旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年6月23日
フレンドツアー 関西発 2016年6月8日出発 D421
全日空ビジネスクラスで行く 印象派の美しい村モニターツアー8日間
で、実際にお客様にお召し上がりいただきましたお食事をご紹介させていただきます。
お食事の味の評価は5段階で表示します。★★★★★
ちなみに・・・
このツアーは、新聞広告でツアーを発表したその日のうちに
なんと!即日完売!したという超人気のコースとのことです。
◆1日目
いつもの関西空港からの国際線利用ではなく、今回のこのツアーは伊丹空港発着です。
国内線で羽田へ移動し、羽田から全日空のパリ直行便を利用するコースとなっています。
08:00伊丹空港発、全日空の国内線で、羽田空港09:15着。
国内線ターミナルから国際線ターミナルへ移動。
スーツケースは伊丹でお預けいただいたまま、羽田で一旦受け取る手間もなく、
そのままパリまで送られますので、ターミナル移動もスーツケースをひっぱってという面倒なことはありません。
羽田発着でご参加のお客さまとも無事羽田空港でお会いできました。
11:15 羽田空港発の全日空パリ直行便で出発!
今回のコースはビジネスクラス利用のツアーですので、
羽田空港で出発までの間、ビジネスクラスのラウンジもご利用頂けました。
16:15(パリ時間) シャルルドゴール空港到着。
17:05 空港発、バスでホテルへ。
17:25 ホテル着。
この日のお泊りは空港近くのホテルです。
わざわざ混み合うパリ市内へ向かう必要もなく、明日からの観光にそなえて、
早くホテルへご案内できてよかったです。
◆2日目 最高気温26度、最低気温14度
ご朝食は、ご宿泊ホテルでバッフェ形式(バイキングスタイル)です。
お味や品揃えの方は4点★★★★というところでしょうか。
同じヨーロッパを訪ねるツアーでも、
ツアーによりましてはパンとコーヒーだけでかんたんに済ませるコンチネンタル・ブレックファーストで手配されているツアーもありますが、
このツアーではちゃんとバッフェ式朝食が手配されています。
いよいよ、このツアーの名前にもある印象派にちなんだ観光の始まりです。
まずは、セーヌ河の下流に位置するジヴェルニーへ。
通常なら9:40頃到着のはずが・・・国鉄とRERのストの影響で道路が大渋滞!
10:20にジヴェルニーに到着しました。
ジヴェルニーは、印象派の画家モネが43歳から暮らしたところです。
モネの家と庭園、印象派美術館をご覧いただきました。
モネの家のお庭は、写真ではちっちゃくてよく見えないかもしれませんが、お花がいっぱい咲き乱れていてキレイでした。
あの有名な睡蓮の池のスイレンもちょうど咲いていました!
ここは、本日のご昼食場所のレストランの外観です。
モネも訪れ、セザンヌやルノワールが宿泊したところでもあります。
前菜のサラダ
で・・・、メインはお魚のタラのお料理でしたが、、、
がーーーん、せっかく撮ったメインディッシュの写真が何故か???保存されておらず、
ありません。。。ご覧いただけず、すみません。
そして、こちらがデザート。ホワイトチーズにベリーソースです。
お味は、まぁ、普通といったところでで3点★★★でした。
こちらが、お店に貼ってあったもので、
セザンヌやルノワール、ロダン、シスレーらの有名な画家たちが
「ここに泊まったんですよ!」ということが書いてあるプレートです。
お味はいたって普通という感じではありましたが、
そんな有名な画家たちが通ったレストランで食事したことは、
お料理のお味よりも思い出深いものとなりました。
午後は、薔薇の村として有名なジェルブロア村へ。
ジヴェルニーから1時間20分で到着。
ちょうど薔薇が咲いている時期で、「フランスの美しい村」ジェルブロワ村を自由散策していただきました。
薔薇に彩られた300年前の街並みです。
その後、ルーアンへ。
ジェルブロアからは所要1時間10分で到着しました。
写真はありませんが、
ルーアンではモネが連作30枚を描いた「大聖堂」、
木骨組の家並み、500年前の時計塔、
旧市街の広場やマルシェ(市場)、ジャンヌダルク教会などをご覧いただきました。
1431年5月30日、
19歳のジャンヌダルクが火あぶりにされたところには十字架が。
この日はルーアンでのご宿泊。
ホテルには18:35到着でした。
