旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年7月19日
2024年 6月12日 関空発着
エールフランス航空利用
きらめきの南仏プロヴァンス・コートダジュール8日間
【コースコードFE311】
のコースでいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。風景写真もならびにとってきていますのでお楽しみいただければと思います。食事の評価は★印で表しています。★★★★★が満点です。それでは旅ごはん、スタートです。
第1日目 関西空港 ~ パリ シャルル・ド・ゴール空港経由 ~ トゥールーズ
関西空港にてご集合、その後、エールフランスAF291便にてパリのシャルル・ド・ゴール空港へ。今回は南回りのルートで飛行時間は約14時間でした。パリにて乗り継ぎ、AF7412便にてトゥールーズへ。到着後、空港近くのホテルにチェックイン。定刻より早着したので、午前様にならずにホテルにチェックインできました。長い移動、お疲れさまでした。
宿泊地 トゥールーズ : ホテル ホリディ イン トゥールーズ エアポート泊
第2日目 トゥールーズ ~ カルカッソンヌ
ホテルの朝食の様子
空港近くのため、レストランは早朝から空いています。ハム、チーズシリアルなど充実しています。
温かい料理もあり、スクランブルエッグやハッシュブラウン、ベーコンなどがあります。
食事の評価 ★★★★
トゥールーズの環状高速道路にて事故発生のため、バスの配車が1時間も遅れてしまいました。フランスの6大都市のひとつに数えられるトゥールーズでは、たびたび事故渋滞が起こり、ひとたび起こると待つしかないようです。予定よりも出発が1時間も遅れてしまいました。
出発してからもあちこちで事故の影響があり渋滞。何とか1時間半遅れでカルカッソンヌに到着。まずはランチのレストランへ行きました。
昼食 : Auberge de Dame Carcas
前菜はフォアグラ。玉ねぎのジャムや塩、カリッと焼かれたトーストが添えられています。濃厚でおいしい!
メインは鴨肉のロースト、クリームソースです。ラタトゥイユとポテトグラタンが添えられています。とてもやわらかく調理してありました。小さく見えますが、結構なボリュームでした。
デザートはマンゴーシャーベットとバニラアイスクリーム。リッチな味わい!
食事の評価 ★★★★
昼食後、カルカッソンヌのラ・シテ地区の観光へ。まずはレストラン近くのコンタル城の入場観光。今日は夏には珍しく、ピレネー山脈も望めました!
その後、バスでミディ運河のクルーズ乗り場へ。今日は乗客は少なめ、席もゆっくり座れてよかったです。まずは水門を通過してのスタートです。
クルーズ船からの様子。今日はプライベートの船も少なかったです。
ホテルにチェックイン後、ご希望の方と歩いてラ・シテ地区へ行きました。こちらはオード門でおすすめの写真スポット。写真がきれいに撮れるように、丸いすじのようなものが城壁につけられています。
ホテルの隣にある、古い橋からのラ・シテの眺めです。いつ見ても素晴らしい眺めです。
夕食は各自で。ホテルのレストランは眺めがよく、美しい眺めを見ながらテラスでいただけます。
宿泊地 カルカッソンヌ : ホテル デュ ロワ エ スパ バイ ソウェル 泊
ホテル名のロワというのは、フランス語で王様という意味。ホテルのあちこちにフランス代々の王様の絵がかかっています。
第3日目 カルカッソンヌ ~ アヴィニヨン
ホテルの朝食の様子
温かい料理、パンの種類も多く、マドレーヌやカヌレなどもありました。
ハムやヨーグルト、季節のフルーツもありました。サクランボやメロンがおいしい!
こちらがホテルのレストランに面している庭。夜はレストランやバーの席となります。
食事の評価 ★★★★★
朝食後、ローマの水道橋、ポン・デュ・ガールへ。3階の導水路の部分を専門のガイドさんとともに歩きました。
見学後、川沿いにあるレストランへ。
昼食 : Les Terrasses
本日のスープはトマトベースの冷製スープのガスパッチョでした。細かく刻まれたパプリカがよいアクセントでした。
メインはポラックという地中海の魚で、タラのような食感ですlワインソースにポテトの重ね焼きが添えられていました。
デザートはチョコレートムース。濃厚なチョコの味でした。
食事の評価 ★★★
昼食後、ローマ人の町、アルルへ。こちらは保存状態の良い円形闘技場のアレーナです。
アルルはゴッホの町でもあり、こちらはかつてゴッホが入院していた病院跡です。中庭はいつもきれいに手入れされていて、今回はベゴニアの花が鮮やかでした。
アルルの観光後、アヴィニヨンへ。ホテルにチェックインのあと、夕食のレストランは歩いて行きました。
夕食 :Racin
前菜はベーコンとマッシュルームのムレット。
メインはチキンの赤ワイン煮です。とても柔らかく調理されていました。
デザートはイル・フロターント、バニラソースの上にメレンゲが載っているもの。キャラメルソースがアクセントとなります。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 アヴィニョン : ホテル メルキュール サントル パレ・デ・パップ 2連泊
第4日目 アヴィニョン滞在
ホテルの朝食の様子
品数はあまり多くありません。
ハムやサラミ、チーズなど、卵はゆで卵を作るマシンがあります。
食事の評価 ★★★
朝食後、バスでゴルドへ。フランスの最も美しい村のひとつです。少し曇っていましたが、朝一番で来たので村の中もあまり混んでいなくてよかったです。
その後、シャトー・ヌフ・デ・パップ村へ。丘の上に立つお城の下にあるワイナリーのレストランでのランチです。
昼食 : Le Verger Des Papes
白ワインをベースにした食前酒とチーズパイがまず出されました。
前菜はホタテとニジマスのグリルで、とってもおいしかったです。写真が消えてしまいました。すみません。白ワインにとても合う前菜でした。
メインはビーフステーキで、焼き加減も聞いてくれました。歯ごたえのあるお肉でしたが、柔らかく調理法が炭火焼きっぽい。とてもおいしくみなさん、完食でした!
