旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年7月 9日
ボンジュール~?オーラ?
2つの国にまたがるピレネーのツアーの旅ご飯をご紹介いたします。
今回もフランス・スペイン・山の好きな方が集まり、毎日楽しく過ごさせていただきました。
コロナ禍で申し込んでいてキャンセルになり、ようやく探して申し込み頂いたお客様もいらっしゃいました。
【1日目】
今回はKLMオランダ航空にて乗り継ぎトゥールーズへ。
到着後、ホテルにてお休みいただきました。
【2日目】
ホテルでの朝食
フランスらしい朝食風景。夏のフルーツもありました。
これは自分でオレンジを絞って100%生オレンジ。
そりゃ~美味しいですね!
朝食をゆったりお召し上がりいただき、カルカッソンヌへ。
2重の城壁に囲まれたシテ。「カルカッソンヌを見て死ぬな?」の名言があるようですが、
さすが素晴らしい完璧な造りに感動。
まるで中世の甲冑を着けた騎士が現れそうな雰囲気です
シテをゆっくり観光後、ご昼食。
ヤギのチーズのローストとグリーンサラダ、カモ肉をパンに乗せて
名物料理のカスレ。白いんげん、カモのコンフィ、ソーセージをぐつぐつ煮込んだもの。
デザートはアイスクリーム。
午後はヴィルフランシュ・コンフランへ。
フランスの最も美しい村の一つです。小さい村ながら、ヴォーバン設計の要塞や城壁が完璧に残っています。
店の看板もとても可愛いかったです。
散策後は、近くのヴェルネ・レヴァンのホテルへ。
ご夕食はホテル内にて
ミックスサラダ。ボリューム満点。充分な野菜補給です。
トゥールーズ産ソーセージ+人参添え
丁度良い量でした。
デザートはパイナップルとストロベリーのメルバ。
もうおなか一杯なのに、余ったからどうぞと、、、。すごいカロリー、、。
【3日目】
町は以前は温泉で栄えたそうです。昔からの共同洗濯場がホテルの目の前にありました。
赤いパイプからは温泉、青いパイプから冷水が出るようです。
丘の上にはお城と教会
広場には小さなマルシェが出ていました。
この日は大自然の道を走りアンドラまで。
セジュルネ橋。とても美しい石橋でした。
モンルイの村を散策。ここも天才ヴォーバンが構築した要塞が。
その要塞内は軍の基地になっていました。
大自然と小さな村を満喫した後、急に大きな町が出没。
国境を越え、アンドラ公国の首都、アンドラ・ラ・ベリャへ。
ホテルにチェックイン後、フリータイム。
とてもあか抜けた町です。
ホテルの近くはメインストリート。
ダリのオブジェ。貴族の時計や後ろ手の橋はandorra la viellaの文字がインスタ映え。
歩いているだけでもウキウキします。
これは珍しい!!!アンドラ公国は郵便を隣のスペインとフランスに委託している為、
左はフランスのポスト、右はスペインのポストと一緒に並んでいます!!!!!
もうすぐにパリオリンピックなので、開会式や閉会式でアンドラ公国が出てきたら拍手してしまうと思います~。
言語はカタルーニャ語。もちろんスペイン語やフランス語、英語など話せる人がほとんどです。
広場の一つにカタルーニャの踊りのオブジェがありました。
つい最近まで使われていた、国会議事堂。
今はすぐ隣に超近代的なビルに移っています。
半日のフリータイムですが、あっという間でした。
お食事は希望者とピザを食べたり、タパスに行ったりと、町の中心なんでもございます。
【4日目】
5つ星のホテルに泊まったので、朝食もさすが!素晴らしい。
すべての品質良く、種類も豊富でした。
5つ星らしく、シャンパンもありました
このフルーツの飾りつけも見事です。すぐ食べてしまうのに~。
さらに美味しく感じますね。
これだけ豊富な内容なのですが、さらに希望があればお好きな卵を無料で注文できました。
お客様が頼んだスクランブルエッグを撮らしてもらいましたが、お洒落なこと!
