旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年4月18日
のコースでいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。
お食事の評価を5段階の星の数で評価していますので、合せてご覧ください。
春はそこまで来ていたのに、私たちが滞在した期間は少し気温が低めの週となりました。
フランスでは3月は狂った月といわれています
第1日目 関西空港 ~ フランクフルト経由 ~ トゥールーズ
宿泊地 トゥールーズ : ホテル ノボテル サントル 1泊
関西空港でご集合後、LH741便にてフランクフルトへ。
今回は11時間50分のフライトでした。
フランクフルトで荷物検査、入国審査を済ませ、LH1098便にてフランスのトゥールーズへ。
1時間半ほどのフライトで、機内でチーズまたはサーモンのサンドイッチが出され、それが今晩の夕食代わりとなりました。
少し到着が遅れましたが、無事に荷物を受け取ってバスで市内のホテルへ。30分ほどで到着しました。
第2日目 トゥールーズ ~ カルカッソンヌ
宿泊地 カルカッソンヌ : メルキュール・ポルト・デ・ラ・シテ 1泊
トゥールーズのホテルの朝食の様子
バターもしっかりと二種類!有塩バターと無塩バター。紅茶はロシアのクスミティがありました。
食事の評価 ★★★
朝食後、バラ色の町と称されるトゥールーズを観光。
世界遺産にも登録されているミディ運河やエアバスの組み立て工場などを見学しました。
レストランに行く途中で市中心地でデモ隊が行進・・・・・渋滞に巻き込まれましたが、
13:00頃にレストランに到着。このレストランは地元の人にも人気でいつもとても込み合っています
昼食 タヴェルネ・ヴァヴァロワーズ
前菜はサラダ。写真を撮る前にちょっと食べてしまいました~
メインはこの地方の郷土料理!カスレです。
白豆にトゥールーズのソーセージ、鴨肉、ベーコンなどを一緒に煮込んだもの。
カスレー鍋という土鍋で煮込んでます。大鍋がテーブルに運ばれ、みんなでとりわけしていただきました
デザートはチョコレートケーキとすみれのシャーベット 本当にすみれ色をしていました
シックな色合いで、チョコレートの味もとても濃厚でした。
このデザートの後には、やはりコーヒーや紅茶が恋しくなり、頼まれている方も多かったです。
食事の評価 ★★★★
食後は城塞都市、カルカッソンヌへ。
ナルボンヌ門でバスを降りて、コンタル城やサン・ナザーレ寺院などを歩いて観光。
その後、ホテルにチェックイン。
夕食はホテルにて。食後、夜景ツアーにご案内予定でしたが、雨が降っていたのでご希望者なしでした。
夕食 ホテル
前菜はラングドック地方のサラダ。
くるみやチーズ、生ハムなどが入っていました。いろいろな野菜を食べるので、変化があっておいしい!
メインはカマスと温野菜の包み焼き。
巨大な包みのなかに魚が入っているかと思いましたが、野菜入りでした。
それでなければ、いくら西洋のものは大きいといえ、巨大すぎるカマスになりますね~
デザートはクリーム・ブリュレ。リッチなミルクから作られるカスタードは、日本のプリンとは濃厚さが違います。
このデザートはフランス料理のデザートの定番というべきものかな
国境を越えてスペインに行けば、クレマ・カタランになります
食事の評価 ★★★
第3日目 カルカッソンヌ ~ アルル ~ アヴィニョン
宿泊地 アヴィニョン : メルキュール ポン・ダヴィニョン 2連泊
カルカッソンヌのホテルの朝食の様子
パンの種類が多い! ブリオッシュもおいしそう?!濃厚なバターととてもよく合います。
食事の評価 ★★★
朝食後、ラングドック地方からプロヴァンス地方へ。
