旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年3月16日
2016年 2月11日 木曜日 関西空港発 F605
でいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。
船内の料理がほとんどで、朝のバイキングなどは同じようなものが多かったので、撮っていなかったり、また人が群がっていて取れないこともありましたが、ご容赦ください。
オスロ ホテル ラディソン・ブルー・プラザ 一泊
関西空港からフィンランド航空078便にてヘルシンキまで約10時間40分のフライト。
向かい風が強かったようで通常よりも少し長めのフライトとなりました。
乗り継ぎ時間が短いうえに到着が少し遅れたので、慌てて荷物検査、パスポート審査を済ませ、ゲートに駆け込み~!!
なんとか、AY659便に乗り継げてオスロまで1時間15分で着きました。
オスロではリレハンメルで行われる予定のユースオリンピックの選手もたくさん到着していて、とてもにぎわっていました。
荷物も無事に出てきて、バスでオスロ中央駅の近くにあるホテルにチェックイン。
18:00頃にはホテルにチェックインして落ち着いたので、向かいにあるショッピングセンターへ出かけた方も多かったようです。
北欧らしい木材をふんだんに使った暖かな雰囲気、シンプルな北欧家具はどこか心惹かれるものがありますね。
搾りたてのオレンジジュースを自分で作ることもできます。
ハムの種類も多いく、スモークサーモンなどもあり、美味です。
リッチな味わいのヨーグルト。北欧の十八番、ブルーベリージャムやベリージャムといただくとおいしいですね。
食事の評価 ★★★★
ホテルより歩いてオスロ中央駅へ。
大きな荷物は別便でベルゲンの船ターミナルまで運ばれるので楽ちん~
ベルゲン中央駅8:25分発でしたが、少し遅れてベルゲンを出発。
ノルウェー国鉄が誇るベルゲン線で、週末ともあってスキーに出かける人々などで混んでいました。
初めはオスロフィヨルドなどを見ながら、最高地点のフィンセあたりでは美しい雪景色がご覧いただけました。
昼食は電車内でいただき、ベルゲンには定刻の14:59に到着。
その後、ベルゲンのブリュッケン地区などを散策して、フィッティルーテンの船ターミナルへ。
チェックイン後、船内を探検して18:00頃キャビンに入りました。
電車内でいただいたランチボックスの内容です。
北欧では貴重なバナナ・・・・そしチキンのサンドイッチは三段重ねでバラバラにはできず、
大きな口を開けてかぶりつかないといけないので、大変でした。
具だくさんのサンドイッチでした。ポテトチップやシナモン味のクレープ、ミルクチョコレートなどをいただきました。
オレンジジュース付ですが、食堂車で暖かいコーヒーやビールなどをいただくこともできます。
食堂車からアルコール類は持ち出しできないので、お弁当を持って食堂車のテーブルで食べることもできま~す
食事の評価 ★★★★ 現地のシンプルなお弁当にしてはいろいろ楽しめました。
いよいよ6泊7日の船旅のはじまり~
今回の船はフィンマルケン号です。
夕食はバイキング (船内にて)
やはりシーフードは豊富。
エビは剝くのがめんどくさかったですが、ぷりぷりしておいしかったです。
デザートやチーズは豊富です。
繊維不足になりがちな人には、フルーツもたっぷり!
