旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年6月 5日
フレンドツアー 関西発
2018年5月17日発
B045 ルフトハンザドイツ航空利用 美食のバスクと美しい村 8日間
実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
第1日目 関西空港~フランクフルト~マドリード~セゴビア
関西空港からドイツ・フランクフルトで乗り継ぎ、マドリッドの空港へ到着。
その後、バスにてセゴビアのホテルへ。
第2日目 セゴビア~ペドラサ~ビトリア
いよいよ観光初日です
本日はセゴビアの水道橋、白雪姫のお城、「スペインの美しい村」ペドラサ、を訪れました
【 ホテル「CANDIDO(カンデイド)」 / 朝食バイキング 】
ハムやチーズ、フルーツが充実していて、ヨーロッパらしい朝食です
また、甘めのパン類やエスプレッソマシーンも完備されていました
お食事の評価:★★★★★
【 ホテル「CANDIDO」 / 綺麗なロビー 】
【 セゴビア / セゴビア城 】
白雪姫のお城のモデルです。
【 ペドラサ /昼食 】
昼食は、「El Sportal」というレストランで頂きました。
どのお料理も見た目の派手さはありませんが、素朴な大変おいしいランチでした
一品目はパスタ入りのスープ、素朴なお味でとても美味しいです。
メインのビーフステーキは、完璧な焼き加減で、こちらも美味です
デザートには、オレンジなどのカットフルーツ。スペインのフルーツは、日本よりも断然甘いです
調理に使われている薪のオーブン。このオーブンで焼いたら、何でも美味しくなりそうです
お食事の評価:★★★★★
【 ペドラサの旧市街 】
お城~マヨール広場~街並み
ペドラサは、「スペインで最も美しい村」のひとつです。
ランチ後のフリータイムは、中世のような街並みを散策しました
どこを切り取っても、絵になります
【 ビトリア / パラドール内での夕食 】
2日の夜は、宿泊先のパラドール内にて、ゆったりとお夕食を
北スペインらしいアミューズ2種と、マッシュルームのテリーヌ。
この日のメインは、黒鯛のグリルでした
そして、デザートには、バスク名物のゴシュア。クリームブリュレのように表面はパリッと、中はクリーミィーでした
食事の評価:★★★★★
【 ビトリア / 夜景 】
夕食後に撮影した、パラドールからの夜景です。
パラドールは丘の上に建っているため、昼は山々の緑を、夜は景色を楽しんで頂けます
第3日目 ビトリア~プエンテ・ラ・イレナ~パンプローナ~バイヨンヌ
3日目は、巡礼者の通過点や、「フランスの美しい村」などを巡ります
【 ビトリア / パラドールの朝食バイキング 】
生ハムやチーズ、フルーツの種類が豊富でした
食事の評価:★★★★★
【 プエンテ・ラ・レイナ 】
パラドールを出発して、プエンテ・ラ・レイナへ。
王妃の橋という名をもつ、ロマネスク様式の橋、プエンテ・ラ・レイナを渡りました
サンティアゴの巡礼の通過点でもあります
【 パンプローナ / 昼食 】
レストラン「サン・イグナシオ(SAN・IGNACIO)」にて、ランチです
こちらのレストランは、大変親切な奥様がとっても印象的でした
メニューは、ミックスサラダ、シーフードパエリア、苺とヨーグルトでした。
パエリアはスペインらしいパエリア用の鍋から、丁寧に取り分けて頂きました
お食事の評価:★★★★★
【 サン・ジャン・ピエド・ポー 】
ランチの後には、サン・ジャン・ピエド・ポーにて、フリータイムでした!
「フランスの美しい村」のひとつに選ばれています
こちらの写真は、サンティアゴの巡礼者が実際に通る門です。
【 バイヨンヌ / ホテル内で夕食 】
エスプレットの名産品・唐辛子のオイルがアクセントとなっていてます
メインは、タラの仲間であるメルルーサとワインソースです。
デザートはオレンジのゼリー。なんだか懐かしい味で、異国で出会うとホッとするお味です
食後には、コーヒーの提供もありました
お食事の評価:★★★★
第4日目 バイヨンヌ~サン・ジャン・ド・リュズ~ビダール~サン・セバスチャン
4日目は、いよいよバスク、星付きレストランへ向かいます!
