BLU HOTEL NICE
6日目 ニース
ホテル前から撮影した日の出。
朝食:ホテル内レストラン
広々としたロビー階の朝食レストラン。 ビュッフェの種類は今回のホテルの中では一番豊富でした。新鮮な生野菜もありました。
朝日がホテルとプライベートビーチを照らしています。
ホテル前のプロムナードザングレ(英国人の遊歩道)は、涼しい朝夕は散歩、ジョギングの人でにぎわいます。
ホテル屋上には屋外プールも有ります。
同じく屋上には眺望が楽しめる雰囲気のいいテラスレストランもあります。
朝食後、紺碧の海岸を眺めながら中間断崖道路をドライブ。
途中、サンジャンカップフェラーを見下ろす展望台にて写真ストップ。
岩山の上に築かれた「鷲の巣村」で有名なエズ村へ。
丘の上には熱帯植物園があり、360度の眺望を楽しめます。
城壁内の狭い路地も絵になります。
グラース村で始まった香水工房「FRAGONARD」を見学、ショッピングも楽しみました。
こちらからエズ村の全景も見ることができます。
その後、「リビエラの女王」と呼ばれる高級リゾート地モナコへ。
まずはモナコヴィル地区へ。 最初に目に入るのは巨大な海洋博物館。
グレース王妃が眠るモナコ大聖堂。
ヴィル地区の典型的な明るい色合いの路地を歩きます。
衛兵が見守る大公宮殿。
テラスよりF1サーキットの舞台にもなるモンテカルロ地区や港を眺望。
モンテカルロ地区のグランカジノの裏側はオペラ座として使われています。
こちらが社交界の舞台でもあるグランカジノの正面です。
カジノ内部にも入ってみました。ロビーも豪華な内装です。
観光後、ニースに戻りフリータイムです。
宿泊:RADISSON BLU HOTEL NICE(連泊)
7~8日目 ニース~パリ~大阪
早朝、ニースの街を後にし、一路パリ、シャルルドゴール空港へ。
台風7号の接近で帰国も心配されましたが、スポットに停まっているエールフランスの機材を見て安心しました。
翌朝、関西空港到着。
ツアー出発、帰国時ともに台風接近でヤキモキしましたが、無事帰国できて何よりでした。
連日の猛暑の中、どこもバカンス客で混んでいましたが、ツアータイトル通りの陽光あふれる南仏を楽しんでいただけたかと思います。
多くの芸術家たちに愛された魅力あふれる南仏に是非とも一度お越しください!
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