寒い国なので自国で育つ果樹は少ないので(リンゴくらいかも)フルーツはとても貴重なんです。
食事の評価 ★★★
船内朝食の様子
パンは暖かいものもあり、焼き立ての香りがします。
ライ麦のはいったものもあるので、繊維が不足な方にはおすすめ。
ジャムの種類も多く、珍しものではクラウドベリーがあります。
ノルウェーならではの山羊のミルクから作るキャラメル味のチーズ。
味のようにキャラメル色です。
薄くスライスしてあって崩れやすいので、セロファンでひとつひとつ取りやすいように
区切ってくれています。
スーパーでも簡単に購入できるもので、ノルウェーにしかないのでお土産にしてもいいですね。
ブロックタイプのものもありますが、チーズ切の道具がなければ包丁で切るのは結構大変なので、
このようにスライスにしているものがおすすめです。
ジャムなどに合わせて食べたら、とてもヘルシーなデザートになります。
このチーズはほかのチーズに比べるとコレステロールが少なく、とてもヘルシーです。
ゆで卵にはどれぐらい茹でているかがわかるように、タイマーがついています。
食事の評価 ★★★
船内の昼食の様子
朝食は頑張って取ったのですが、すっかり昼食のバイキングの様子をとるのを忘れてしまいました すみません。
本日も快晴! 予定通り12:00にオーレスン到着。
この町は1904年の火災で町がほとんど焼けてしまったので、その後、その当時流行っていたユーゲンシュティール(フランス語ではアールヌーボー)風の建物で町が再建されました。
ということで、ステキな建物がいっぱい残っています。
ご希望の方と散策。
お天気が良く、散策するのにも気持ちがよかったです。
オーレスン出港後はローカルフードの紹介で、今日はラム肉の燻製が紹介されました。
船内では、寄港地で仕入れた現地の典型的な食べ物を毎日紹介してくれます。
もちろん試食もさせてくれます。
オーレスンの近くに秘境としてしられる美しいフィヨルド、
ゲイランゲルフィヨルド付近で育つ羊を使って燻製のハムを作ります。
黒豚も有名ですが、一味違う独特の風味。
これもまた豚に比べるとローカロリーです。
薄くスライスして豚肉と比較しながらいただきました。
この船の副操縦士とシェフ(白い帽子をかぶっている人)がみずからデモストレーションしてくれました。
本日の夕食はセットメニュー
タラの燻製と大麦のトマト煮込み。
柔らかく煮込んであり、食べやすい。
アクセントににんにくが添えられていました。
ラム肉のローストが本日のメイン。
今日航行したエリアの名物といえば、やはり羊だそうです。
マッシュポテトを芸術的にアレンジしているところが憎いですね。
とても柔らかくて独特のラム肉のくさみもなく、とてもおいしくいただきました。
デザートは、リンゴとクリームとバニラアイスで、このアイスクリームはもうちょっと工夫ができなかったかしら???
クリームのてっぺんに乗っているのが砂糖菓子を上手にあしらえたもの。
これ以上上には乗せられたかったからアイスクリームがこの位置なんですね。
食事の評価 ★★★
食後のコーヒー、紅茶のサービスはなくなりましたが、今回のお客様のキャビンには湯沸かしポットと
ティーセットがついているので、いつでもお部屋で頂けます。
朝、6:00にトロンハイム到着。
朝食後、トロンハイムの観光へ。
展望台やトロンハイム大学、ニーダロス大聖堂など見学。
ご希望の方は大聖堂から歩いて船のターミナルまで戻りました。
日曜日なのでお店はほとんどしまっていますが、よく写真で紹介される
木造の橋は通ると良いことがあるといわれています。
川沿いの木造の家々もとてもかわいらしいです。
船内の昼食の様子
本日のローカルフードの紹介はムール貝でした。
トロンハイムフィヨルドは全長170KMで、たくさんのムール貝が養殖されているそうです。
そしてヨーロッパのあちこちに空輸されています。
新鮮なのでプリプリしておいしい!
そして、本日もとてもいい天気で海も穏やかだったので、冬場は滅多に通ることのないストークスン海峡を通ることができました。
なんと、最短幅は42m! スリル満点でした。
船内のツアーコーディネーターの方は、天使が船に乗っている時だけ、この海峡を通ることができるのよ!なんて言ってくれました。
私たちではないかもしれませんが、言われるとそんな気になってしまいました。
橋をくぐる劇的瞬間をとることができました。こんな狭い海峡を大きな船が通るなんてすごかったです。
夕食はセットメニュー
おひょう入りのノルウェー風パエリア。
おひょうってどんな魚かな?と思っていたら、
トロムソのポラリアの水槽にいました。
黒っぽい、大きな逆なでした。
味はきわめてタンパク。
パエリアはお米の代わりに大麦が使われています。
カモ肉のグリル(限りなくチキンに近いような・・・・・・・・) 北欧のカモは日照時間が少ないから、北欧人のように白くなるのかしら??カモのイメージとは違うものでした。
添えられているのは、紫キャベツを甘辛く煮たもので、ビビットな色をしていますが、自然の色です。
デザートはフランのベリー添え。
プリンの上にクラウドベリーが載っています。
アイスクリームが添えられています。
食事の評価 ★★★
食後、ご希望の方とオーロラハンティング。白いオーロラが見えました!
