旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年1月19日
フレンドツアー 関西発
2023年12月15日出発
エールフランス航空利用
「エルミタージュ」とパリの5つ星ホテルに延泊 フランスの優雅な休日 8日間
【コース番号:FE320】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は評価 星5つ ★★★★★となります。
1日目 大阪~パリ~ニース~モナコ
関西空港よりエールフランス航空にてパリへ。(アラスカ、グリーンランド経由にて約14時間30分)
シャルルドゴール空港にて乗継ぎ、ニースへ。
ニース到着後、国境を越えてモナコ公国、モンテカルロへ。
深夜、ホテル到着。長い空の旅で疲れた身体に、甘いウエルカムマカロンがうれしかったです。
宿泊ホテル:HERMITAGE
2日目 モナコ
部屋のバルコニーから毎朝美しい朝日を眺め、1日がスタート。
1900年創業、ベルエポック建築で有名な5つ星ホテルに3連泊です。
ホテルのロビーはクリスマス仕様で華やかな雰囲気に様変わりしていました。
朝食:ホテル内レストラン
毎日の朝食はパリのエッフェル塔を設計したギュスターブ・エッフェルの手によるドームとステンドグラスのあるウインターガーデンにていただきます。
パンの種類は豊富です。
ひとつひとつ厳選された食材のビュッフェです。
温かい料理もずらっと並んでいます。
日替わりで中華の惣菜もおいてありました。
ホテルのそばにはF1グランプリで有名なヘアピンカーブもあります。
朝食後、モナコ観光へ。
まずは、ホテルそばのカジノ広場へ。朝一番は、華やかな夜とは違った静かな雰囲気です。
テラスよりエルキュール港と岩の上のモナコヴィル地区を眺望。
手前の岬はフランス、さらに奥はイタリアです。
青空に美しく映えるオペラ座。
いよいよ夜の大人の社交場、グランカジノ見学です。
ロビーは「オペラ座の怪人」をイメージした内装です。
ロビーから入ってすぐのヨーロピアンホール。
明るい陽光あふれるホールもあります。
奥にあるプライベートホールは絢爛豪華な装飾です。
モンテカルロ地区からバスで移動し、引き続きモナコヴィル地区の観光へ。
まずは海洋博物館の建物が、私たちを迎えてくれます。
ハリウッド女優のグレースケリーが結婚式を挙げたことで知られるモナコ大聖堂。彼女はここで眠っています。
クリスマスの時期になると各教会にはキリストの生誕シーンを人形で再現する「クレッシュ」が飾られます。25日になると幼子キリスト像がおかれます。
テラスからフォンヴィエイユ港を眺望。
モナコ大公宮殿。
毎日11:55より衛兵交代のセレモニーが行われます。
展望台からエルキュール港とモンテカルロ地区を眺望。F1グランプリのコースも見えています。
昼食:U CAVAGNETU
モナコ風前菜盛り合わせ(モナコ風フォカッチャ2種、バルバジュアン、ヒョウタンの花のフライ、フダンソウのパイなど)
これ一皿で、モナコ名物のフィンガーフードを味わえました。
タコのトマトソース煮&ライス。
巨大なティラミス。
評価は星4つ★★★★です。
食後に1920年創業、公室御用達のチョコレート屋さんに立ち寄りました。
昼食後はホテルに戻り、皆様ショッピングや散策、ホテルのスパに行くなどゆったりとフリータイムを過ごされました。
ホテルのお部屋もチャーミングな内装でまとめられており、バルコニーからは地中海の眺望を楽しめます。
夕刻からは、この時期ならではの美しいモンテカルロのクリスマスイルミネーションも見どころの一つです。
宿泊ホテルの正面玄関。
玄関前ではヴーヴクリコのシャンパンバーがオープン、生ガキとの絶妙なコンビネーションを楽しむ人たちでにぎわっていました。
クリスマスプロムナードもオープンし、冷えた身体にホットワインやホットチョコレートが大人気でした。
どこも華やかに飾り付けられ、私たちの目を楽しませてくれます。
有名なホテル・ド・パリのパティオのシックなクリスマスヴィレッジ。
カジノの向かい、ブーランラン公園にはメリーゴーランドも設置され、幻想的なライトアップがなされています。
カジノ広場の「クリスマスキャロル」の装飾。今年はチャールズ・ディケンズのおとぎ話の神話の場面を描写した巨大なスノードームが出現。
広場中央に設置された高さ18mのクリスマスツリーも圧巻です。
ホテル・ド・パリ前の美しいライトアップ。
スノードーム前では、みな童心に帰って楽しんでいる姿が印象的でした。
夜になるとカジノ前に駐車する高級車を見に来るマニアたちでにぎわいます。
広場に設置されているミラーボールも人気の撮影スポットです。
宿泊ホテル:HERMITAGE(連泊)
