旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2015年10月29日
2015年 10月4日出発 関西発 フレンドツアー
D302 8つの世界遺産をめぐる きらめく中欧11日間
でいただいた食事をご紹介させていただきます。
食事の評価は★の数で表しています。満点が★5つです。
すべての都市で連泊のコース。
ザルツブルクは3連泊ととてもゆったりとしたコースで、宿泊ホテル街の中心にあり、とても便利です。
1日目
関西空港からKL867便にてアムステルダムのスキポール空港へ。
飛行機を乗り換え、KL1979便にてハンガリーの首都、ブダペストへ。
乗り継ぎ時間が長くてブダペストまでは長い道のりでした。
空港からホテルまでは約45分です。
ホテルは西駅の近くで町の中心からも近く、オペラ座から徒歩で15分ほどのところにあり、便利です。
ブダペスト ホテル : ラディソン BLU ベケ 2連泊
2日目
朝食のバイキングの様子
ハンガリーといえば、パプリカ。
形もいろいろあって、甘いものと、辛いパプリカとあります。
ちゃんと、朝食にパプリカのヴィネガー漬けがありました。
ちょっとだけ、ピリッと辛みがあっておいしい!
色も鮮やかです。
オムレツなど、温かい卵料理をその場で作ってくれる、コーナーもありました。
本日はブダペストの市内観光。
ハンガリーの歴史が語られる、英雄広場、大聖堂などがあるペスト地区などを観光。
その後、ペスト地区に行ってマーチャーシュ教会や漁夫の砦などを観光。
昼食はゲレルトの丘のふもとにていただきました。
昼食 : Busulo Juhasz
前菜はミックスサラダ。
新鮮で、黄色のパプリカがここにも登場していました。
メインはハンガリーの名物、大平原で作られたダイナミックな煮込み料理のグヤーシュ。
今回はポークを使ったもので、パプリカがたっぷり使ってあるのがよくわかります。
濃厚なお味ですが、とても食べやすく、お肉もやわらかくておいしかったです。
パスタのように見えますが、ニョッキのような感じでした。
デザートはスポンジケーキで、クリームでやわらかくしたケーキーを団子のようにしてあります。
3つもありました ナッツがはいっていて、触感も良く、ホイップクリームと一緒においしくいただきました。
量が少し多かったようですが・・・・・
ハンガリー人にはふつうサイズです!
食事の評価 ★★★★
夕食はホテルにて
遅めのお昼だったので、お腹があまりすいていませんでしたが、なんだかんだと食べていました
前菜はサラダで、マヨネーズのようなものであえてあるもの。
サイズも小さく、しかもサクサクとした新鮮なお野菜で、おいしくいただきました。
メインはチキンのグリルで、パプリカを使ったソースがかかっていました。
温野菜も種類がたくさんありました。
野菜だけではなく、洋ナシやアプリコット、モモなども一緒に添えられてました。
日本ではありえない、野菜とフルーツの付け合わせですが、なんだろう??といいながら、甘酸っぱいフルーツもお口直しになって、おいしくいただきました
デザートはチョコレートクリームで、あまり甘くなく、チョコレートの風味がとてもよくきいたものでした
食事の評価 ★★★★
3日目
ブダペストからドナウ川をさかのぼり、ドナウヴェントの観光。
ドナウヴェントとは「ドナウの曲がり角」という意味で、そのとうり、ドナウ川が曲がっているところにある地帯のことを言います。
その始まりがセンテンドレで、オスマントルコから逃れたセルビア人が作った町です。
毎週水曜日に近郊の農家の方が朝市を開いているので、今回は観光前にも朝市を見ながら散歩。
秋の味覚がたっぷりです。
丘の上からの街並み。
朝のためか、少し靄のようなものがかかっていました。
そして、ちょっと面白い写真を一枚。
つたに覆われたある家の玄関で、郵便屋さんがちゃんと入れられるように、茂みの中には郵便ポストがあります。
言われなければわからないですね。
その後、ハンガリーで一番重要な大聖堂のあるエステルゴムへ。
観光後、大聖堂の近くのレストランで昼食をとり、国境を越えてオーストリアのウィーンへ。
夕食は新酒を飲ませてくれる居酒屋、ホイリゲが点在する村、グリンツィンクにて、音楽を聴きながらお楽しみいただきました。
昼食 : Szalma Csarda
田舎のレストランらしい雰囲気でした。
壁には地元の人が指した刺繍がいっぱいかけられていました。
古いミシンや、料理器具などがデコレーションとして置かれていて、古いものを大切にするヨーロッパらしい内装でした。
前菜はパンケーキ。
パンケーキにミンチ肉がはいっていて、おいしい!