6:58にあと10分で北極圏を通過するアナウンスあり!
デッキに上がって北極圏に入るモニュメントを見た方も!
今回の北極圏通過時間は07時07分23秒でした。
北極圏通過の時間当てクイズの当選者発表とネプチューンの洗礼式があり、背中に氷を入れてもらう儀式に参加しました!
船内昼食のバイキング
昼食は残った素材をうまく利用して料理されています。
船の中は食材にも限りがあるので、とても上手に使いまわしをしているのがわかりました。
でもデザートは変えられないかな?? 昨夜と同じものが並んでいました。
食事の評価 ★★★
昼食後、ご希望の方とボドの町の散策。
本日の夕食のセットメニュー
ノルウェー風のパエリアはビートと大麦入りで、プリプリしておいしかったです。
メインはタラとマッシュポテト。
タラは新鮮なので身がホクホク。
素材を生かした味付けで、こてこてとしたソースではなく、あっさりとしてよかったです。
デザートはベリーとクリーム。
寒い国なのでフルーツといえばベリー類が中心。
今回はサクランボ、キイチゴ、ストロベリーなどを甘く煮たものにホイップクリームが載っていました。
ホイップクリームには砂糖が入っていないので、甘すぎず、シナモン風味のソフトビスケットともいい相性でした。
食事の評価 ★★★
夕食後、スヴォールヴァールにて氷のギャラリーやタグフィンギャラリーに出かけた方も!
そして、夜遅く、トロルフィヨルドの入り口を航行、サーチライトで照らされ、
神秘的な様子をご覧いただきました。
でも寝てしまった方もいたかも・・・?!
そしてちょうどトロルフィヨルドを過ぎたころに、オーロラ(色付き)が見られました。
ずっと雪が降っていたからあきらめていたのですが、急に晴れだしてオーロラ出現!
本日は朝はゆっくり、ハルシュタでは古い石造りの教会が出港後見えました。
フィンネスに寄港した後、トロムソへ。
すごい雪が降っていました。
トロムソの観光ではまずはポラリアへ行き、北極圏に生息する魚やアザラシのトレーニングなどをご覧いただきました。
そしてトロムソ島を一周してトロムソ橋に向かっていると、橋で事故が発生して橋が閉鎖。
対岸にいけないことが判明。
北極教会へは行くことができませんでしたが、船内からはその姿をご覧いただくことができました。
ビールが好きな方は出港までの時間、北極圏で作られているビール「マックビール」を飲んだり、少し散策をしたり、雪のトロムソでそれぞれお楽しみいただきました。
本日の夕食
キャロットスープがまず前菜にでました。
人参のほんのりとした甘さに、クリームがふんだんに使ってあって、
甘さを抑えるためにカリカリに調理したベーコンがクルトンの代わりに入っていました。
甘さがさらにおいしく感じられて美味でした。
イワナのグリル。
ますと思われがちですが、これが北極イワナというもので、とてもシンプルなお味。きらきらと皮が光っていました。
淡白な魚なので、バターで風味をつけていましたが、もうすこし料理方法に工夫をすれば・・・・・と思いました。
巨大なうえに、アクセントがあまりない料理方法で全部食べれなかったです
クラウドベリーとサワークリーム。
上に載っているのはほおずきで、ヨーロッパでは高級フルーツです。
苦みがなく、種も柔らかいので、おいしくいただけるものです。
知らない人は飾りだと思って横によけていますが、いらないなら私が食べま~す!といえば、みなさん食べておいしいと言っておられました。
食事の評価 ★★★ キャロットスープは★5つ
本日も雪模様で星が出ていませんでしたが、夜になると晴れはじめ、23:55頃からオーロラ出現!