この日のご夕食は自由食。
ホテルのロビーに待機して、お客様からの「どこかおすすめのレストランは?」などのご相談にお応えたり、また、ご希望のお客様とはご一緒させていただきました。
自由食は、それが楽しみというお客様もいらっしゃいますし、それはちょっと心配というお客様もおられます。
フレンドツアーでは自由食や自由行動に関するご質問やご相談に添乗員がお応えできますので、みなさま安心してご参加下さい。
ちなみに、ルーアンでは、最古(1320年)のレストラン「ル・クーロンス」などご紹介させていただきました。
◆3日目 晴れのち曇り時々雨のフルコース
最高気温は24度、最低は15度でした。
ご宿泊ホテルでの朝食です。
ちょっとシンプル過ぎ?の朝食です。
まっ、うちのツアーがケチったわけじゃなくて、
ここのホテルの朝食自体が、なんですけどね。
もうちょっといろいろあればよかったかな。
ということで3点★★★
08:30 ルーアンのホテルを出発し、エトルタへ。
09:55 エトルタ着。
モネが描いた「白いアヴァル断崖と針岩」を向かいのアモン断崖から眺望していただきました。
11:00 エトルタ発、港町オンフルールへ。
11:55 オンフルール着。
ここも若いモネや印象派の画家たちが過ごした印象派の画家たちゆかりの港町です。
この日のご昼食は自由食でしたので、お昼のお時間もここでお取りさせていただきました。
みなさま、各自で、ガレット(そば粉のクレープ)やシードルなどをお召し上がりいただいたランチなどです。
13:20 オンフルール発。
14:10 「フランスの美しい村」 ブーブロン・アン・オージュ着。
村のようすはこんな感じです。
教会までご案内した後、ここでも自由散策していただきました。
15:15 ブーブロン・アン・オージュ発。
17:30 モンサンミッシェル到着。
このツアーのこととは違いますけど、
日程を、あれもこれもと、めーいっぱい詰め込んだようなツアーですと、
朝も7時とか7時半頃にホテルを出て、夜は20時とか20時半頃になってようやくホテルに到着するような日程のツアーもあります。
今日も17:30にホテル到着しました通り、
このツアーではおおむねこんな感じで、朝も8時半頃出発と比較的ゆっくりで、夕方頃には毎日ホテルに到着する感じです。
この日のお泊りはモンサンミッシェルです。
こちらはホテル内の夕食レストランの雰囲気です。
モンサンミッシェル名物のふわふわオムレツを分け分けして下さいます。
この日はオムレツが前菜となります。
メインディッシュは、チキンのほぐし身とマッシュポテトの重ね焼きです。
デザートには、イルフロッタン(メレンゲのカスタードソース)。
フランスで食後定番のデザートです。
「浮島」という意味の名前のほか、「ウ・ア・ラ・ネージュ(淡雪たまご)」と呼ぶこともあるようです。
メインのお料理はちょっと塩辛かったけどおいしかったです。
満点の5点です。★★★★★
19:30頃から・・・大雨でした。
◆4日目 最高19度、最低14度
ご宿泊ホテルでのご朝食です。
暖炉のあるレストランでした。
もちろん、この季節に暖炉は使っていませんけど。
お味と品揃えは4点です。★★★★
いよいよモンサンミッシェルの観光です。
09:00ホテルを歩いて出発。
708年、司教オベールが聖天使ミカエルのお告げで礼拝堂を建てたのが縁起。
中世の時代に、岩山の上に壮大な聖堂を建てた技術にもびっくりですね。
まるで迷路のような重層構造をめぐり、
神秘的な霧の中のミカエルを見上げると、
どんどん潮が満ちてきました。
たっぷりフリータイムの間に、この日のご昼食も各自で自由食にてお召上がりいただきました。
13:55 モンサンミッシェル出発。
ノルマンディからロワール地方へとバスは進みます。
途中、休憩を一回はさんで、
17:45にホテル到着。
この日のご夕食はご宿泊ホテルのレストランで。
前菜が、ベーコン入りサラダ。
メインは、ビーフブルギニヨンヌ(牛肉の赤ワイン煮)とラタトゥイユ
デザートがプリン。
お味は、すみません、2点です。★★
メインがパサパサでした。
お味もそうなんですが、
とにかくっ!
スタッフのサービスが
おそーーーーーーーーい!!!
いったいどんだけ時間かかんのよっ!
それに!
お飲み物代の精算も
計算が遅----ーいっ!
しかも!
遅いだけじゃなくて、
計算自体も間違ってるでーーーーーっ!