3日目 モナコ~ニース~エズ~モナコ
本日は国境を越えてフランス、コートダジュールの美しい街にご案内します。
ニース到着後、シャガール美術館へ。とてもシンプルな外観です。
コンサートホールのステンドグラス。「天地創造」が描かれています。
聖書のメッセージのひとつ、「人類の創造」
「楽園」ではエデンの園が描かれ、アダムとイブもしっかり抱き合っています。
キャンバスに裏張りした紙に描かれた連作5点の一つ、「雅歌Ⅲ」
泉水に姿を映すモザイクでは黄道十二道も描かれています。
旧市街のサレヤ広場の朝市。
ニース名物「ソッカ」ひよこ豆の粉とオリーブオイルでシンプルに作られる大きめのクレープのようなものです。
これを買ってビーチで食べているお客様もいらっしゃいました。
プロムナードから見るニースの海岸。ここは砂浜ではなく、小石がゴロゴロのビーチです。
マセナ広場のネプチューンの噴水。
広場前はクリスマスのメイン会場となっており、巨大な観覧車が設置されていました。
たっぷりフリータイムを楽しんだ後は、岩山の上に築かれた「鷲の巣村」で有名なエズへ。
村の頂上にある熱帯植物園にご案内し、地中海の眺望を楽しみます。
村の路地もどこを撮ってもフォトジェニックで散策にぴったりです。
その後は、車窓から美しい地中海を眺めながら断崖道路をドライブ、モナコに戻りました。
夕食:CAFE DE PARIS
本日の夕食はカジノ広場の一角にある有名なカフェでいただきます。
パンとひよこ豆を使った薄~いパンケーキのスナック、ミニオリーブ。
ネギのマリネ風、グリビッシュソース(マヨネーズ状の冷たい卵のソース)、クルトン添え。 さっぱりとした味付けで好評でした。
牛肩肉の赤ワイン煮込み&ニョッキ&ピペラド。 じっくりと時間をかけて煮込んだお肉はとても柔らかかったです。
ソフトビスケットタルトには、ペカンナッツ、洋梨マーマレード、バニラが挟み込んでありました。
上にはココアの葉っぱとクルミクリームが載っていました。
プチフォーとして、フィナンシェとコーヒーまたはティーがサーブされました。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊ホテル:HERMITAGE(連泊)
4日目 モナコ~エクス・アン・プロヴァンス~マルセイユ
3連泊しゆったりと過ごしたモナコともお別れ、最後の地中海の朝焼けをパチリ。
本日は、モナコからフランスに入り、プロヴァンス地方に向かいます。
エクス・アン・プロヴァンス到着後、昼食レストランへ。
昼食:ATMORPHER
ポーチドエッグ、カリフラワーのヴルーテソース添え。
キノコ詰めチキン&トリュフ入りポレンタ。
チョコレートキャラメルタルト。
評価は星5つ星★★★★★です。
昼食後、エクス・アン・プロヴァンス観光へ。
画家セザンヌが描いたサントヴィクトワールを臨むローブの丘へ。彼が山を描いた作品も数点設置されています。
旧市街の北の端にあるサンソーブル大聖堂。
ミラボー通り。
ちょこっとプレゼントでエクス名物のお菓子「カリソン」をご賞味いただきました。
観光後、フランス最古の港町マルセイユへ。
ノートルダム・ド・ラ・ギャルドバジリカ。丘の上にあるロマネスクビザンチン様式の聖堂は町のどこからもよく見えます。
聖堂内はビザンチンモザイクで荘厳されています。
ここのサントン人形で作られた「クレッシュ」も見事な出来栄えです。
聖堂のテラスから見るマルセイユの沖合に浮かぶ島々。手前の小さな要塞がある島は、小説「モンテ・クリスト伯」の舞台になった有名なイフ島。
夕焼けに照らされた美しい旧港周辺の眺望。
マルセイユ旧港。
こちらでフリータイムをとり、各自クリスマスマーケットをお楽しみいただきました。
旧港そばのノーマン・フォスターが設計した下を歩いている人々を映し出す美しいスチール製の屋根もクリスマス仕様になっていました。
カヌビエール大通りのクリスマスマーケット。
人気の撮影スポット。後方にバジリカの姿も見えます。
プロヴァンス名物のサントン人形の発祥地、マルセイユでは古くからサントン人形の市が開かれています。
市庁舎横のクリスマスマーケットでは、スケートリンクも設置されていました。
夕食:ホテル内レストラン
モッツァレラチーズ&トマト、ジェノベーゼソースとバルサミコビネガー添え。
黒鯛のフィレ、ヴィエルジュソース添え&スイートマッシュポテト&温野菜。
アイスヌガー。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊ホテル:NH COLLECTION MARSEILLE
5日目 マルセイユ~パリ
朝食:ホテル内レストラン
ビュッフェの種類は豊富でした。 甘いパンが多くてびっくり!
