旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2015年6月26日
2015年5月28日出発 D411 エールフランス航空復路直行便利用!憧れのフランス12日間で頂いた食事をご紹介しま~す。
※お食事の評価を★星の数で評価しています!(五段階)ぜひ参考にしてみてください。
第1日目 5月28日(木)
関西空港からAF291便にてパリ・シャルル・ド・ゴール空港へ約12時間の空の旅。
AF7712便に乗り換えてニース、コート・ダ・ジュール空港へ。
乗り継ぎ時間が長くてちょっと疲れました。
空港から天使の湾の美しい夜景を見ながらホテルへ。
ホテルは深夜着となりました
ニースのホテルは旧市街にほど近い NHニース に2連泊です。
第2日目 5月29日(金)
ニース滞在
南仏は空気が澄んでいるので、太陽の日差しも強~い
まず美しい海岸線の道をドライブ、そして国境を越えてモナコ公国へ。
カジノのあるモンテカルロ地区やモナコ地区などを観光。
先週にF1グランプリが終わったばかりなので、観客席やポールポジションあとなど残っていました。
モナコ地区の展望台からの風景
その後、中間断崖道路を通り、鷲巣村のひとつ、エズ村へ。
昼食を食べた後、村の散策、平坦な道がないので、食事の後ののぼりはちょっと大変でした!
そして香水工場を見学して、ヴィルフランシュ・シュル・メールのサンピエール礼拝堂を見学したあと、ニースに戻りました。
夕食はホテル近くのレストランにて
昼食レストラン ル・ピノキオ
前菜は玉ねぎののったトースト。このあたりの名物で玉ねぎの味があまくておいしい。
メインはロースとポークとパスタ。
イタリアも近いことあって、パスタももちもち ホワイトソースがからまっていました。
でもちょっとボリュームがあったかな??
デザートはショコラ・ファンダンのイギリスソース。
カスタードの冷たいソースがおいしい。
チョコレートケーキは濃厚でおいしいのですが、日本人にはちょっと甘すぎたかな?
食事の評価 ★★★
夕食レストラン ル・ガリオ ニース旧市街近くのレストランにて
前菜はニース風サラダ。
ツナやオリーブの実、アンチョビが入っているのが特徴。
メインはブイヤベースで、数種類のお魚が煮込んであります。
サフランの香りがほんのとしていました。
もう少しスープがほしかったかな?
デザートはパンナコッタのフルーツソース。
色合いも素敵で、あっさりとした甘さでおいしかったです。
食事の評価 ★★★
第3日目 5月30日(土)
午前中、ニースの旧市街やシャガール美術館を見学したあと、エクス・アン・プロヴァンスへ。
途中、サント・ヴィクトワール山もきれいに見えました。
昼食後、少しエクス・アン・プロヴァンスを散策して、法王庁が移された歴史のある、アヴィニヨンへ。
歌で有名なサン・ベネゼ橋、法王庁宮殿を歩いて観光したあと、ホテルにチェックイン。
夕食はホテルにて。
駅のすぐそばにある、旧市街の城壁の前のホテル、アヴィニヨン・グランドに2連泊です。
昼食レストラン ラ・サントラ
前菜はサラダ。
この日は日中30℃まで気温が上がったのでサラダがおいしい!
メインはビーフの赤ワインの煮込みと巨大なポテト。
少し遅めのランチだったので、やわらかく煮込んだビーフをペロッと食べちゃった!って感じかな?!