こんなんでした、、、
◆5日目 最高気温19度、最低気温13度
この日のご朝食もご宿泊ホテルにて。
写真は1枚しかありませんが、品数はほかにもあります。
でも、3点ですかね。★★★
08:50 ホテル発、ロワールの古城へ。
09:30 シュノンソー城到着。
「6人の奥方の城」と呼ばれるシュノンソー城。
財務官の妻カトリーヌ・ブリゾネが建て、
60代の時に30代に見えたというアンリ2世の愛妻の館となり、
王の死後には正妻の手に、
デュパン夫人の文化サロンをペルーズ夫人が昔の姿に戻し・・・と
歴史を見つめてきたお城です。
ご昼食は「ガトー・ブルドン」にて。
前菜にミックスサラダ。
メインは、タラのムニエルにポテト添え。
デザートはガトー・ショコラ。
お味は3点★★★です。
12:50 レストラン出発、15:15 シャルトル到着。
シャルトルといえば、
シャルトル大聖堂のステンドグラスが
「シャルトルの青」と呼ばれて有名です。
16:20 シャルトルを出発し、パリへ。
18時頃、パリに到着し、市内の主な見どころを車窓からご覧いただきました。
18:40 ホテル到着。
この日のご夕食も自由食です。
この日もお客様からのご相談にお応えしておりましたが、
パリには日本食レストランやラーメン屋さんとかもありますので、
自力でもご心配されることなくお食事をいただける街です。
◆6日目
なんでもござれってフルコースのようなお天気!?
ご朝食はご宿泊ホテルでバッフェ式。
ちなみに、私のお皿はこんな感じです。
4点★★★★
この日は終日フリータイムです。
朝と、午前、夕方、
ホテルのロビーに待機し、自由行動や自由食のご相談にお応えさせていただきました。
以下は、フリータイム中に訪れたオルセー美術館にて、
今回のツアー中に訪ねたところを題材にした絵をパチリ!
オルセー美術館には印象派ファンの方あこがれの印象派の有名な作品がたくさん収蔵されています。
(実際にオルセー美術館へ行ったのは、翌日の午前中ですが)
もしも、オルセー美術館所蔵の作品の内の何点かが日本にやってきて、
日本の美術館で美術展を開いたとしたら・・・
おそらく何時間待ちってぐらいの名だたる作品がいっぱいあります。
まず
モネの「エトルタの断崖」
こちらは、クールベの「エトルタの断崖」
モネの「睡蓮」
モネの「ルーアンの大聖堂」連作
こちらもモネの「ルーアン大聖堂」の連作
これもモネの「睡蓮」
こちらはオルセー美術館内の5階のカフェの写真です。
ランチにいいと思います。
ここは2階のレストランです。
オルセー美術館は、元々は駅だったというのが頷ける一枚です。
◆7日目
写真はありませんが、この日もちゃんと朝食付いてますよ。
前日と同じく、ご宿泊ホテルのレストランでのご朝食(バッフェ式)です。
でもねっ!
何のインフォメーションもなく、朝食場所がこの日は突然2階のカフェに変更になってましたっ。
急いで、未だ来られていないお客様のお部屋へ、変更になってる旨の連絡のお電話をしました。
ちょっと!
わかってたんなら早く教えてよー、ホテルのスタッフさんたち!
(まっ、よくあることではあるんだけどね。)
でも、何も聞いてないお客様が「どうなったん?」と心配されるじゃないのっ!
ということで、
いよいよ帰国日なのですが、
普段ですと、帰国便のヨーロッパ発は昼頃出発の便が多く、
ホテルも朝には出発というスケジュールなのですが、
今回のこのツアーで利用する全日空のパリ発は
なんと!20:05 パリ発!
なので、ホテルを出るのが16時と、
朝から16時までの間、
この日も約一日、
朝から夕方近くまで
たーーーっぷり
パリの街をお楽しみいただけるのです。
16:00 ホテル出発し、空港へ。
17:05 シャルルドゴール空港着。
20:25 パリ発。
定刻は20:05でしたのでちょっとだけ遅れて出発しました。
もちろん、
帰国便も全日空で、
みなさまビジネスクラスをご利用です。
◆8日目
14:45 羽田空港着。
帰国手続き(パスポートコントロール、税関)。
羽田発着でご参加いただいたお客様とは、こちらでお別れ。
大阪発着でご参加いただいたお客様と
国内線のターミナルへ移動(約15分)し、
17:05 羽田空港発の全日空国内線で伊丹へ。
18:05 伊丹空港着。解散。
お疲れ様でした!
印象派の絵画をテーマに、
通常はあまり訪れることない田舎の小さな村や、
モンサンミッシェルやロワール古城、パリを盛り込んだツアーでした。
日程も比較的ゆったりで、
食事回数、フリータイムのバランスも良いツアーだったと思います。
天候は曇りや雨が多く、気持ちよく晴れた日はありませんでしたが、
前週の歴史的大雨や洪水もおさまり、
ストやユーロサッカーの大会による影響もそれほどなく
無事に帰国できました。
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