旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年3月 4日
フレンドツアー 関西発 2025年2月3日出発
フィンエアー利用
憧れのオーロラキャビンに2連泊 北欧 神秘のオーロラ8日間
【コース番号:FE065】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介します。お料理は★の数で評価します。満点が星5つ★★★★★となります。
1~2日目
深夜、関西空港よりAY68便にてフィンランド、ヘルシンキへ(北回りで12時間35分)。
翌日、ヘルシンキにて乗り継ぎ、AY603便にてラップランドの玄関口イヴァロ空港へ(1時間35分)。
ようやくイヴァロ空港到着。いきなり-29℃の表示に驚愕!
空気が冷えて、空も澄み渡っていました。
約30分でサーリセルカ到着。街の中心部を散策後、宿泊ホテルへ。オーロラキャビン周辺は新雪が降り積もっていました。
キャビン内は屋根半分がガラス張りになっており、暖かいキャビンにいながら星の煌めく夜空や、場合によってはオーロラも眺めることが可能です。
チェックイン後、防寒服(つなぎ)と手袋、ブーツをレンタルしました。チェックアウト時まで使用可能でアクティビティやオーロラ鑑賞の際に大活躍します。
夕食:ホテル内レストラン
毎晩、ビュッフェスタイルの夕食をいただきます。こちらは温かい料理のコーナーです。お魚とお肉のメインは毎日変わります。
大人気のデザートコーナー。チョコレートファウンテンは下にあるマシュマロと共にフォンデュのようにいただきます。ケーキやマカロン、チョコレート、アイスクリームなど種類豊富です。
冷たい前菜類。スープも日替わりで楽しめます。
評価は星4つ★★★★です。
本日オーロラアラートは鳴りませんでしたが、21:30頃うす~い白色のオーロラが出現! 写真に撮ると雲は白色のままですが、オーロラは緑色になります。今晩はお疲れの方が多く、ごく少数の方が目撃。
宿泊:Northern Lights Village
3日目 サーリセルカ
朝食:ホテル内レストラン
種類豊富なビュッフェスタイルの朝食です。寒冷地ですが、新鮮な野菜や果物も揃っています。
レストラン内は木の温かみが感じられ、シンプルモダンな感じでまとまっています。
2連泊するホテルの本館には、レセプションとレストランが入っています。
ロビーもレストランと同様に、星のモチーフが効果的に使われており落ち着いた雰囲気です。
朝食後、全員参加のトナカイそり体験です。早朝から私たちのためにスタンバイしてくれています。 こちらのホテルはヴィレッジ内で殆どのアクティビティを楽しめるため、面倒な移動もなくとても便利です。
静寂な雰囲気の中、約20分間白銀の世界をお楽しみいただきました。私たちはただ座っているだけでOKです。
トナカイたちはお仕事終了、ここで写真タイムとなります。
4名様はスノーモービル・サファリにご参加。吹雪の中、疾走する姿はとても格好良かったです。
合間に小休憩。皆さんが子供のように雪と戯れ遊んでいらっしゃる姿が印象的でした。
午後は、16名様がハスキー・サファリにご参加。通常のツアーとは順番が異なり最初にコタ(本来、トナカイ遊牧民であるサーメたちの移動テントのこと)の中で、ホットベリージュースをいただきながら、インストラクターの方からハスキー犬についての説明がありました。
その後、パピー達とのふれあいの時間です。パピーと言っても8~10か月で少し大きめの子犬ちゃんたちでした。
オスのミッキー君はインストラクターが大好き! インストラクターの方もワンちゃん愛があふれていました。
ようやくハスキー・サファリスタートです。最初はものすごく吠えまくっておりビックリしますが、スタッフの指示のもとスタンバイします。1台のそりに2人乗り、6頭のハスキー犬が引っ張ります。一人は立ってそりを操縦(スピードコントロール)し、一人は座ります。途中で交代しますが、時々ハスキー犬が疲れると押して助けてあげることも!
約30分後、戻ってきた後はお疲れのハスキー犬たちも静かになり写真タイムになります。
本日は上記のアクティビティの他、クロスカントリースキーやスキーバスでカウニスパーの丘に行ったり、ヴィレッジ内の貸切サウナを楽しんだりと、皆さまフリータイムを満喫されたようです。
夕食:ホテル内レストラン
本日もビュッフェスタイルの夕食ですが、昨日とメニューは異なります。今夜は珍しいエルク(ヘラ鹿)のシチューもありました。
評価は星4つ★★★★です。
本日はオーロラアラートが鳴り、深夜1:00~3:30頃までオーロラ出現! 添乗員の携帯は古くて上手く撮れないため、以下のお客様提供の写真でお楽しみください。
なんとキャビン内からも美しい星まで一緒に撮れています。お客様の画像を又撮りしてもこの鮮明さです!
