旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年7月 3日
2017年6月6日 関西空港発
D450 エールフランス航空往復直行便利用 夢見る印象派8日間
のツアーでいただいた食事の内容をご紹介します。6月にすれば、真夏のような暑い日々が続いたのですが、その代わりとてもお天気に恵まれ、印象派の画家の描いた風景を見ることができました。風景写真も何枚か撮りましたので、並びにご覧いただけたらと思います。
ホテルの朝食の様子
こじんまりとした朝食会場で、ピクニック感覚で朝食をいただきました。焼きたてのパンも運んでくれていました。
ホテル出発後、ノルマンディー地方へ。まさに印象はの風景が広がっていました。通常、ひなげしの花は、春先に咲くことが多いのですが、4月中旬が今年は寒かったせいか、花がまだ残っていました。鮮やかな朱色と麦のやさしい緑色が心を和ませてくれます。
まずは、バラの村として知られる、ジェブロアに立ち寄り、その後、モネが人生の半分を過ごした村、ジヴェルニーへ。まずは村のレストランにて昼食、このレストランは印象派の画家や、モネが友人と食事をしたりした、モネゆかりのレストラン兼ホテルです。
前菜はノルマンディー風のサラダ。季節の白アスパラガスや地元産のチーズやリンゴが入っていました。
メインはホロホロ鳥のローストで、ソースはやはりノルマンディーの名物、シードル(リンゴ酒)のソース。ポテトグラタンといんげんが添えられていました。ホロホロ鳥は身が柔らかく、食べやすいお味でした。
デザートはこれまたノルマンディーの名産、リンゴのタルト。アツアツでした。甘さが控えめでおいしくいただきました。
食事の評価 ★★★★
昼食後、モネの家と庭園の見学。ちょうど、睡蓮の池には、睡蓮が昼を過ぎたにも関わらず、きれいに咲いていました。庭園の花壇もとてもきれいに手入れされていて、春の花と初夏の花と同時に楽しむことができました。多くの人がこの花の時期に合わせて庭園管理に精をだしています。通常よりも気温が高いため、花の入れ替え作業も大変そうです。
モネの庭園を訪れている人も多かったです。
ジヴェルニーのあとは、モネが青年時代を過ごし、師匠である、ウジェーヌ・ブーダンと出会った、ル・アーヴルを経由して、北海のリゾート地、トゥローヴィルへ。 ホテルにチェックイン後、夕食。
前菜はアボカドとエビとベビーリーフのサラダ。エビとクリーミーなアボカドのコンビネーションはおしゃれな組み合わせ。レモンをかけたらよりさっぱりとなって、いい相性がより深みを増します。
メインはスズキのグリルとポテト。盛り付け方がおしゃれ。海に面した町だけあってお魚も新鮮。そして巨大なポテト・・・・
デザートはスフレアイスクリーム。これまた巨大でした。リキュールが聞いていてとても香りが良かったです。
ホテルの朝食の様子
おしゃれにこぎれいに朝食のバイキングが用意されていました。さすが、乳製品の本場、バターやクリームチーズの種類も多く、チーズは名産のカマンベールとリヴァロがありました。
ゆで卵機もあり!