見た目は愛想がないですが、お餅のようにもちもちでした。
お味もとてもよくて、ソースのクリームがハンガリーらしいところですね。完食~
メインは白身魚のグリル、マッシュルームソースでした。
ハーブがしっかりとお魚につけられていたので、あっさりとして、ホクホクでおいしい!
焼き目のところがまたまた香ばしくておいしかったですよ
サラダの下には、チーズと思ったら、バターでした。
もう一つはキャベツを中心とするお野菜の酢漬け。
ちょっと塩味が強かったかな?
デザートはアイスクリームで、下にはチェリーが入っていました。
食事の評価 ★★★★
夕食 : Gerstners Landhaus
新酒ワイン(赤、白 選べます!) これは写真はありません。
この時期だけに飲めるストームという発酵途中のワインを飲まれた方もいらっしゃいました。
あまくておいしいけど、名前の通り、ストーム(嵐)なんです。
前菜は団子入りのコンソメスープで、団子はいろいろな種類があって、今回のはほぐれやすいものでした。
ウィーンの名物、ウィンナーシュニツェル という仔牛肉のカツレツです。
お肉に味付けがされているので、レモンであっさりといただきました。
その大きさにみなさんびっくり!
とにかく巨大で、お皿が肉で隠れてしまうほど!添えられているポテトも見えません!
おいしかったけど、食べきれないようで、全部食べたのは添乗員だけ・・・・・ と言われ、本人は少し反省・・・・
やっぱり普通の日本人の胃袋とはちょっと違うかも・・・・・
デザートはこれもオーストリアの定番、アップル・シュトゥルーデル というアップルパイです。
いっぱいリンゴが使われていました。
甘さ控えめでおいしいです。
食事の評価 ★★★★
ウィーン ホテル : サヴォイア 2連泊
4日目
朝食のバイキングの様子
これがオーストリアで有名な星形(というか、星のように刻みが入っている)パンのゼンメル!
サクサクしておいしい!
このパンは鮮度がポイントなので、本場で是非味わっていただきたいものです。
今日はウィーンの市内観光。
午後はフリータイムで昼食、夕食は各自で。
おいしものがいっぱいある町なので、誘惑も多いところです。
5日目
ウィーンからドナウ川をさかのぼり、デュルンシュタインまでバスで移動。
そしてドナウ川クルーズをメルクまでお楽しみいただきました。
紅葉の始まったヴァッハウ渓谷などを見ながら、2時間ほどの船旅を楽しみました。
青い教会が目印のデュルンシュタインからドナウ川をさかのぼりました。
紅葉がとても見ごろで、とくに黄色く染まったブドウ畑がきれいでした。
メルクで下船後、昼食。
その後、メルクの大修道院を見学し、ザルツブルクへ移動しました。
昼食 : Hotel Zum Post
前菜はズッキーニのクリームスープ。
寒かったので、暖かいスープはとてもありがたく、おいしくいただきました。
メインはローストビーフにコロッケや温野菜が添えられていました。
やわらかで、お味も上品でよかったです。
デザートはアイスクリーム。
2つのフレーバーを楽しみました。
食事の評価 ★★★★
夕食 : ホテルにて
前菜はスープで、マッシュルームがベースでした。
メインはサーモンのグリルとありましたが、赤身のマスだと思います。
バター焼きで、香りも良く、ほどほどの塩味でおいしくいただきました。
デザートはアイスクリームにチョコレートソースがかかっているもの。
あっさりとしたおいしさでした。
食事の評価 ★★★★
ザルツブルク ホテル : クラウンプラザ 3連泊
ホテルはミラベル庭園の近くで、新市街でも旧市街側にあるので、とても便利なロケーションです。
6日目
朝食のバイキングの様子
ホテルの最上階にレストランがあって、レストランからはザルツブルクの街が見渡せます。
ホーエンザルツブルク城も見えます。
夜は高級レストランになります。
ホテルから5分でミラベル庭園で、まだベゴニアの花が残っていました。
一部、パンジーに植え替えられていましたが、やっぱりお鼻は華やかな色のほうがいいですね。
でも、私たちがザルツブルクを出発するときは、ベゴニアの花がむしりとられて、もうお花を入れ替えようとしていました。
ちょうど、お花がある時期でラッキーでした。
昼食、夕食は各自で。
観光の街なので、おいしいレストランもいっぱい!