デザートはプリンです。
食事の評価 ★★★
夕食レストラン ホテル
前菜は茄子のペーストのトマトソース掛け &サラダ。
トマトソースというか、濃厚なトマトの塊のようなソースでした。
茄子は見えませんが、プリンのような形のものがそうです。
メインはローストチキンと季節の野菜。盛り付けや色がきれいです。
デザートはヌガーアイス。
ナッツがいっぱい入っていて、バニラの香りがおいしさを引き立てます。
これも南欧のデザートらしいものですね。
食事の評価 ★★★★
アヴィニヨン滞在。
ゆっくりめの出発なので、朝旧市街を散歩した方もいらっしゃいました。
今日はプロヴァンスの史跡や小さな村めぐり。
まず、ローマ時代の大水道橋、ポン・デュ・ガールを見学。
今回は最上部の導水管ツアー付きなので、専用のガイドさんとともに見学
本日も暑くなったので周辺のプラタナスの木の木陰が心地いい~
昼食のあとは、ゴッホゆかりのアルルへ移動して観光、その後、ドーデの風車やレ・ボー・ドプロヴァンスなど観光してホテルに戻りました。
よく歩いた一日でした。
昼食 レ・テラス ポン・デュ・ガールの右岸にあるレストランです。
前菜はラタトゥイユで、南欧の野菜の煮込み。
冷たく冷やしているので暑いときにはあっさりといただけておいしい。
盛り付け方もきれいですね。
メインはメルルーサのレモンソース。
色も黄色ではっきり、味もレモンの味がよくきいていました。
デザートは洋ナシのタルト。
食事の評価 ★★★
世界遺産のポン・デュ・ガールの右岸(レストラン近く)からの写真と導水路ツアーでとった最上階の導水路の部分。
約50m歩きました。
上からの景色もすばらしい。
何よりも風が心地よく涼しくてよかった~
この日も暑かったんです
アルルの円形闘技場の塔の上からの景色。闘牛シーズンが始まり、ロゴマークが舞台についていました。
ゴッホが入院していた「エスパース・ヴァン・ゴッホ」の中庭。
ゴッホが描いたような花が咲いていてとてもきれい
夕食は各自で。
日曜日ですが、レストランはほとんど開いていました。
添乗員もロビー待機してお手伝いをさせていただきました。
プロヴァンス地方とお別れしたラングドック地方へ。
今日も暑かった
連日この暑さにはちょっとため息がでちゃいますぅ~
でも晴れているというのはありがたい話ですよね!
今日の宿泊ホテルはカルカソンヌのラ・シテの中にあります。
日中はにぎやかですが、夜になるととても静かでした。
観光の後はフリータイム。
午後、希望の方はラ・シテからバスティード地区まで歩きました。
ベストウエスタン・ドゥ・ドンジョン泊。
オウド門近くのホテルです。
昼食 カルカソンヌ、ナルボンヌ門近くレストラン ル・プロにて
まずは砂肝入りのサラダ。
サラダにある黒い物体がわからず、皆様に聞かれました。
このあたりの名物で、見た目よりもずっとおいしい! みなさん、ほぼ完食
メインはこのあたりの名物のカスレ。
素焼きの土鍋の名前が料理の名前になりました。
トゥールーズのソーセージ、カモ肉、白豆などが煮込んである料理で、あつあつ~
みなさん、フウフウいっていただいていました。
結構、ボリュームのある郷土料理なので、おいしいけど、食べきれな~い
鍋ごと全部いただいていたのは運転手だけでした。
デザートはアイスクリームです。
バニラとチョコレートフレーバーのものでした。
食事の評価 ★★★★
夕食 ホテルのレストランにて
前菜は生ハムとサラダ。
ハムは少々塩味が強いですが、このあたりのコルビエールワインとの相性はいいですね
メインは仔牛肉の煮込みとマッシュポテト。
デザートはフルーツサラダ。
缶詰のフルーツではなく、ちゃんとした生のフルーツが使われているのがうれしいですね。
食事の評価 ★★★★
本日の日没は21:23・・・ということで、暗くなるまで待って、22:00にホテル出発!
旧橋まで歩いて夜景をお楽しみいただきました。
お天気が良かったので、夜空もクリアー!
しかもほぼ満月だったんです。
月明かりも美しい~ 感激でしたね。
カルカソンヌからアキテーヌ地方へ。
トゥールーズまでは車内から世界遺産のミディ運河を見ながらドライブ、そして美しいブドウ畑を見ながらサンテミリオンへ。
旧市街の中心の広場にあるレストランで昼食後、石灰岩で作られた村を散策。
今日もお天気が良かったので美しい景色を楽しむことができました。
その後、サンテミリオンのワイナリーでワインの試飲。
そしてボルドーへ。
ガロンヌ、ドルドーニュ、ジロンド・・・・・暑くて添乗員も川の名前がこんがらがってました。すみません
宿泊ホテルは、ボルドー市内北にあるプルマン・ボルドー・ラック、国際会議場のあるところです。
ホテル前がトラムの乗り場なので、夕食までの合間に旧市街に行かれた方もいらっしゃいました。
昼食 アメリア・カンタ レストランの中庭のテラスでいただきました。
前菜はフォアグラと玉ねぎのコンフィとブリオーシュ
贅沢な前菜です。
お皿に盛り付けてある塩をちょっとつけて食べるのも美味な方法です。
甘~い玉ねぎとの相性もGOOOOODですね
メインは牛肉のステーキ。
脂肪のある肉はフランスでは好まれないので、しっかりとした赤みのお肉。
歯が悪い人には申し訳ありませんが、噛めば噛むほど味がでておいしいです。
運ばれてすぐに食べてしまったので、まだ手を付けていないお客様のものを取らせていただきました。
お恥ずかしい話で・・・・・ごめんなさい!