朝食後、国境を越え再びスペインへ。エスポットの村に到着し、4WDに乗りアイギストルテス国立公園のハイキングを楽しみました。
4WDはスリル満点、ガタゴト登っていきます。
マルリシオ湖を過ぎたところ、さらにラテラ湖があり、まずパノラマの展望台へ。
ご覧のように大パノラマです。ピレネーリリーも咲いていました。
アルペンローゼも咲き始めた頃なので、とても美しいピンクでした。
今日のコースは殆ど下りのコース。
途中滝が迫力で目の前に。
ピクニックランチの場所には牛さんも同じく草をムシャムシャ食べていました。
大自然を満喫しました。
午後は高級スキー場などを車窓で眺めながら、ヴェリャのパラドールへ。
ご夕食はパラドール内のレストランにて。
カタルーニャ風カネロニ
カタルーニャ風サラダ
スズキのフィレ+野菜
マンゴーのセミフレッド
コーヒーまたは紅茶。
パラドールはスペインの国営ホテルで各地にありますが、すべて素敵なパラドール特製食器でサービスされます。
パラドールの食事も定評ですね。
【5日目】
この日は再び国境を越えフランスへ。
このツアーは国境を何度も越えるので、不思議な感覚になります。
日本には国境がないので楽しい経験ですね。
ピック・ドゥ・ミディへ。残念ながら濃霧。それもビックリするくらい濃い、、、。
ロープウェーで頂上へ。標高2877m。ご昼食はその頂上にある、「le 2877」人気のレストランです。
サラダ(マス・ビーツ・リンゴ・フェンネル・サワークリーム)
飾りつけも美しい。
ビゴール産、黒豚のグリル、ヘーゼルナッツオイルとチョリソ・トリュフ入りピューレ。
美味しい
ババ(ナポリ名物?)ケーキ、ホイップクリームと季節のフルーツ添え。
またまた美味しい~。
紅茶を頼んだら、かわいい容器に入って出てきました。
下がカップ、上がポットになっています。
天気が良かったら飛び出た端から立ったら迫力だったでしょうに、、、
でもすこ~~しだけ、昼食後に山が見えました。
本当は全パノラマ見たかったし、皆さまにも見せたあげたかった、、、
今回も全員素敵なプラス思考の方々ばかりで、私が元気をもらった感じです。感謝。
午後は聖地ルルドへ。
ホテルに着後、全員でルルドの聖地へ散策しました。
翌日観光なのですが、万が一ミサや混んでるのも想定して、散策。
すごくパワーを感じました。
夕食はホテルにて。
まず、スライスしたピザ。その後、牛肉の煮込み+ポテト
デザートはアイスクリームケーキ
これまた夕食後、全員で(もうすっかり仲良しファミリーです)、夜のろうそくの行進を見学。
ルルドに来ないとこの雰囲気は味わえません。独特の強烈なパワーの感じる場所です。
【6日目】
朝食はとてもシンプル。
ホテル数はパリに次いで多いと言いますが、観光地でなく巡礼地のため、小さなホテルが多い感じです。
この日は午前、ガヴァルニーへハイキング。
んんん~~晴れてほしかったのですが、、、
なだらかな道をのんびりハイキングし、滝近くまで歩きました。
ルルドに戻り、午後はルルドの聖地を観光しました。
【7日目】
ルルドを出発し、アインサの村へ。
スペインの最も美しい村の一つです。
その通り、とても可愛らしい、綺麗な村でした。
この日は晴天(前日に晴天にしてほしかった~!)、フリー食でしたが皆で
村のレストランでシェアしてワイワイガヤガヤと。
こんな小さな村なのに、その女性のオーナーさんが、「私日本に行ったことあるの。とても良かった!」と。
村のマヨール広場。
ロマネスクスタイルの教会
村のメインストリート
午後はボルターニャへ。
とても素敵なバルセロ・モナステロ・デ・ボルターニャ泊
どれ一つとっても、美しく設計されていました。
モナステロ=修道院だったので、礼拝堂も現存です。
この日のご夕食はホテル内にて
キノコとチーズのパイ、はちみつドレッシングと野菜
メルルーサ(タラの種類)のフリッター、赤ピーマン添え
ブリオッシュのフレンチトースト風、アイスクリーム添え
このデザートは半分で充分だったかも。
【8日目】
素晴らしい朝、素晴らしい朝食でした。
なあ~~んでも美味しくて、朝から満腹です。
この日はバルセロナに移動。
美しい山々に後ろ髪惹かれながら、大都会へ。
ホテルにチェックイン後、フリータイム。
フレンドツアーはホテルはいつもど真ん中なのでとても便利です。
また全員で私のお気に入りのレストランでタパスを色々シェアしてランチしました。
午後はそれぞれフリータイム。
リピーターの方が多く、カタルーニャ音楽堂が大人気。
これから行く方のアドバイスですが、行きたいところは前もって早目に予約していったほうが安全です。
特にサグラダファミリアなどは当日まず入れません。
カタルーニャ音楽堂内部。
サグラダファミリアは外から。何度見ても飽きません。
ホテル近くにガウディ建築が2つ。これはミラ邸
食事に見学にショッピングにと、あっという間のフリータイム。
翌日は帰国となりました。
まだまだ沢山企画がある訳ではない,秘境のピレネーの旅でした。
ぜひ来年いらしてくださいね。
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