歴史ある喫茶店もいっぱいあります。
7日目
ザルツブルクから風光明媚なところとして知られるザルツカンマーグートへ。
ザンクトヴォルグガングから標高 1783mのシャーフベルク山に登りました。
朝から雨模様でしたが、お昼からは雨もやみました。
山の頂上も絶望的かと思われましたが、風があったので雲の晴れ間からちらちらと周りの山々が見えました。
断崖絶壁の上に立っている頂上のホテルなどもなんとなくわかりました。
下山途中にはザンクト・ヴォルフガング湖も見えました。ラッキーでした。
昼食 : 白馬亭 Weisses Rossel
オーストリア人ならだれでも知っているオペレッタの「白馬亭にて」で有名なレストラン、湖畔にあり、雰囲気が良いところです。
レストランの内部の様子。
ちょっと外が明るすぎて何も映っていませんが、湖があります。
前菜はサラダ。
サクサク新鮮なサラダをあっさりとしたイタリアンドレッシングで頂きました。
メインはますのグリルでお頭付きでした。
とても寒かったので、熱々のものをおいしくいただきました。
白馬亭風デザートで、小さなクリーム・ブリュレで、とてもバニラの香りがよく、かわいらしいサイズだったので、もっとたべてもいいのになぁ~って感じでした。
添えられているのは、イチゴときんかんの甘露煮。
苦味と甘味がマッチしていておいしかったです。
食事の評価 ★★★★
観光後、ザツルカンマーグートの秘境ともいえる村、ハルシュタットへ。
その後、ザルツブルクに戻りました。
夕食は各自。
みなさんで、日曜日も空いている中央駅構内にあるスーパーへ行きました。
駅前の広場にはシリア難民のテントが張られて、警備員が立っていました。心が痛かったです。
8日目
国境を越えて、チェコへ。
世界遺産の町、チェスキー・クルムロフへ移動、昼食後、歩いて観光しました。
とってもいいお天気で、美しい街並みが青い空にぴったり
昼食 : Ruze hotel
かつてのイエズス会の神学校を改装してできたホテル内のレストランです。
テラスからの眺めも良く、エゴン・シーレが描いたままの風景が見えます。
前菜はシーザーサラダで、ローストした七面鳥、そしてパルミザン・チーズがのってありました。
とても良いコンビネーションで、七面鳥のローストのお味もとてもよかったです。
メインはローストポーク。
まさに焼き豚の分厚いような感じで、おこげの部分が香ばしく、お肉もジューシーでやわらかく、とってもおいしかったです。
添えられているのは、チェコの伝統料理、クネドリーキ。
蒸しパンのような感じです。
デザートはフルーツサラダとレモンシャーベットで、新鮮なフルーツと甘すぎないシャーベットの相性がとてもよかったです。
食事の評価 ★★★★★
チェスキー・クルムロフのお城から撮った写真。
本当に紅葉(ほとんど黄色ですが・・・・)がきれいで、青空に輝くような黄色でした。
プラハに移動して夕食はストラホフ修道院の近くのビアホールでいただきました。
夕食 : Velka Klasterni
まずは地ビール。
ビール大国だけあって、種類も多い!滞在中にどれだけの種類が飲めるでしょうか???
そして、チェコの伝統的なポテトスープ。
具だくさんで、野菜がいっぱい煮込んであるようなものでした。
メインは鴨のロースト。
ちょっと色が地味すぎました。
お味は良かったのですが、ちょっと量が多かったです。
ブルーベリーの添えられたパンケーキ、もちもちして、あまくなくておいしかったです。
食事の評価 ★★★
プラハ ホテル : ヒルトン オールドタウン 2連泊
ヒルトンはプラハ市内にはほかにありますが、私たちが宿泊したホテルは市民会館の近くで、旧市街に近く、ショッピングセンターやスーパーマーケットもすぐ近くにあってとても便利です。
9日目
朝食のバイキングの様子
本日はプラハの市内観光。
丘の上に立つプラハ城までバスで移動して、そこからは歩いて観光しました。
旧市街広場で解散、昼食、夕食は各自で。
夜はサン・フランチェスコ・アッシジ教会にて、コンサートもおたのしみいただきました。
10,11日目
早朝出発のため、食事は箱詰め
KL1352便にてプラハからアムステルダムへ。
KL867便に乗り換えて関西空港へ。
ヨーロッパの秋はとても短くて、あっという間に冬になってしまいます。
旅の後半で急に温度が下がり、氷点下に近い温度のなか、観光することもありましたが、ちょうどいい紅葉の季節に当たりました。
紅葉も年によって色の具合が違いますが、今年は暑すぎる夏、そして急激な気温の変化で、紅葉がいつもより鮮やかできれいだったように思います。
お花もぎりぎり庭園に残っていて、夏の名残と秋の雰囲気と両方を楽しむことができたツアーとなりました。
ゆったりとした日程で、フリータイムもいっぱいあるので、自分なりに歩いていただいたり、おいしいケーキを食べたり、地酒を楽しんだりと、ハンガリー、オーストリア、チェコの3か国をご自分でも満喫していただけるコースです。
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