まずはローマの水道橋、ポン・デュ・ガールを見学。頑張って導水路がのぞけるところまで上がりました。
その後、アルルへ移動して、昼食をすませ、レストランから歩いて観光を始めました。
アヴィニョンに移動途中にゴッホの橋として知られる「ラングロア橋」を写真に収めて、
アヴィニョンのホテルにチェックイン。
夕食はホテルにて。
夕食:ラ・シガリエール
前菜はトマトのなかにひき肉の詰め物が入っている、プロヴァンスらしいお料理。
盛り付けに少々おしゃれがほしいところですが、お味は良かったですね
メインはチキンのグリル。南欧の野菜が添えられています。
普通のグリルで、特に特徴はありませんが、ソースにプロヴァンスのハーブが使われています。
ニンニクも入っていたと思います。
デザートはフルーツサラダとマンゴーシャーベット。
あっさりとしておいしかったけど、マンゴーシャーベットを落としてしまった私は味見できず・・・・・
たぶんおいしかったと思います
食事の評価 ★★★
夕食 : ホテルにて
前菜は5つの野菜の入ったポタージュ・・・・ というよりももっと濃厚なスープで、
野菜のピューレに近いような口当たりでした。
野菜のうまみがしっかりと生かされていてとてもおいしかったです。
パンに思わずつけてお皿を洗うようにして食べてしまいました
メインは牛肉の頬肉の煮込み。南仏の名物料理、ドゥーブとは違い、煮込みといっても固かったです
私たちの食事のために何頭の牛のほっぺたが使われたんだろう??って
我々のドライバーが呟いていました。
デザートはプロフィットロール。プチシュークリームのチョコレートソース。
中のクリームは凍ってるものか、クリームなのか、なぞでしたが、
私のはアイスクリームの部分もあれば、クリームのものもありました。どちらがオリジナルにしてもおいしかったです。
食事内容に合わせて、食器を変えているのがおしゃれですね
食事の評価 ★★★
第4日目 アヴィニョン滞在
アヴィニョンのホテルの朝食の様子
食事の評価 ★★★
午前、アヴィニョンの観光。ホテルが城壁の中にあり、ロケーションもとてもよいので、観光はすべて徒歩観光。
シャンソンで有名なアヴィニョンの橋、「サンベネゼ橋」や、全長約4.5㎞の城壁の一部を歩いてみたり、
法王庁などを見学。
午後はフリータイム。昼食、夕食は各自ですが、みんなで近くのレストランへ食べに行きました。
アヴィニョン観光中に行った法王庁の塔の上からの景色。
みんなで頑張って階段を上りました南仏らしい真っ青な空とアヴィニョンの旧市街がきれいに見えました。
アヴィニョンの市庁舎と時計台広場にあるアヴィニョンの市の紋章。
法王庁が一時期おかれたということが何よりも町の誇り!・・・ということで、
サンピエトロのカギのマークが紋章に入っています。
第5日目 アヴィニョン ~ ニース ~ モンテカルロ
宿泊地 モンテカルロ : エルミタージュ2連泊
朝食後、バスに乗車してプロヴァンス地方をドライブしながら、ニースへ。
エクサンプロヴァンス手前ではサント・ヴィクトワール山も見えました。
ホテルを出たときは快晴だったのに、コート・ダ・ジュールあたりはなんとなく曇り・・・・・
紺碧色には見えませんでしたが、美しい天使湾をみながら、ニース旧市街を少し散策。
そのあと、旧港に面したレストランで昼食。
昼食 : ルアン・ルージュ
赤いロバという名のレストラン。あちこちにロバのロゴマークが見られました。
まず、3種類のアミューズ。
人参のムース、タポナード(オリーブの実のペースト)のパイ、小さなチーズスフレ。
いずれもこった料理でとてもおいしくいただきました。
人参はとてもクリーミーで甘みを感じるほど。パイは塩味がちょうどよい感じ。
チーズは口に入れるとあっという間になくなってしまいました。もっと食べたい!
前菜は手長エビと帆立貝のはいったサラダ。盛り付けもおしゃれ!