深夜から風が強くなり、船も結構揺れました。
11:20、少し遅れてホーニングヴォーに到着。
少し早目の昼食。
やはり船内でバイキング。
観光の時間に合わせて昼食は10:15からオープン。
フィンマルケン号のシェフです。とてもチャーミングで親切。日本の包丁を数種類使っていると言っていました。
ノールカップの観光に出かける寸前に、強風のため先行していた観光バスがノールカップに行く途中に強風にあおられて横転。
道も一部閉鎖ということで、危険だということで、ノールカップツアーは催行中止となりました。
小さなホーニングスボーの港町でそれぞれ散策。
冬が長く、雪と氷におおわれる大地では、乗り物にも工夫が見られます。
地元の人が薬局に行くのに乗っていたそり。
片足をそりの上に乗せて、もう片方の足で大地をけって進みます。
ちゃんと買い物用にバスケットもついています。
安定感抜群、すいすいと進みます。
人が少ない地方ならではの北極圏版自転車といったところでしょうか?
寒々とした海の風景。
荒々しい海を眺めるかのように民家が立ち並んでいます。
ノールカップに行くことができなくて残念でしたが、こんな北国の風景を見ることができて、印象的でした。
絵になりそうな風景です。
出港後、サーメ人たちの聖地といわれるサーメフィン教会のライトアップと地元の漁師がタラバガニを持ってきて披露してくれました。
夕食はバイキングでしたが、その蟹がでました!
この赤いエビは食べるのはめんどくさかったけれど、とてもおいしかったです。すごい色ですが、美味~
カニの写真がなくてごめんなさい。三杯酢がほしかった~
食事の評価 ★★★
宿泊ホテル:サーリセルカ サンタズホテル 一泊
船旅も終わり、ロシア国境近いキルケネスに少し遅れて到着。下船後、フィンランドから来たバスに乗って、ロシア記念碑を見た後、j国境を越えてフィンランドへ。イナリ湖畔でランチ。その後散策もお楽しみいただきました。そしてウィンタースポーツのメッカ、サーリセルカへ。雪景色がきれいでした。
昼食 : イナリ湖畔 ホテルイナリ
サラダ、マッシュルームスープ、ポークのクリーム煮、アップルパイ、コーヒーまたは紅茶 などがあるバイキングスタイルでしたが、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんなさい 味はとても良かったです。
食事の評価 ★★★★
どれもあっさりとしたとても良いお味でした。
夕食はホテルの敷地内にあるコタレストランで、たき火を見ながらいただきました。食事が冷めないように、火の回りに私たちがいただく食事が置かれていました。パチバチと音を立てながら、燃える炎のそばでいただくのも格別!写真を撮るにも暗くて問題でしたが、何とかなりました。
サーモンが入ったお魚のスープ。クリーミーで、ポテトも柔らかく炊いてスープに入ってました。ウイキョウのようなハーブが入っていて、こちらでは魚のスープなどにパセリ代わりによく使われます。
トナカイ肉の煮込みとマッシュポテト。トナカイは北極圏以外では高級に取引されているお肉。細かくスライスしてあるので、とても柔らかく、マッシュポテト、ベリーソースとよく合います。全く癖がないわけではないですが、ベリーソースと合わせると不思議な味がします。
デザートチョコレートムースはどこにでもあるようなものでした。
コーヒーまたは紅茶。ククサでいただきました。サーメの人たちが愛用している、白樺の木で作ったカップです。やけどしないからいいですね。ピクニックの時にあっても便利。やっぱり木の食器はあたたかみがあり、いつものコーヒー、紅茶も違う味に感じます。
食事の評価 ★★★ 雰囲気は
夜、オーロラハンティング。風は有ったので雲が動いていましたが、晴れ間がなかなか出ませんでした。ちょっと無理だったようです。
朝食のバイキングの様子
いよいよ帰国となりました。11:00ホテルを出発。少し出発までサーリセルカを散策した方も・・・・。
イヴァロの空港までは約30分。
フィンランド航空557便にてヘルシンキへ。
悪天候のため、少し到着が遅れました。
出国審査の後、フィンランド航空077便にて関西空港へ。
この便も出発が遅れ、関西空港へは約30分ほど遅着となりました。
何度もオーロラが見えずにツアーを終えるコースをやってましたが、今回は比較的天気も良く、船上からは3日目以降、毎日オーロラを観測することができました。太陽風の影響で薄いオーロラで肉眼では白色にしか見えない日もありましたが、後半は肉眼でもはっきりと色も見えてよかったです。夜中に出ることが多かったので、やはりオーロラを観測するには忍耐が必要ですね。
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