メインのあとはチーズで、ヤギのチーズと牛のハードタイプのチーズ。野菜とパイ、イチジクのジャムが添えられています。
デザートは3種類からのチョイス。
こちらはクリーム・ビュルレとマドレーヌ。甘かったとのこと。
こちらはメレンゲとアイスクリームのケーキ。スポンジとアイスクリームのコンビもよかったです。
女性群が選んだのはイチゴとマスカルポーネ、カシスのシャーベットです。甘すぎず、季節のフルーツが楽しめました。
食後のコーヒーもついていました。ナベットというマルセイユのクッキーもついていました。
食事の評価 ★★★★★ 大満足です!
レストランの前の通り。ワイナリーの看板が出ています。
丘の上にある、シャトー・ヌフ・デ・パップのお城。壁しか残っていません。
昼食後、アヴィニヨンにもどり、歩いて市内観光。法王庁の屋上のテラスが最近解禁となり、屋上からの眺め。プチパレと呼ばれる現在の美術館と奥の方には隣町にある、サンタンドレの要塞が見えます。
ローヌ川も見え、川で流されて切れてしまった、サン・ベネゼ橋も見えます。
観光後、ホテルに戻り、フリータイム。夕食も各自で。昼食を皆さん、完食したのでおなかが減らず・・・・軽食で済まされた方がほとんどでした。
第5日目 アヴィニョン ~ ニース
今日は快晴! かつてのプロヴァンス王国の首都、エクサンプロヴァンスへ。こちらは市庁舎のとなりにある時計塔です。
毎日朝市が開催されているので、町の中心地でフリータイム。季節のフルーツがおいしそう?!
昼食 : Cintra
前菜はロックフォールチーズのパイ。ソースもロックフォール風味でした。
メインはビーフの煮込みのマッシュルームクリームソース、自家製パスタ添え。パスタはもちもちしておいしかったです。ビーフもとても柔らかい。盛りつけ方がダイナミック!
デザートはレモンパイ。メレンゲの下に甘酸っぱいレモンクリームが入っています。
食事の評価 ★★★
その後、ニースへ。この日は日曜日で旧市街が鉄人レースのために閉鎖されていました。シャガール美術館まではじゅうたいもありましたが、バスで行けましたが、旧市街はバスが一切入れないので、ホテルの近くで下車。ホテルも町の中心なのでバスで行けず、100mほど歩いていただきました。ホテルにチェックインしたあと、旧市街へは歩いて観光。
夕食 : ホテルにて
前菜はタコのサラダ。野菜と細かく刻まれたタコ、ちょっとピリ辛味でした。
メインはタラのグリル、メレンゲソース。グリーンアスパラとアサリが添えられていました。
デザートはクリーム・ビュルレ。ちょっと蒸しすぎ?!固かったです。
食事の評価 ★★★
宿泊地 ニース : ホテル アストン ラ・スカラ 2連泊
第6日目 ニース滞在
ホテルの朝食の様子
バゲットのほかに、大きなクロワッサン、マドレーヌなど甘いパンもたくさんありました。
ハム、サラミ、スモークサーモン、チーズなど、トマトもとっても甘くておいしかったです。
ホテルの屋上はテラスバーになっていて、プールもあります。とても眺めがよく、旧市街が一望できます。
ニースのオペラ座も見え、天使の湾も奥の方に見えます。
朝食後、中間断崖道路を通ってエズ村へ。途中、ヴィルフランシュ・シュル・メールの写真を撮るのにバスを止めました。紺碧海岸とサン・ジャン・ジャック フェラー岬。
エズ村では頂上にある城址公園、通常サボテン公園にご案内。上からの景色は素晴らしい!
少し早めに来たので、帰るころにはすごい人でした。
そしてモナコへ。モナコ地区から見たヘラクレス港とモンテカルロ地区です。
あと1か月でパリオリンピック。フランス各地で聖火リレーがあり、なぜか明日モナコにも聖火がやってくるそうです。10人のモナコ人がリレーするそうで、最後のランナーはモナコのアルベール二世大公だそうです。
第7・8日目 ニース ~ パリ経由 ~ 関西空港
朝食後、ニースのコート・ダジュール空港へ。エールフランス航空7301便でパリのシャルル・ド・ゴール空港へ。エールフランス航空292便に乗り継ぎ、関西空港へ。アゼルバイジャンと中国上空が悪天候のため、離陸許可が出ず、1時間機内で待機となりました。30分遅れで関空に到着しました。
1年で最も日が長い季節で、南フランスも夏日が続くのが通常ですが、ツアー前半は気温も低く、南仏らしい青空ではありませんでしたが、後半は汗ばむ陽気となりました。
オリンピックもまじかにせまり、聖火リレーがあちこちで通過、そのたびに町が閉鎖されたりしているようですが、ツアー中はかち合わず良かったです。まだまだ見どころが多い南仏ですが、このコースはコンパクトに名所を巡るコースです。北フランスとは違った、素朴でフレンドリーな南仏は魅力にあふれた地方です。
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