宿泊:Nothern Lights Village(連泊)
4日目 サーリセルカ~ロヴァニエミ
本日は昨日と打って変わって快晴!キャビンは皆オーロラの見えやすい北の空に向かって建てられています。
ヴィレッジ内から見る美しい日の出(お客様提供)。
ゆったりめの10:30出発、ロヴァニエミまでの移動中も美しい青空と白銀の世界を車窓から満喫。
昼食:Ravintola Punakettu
本日の昼食は、アメジスト採掘で有名なリゾート地ルオストで用意しています。店内の壁に描かれた「赤いきつね」が店名になっています。
コーヒーカップに注がれたベジタブルスープ。少しスパイシーでおかわりされた方も多かったです。
ビーフとポークのミートボール、ベリーソース&マッシュポテトとピクルス添え。とても食べやすい味でした。
フィンランドらしいベリーケーキ。コーヒーまたは紅茶はセルフサービスでいただきます。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、ロヴァニエミに向かいます。
アルクティム博物館外観。
博物館内部。174mの奥行きのあるガラスの天井がユニークです。ここではラップランドの自然、文化、歴史を学ぶことができます。
トナカイの展示。 ガイドさんからトナカイの生態について大変興味深い説明があり勉強になりました。
ラップランドに住むサーメの人たちの伝統的な婚礼衣装。
後ろ側も見てみましょう。
この他、美しいラップランドの四季を紹介したショートムービーやオーロラに関する展示などもご覧いただきました。
夕食:ホテル内レストラン
トマトスープ。
ビーフ赤ワインソース煮込み&ピラフ、マッシュルーム添え。
チョコレートムースとコーヒー又は紅茶。 ムースの上のソルトとピスタッチオのトッピングが味のアクセントになっています。
評価は星4つ★★★★です。
夕食後、オーロラハンティングでオルカ湖に出かけました。雲間から奇跡的に出現した薄いオーロラ(お客様提供)をバッチリとらえていらっしゃいます。時々横に伸びていくオーロラも見えましたが、今夜は厚い雲に阻まれました。
オーロラハンティング帰着後、深夜3:00頃、あきらめずにホテルからケミ河畔まで行かれ待ち続け、ようやくとらえた見事なオーロラ!(お客様の画像を又撮り) 添乗員はあきらめて就寝。。。
宿泊:SOKOS HOTEL VAAKUNA ROVANIEMI
5日目 ロヴァニエミ
朝食:ホテル内レストラン
ひと通り揃ったビュッフェスタイルの朝食。フィンランドでよく食べられるカレリアパイもありました。
左側のパイがカレリアパイです。フィンランド東部カレリア地方の伝統料理でミルク粥をパイ生地で包んでいます。
北欧の人々が大好きなミートボールもありました。
朝一番で開館前のサンタクロース村へ向かいました。
フレンドツアーのお客様だけの貸切でサンタクロースとの会話や記念撮影でお楽しみいただけます。
サンタクロース村内に北極圏ラインが通っており、またいで写真を撮れます。(と言っても積雪でラインは見えませんが。。。)皆様には北極圏到達証明書をお渡しします。
サンタクロース村内にはオフィシャルの中央郵便局もあります。
局内には二つのポストがあり、左の黄色いポストは普通のポスト、右側の赤色の方はクリスマスの時期に配達されます。クリスマスの時期にサンタからのカードが届くサービスもあります(有料)。
ここからTOKYOまでは7340kmと表示があります。
たっぷりサンタクロース村で過ごした後はホテルに戻り、フリータイムです。ホテルは街の中心にあり、メインストリートを散策したりショッピングセンターに行かれた方も多かったようです。こちらは街の中心ロルディ広場です。
宿泊:SOKOS HOTEL VAAKUNA ROVANIEMI
6日目 ロヴァニエミ~ヘルシンキ
朝食:ホテル内レストラン
通常、週末は7:00オープンのところ6:00に開けてもらいましたが、暖かい料理もすべて用意してくれて感謝!メニューも温野菜やキーウィなどの新顔も出てました。
朝食後、ロヴァニエミよりAY532便にて首都ヘルシンキへ(1時間10分)。
ヘルシンキ到着後、市内観光へ。まずはユニークな外観のヘルシンキ中央図書館Oodiへ。
図書館内の1階から3階をつなぐ螺旋階段。
約10万冊所蔵の図書館内部は、ガラス張りの天窓からたくさんの光が差し込み開放感いっぱいのデザインになっています。
図書館前から見た国会議事堂。
昼食:SALUTOGET
本日の昼食は元銀行であった建物を改装した地元でも人気のレストランでいただきます。
有名なピーコックのステンドグラス。
スカンジナビア風オープンサンド。たっぷりの甘エビがのっていました。
メインはカワカマスのテリーヌ&温野菜、ザリガニソース添え。
バニラアイスクリーム。ホワイトチョコレートと有名なFAZER社のマリアンヌ(ミントキャンディー)がトッピングされていました。
昼食後も引き続き観光です。港そばのマーケット広場でフリータイムをお取りしました。
大統領官邸と奥にはロシア正教のウスペンスキー寺院が見えています。
室内のオールドマーケットホール。
内部には飲食店の他、シーフードや惣菜、シカやトナカイなどの肉製品も売られています。
元老院広場にあるヘルシンキ大聖堂。広場にはロシア皇帝アレキサンドル2世の像があります。
ヘルシンキでは市内中心部にあるフリータイムにも便利なホテルに宿泊です。
ロビーも広々として快適です。
ホテルそばの中央駅も必見の場所です。
アテネウム美術館もフリータイムにお勧めのスポットのひとつです。フィンランドの画家の作品を中心に展示。ゴッホの未完の作品「オーヴェル・シュル・オワーズの通り」など少数ですが印象派の作品も展示されています。
宿泊:Radisson Blu Plaza
7~8日目 ヘルシンキ~大阪
朝食:ホテル内レストラン
広々とした空間でビュッフェスタイルの朝食です。 今回のツアー中一番種類豊富なラインナップでした。
朝食後、出発まで自由行動。皆様思い思いに最後のフリータイムを満喫されました。
ホテルチェックアウト後、ヘルシンキよりAY67便直行便にて帰国の途へ(12時間15分)。
翌日、関西空港到着。長い空の旅お疲れさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。 極寒の-30℃の中でのラップランドの白銀の世界を満喫、毎晩忍耐のオーロラ待ちで睡眠不足状態でしたが、待望のオーロラ出現で何よりでした。
真冬ならではの非日常の極寒体験をぜひ一度は体感してみましょう! 皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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