ツアー名にふさわしい内容がぎゅっとつまっています!
【 バイヨンヌ / ホテルにて朝食 】
こちらは、充実したハムに加え、数種類のジャムなど、少しフランスらしい朝食でした
オレンジジュースのマシーンもありましたいつでも絞りたてのオレンジジュースが提供されています
日本とは比べられないほど、オレンジ自体が甘いので、とても美味しいです。
お食事の評価:★★★★
【 サン・ジャン・ド・リュズ 】
サン・ジャン・ド・リュズでは、偶然、アンダルシアのお祭りに遭遇しました
また、この街では、お土産におすすめなものがたくさんありました
ここで突然ですが、サン・ジャン・ド・リュズで購入することができる、お土産におすすめなものを2つ紹介します
おすすめのお土産① 名店「メゾン・アダム」のマカロン
「メゾン・アダム」とは、マカロンの名店として有名です。このお店のマカロン、実は、ルイ14世の結婚式に献上されたものなのです
下の写真を見ると、日本でよくみるマカロンとは、少し形が異なりますねしかし、素朴なお味で、とても美味しいです!
おすすめのお土産② エスパドリーユのサンダル
この地域らしいサンダル、「エスパドリーユ」もお土産にいかがでしょうか
上品な印象ながら、カジュアルに日常使いをすることができます!
こちらでは、実に様々な色や形が売られているので、迷ってしまうかもしれません
お土産を考えることが楽しいのも、旅の醍醐味ですね
【 ビダール / 昼食 】
30年以上ミシュランの星を獲得し続けている、家族経営のオーベルジュ、
「レ・フレール・イバルブール(Les Freres Ibarboure)」にて、昼食
今回のメニューは、
・アミューズ
・ビーフの生ハム
・カツオの前菜
・メインの仔牛のステーキとアンチョビのタルティーヌ
・苺のタルトでした。
アミューズからも、1つ1つ丁寧に作られ、こだわりが詰まっていることを感じます...
真っ白なお皿と、生ハムのコントラスとが美しいです。
コクのあるハムで、非常に美味しいです!
カツオの前菜は、華やかな見た目がとっても素敵です
カツオをタタキのように仕上げていて、バルサミコソースのジュレ、味噌を使ったソースがカツオとベストマッチしています
見た目以上に、心が躍るお味です
メインの仔牛のステーキは、焼き加減が絶妙です
写真奥に写っている黒いお皿は、アンチョビとパルメザンチーズがのったタルティーヌです。
細部まで計算されたお料理に、夢見心地です...
デザートは、苺のタルトでした
何層に重ねられたケーキからも、パティシエのこだわりを感じます。
下から、ジャム、ビスケット、クリーム、シャーベット、生苺...
