旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年5月29日
フレンドツアー 関西発
2023年5月8日出発
エ―ルフランス航空利用
FE321
フランス印象派の美しき村を訪ねて8日間
にて実際にお召し上がりいただいたお食事、一部観光内容をご紹介します。
お食事は★の数で評価します。
満点が星5つ★★★★★となります。
1日目 5月8日(月)晴れ
関西空港発エールフランスAF291 直行便でフランス、パリ シャルルドゴール空港へ。
アラスカ経由でぐるっと北を廻る飛行ルートでした。
機内食は二回。エコノミークラスの2回目は簡単な朝食セット(紙袋入り)でお腹が空いてしまいました(笑)
ホテルが空港すぐのプルマン・ロワシー・シャルルドゴールなのでバスに乗ってすぐ到着。
チェックイン後、歩いて空港ターミナル内のスーパーにも行けて便利です。
ホテルはモダンで新しく、綺麗。ただ、昨今の流行りでシャワーのみのお部屋ばかり(特に空港近くの新しいホテルはその傾向)でちょっと残念ですが。。。
ロビーはバーラウンジにもなっていてお洒落です。
2日目 5月9日(火)雨のち曇りのち晴れ
ホテルにて朝ビュッフェスタイルの朝食。
ジュースもフレッシュなものが数種ありました。
パンやブリオッシュも豊富です。
新鮮な果物やスモークサーモンなど
フルーツコンポートやヨーグルト、フロマージュ・ブラン(直訳 白いチーズ、こってりしたヨーグルト)
やはりチーズが美味しいです!
パンケーキやワッフル、オムレツも焼いてくれます。
ソーセージ、ベーコン、グリルドポテトも美味しい!
★★★★4つです。
朝のロビー、まだ静かです。
あいにくの雨ですが、バスで出発。今日から『フランス印象派画家ゆかりの地を巡る』
まず、ゴッホ終焉の地、オーヴェルシュールオワーズ村を訪ねます。
雨なので、まずインフォメーションセンター内で現地ガイドのオリヴィエ氏持参の絵を見てゴッホがここで過ごした最後の70日間に
思いを馳せ、村を歩いてめぐりました。
絵のモデルとなった場所があちこちに今もそのまま残っています。
有名なオーヴェルの教会。内部も素敵でした。どんよりした空が、この時期のゴッホの絵にぴったりでした。
これがカラスのいる麦畑。暗い空と不吉なカラスの群れがゴッホの心情を表しているとか。
今日も雨の空で、カラスが飛んできました。
インフォメーションセンター内の売店も充実しています。
ゴッホ公園とゴッホ像。
そしてジヴェルニーへ。
ランチはモネの家すぐそばの【Les Nympheas】にて。
今日のランチは『モネのレシピを再現したメニュー』
鴨のテリーヌ モネ風
田舎風テリーヌがサラダ、ピクルス、バゲットとよく合います。
メインは牛肉煮込み、野菜キューブと人参&ポテトのピューレ添え
デザートはバナナアイスクリームのマドレーヌ添え
ちゃんとバナナの味でした。
★★★★4つ、にしておきます。
午後は雨もすっかり上がり、空が見えてきました。
モネの家と庭園をゆっくり巡ります。
睡蓮の池のある、水の庭は藤が美しく咲き乱れていました!
モネがよく描いた太鼓橋
そしてこちらは花の庭。奥に見えるのがモネの家です。
モネの家はいつも入場待ちの列が。
光あふれるモネのアトリエ。
2階のモネの寝室。
晩年、白内障で目がほとんど見えなかったというモネの家はともかく明るい内装です。
モネの寝室から花の庭を一望
ダイニングルームはモネが好きだったという明るい黄色です。
インスピレーションを得た浮世絵のコレクションの数々
キッチンもお洒落です。
出口近くの売店。充実の品ぞろえです。
そして、セーヌ川下流の古都ルーアンへ。
今日のお泊りは旧市街、ラディソンブルー・ホテル・ルーアン・サントルです。
夕食はホテルにて。
冷たいグリーンアスパラのスープ、アーモンドとベーコンクラスト添え
さっぱりと冷たく、飲みやすいお味でした。
メインはサーモンのステーキ、春野菜のソースとアーティチョーク添え
デザートはチョコレートケーキ。ボリュームありましたがペロッといけちゃいました(笑)
★★★★★5つ、美味しかったです。
今夜のホテルのロビー、こんな感じです。
モダンで機能的なお部屋です。
バスルーム。お客様はバスタブ付きのお部屋なんとか確保できました。
3日目 5月9日(水)曇りのち晴れ
ホテルにて朝食ビュッフェです。
ジャムも種類豊富、バターはエシレでした。
やはりポテトが美味しい!