朝食後、北フランス最古の港町、オンフルールへ。朝日がヴュー・バッサンに当たってとてもきれい。朝早めだったので、観光客も少なく、ゆっくりと散策を楽しめました。ちょうど、船がヴュー・バッサンから出発するところで、跳ね橋が上がっていました。
その後、白石灰岩の断崖で有名なエトルタへ。ここは数々の画家が風景画を描いています。お天気も良く、とても暑かったのですが、いい心地に風が吹いていたので、気持ちよかったです。朝市も出ていたので農作物や近郊の農家の品々をのぞいたりするのも楽しいですね。元気な方は、階段を上がって見晴らしの良い展望台まで上がりました。
展望台からの景色。海の色もとてもきれいでした。
エトルタを訪れたあと、ノルマンディーの古都、ルーアンへ。旧市場広場にあるレストランで昼食。
昼食 : Marcel
前菜はポテトとリンゴのスフレ。なんとも不思議な組み合わせですが、ノルマンディーらしいかも。
メインはローストポークとマッシュポテトでした。あっさりと、少し薄味でした。ポテトの量もたっぷりと・・・・
デザートはクレープでしたが、写真を撮り忘れてしまいました。砂糖シロップをまぶした、シンプルな定番クレープでした。暑いせいか、冷たく冷やしたものでした。
スタッフがとてもかわいらしく、一緒にお写真を撮られた方も
食事の評価 ★★★
昼食後、ホテルにチェックイン。その後フリータイム。暑かったので一休みしてから町に出かける方や、すぐに出かけた方も?!夕食は各自で。大きすぎず、小さすぎないサイズの町なので、散策するのも楽しいし、ちょこちょこレストランもあってとてもいいところです。ホテルは旧市場広場まで歩いて7~10分ほどです。
朝食の様子
ちょっと種類が少なくて、温かいものがなくて寂しい朝食でした。
ルーアンからセーヌ河を見ながら、パリ経由でシャトゥーへ。ここは印象派の島と呼ばれているところです。バラの花が満開で、とてもきれい。島にはフルネーズ美術館(ほとんどレプリカ)があり、ゆかりの画家たちの作品が置かれています。
1990年から再開した、レストラン、フルネーズ。昔の面影を良く残しています。
プライベートの食事などができるお部屋もあり、ここはブルーの色調。鮮やかな、まざにアズール色です。
昼食 : Maison Fournaise
前菜はタルト・タタン(リンゴのコンポートのようなもの)のヤギのチーズのせ。リンゴの甘酸っぱさと、チーズの塩味が絶妙の組み合わせ。リンゴの風味がヤギのチーズ独特の癖をマイルドにしてくれます。
メインは仔牛のお肉のロースト。とても柔らかく良質のお肉であることがわかりました。盛り付け方もきれいにまとめています。
デザートは自家製ティラミスのオレンジ味。オレンジが中に入っていて、さっぱりとしたティラミスでした。
食事の評価 ★★★★
その後、ゴッホの終焉の地、オーヴェール・シュロワーズへ。通常はさわやかな季節の6月ですが、この日は猛暑 お天気がいいのは有難いことですが、日蔭が少なく、本当に暑かったです。ゴッホの描いた、オーヴェール・シュロワーズの教会。オルセー美術館にある彼の作品のレプリカも置いてありました。石垣の花もとてもきれい。どこも印象派の絵画の世界です。
ゴッホも歩いたであろう、麦畑。ここのどこかの風景を見ながら、作品を書いたのでしょう。
その後、パリへ。ホテルにチェックインする前に、夕食をいただきました。
夕食 : Chez Francoise
前菜はなすの上にトマトの濃厚なペーストが載っているもの。バジルの風味も楽しめました。夏を感じる一品でした。
メインはカジキマグロのグリル。あっさりといただきました。
デザートは洋ナシのコンポートとアイスクリーム。盛り付け方がハート おしゃれです。
とても雰囲気のよいレストランでした。高級感もありますが、堅苦しい感じではないです。
食事の評価 ★★★★
夕食後、ホテルにチェックイン。
パリのホテルの朝食の様子
大型ホテルだけあって、種類が多くありました。人も多かったけど・・・・・
パリの観光では、オルセー美術館やマルモッタン美術館を見学。オルセー美術館では、東京のブリヂストン美術館が改装中のため、展示品をオルセー美術館に持ってきて展示。
石橋コレクションということで、内容の濃い特別展示でした。
モネの連作で知られる、麦わらの数点がありました。特別にほかの美術館からも取り寄せて展示。
ルーアンの大聖堂の連作がも何点かありました。
ポプラ並木も・・・・すべての連作を一度に見てみたいものです。 きっと永遠に無理だとは思いますが・・・・・
昼食はフリー食だったのですが、みんなでマルモッタン美術館の近くのレストランでいただきました。
夕食は各自で。
午前、メトロに乗ってオランジェリー美術館へ。午後はフリータイム。
昼食、夕食は各自で。
パリのシャルル・ド・ゴール空港からAF292便にて関西空港へ。直行便なので、早朝出発ではなく、最後までゆったりとした日程でした。
今回はとてもお天気に恵まれ、(恵まれすぎて暑かった~)季節の花々もいっぱい咲いてて、美しいフランスの田舎の景色を楽しめました。バカンスシーズン前だったので、さほど観光地も混雑しておらず、スムーズに観光が進められました。
画家たちが描いた実際の景色を見ていただいて、作品を鑑賞すると、より深く画家たちの思いや深みを味わうことができます。今回は、印象派の島やゆかりの土地を訪れるちょっとユニークなツアーです。季節を変えて行くのもまた違った風景に出会えると思います。
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