旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年4月26日
フレンドツアー 関西発
2019年2月11日出発
D420 ルフトハンザドイツ航空利用
「エルミタージュ」とパリの5つ星ホテルに連泊
フランスの優雅な休日8日間
冒頭からお詫びでございます。
ツアー中にお撮りした写真データがデータ取り込み作業時に消滅していましましたショック大
つきましては、今回は個人携帯で撮影していた観光地や風景のお写真をかき集めてのご案内となりますこと、
どうぞご理解ください。
※食事のお写真はございません他出発日の旅ごはんをご覧ください
1日目
関空よりルフトハンザドイツ航空でフランクフルトへ
フランクフルトでの入国審査はとても厳しかったと皆様同意見。
免税店での一番人気は紙パックのお水(1ユーロ)でした
(モンテカルロのエルミタージュホテルで買うお水は、7~10ユーロ)
乗継ぎ、南フランスの玄関口ニースへは、ほぼ定刻通りの18:30に到着。
国境を越えて、3連泊するモナコの中心モンテカルロへ
途中、夜景をご覧いただいたりして、
20時過ぎ、溜息がこぼれるほどゴージャスな5つ星デラックスホテル「エルミタージュ」にチェックイン。
今宵からゆったり3連泊でのご案内となります
※Wi-Fiはフリーでお使いいただけました
今回は、朝食会場となる「冬の庭」のある棟のお部屋でした。
2日目
エッフェル塔で有名な建築家ギュスターヴ・エッフェルが携わった「冬の庭」でゆったり朝食。
(朝食会場は7時からオープンしています)
見事なベルエポック調のドームとステンドグラスに目が釘づけとなりました
豪華な朝食メニューはもちろん(エシレの塩なしバターも発見)、
エレガントながらもどこか柔らかなスタッフのサービスにも大満足
朝食後、バスに手荷物を置いて徒歩でモナコ観光スタート
素晴らしい晴天の中、小さいながらも、見どころがぎっしり。
ブランド街、グランカジノ前広場、オペラ座などへご案内しました。
界隈に駐車されているのは、ベンツやBMWといった高級車ばかり
お金持ちの国なのだと実感します。
グランカジノは豪華なシャンデリアなど、貴族社会が垣間見られ、まさに非日常の世界
14時以降はジャケット着用が必要で、写真撮影も不可になります。
(グランカジノはホテルのカードキーを見せれば入場無料です。パスポートもご用意ください)
F1レースで有名なフェアモント前のヘアピンカーブとモンテカルロの旧港
バスに戻り、モナコヴィラ地区へ。
グレースケリーが眠る大聖堂へご案内
定番お土産の王冠チョコ(クロンヌ)で有名な「ショコラリードモナコ」へも立ち寄りました。
(バスの停留所が目の前にあり、1、2番に乗ると、エルミタージュホテルに戻れます)
モナコヴィラ地区の旧市街
大公宮殿前では、11:55~12:05の衛兵交代をご覧になられた方も。
昼食はレストラン「U CAVANET」にて
モナコ風サラダ、サーモングリルと温野菜、ファンダンショコラなどをご賞味いただきました
食後、フリータイム
ご希望者とバスでホテルに戻り、スパを見学。
(ホテルは幾層にも分かれていて、文字通り迷路のようです)
この写真の向こう側にメインロビーがあり、その先にスパがあります
ホテル地下より直通でバスローブで行き来できます。
エルミタージュホテルはスパの施術でも名高く、プールやハマムは無料でご利用いただけますが、
装飾のない水着着用が必要です
ハマム通のお客様からは「物足りない...」のご指摘もありましたが、スパが目当てで長期滞在される方もいらっしゃいます。
ホテルメインエントランスにはフェラガモとプラダが軒を構え、
界隈には高級ショップが点在していますが、ZARAもありました。
スーパーも徒歩圏内
実に見事な晴天に恵まれた、モンテカルロの休日をお過ごしいただきました。
夕食はフリー。
ご希望の方と、地元民で賑わうカジュアルなイタリアンレストランでシーフードパスタやお肉などに舌鼓
3日目
朝食後、コートダジュールの美しい町ニースへ出発
日差しの下ではコートが要らない位の暖かさ
地中海沿いの遊歩道「プロムナード・デ・ザングレ」では日向ぼっこや散歩をする人々にほっこり。
まさに紺碧の地中海を満喫するには絶好のお天気で、
青空にはかもめが飛び交い、飛行機雲が幾度も幾度も現れました
ロシア出身のユダヤ人画家シャガールはフランスで活躍し、ニースの地をこよなく愛しました。
晩年に自身が設計した、高級住宅街に建つシャガール美術館では、
柔らかなタッチと聖書をモチーフにした珠玉の作品群がご覧いただけます
ロシア革命やナチスによるユダヤ人迫害など、苦難に満ちた時代を生き抜いたシャガールですが、
妻を一途に愛し、愛に満ち溢れた作品から、「愛の画家」とも呼ばれています
「天地創造」のステンドグラスが幻想的なコンサートホールと「聖書のメッセージ」をテーマとする連作
観光後、旧市街の中心のマセナ広場へ。
サレヤ広場の朝市を見学
ハーブや花市などの屋台、通り沿いにはカフェやレストランが点在し、人々で活気に満ちています
名物のひよこ豆のクレープ「ソッカー」は屋台でも一番人気でした
昼食は各々でお楽しみいただきました。
旧市街の路地奥にはラーメン屋さんも発見
広場からは、先にご案内した海岸に沿った大通り「プロムナードデザングレ」も至近です。
観光後、鷲の巣村の中でも屈指の人気を誇るエズへ
頂上の熱帯庭園から撮影
オレンジ色の家並みと紺碧の美しい海と空に感激しました
中世の家々が佇む、味わい深いエズの村は迷路のようです
香水が有名で、練り香水をお求めになるお客様もいらっしゃいました。
(シーズン前につき、閉まっているお店が多かったのは残念でしたが...)