新鮮な果物もたくさんあります。
★★★★4つです。
ひんやりした朝、ホテル玄関。
ホテルはジャンヌダルク塔のすぐ隣にあります。
では、ルーアン旧市街を歩いて観光します。
モネが28枚の連作を描いたルーアンの大聖堂。
夜明け前、朝、昼、夕暮れ。。。。時間と気候で変わる大聖堂の多彩な表情をモネは描き続けました。
内部も見学して、北側扉より出てきました。
ルーアン旧市街。
お菓子屋さんのディスプレイも素敵です!
北フランスに見られるコロンバージュ(木骨組みの家)が残ります。
大時計が見えてきました。
旧市街の中心に位置する大時計。中世にルーアンが栄えていた証。
チョコレート屋さんのショーウインドーも可愛い!
ルーアンはマクドナルドも木骨組みの家です。
ジャンヌダルクの涙、と名のついたアーモンド菓子
市場も通ってみました。新鮮な魚がずらり。
こちらはチーズ屋さん
八百屋すらお洒落に見えてしまう。。。
ジャンヌダルクが火あぶりに処されたという場所に立つジャンヌダルク協会。
中に入ってみました。
そしてノルマンディ地方のビーチリゾート、エトルタヘ。こちらがアモンの断崖
モネや多くの画家が描いたアヴァルの断崖。
すっかり晴れてきました!
ランチはシーフード料理店『L Huitriere』
ビーチ沿いにある有名店です。
まずアミューズブーシュ、ミニガスパチョとおつまみ
シーフードプラッター。
牡蠣、海老、貝数種、手長海老。2種のマヨネーズソース&ビネガーソースでいただきます。
メインはエイヒレのバターソース。エイヒレの下にはポテトピューレが敷いてあります。
デザートはオレンジとイチジクのパンナコッタ
すでにおなか一杯でしたが、デザートは別腹でした。
午後はノルマンディー大橋を渡って、港町オンフルールへ。
中世に船大工が作ったという、ダブル木造屋根のサンカトリーヌ教会内部です。
オンフルール旧港。
印象派の先輩格、画家ウージェーヌ・ブーダンが住むこの街にモネら印象派の若手画家が集ってこの港の風景を描いたとか。
そしてノルマンディー地方最西部、モンサンミッシェルへ。
お泊りは『ルレ・サンミッシェル』
お部屋はこんな感じです。
唯一、モンサンミッシェルが見えるホテルです。
お部屋からは木が茂ってしまっているので夕食&朝食会場から楽しめます。
夕食時間は20時からでしたが、まだまだ明るい(日没21:40)。
ディナーはホテルにて。
モンサンミッシェル名物、プーラールおばさんのふわふわオムレツ。
すこしでも多くの巡礼者にいきわたるように、と卵白を泡立ててふわっふわに焼いたオムレツです。
メインはローストポーク・ノルマンディー風とマッシュポテト。
ボリュームたっぷり。
デザートは林檎のタルト。
コロナ後、どこも人手不足でシェフ不足、ずいぶん時間がかかってしまいました。。
★★★3つです。
4日目 5月11日(木)曇り時々晴れ
今朝もモンサンミッシェルがくっきり見えています!