朝食後、マルセイユ、サンシャルル駅より高速列車TGVにてパリ、リヨン駅へ。約3時間20分の列車の旅です。
途中、雪景色の場所もあり、これまでの陽光あふれるモナコ、南仏との違いを実感しました。
パリ到着後、サンジェルマンデプレ地区にあるビストロへ。
昼食:LOUISE DE ST GERMAN DES PRES
アボカド、エビ、リンゴのミルフィーユにハーブを添えて。見た目も美しく丁寧に調理されていました。
ポークのフィレミニヨン、マッシュルームソース添え&ローストポテト&ミニサラダ。 すごいボリュームでびっくり!
イルフロタント(浮き島) たっぷりの甘~いクリームソースの中にメレンゲが浮かんでいます。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後は、マルモッタン・モネ美術館へご案内し、モネの作品を鑑賞しました。
「ヨーロッパ橋、サンラザール駅」
印象派の名前の元になった「印象、日の出」
有名な「睡蓮」
「ジヴェルニーの日本の橋」など。
この時期限定でチュイルリー公園のクリスマスマーケットにご案内しました。
移動遊園地とマーケットが集結しているため、多くの人出でにぎわっていました。
フードスタンドの数も多く、シャンパンバーなどもありました。
ホテル内のパティオホールもシックなクリスマスツリーが飾られていました。
夕食:ホテル内レストラン
著名人が多く集まったことでも知られる有名な「CAFE DE LA PAIX」で夕食と毎日の朝食をいただきます。
カフェの内装もクラシックな雰囲気でまとめられています。
1862年創業以来、変わらぬ味で多くの方から愛される名物のオニオンスープ。
サーモン入りショートパスタ。卵とパルメザンチーズを添えて。
キャラメルミルフィーユ。コーヒーまたはティーがサーブされました。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊ホテル:INTERCONTINENTAL PARIS LE GRAND
6日目 パリ
朝食:ホテル内レストラン
フルーツ、ハム、チーズ、パン、温かい料理などどれも充実のラインナップで2日間では食べきれないほど種類豊富でした。
オムレツマンもいました。
パリで2連泊するホテルをご紹介します。オペラ座前広場に位置し、フリータイムにも大変便利な5つ星ホテルです。
ホテル玄関。中には常にドアマンが待機しています。
玄関入ってすぐのエレベーターホールもとてもクラシックな雰囲気です。
パティオのホールも朝は太陽の光が入り込み、明るい感じに変わります。
お部屋の内装は、それぞれ異なります。もう少し水回りの水圧が強ければ尚良しです。
本日は終日フリータイムです。皆様は各自観光、ショッピング、散策とパリの休日を楽しまれたご様子でした。
ホテルより徒歩3~4分という近さにあるデパートの屋上からパリ市内を眺望できます。
2019年の火災後のノートルダム寺院に行ってきました。現在、急ピッチで再建プロジェクトが進められており、多くの人々がその姿を見守っていました。
いくつかパリ市内のクリスマスの時期ならではのスポットをご紹介します。
まずはパリ市庁舎前のクリスマスマーケット。来年に向けてオリンピック、パラリンピックのマークも見えます。
有名な凱旋門とシャンゼリゼ大通りのイルミネーション。
高級ブティック街のサントノーレ周辺のイルミネーション。各ブティックの趣向を凝らした独創的なイルミネーションもお見事!
高級宝石店などが立ち並ぶヴァンドーム広場は、毎年とてもシックなイルミネーションで有名です。
ギャラリーラファイエットデパート前のイルミネーションとショーウインドウ。
デパートの屋上からミルオスマン通りのイルミネーション。奥にはエッフェル塔も見えています。
毎年注目されるデパート本館の巨大なクリスマスツリーは1976年から続いています。
宿泊ホテル:INTERCONTINENTAL PARIS LE GRAND
7~8日目 パリ~大阪
パリ、シャルルドゴール空港より、エールフランス航空直行便にて帰国の途へ。(カザフスタン経由で約12時間40分)
翌朝、関西空港到着。
最後までお読みいただきありがとうございました。
冬季にかかわらず毎日お天気に恵まれ、ツーリストも少なく、この時期ならではの美しいクリスマスイルミネーションも各所でご覧いただきました。
駆け足ではなくゆったりと観光、優雅なホテル滞在、パリでの終日フリータイムなどフランスリピーターの方にもおすすめのツアーです。
皆様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア