旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年8月15日
フレンドツアー 関西発 2019年7月20日出発
ルフトハンザドイツ航空往復直行便利用 スイス・ドイツ・アルザスの美しき村8日間
のツアーで実際にお召し上がりいただいたお食事と、観光の様子をご紹介します
お食事の評価は★の数であらわしています。★★★★★星5つが満点です
それでは、さっそくご紹介していきましょう
◆1日目 7月20日(土)◆
お天気は晴れ 最高気温約30度/最低気温約18度
今回はルフトハンザドイツ航空直行便を利用したツアーなので、初日も16時半にはホテルに到着で楽々でした
お天気もよく、宿泊ホテル「ミュラー」の近くから山の中腹にたつノイシュバンシュタイン城がきれいに見えたので思わずパシャリ
夏のヨーロッパはこの時間でもまだまだ、この明るさです。
◆2日目 7月21日(日)◆
お天気は雨のち晴れ→ 最高気温約23度/最低気温約13度
午前中は雨で、比較的涼しい1日でした。
ホテルにて朝食ビュッフェ
美味しいドイツパンに合わせるハムやチーズが並んでいましたよ。
レストランのサンルームの窓からもノイシュバンシュタイン城を眺めることができました
▼ホテルの外観です。
どんよりした雲がかかっていました
▼マリエン橋からのお城の眺め
あいにくの大雨で写真を撮るのも一苦労でしたね
▼お城の中庭から見たマリエン橋
あそこを雨の中歩いてきたんですね。
▼お城に向かう道中の風景です。
まだ雲が多いですが、アルプ湖と遠くにはバイエルンアルプスを眺めることができました。真ん中あたりに小さく写っているクリーム色の建物はホーエンシュバンガウ城です。
そんな景色を眺めながら、お城の入り口に到着です。
ノイシュバンシュタイン城といえば「白亜の城」ですが、入り口はレンガ色で石灰岩の化粧張りはされていません。
▼城内観光後、出口からお城を見上げたところです。
青と白のバイエルン州旗が掲げられていました。
▼展望テラスからの眺めです。
ちょうど、お城の正面を見ることができました。お城の反対側アルゴイ地方の牧歌的な田園風景が広がっています。
観光後は、ご昼食へ
宿泊したホテルのレストラン「MUELLER」にてお召し上がりいただきました
サラダ
お野菜が盛りだくさん!下にキュウリとトマトも隠れていましたよ
メインはローストポーク
こちらもボリュームがありました。キャラウェイシードで風味づけされていて美味しかったです。
クネーデルというお団子が添えられています。
デザートはアップルパイ
下にひかれたカスタードソースと一緒にいただきます。デザートまでボリューム満点でした
ちなみに、これはツアーには含まれていませんがこのレストランではノイシュバンシュタイン城を造らせたルートヴィヒ王ラベルのビールをご賞味いただけます。
向かって左からラガータイプの「ヘル」、白ビール、黒ビールです。
お味の評価は★★★★☆4つと半分。
どれも美味しかったですが、ちょっと量が多かったかもしれません。
午後は国境を越えてスイスのユングフラウ地方のグリンデルワルトへ
ご宿泊ホテル内のレストランにてご夕食でした。
前菜のポタージュスープ
いろいろな野菜をじっくり煮込んで作られていて、ちょうど良い味付けでした。
ビーフストロガノフ
付け合わせのライスは日本のお米とは違いますが、お野菜感覚でソースに絡めていただくと美味しいです。
デザートはアイスクリーム
スイスではよく見かける国旗のアイスクリームです
お味の評価は★★★★星4つ。
◆3日目 7月22日(月)◆
お天気は晴れ 最高気温約29度/最低気温約15度
▼グリンデルワルトの駅前に建つ、今回のご宿泊ホテルの外観です。
ホテルでの朝食ビュッフェ
山のホテルなので朝食はシンプル。卵料理は、各テーブルへのサーブでした。
ホテルレストランのテラス目の前には、ユングフラウ三山のうちのひとつアイガーがそびえていました
グリンデルワルト駅も見えます。
朝食後、ユングフラウ観光へ出発
登山列車でユングフラウヨッホ駅の展望台を目指します
途中のアイスメーア駅で約5分間停車します。
アイスメーアとは「氷の海」という意味で、文字通り目の前に氷河と雪が迫ってくるようでした。
スフィンクス展望台へ到着しました。
▼メンヒの山頂もすぐ近くに迫る近さ、スイスの国旗が青空にひらめいていました。
ヨーロッパ最長のアレッチ氷河の眺めも美しかったです
展望台に付属している「氷の宮殿」にもご案内しました。
氷河のトンネルを歩き、鷲やペンギンなど氷でできた彫刻の展示をご覧いただけます。足元は非常に滑りやすいので、この日は滑り止めのある靴でお越しくださいね
再びアレッチ氷河に戻り、夏に「万年雪の上を歩く」という体験をお楽しみいただきました
ユングフラウの山頂とメンヒが目の前に。
▼再び登山列車で下山、途中の乗換駅クライネシャイデックからの眺めです
写真の向かって左がメンヒ、右がユングフラウです
▼アイガー北壁もこのとおり、雪が積もらないくらいの急斜面です。
この日は昼食、夕食ともフリー食でした。
ランチはクライネシャイデックの駅付近のカフェや、お店でサンドイッチを買ってピクニック気分でお楽しみいただいた方も多かったです。お天気に恵まれて、気持ちの良い1日をお過ごしいただけたかと思います
◆4日目 7月23日(火)◆
お天気は晴れ 最高気温約35度/最低気温約17度
気温も上がり、暑い1日になりました
グリンデルワルトを出発して、フランス・ドイツと国境を接する街バーゼルへ
▼トゥーン湖の風景
この日もお天気が良くて、湖があまりにもきれいだったのでバスのドライバーさんからの提案で写真ストップをとりました。
魚釣りをしている小船がたくさん浮かんでいましたよ
ご昼食はレストラン「RHEINFELDERHOF」にてお召し上がりいただきました
サラダはビュッフェ形式で、ご自身で盛り付けていただけます。
この日はサラダの代わりにスープを選ぶこともできましたよ。
メインはチキンのチューリッヒ風
チキンのクリーム煮です。食べやすいお味でした
チェリーのアイスクリーム
お味の評価は★★★★星4つ。
ご昼食後、バーゼル観光へ
車窓からバーゼルの大聖堂が見えたので、一瞬のタイミングで写真を撮るのに成功しました
▼バーゼル美術館の中庭です。
▼スイスの巨匠ホドラーの作品で、ユングフラウの山を描いています。
▼ゴーギャンやピカソなど名だたる芸術家の作品も展示されています。
▼ホドラーの大作「View to Infinity 無限へのまなざし」
芸術鑑賞の後は、そのまま国境を越えてフランスのストラスブールへ
ご夕食は某レストランガイドにも掲載されている(星付きではないですが)レストラン「ALSACE A TABLE」にて
前菜はタラとカニのリエット
パテのようなお料理です。お酒がすすむ味でした
メインは3種のお魚のシュークルート
サーモン、タラ、メルルーサ(白身魚)の下に、酢漬け発酵キャベツ(シュークルート)が隠れています。
一般的にはお肉で作られることが多いお料理ですが、このレストランは珍しいお魚バージョンでした。
デザートはクレームブリュレ
間違いないおいしさです。
フランスに入ったことを実感しますね
お味の評価は★★★★星4つ。
クレームブリュレは美味しかったですが、メインのシュークルートは好みが分かれるかもしれません。
◆5日目 7月24日(水)◆
お天気は晴れ 最高気温約37度/最低気温約19度
アフリカ大陸から上がってくる熱波のせいで、今年のヨーロッパの夏はとても暑くなりました
体調を崩す方がいらっしゃらなかったのが幸いでした。
ホテルでの朝食ビュッフェ
スクランブルエッグやソーセージが盛られたお鍋は、日本でも人気のストゥブでした。アルザスの鋳物メーカーなんですよ。
暑い日が続いたので、甘いスイカがみずみずしくて美味しかったです
午前中はストラスブールの観光へ
▼ストラスブールのプティット・フランス
木組みの家がならぶかわいらしい雰囲気の町並みです。
▼大聖堂の内部
天文時計とステンドグラスのバラ窓です。
少し足をのばして、同じくアルザスの美しい村のひとつコルマールへ
▼町の中を走る観光トラム
みどりの車体がかわいらしく、町並みにも合いますね
▼100ほどある頭像がついた、その名も「メゾン・デ・テート(頭の家)」
▼お土産屋さんの入り口は、民族衣装やアルザス地方のシンボル・コウノトリがデザインされていました。
午後、ストラスブールに戻ってから午前中は逆光だった大聖堂の写真に再挑戦してみました。
午後のほうがきれいに写真が撮れるようです。
◆6日目 7月25日(木)◆
お天気は晴れ 最高気温約35度/最低気温約19度
再び国境を越えて、ドイツに戻ります
「ヨーロッパの天空の城」ホーエンツォレルン城です。
今回のツアーのハイライトの一つでしたね。
お城の敷地内にあるレストラン「BURG HOHENZOLLERN」にて、ご昼食をいただきました
ミックスサラダ
ほどよく酸味がきいたドレッシングで、美味しかったです。
ドイツの郷土料理マウルタッシェン
ラビオリ(詰め物パスタ)のようなお料理で、見た目の華やかさはないですが美味しかったです。
グレイビーソースがかかっていて、付け合わせのポテトサラダも良いお味でした。
黒い森のさくらんぼケーキ
ここ「黒い森地方」の名物スイーツですが、今ではドイツ全土で食べられている人気のケーキです
ツアー中に、その土地でしか味わえないもの、その時期しか味わえないものに触れていただきたいということで、フレンドツアーでは「ちょこっとサービス」というものを行っています。
今回はこのランチレストランに置いてあったビールまたはリンゴジュースをサービスさせていただきました。
ビールはホーエンツォレルン城主が設立したロイヤル・プロイセン・ビ0ル工場のもの。
リンゴジュースは初代ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世が1875年に認めたリンゴから作られた、その名もカイザー(皇帝)ヴィルヘルム・アップルジュースです。
お味の評価は★★★★★星5つの満点です。
▼お食事のあと、山の上に建つホーエンツォレルン城の全景が見えるところで写真ストップ
まさに「天空の城」と呼ばれる景色もご覧いただけました。
◆7日目 7月26日(金)◆
お天気は晴れ 最高気温約35度/最低気温約17度
いよいよ帰国日です。
このツアーは復路も直行便利用なので、帰国日の朝の出発も慌ただしくなく、ちゃんと朝食を召し上がっていただくことができるのが嬉しいですね
ホテルでの朝食ビュッフェ
レストランもカジュアルながらお洒落な雰囲気でした。
オムレツなどの卵料理を作ってくれるコーナーがあり、色とりどりのフルーツも並んでいましたよ。
ミュンヘンの名物「白ソーセージ」と「プレッツェルパン」で、最後にドイツ気分を味わって、ご帰国です。
ちなみに、夏場はレストランの中庭でもお食事をいただけました。
名残惜しく、ホテルのロビーを写真に撮って出発しました。
美しいアルプスの山々を眺望したスイスから、荘厳なお城が残るドイツ、かわいらしい町並みのフランス・アルザス地方を巡る旅は、いかがでしたか?
今年度はこのツアーの募集は終了してしまいましたが、来年度の販売ツアーにもご期待ください。
~最後までお読みいただき、ありがとうございました~
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