朝食はシンプルな感じです。他に、ヨーグルトや卵料理もありました。
★★★3つです。
今日はモンサンミッシェル観光。ホテル前からシャトルバスで島に渡ります。
城壁の上を歩き、ゆっくりと階段を上って修道院内部へ。
堅い岩山の上に見事に築かれた修道院は難攻不落の要塞のよう。ゆっくりと内部見学しました。
朝は宿泊している人だけで静かでしたが、フリータイムになる頃にはパリから日帰りのバスが到着して
Gran Rue(メインストリート)は観光客で溢れていました。
引き潮時は砂浜が出現します。
メインストリートと言っても細い道。中世の街そのままみたい。
お土産屋さんやレストランがずらり。
代表的なお土産、ガレット(バターサブレ)
ちなみに、ホテルのロビーにも、ホテル近くのショッピングセンターにも売ってます。
すっかり晴れてきました!
ホテル近くのショッピングセンター
塩キャラメルもノルマンディーのお土産として有名です。
今日のランチは自由食なので、ここのベーカリーでサンドイッチやパンを買ってランチにするのもアイデア。
午後はロワール地方へドライブ。
携帯電話の電波も届かない、緑豊かな郊外の古城ホテル『シャトー・ドゥ・セット・トゥール』
7本の塔を持つ古城のホテルです。
ディナーはガラス張りのメインダイニングにて。
傾けたゴブレットのセッティングが素敵です。
まずは帆立貝と海老のクリームリゾット
お味も量もバッチリ!
メインは白身魚(タラ)のホワイトバターソース、ポテトピューレと温野菜
こちらも絶品でした!
デザートはタルトタタンとアイスクリーム。
あれっ?????
写真がない!撮ったんです、美味しそうなタルトタタン!間違いなく!
消えてしまった?
。。。。。申し訳ございません。でも本当に綺麗で美味しいデザートでした。
ゆったりと美しい緑を眺めながら、文句なしに★★★★★5つ、のディナーでした。
まだまだ明るいので、ディナー後お散歩に出られた方も。
こじんまりした古城を改装したホテルですが、ゴルフ場を併設。
オリジナルのゴルフグッズはプールサイドのクラブハウスで購入できます。
こちらがクラブハウス。
夏ならプールも。
バーラウンジ、こじんまりしていますが雰囲気たっぷり。
ただ、古城そのままなのでエレベーターがないんです。
この螺旋階段で上階のお部屋へ。
建物は古いですが、重厚な雰囲気があり、スタッフが親切です。
5日目 5月12日(金)晴れ
美しい日の出!
朝食用のお部屋はこちら。
シンプルですが上質な朝食です。
こんな感じでたくさんいただきました(食べ過ぎ?)
今日はロワールの古城、シュノンソー城見学です。
奥方たちの城、と言われる優雅な城。
アンリ2世をめぐる、ディアーヌ・ド・ポワチエVSカトリーヌ・ド・メディシス、デュパン婦人など
様々な時代の女性たちが増改築してきたお城。
こちらはディアーヌの庭
入口からの並木道も美しく。
ランチはオーベルジュ『Auberge Cheval Rouge』にて。
サーモンとホタテ貝柱のテリーヌ、サラダ添え
メインは仔牛のロティ、クリームソース、野菜ソテー添え
お肉がとても柔らかく、美味でした。
デザートはヘーゼルナッツのサントノーレ、アイスクリーム添え。
★★★★★5つ、美味しく頂きました!
そしてシャルトルの大聖堂へ。
シャルトルブルーと言われる青で知られるステンドグラスで知られています。
パリに到着、車窓で市内をエッフェル塔、シャイヨー宮、凱旋門、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場、マドレーヌ寺院、オペラ座と廻り、
お泊りはオペラ座すぐ近くのマリオットオペラアンバサダー、連泊です。
お部屋はこんな感じです。
6日目 5月13日(土)晴れ
朝食はシンプルなビュッフェ。卵料理を目の前で作ってくれます。
★★★★4つにしておきます。
今日はパリで終日フリータイム。
皆様、美術館をゆっくり巡ったり、ショッピングに繰り出したり、ホテルの立地を生かして楽しんでいただきました。
7日目 5月14日(日)
帰国日は直行便のため、ゆっくり朝食を済ませてから9:30にホテル出発でした。
北フランスの印象派の名画の舞台をめぐり、最後はパり中心地のホテルに連泊でゆっくりフリータイム。
古城ホテルに泊まったり、美味しいものも楽しんだり、のお勧めツアーです。
ぜひご参加くださいね!
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