観光後、モナコへ戻ります。
16:00にホテルに到着し、19:30~の夕食まではほっと一息ついていただきました
夕食はエルミタージュホテル内レストラン「VISTA MAR」にて
皆様お洒落をしていただいて、優雅なひと時を。
アミューズ2種、アーティーチョークの前菜、牛ほほ肉のロッシーニ(フォアグラとトリュフ)、デザート
ゴールドを随所であしらった(中国を意識?!)、見た目も華やかなメニューでした
食後、ご希望のお客様とグランカジノへ
お客様にご指南いただいたお陰で、わずか数分で、元金が9倍に
ビギナーズラックのルーレットでした~
紳士淑女の集まる豪華な非日常の空間も体験できた貴重な機会となりました
(写真撮影は一切不可です)
4日目
ゆったり過ごしたモンテカルロとお別れし、プロヴァンスの美しい町、エクスアンプロヴァンスへ約3時間のの旅。
途中、サービスエリアで休憩を挟み、
セザンヌが描いたサントヴィクトワール山も車窓に現れ、到着!
まずは、地元の人々で大賑わいのレストラン「SINTRA」にて昼食をお召し上がりいただきました
山盛りのムール貝とバスク風チキンに舌鼓。
デザートはアイスクリームでした
混み合っていたため、予定時間をオーバー
せっかくのエクスの町の観光が少々駆け足になってしまいました
プラタナスの並木が美しいメインストリート「ミラボー通り」を散策
日差しが降り注ぎ、カフェのテラス席で日光浴する人々や移動式遊園地も楽し気でした。
町で一番大きな噴水のある中心のドゴール広場
エクスアンプロヴァンスは泉の町としても有名ですね
その後、郊外にあるセザンヌのアトリエへ。
セザンヌの息吹が感じる空間はもちろん、
可愛らしいリスも姿を見せる、敷地内の庭も素敵でした
見学後、エクスアンプロヴァンスの旧市街散策へ。
フランスでも指折りの歴史を誇るサン・ソヴール大聖堂へご案内。
静謐な内部も入場いただきました。
見学後、少しだけフリータイム。
日本のテレビ番組でも紹介されたプロヴァンス風生地のお店や
名物のカリソン(メロンのシロップをアーモンドの粉に練り込んだお菓子)の人気店など、
通りには、可愛らしいショップが点在
本日はバレンタインデーで素敵なカップルたちで賑わうカフェや花市場など、
絵になるスポットがいっぱいでした
観光後、フランス最古の港街マルセイユへ
フランスを代表する国際都市は開発著しく、活気に満ちています。
車窓からは東急ホテルも見えました。
丘にそびえるノートルダムギャルドバジリカ教会を観光
地中海とマルセイユの街が一望できる見事な景観も見逃せません
壮麗なロマネスクビザンチン様式の内部。
敬虔なカトリックの信者さんが祈りを捧げていました。
そして、旧港へ。
夕暮れの旧港で30分ほどフリータイム。
本物の質の高いマルセイユ石鹸をガイドのミチコさんとお求めになられたお客様も
旧港に面したレストラン「SINTRA」で再集合し、
ブイヤベースの夕べをお楽しみいただきました。
ノートルダムギャルドバジリカ教会が聳える夜景もロマンチックです。
食後、本日ご宿泊のホテル「プルマンマルセイユ」へ。
(ホテルは快適ながらも、市内中心からは遠く、申し訳ありませんでした)
5日目
早めの朝食をお召し上がりいただき、高速列車TGV乗車のためマルセイユ駅へ出発
渋滞に備え早めに出発しましたが、今回はスムーズに到着。
約45分、マルセイユ駅構内でフリータイム
定刻通り、9時2分発に列車は動き出し、3時間半の鉄道の旅を満喫
途中、エクスアンプロヴァンス、アビニョン駅に停車。
9時20分頃、左手に皆様お待ちかねの巨大なローマに水道橋「ポンデュガール」をに収めることが出来ました。
(重ね重ね、データ消滅が呪わしいです...)