デザートはレモンチーズケーキ。
濃厚なチーズのケーキでしたが、レモンの酸味がしっかりきいていてあっさりとおいしくいただきました。
レストランはこの広場に面したところにあります。
いつも人でいっぱい!カフェも数件あり、サンテミリオンの中心広場です。
食事の評価 ★★★★★
サンテミリオンの展望台よりの景色。
私のお気に入りのスポットで~す
夕食 ホテルのレストランにて。
ちょうどフレンチ・オープンテニスで日本選手とフランス人選手が対決
興味ない~っと言っていたフランス人スタッフもなんだかんだとテレビを観ていました。
前菜は野菜のテリーヌとサラダ。
あっさりとした素朴な野菜のおいしさです。
メインはポークの煮込みでボリュームありました。
パンと一緒についてきたのが、ブルターニュの有名なバター。濃厚でおいしい!
有塩と無塩バターが出されてました。
デザートは洋ナシのタルトのカラメルソース。
やっぱり甘いけど、新鮮な洋ナシを使ったものなので、おいしいです。
洋ナシとキャラメルソースはなかなかフランスらしいおしゃれなコンビネーションです
食事の評価 ★★★★
少し早起きしてTGVに乗車。
ボルドーの旧市街とジロンド川を見ながらサン・ジャンの駅へ行きました。
スーツケースや不必要な手荷物はバスに置いたまま、TGVに乗車して、バスは回送。
そしてロワール地方、トゥールのサン・ピエール・デ・コーの駅まで約2時間半。
TGVの車掌さんが男前?
うちのマダム達はしっかりとチェックしてましたぇ~
到着後、ロワール地方のお城めぐり。
今回は例外的にお泊りがトゥール市内ではなく、アンボワーズで、しかもシャトーホテル ラッキーでした。
エレベーターがないので、荷物が届くのに時間がかかりましたが、いつもはバスで夕食に出かけるのに、今回は宿泊ホテルにていただけたので、ゆっくりでした。
ホテルの名前は、ル・ショワゼルです。
昼食 6人の夫人の館と呼ばれるシュノンソー城内にあるレストラン、オランジェリーにて。
このお城はいつもお花がきれいで、今回も華やかなお花が迎えてくれました。
前菜はトゥール風のキッシュ。
やわらかく煮込んだ豚肉の繊維状になって入っているパイです。
メインは雄鶏のワイン煮込み。
巨大な雄鶏であったことが想像されます。
やわらかくて美味です。
添えてあるワイルドライスもバター味でおいしい!
メインはメレンゲアイスクリーム。
バニラとイチゴのミックスです。
食事の評価 ★★★★
夕食 ホテルのメインダイニングにて。
なかなかスタッフはきりっとしたサービスで良かったです。
小規模なホテルなので、なんか常連客もいそうな感じ。
雰囲気もサービスもお食事もとっても良かったです。
まず、前菜はカニのテリーヌ(缶詰ではなく、フレッシュなものでした
ヨーグルトソース & サラダ。
メインはロワール川の魚のグリル。
皮がぱりぱり、香ばしくておいしい!
魚の上にのっているのは何かのお花??
写真にとるとなんか、グロテスク
見た目はもっときれいだったんですが・・・・・
でもデコレーションが素敵
デザートはフルーツとババロアとミニケーキの盛り合わせ。
カラフルで子供のおもちゃのような盛り付けで、かわいい。
甘さも抑え気味でおいしかったです。
食事の評価 ★★★★★
ロワール地方からブルターニュ地方へ。
中心都市レンヌの散策、そして郷土料理に舌鼓!
その後、モン・サン・ミシェルへ移動して観光。
頑張って修道院まで上りました。
ふつうはとても涼しいところなのに、とっても暑かったです。
ホテルは、メルキュール・モン・サン・ミシェルで、夜景のポイントまで歩いてすぐ、スーパーも目の前にあるのに、今日はリニューアルオープンのパーティがあるとかで、早く閉まってしまいました。
さすがフランス人! 観光客よりも自分たち優先
閉店時間になってから騒げばいいのにね!