春をイメージしているのかな もちろん、お味もgood
メインはポラックという魚のグリルにポレンタのグラタンがついていました。
こんな小さな添え物もひとつひとつオーブンで焼いているらしく、器ごとアツアツでした。
デザートはモカプリン。
色はコーヒー色ではありませんでしたが、コーヒーの味がほのかに漂うプリンでした。
小さいように見えますが、そこも丸いから量もたっぷりでした。そしてプチフルールも出してくれました。
食事の評価 ★★★★★
食後、マセナ美術館を見学、そして中間断崖道路をドライブして「鷲の巣村」のひとつ、
エズ村の散策と香水工場「フラゴナール」を見学。そして国境を越えてモナコへ。
エルミタージュホテルにチェックイン。
本日予定されていた夕食はレストランの関係で翌日になり、夕食はフリー。
軽くカフェで済ませたり、近くのレストランへ行かれたりしました。
ホテル内のロビーの様子。
グループのチェックインはバスが止まれるスペースのある、ウィンターガーデンサイド。
そのウィンターガーデンのロビーは豪華!このドームを囲むように、朝食レストランがあります。
第6日目 モンテカルロ滞在
モンテカルロのホテルの朝食の様子
焼売とえびの蒸し餃子があってこれまたおいしい! なんちゃって中華ではなく、本格的なものでした。さすが一流ホテル!
テラス席でも朝食を頂くことができます。
寒いかな~?と思ったら、風もなく、日も当たっていたのでさわやかでした。建物の間から少し海も見えました。
食事の評価 ★★★★★
朝食後、歩いてモンテカルロ地区の観光、その後バスに乗ってモナコ地区へ。
観光の後、みなさんモナコ地区に残られて午後のフリータイムをお楽しみいただきました。
昼食は各自で。
モナコ地区の方が少し庶民的なので、
お土産やレストランもお財布にやさしいかな?といってもやはりモナコはセレブな国です。
隣の国々(イタリア、フランス)の人々もモナコに行くとなれば、ちょっとおしゃれに着替えて来るのですよね。
グランカジノの午前中は博物館として一般の人が見学に入場できます。
プライベートサロンの写真を何枚かとりました。何もかもが豪華で絨毯もふわふわ 窓から見える景色も素敵です。
夕食 ホテル内レストラン ヴィスタ・マール
まずはアミューズ。フォカッチャやバルバジュアンという典型的なモナコの揚げパン(揚げ餃子のようです)などがおつまみに
その次にはクリームチーズにフルーツをのせたもの。あっさりしていてチーズの濃厚さはフルーツで緩和されてすっきり!
前菜はそのバルバジュアンとウサギの肉のローストが添えられていました。
小さなお肉で骨も細かったので、焼き鳥のように手で食べたくなりましたが、
ここは上品にふるまった方がいいので、ナイフとフォークでいただきました
写真で見たら揚げ餃子みたいですが、モナコの典型的な料理だとウェーターが言っていましたよ。
中身は野菜とひき肉が入っています。揚げてあるにも関わらず、あっさり、ジューシーでした!
メインは仔牛肉のステーキと温野菜。お肉は柔らかく、ジューシー。
一切れでも十分かも 温野菜の盛り付けも美しい
デザートの前にお口直しのマンゴーシャーベットとトロピカルフルーツのみじん切り・・・・・
手間暇かけていますね。キャラメル風味のメレンゲもおしゃれ!金箔がのっていました。日本製かな ?
デザートはババとフルーツ、そしてプチフール。ババにかけるラム酒はお酒が苦手な方には強すぎるかも!
何も言わなければどばーっとかけるので、要注意!
でも香りがとてもよくなっておいしいですよ。デザートにはレストランの名前が書かれたチョコレートがのっていました。
食事の評価 ★★★★★
第7-8日目 モンテカルロ ~ ニース空港 ~ フランクフルト経由 ~ 関西空港
モナコを後に、高速道路でニース・コート・ダ・ジュール空港へ。
LH1059便でフランクフルト経由、LH740にて関西空港へ。
今春の南仏は通常より少し涼しめ。
私たちが滞在した週はニースの背後に迫るアルプスで雪が降ったようで、きれいな雪山も見えました。
コース内容もゆっくりとしているので、自由時間も楽しめます。
モナコのホテル・ド・パリが修復中なので、少しごちゃごちゃしているモンテカルロ地区ですが、
エルミタージュホテルは本当にすばらしいホテルです。治安もいいので安心ですね
ぜひ次回のご旅行先にご検討ください
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