さすが星付きのレストランでした。お食事の評価は当然ながら、満点の★★★★★
【 サン・セバスチャン 観光 】
昼食後に訪れた、サン・セバスチャンでは、しばし散策をしました。
美食の街として世界的に有名ですが、まずは街並みや景色を楽しみます
お天気も良く、モンティゲルド展望台からみえるコンチャ海岸も綺麗に撮影することができました
【サン・セバスチャン / 夕食 】
レストランのレベルが高いサン・セバスチャン内に、店を構える「ATARI」にて夕食。
メニューは、五種類のピンチョスや、タラのグラタン風、コロッケ、ミニステーキなどです。
写真には写っていませんが、バスクのスパークリングワイン、チャコリ付きでした
お食事評価:★★★★★
夕食後は、数十分でホテルに到着でした
第5日目 サン・セバスチャン~サラウツ~ゲタリア~サン・セバスチャン
5日目は、ワイナリーとミシュランの星付きレストラン、
そして、いよいよ美食の街、サン・セバスチャンへ向かいます
【 サラウツ 】
ホテルの朝食後、サン・セバスチャンを出発して、サラウツへ向かいました。
サラウツのビーチや旧市街、市場を見学
市場では、なんとバスク帽の身に着けた男性陣の演奏に遭遇しました
素敵に着こなしてらっしゃいますね
【 ゲタリア / ワイナリー 】
その後、バスで約20分ほどで、ワイナリー「GAINTZA」へ
バスクの地酒として知られる、スパークリングワイン、チャコリについて、お勉強です
畑での説明と、施設内での工程説明、そして最後に3種類の試飲です
白、ロゼ、スペシャルの3杯と、アンチョビとツナのおつまみも
【 ゲタリア / 昼食 】
4日目に続きまして、5日目の昼食も、ミシュラン星付きのレストランでした
この日のレストラン「Elkano」は魚料理が評判のお店です
今回のメニューは、
・アミューズ 鯖のスモーク
・名物のココチャ
・チャングロガニのグラタン
・魚の出汁のスープ
・メインのヒラメの炭火焼き
・チーズアイス でした。
1皿目は、アミューズの鯖のスモーク
2皿目にはバスク名物のココチャが登場しました。
魚の喉部分だけを使って、プルプルとした食感と3種の味付けが楽しい一品です。
なお、食べるときは左から食べるようにとの、こだわりよう
3皿目のチャングロガニのグラタンは、蟹の旨みがぎゅっと詰まった一皿です。
もう少し食べたい、と思ってしまったら、シェフの思うツボです
4皿目は色が濃い目な魚のスープ。
お魚の出汁がしっかりと出ていて、見た目と違って実はあっさりしたお味でした
こちらがメインの、ヒラメです!お店の専用器具で、炭火で焼いて頂きます。
丸ごと一尾を炭で焼いた後、一度テーブルまで見せに来て下さいました!焼き目もほくほくの身も、絶品です
暖かいうちに、丁寧かつ手早く切り分けるのは、プロの技でした
デザートはチーズのアイスとベリーのソースでした。
甘酸っぱい口溶けがお口に広がり、大満足の締めくくりでした
食後は、コーヒーや紅茶と、プティ・フールもありました
お食事の評価:文句なしの満点★★★★★
5日目は、昼食のあと、サン・セバスチャンのホテルへ戻り、自由時間でした
第6日目 サン・セバスチャン~ビルバオ
6日目はサン・セバスチャンのホテルを出発したあと、近年注目度の高いビルバオを訪れます
【 サン・セバスチャン / ホテルの朝食 】
なんとも北スペインらしい、ピンチョスが並んでいました!
少しずつ食べることができるのは、女性にとっては嬉しいですね
このバスクらしいご飯も残りわずかです
【 ビルバオ / ビスカヤ橋 】
ビルバオのランドマークともいえる、ビスカヤ橋も訪れました
世界最古の可動式運搬橋であり、今も現役です 2006年に世界遺産に登録されています。
【 ビルバオ / グッゲンハイム美術館 】
ビルバオといえば、こちらのパピーという犬を連想される方も多いのではないでしょうか!
パピーの花がほぼ満開、とても色鮮やかでした
この他にも、グッゲンハイム美術館は興味深い近現代のアートを扱っていますので、
時間が過ぎるのがあっという間です
美術館を出発したら、ホテルへ向かい、その後自由時間でした
ホテルは街の中心地でしたので、皆様、バルのはしごや街歩き、など、
お天気の良い午後のビルバオを楽しんでおられました
第7,8日目 ビルバオ~フランクフルト~関西空港
ついに出発の日です。
ホテルを出発し、ビルバオの空港へ。
ルフトハンザ航空LH1147便・LH740便を経て、関西空港へ帰って参りました。
記憶に残る美食に出会うことはできましたでしょうか...
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