ほんと働かない人々です。
いけなかった方、追い出された方、ごめんなさい。
昼食 レンヌ市内のクレープ屋 クレプリー・サント・アンヌ にて
クレープといえば、飲み物はシードル、というのが定番です。
そのシードル(りんご酒)は通常、グラスではなく、こんなカップに入れてのみます。
この陶器のピッチャーのなかにシードルが入っています。
前菜はサラダ。
本当に葉っぱしかないサラダでした。
寒冷地なので、生野菜を食べる習慣がないからかな~?
ドレッシングはなかなか美味でしたね。
メインはそば粉の入ったクレープで、ガレットといいます。
中の具がいろいろ選べますが、今回は、チーズ、ハム、卵でした。
実は、写真を撮るのを忘れてしまい、食べかけを取りました。
卵をつぶしちゃったとこ~
デザートはバターのクレープ。
小麦粉で作ったものはクレープといい、ブルターニュではデザートの生地に使われます。
食事の評価 ★★★★
夕食 ホテルのレストランにて
前菜は名物のオムレツ。
このサイズを6~8人で切り分けていただきました。
おこげの部分はおいしいですが、あとはメレンゲのあわ、あわ、あわ・・・
これを作るのに、材料や分量は企業秘密だそうです。ふ~ん
メインはローストポークと温野菜。
なんか、ちょっとピリッとしたソースでした。
デザートはイル・フロターントという、卵を使ったデザート。
メレンゲとバニラソースのデザートで、素朴なお味でおいしい。
いつの季節にもいただけるあっさりとしたデザートです。
食事の評価 ★★★
そして本日は海の干満差があるという日に当たり、満潮は21:17で、ちょうど夕食後、ここに夜景や島の見えるところまで行きました。
私も行って写真を撮ってきました。
島まで歩いた人もいました。
この時期は日が長くて暗くなるのがおそいですからね~ 夕焼けもきれいでした。
モン・サン・ミシェルからオンフルールを経由してパリへ。
緑の美しいノルマンディー地方を見ながら移動。
晴れていましたが、突然、オンフルールで観光が終わり、フリータイムになった途端、雷がゴロゴロ・・・・・
そして大粒の雨が降り出しました
みなさん、どこかで雨宿り・・・・・今回の旅で最初で最後の雨でした。
昼食のあと、パリへ。
ホテルはブローニュの森の近く、ラディソン・ブル・ブローニュ・パリに2連泊。
フレンチオープン期間中ともあって、それらしき人々がホテルに宿泊しているような感じでした。
昼食 オンフルールのレストラン レ・ドゥ・ポン(2つの橋)という意味。
前菜はムール貝のワイン蒸し。
白ワインの風味がとてもよく残っていました。
引き締まった身であっさりといただけました。
メインは白身魚のノルマンディ風ソース。
バター・クリームソースでした。
デザートはアップルパイ。
ぱりぱりとしたパイ地にりんごをたっぷり使った具がおいしい!
デザートヒット賞の一つですね。
食事の評価 ★★★★
夕食 ホテルのレストランにて
前菜はスモークサーモンのカルパッチョ風。
レモンをかけてあっさといただいました。
メインはラム肉のロースト。巨大 でした。
デザートはクリーム・ブリュレのマカロンのせ。
マカロンはいろいろあって、イチゴ、チョコレート、ピスタチオ、キャラメルなどありました。
乳製品は濃厚で本当においしい国ですね。
食事の評価 ★★★
終日自由行動。
それぞれのプランでお楽しみいただきました。
最高気温は24℃と言っていましたが、実際はもっと暑かったです。
ホテルが少し中心地より離れているので、みなさん朝早く出ていかれたまま、昼食も夕食も中心地で済まされた方が多かったです。
第11,12日目 6月7,8日(日、月)
いよいよ旅も終わり、ホテルからシャルル・ド・ゴール空港へ。
AF292便にてパリから関空まで直行便で帰国。お疲れ様でした。
マロニエの花も終わり、初夏の花が咲き始めたフランスでした。
でもまだひなげしの花が残っていたり、初夏の中に春も感じる風景も楽しめました。
今回は満月の前後の週とあって、夜景も美しく、海も潮の干満の差があっていろいろとラッキーでした。
次回のご旅行の参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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