車窓からは、丘陵地帯や広大な農地がどこまでも広がる農業王国フランスの風景を
たっぷりお楽しみいただきました
12:23 パリのリヨン駅到着
パリは南仏よりも気温低めながら、雲一つない見事な晴天!
先週まではどんよりと曇り、寒かったですよとガイドさん曰く。
曇り空が似合うパリですが、やはり晴天はテンションがあがります
まずは、パリ発祥の地シテ島に建つサントシャペルへ。
光が差し込み、言葉を失うほど見事なステンドグラスをたっぷりご覧いただきました
徒歩で昼食レストラン「MONTEBELLO」へ。
(エスカルゴとポークステーキをお召し上がりいただきました)
なお、レストランへ向かう途中、先日の大火で燃えてしまったノートルダム寺院を撮影
ゴシック様式の見事なこの建物をもう二度と見れないのは、言葉にできないほどショックです
セーヌ川沿いには古本の露店が目立ちました。
味わい深いカフェも絵になります
食後、パリの高級住宅街に建つ「マルモッタン美術館」へ。
車窓からはオルセー美術館、コンコルド広場、凱旋門をご案内。
何度見ても色褪せないエッフェル塔にも感激
通常ツアー訪れることの少ない「マルモッタン・モネ美術館」は印象派の殿堂として名高く、
世界最大級のモネのコレクションがずらり。
睡蓮で埋め尽くされたフロアもさることながら、皆様の一番のお目当ては「印象・日の出」
こんなに間近に、じっくりとこの作品と対峙できた喜びは生涯忘れることはない気がします
観光後、オペラ座に面した立地抜群の名門ホテル「インターコンチネンタル・ル・グラン」へ。
パリのエスプリを感じる素敵なホテルはお部屋は少し小さめながら、可愛らしいお部屋の内装も
夕食はホテル内のエレガントなレストラン「カフェ・ド・ラ・ペ」にて、
絶品のオニオンスープ、ビーフステーキ、そしてミルフィーユをお召し上がりいただきました
パリのカフェ文化を象徴する名高いレストランですが、服装については盛装は特に必要ありません
(翌日の朝食もこちらでご用意しています)
6日目
終日フリータイム。
各々のプランでお過ごしいただきました
徒歩圏内のルーブル美術館鑑賞やギャラリーラファイエットやプランタンでのお買い物も満喫。
お土産には、この時期だからこそお持ち帰り出来るエシレのバター
(スーツケースの上の角っこに入れるのがコツ)、
モノポリのエコバッグはばら撒き用にオススメです
なお、土曜に行われている黄色いベストのデモを警戒して
シャンゼリゼのメトロはノンストップ。コンコルド広場~マドレーヌ寺院までは閉鎖。
今週は大きな騒動はなく、デモと遭遇されたお客様はいらっしゃいませんでした
パリを象徴するカフェのひとつ、サンジェルマンデプレ地区の「カフェ・マルゴ」。
レストランや個性的なお店が点在するパッサージュも絵になります
夕食はご希望者のお客様とホテル至近の中華をいただきました。
7日目
早朝便のため、05:45ホテルチェックアウト。
朝食は残念ながら、BOXタイプです
パリからフランクフルトまでは順調でしたが、
フランクフルトで機材不備のため、大幅遅延となりました。
結局、機材変更となり、約3時間遅れの16:45フランクフルト発
8日目
2時間遅れの朝10:45に関空到着
皆様大変お疲れ様でした。
ご参加ありがとうございました
最後は遅延となりましたが、全行程が素晴らしいお天気に恵まれた8日間でした。
モンテカルロのゴージャスな洗練された美しさと南仏の見事な風景、
そして、何度訪れても新しい発見のあるパリ...
フレンドツアーでも指折りの、ゆとりある優雅な旅としてご支持いただいております。
またのご参加をお待ちしております
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