旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2020年1月31日
2019年11月28日出発 関西空港発
D216 ルフトハンザドイツ航空利用
きらめきのドイツクリスマス7日間
のコースで頂いた食事の内容をご紹介させていただきます。風景写真も並びに撮ってきていますので、並びにお楽しみいただければ幸いです。食事の評価は★印(★5つが満点)でしています。それでは旅ごはんのスタートです
関西空港よりLH743便にてドイツのミュンヘンへ。今回は約12時間のフライトでした。ミュンヘンでLH1694便に乗り継ぎ、チェコ共和国の首都、プラハへ。空港からホテルまでは約30分。この時期は16:30頃ですでに暗くなるので、ホテルに到着したころはとっぷりと日も暮れていました。でも近くのスーパーは23:00まであいていました。
宿泊地 プラハ : ヒルトン オールドタウン 2連泊
ホテルの朝食の様子
アメリカ系のホテルだけあって、朝食は豪華 パンの種類も多く、ケーキ類もありました。
ヨーグルトや乳酸菌飲料、フルーツ、そして温かい食べ物も数多くあり。卵料理をその場でリクエストに応じて作ってくれる、料理人もいました。
ベジタリアン用のキッシュや普通のキッシュもあり。ジャムの種類もたくさんありました。
食事の評価 ★★★★
朝食後、ミニバスを使ってプラハの市内観光。ミニバスなので大型のバスではいけない、プラハ城の正門にてパスを下車。正門前の広場にはルネッサンス風の館が多く立ち並んでいます。第一の中庭、第二の中庭と通り過ぎ、第二の中庭では聖ビート大聖堂が見えます。
お城の見学のあと、カレル橋まで歩きました。カレル橋のたもとからは美しいプラハ城の姿が見られ、絶好の写真スポットです。ヴルタバ川と一緒に撮ると、雰囲気もいいです。この時期でも橋の下からはクルーズが出ています
その後、バスに乗車して旧市街広場へ。クリスマスマーケットが準備されていましたが、この広場のマーケットは翌日からオープン。大きなクリスマスツリーが設置されていましたが、点灯式は明日の夜だそうです。でも毎年点灯式にはプラハっ子が子供を連れてやってくるので、広場はすごい人で、通り抜けることができないぐらい、人でごった返すそうです。
宿泊のホテルの近くにもマーケットがあり、こちらはすでに開いていました。
かわいいおもちゃ
観光後、市民会館にあるレストランでランチ。
昼食 : Kavama Obecni Dum
前菜はチキンロール。中にはハーブとハムが入ってました。チキンは淡白な味なので、ハムやハーブでアクセントをつけているのですが、少し物足りない味。何かのソースがかかっていればよかったかな?!メインはビーフの煮込み、ペッパーソース。お肉はステーキではなく、煮込みなのでとても柔らかく食べやすく、ペッパーの風味がよく効いたソースでした。
デザートはフルーツサラダ。生のフルーツがふんだんに使われていました。
食事の評価 ★★★
昼食後、フリータイム。ご希望の方とホテルまで歩いて戻りました。夕刻、クリスマスのイルミネーションが点灯されると、また違った雰囲気に包まれます。ホテル近くのマーケットと、旧市街広場の方から延びる、パリ通り。
クリスマスツリーが点灯していないのは残念ですが、ときどきテスト点灯をしていました。今年は紫のライトがつくようです。でも後ろのティーン教会のライトアップが明るいので、とても良い雰囲気でした。
夕食は各自で。近くのビアホールに行かれた方も
ホテルは市民会館のすぐそばで、とてもロケーションがよく、どこに行くにも便利です。
朝食後、国境を越えてドイツのザクセン州へ。高速道路が完備されているので3時間半ほどで到着。すぐに昼食のレストランへ。通常、レストランの前までバスで行けますが、クリスマスマーケットで交通規制があり、少しレストランまで歩きました。でもクリスマスマーケットの昼間の様子がよく見えてよかったです。
昼食 : Italienisches Dorfchen
前菜はミックスサラダ。野菜不足になりがちな旅先ではありがたいメニューです。メインはサーモンのグリル。レモン味の効いたタルタルソースがとてもおいしかったです。付け合わせの野菜が巨大
デザートはレモンシャーベットの赤ベリーソース。いちごやすぐりがたっぷりと入った甘酸っぱいソースでした。
食事の評価 ★★★★
昼食後、ドレスデンの観光。こちらが、ワーグナーらが指揮をとった、ゼンパーオペラ。今日は週末の為、オペラの上演が夜にありました。町にはその様子が大型スクリーンで放映され、クリスマスマーケットに来た方もスクリーンで見ることができました。
そしてザクセン王国が栄えていた時代に建てられた、ツヴィンガー宮殿。今回は改装中の為、こちらにある絵画館は観光できず、かわりにレジデンツ宮にご案内しました。
ツヴィンガー宮の中庭、そして磁器博物館。
こちらが今回の観光で入場する、レジデンツで、この中には緑の円天井といわれる、博物館があります。
博物館内にはザクセン王国の財宝が多く展示されています。なかでも仕掛け時計の装飾の細かさには驚かされます。
実は、この博物館、私たちのツアーが出発する数日前に、泥棒の被害に遭いました
ダイヤモンドや高価な宝石が着いた装飾品が盗まれてしまいました。
とうことで、そちらの方は現在閉鎖中。なんとも残念なことです。
第二次世界大戦の後、この町はことごとく破壊されましたが、その復興の象徴ともいえる、フラウエン教会。
その教会の周りもクリスマスマーケットが出ています。
ホットワインのカップもドレスデンではマーケットの場所によって異なりました。
(これはドレスデンだけかもしれません。)
ドレスデンは5か所でマーケットがでているので、5種類あるということでしょうか?
全部をチェックしたわけではないので、はっきりとはわかりませんが、少なくとも3種類はありました。
こちらが夜のフラウエン教会のマーケットの様子。ご希望の方と一緒にブリュールのテラスに行きました。
イルミネーションのついたマーケットは昼間とは全く違います。
細い通りなので、人が多いと通り抜けるのも一苦労!でも活気があって楽しいです
そしてこちらがアルトマルクトにある、ストリーツェルマルクトのクリスマス市。こちらは1434年から続く、ドイツ最古のクリスマスマーケット。今年で585年目のマーケットになります。ここのマーケットのホットワインのマグカップには585周年の数字が入っています。
屋根の飾りがいろいろあって楽しい。ドレスデンの近郊にロクロ細工で木工製品を作る町があり、ここではたくさんのロクロ細工製品が売られています。大型のクリスマスピラミッドもあります。
昼間と夜とでは雰囲気がずいぶんと違います。
夕食は各自で。ホテルはアルトマルクトから徒歩3分ととてもロケーションがよく、マーケットやショッピングセンターへ行くにもとても便利です。
宿泊地 ドレスデン : ゲヴァンドハウス 2連泊
ホテルの朝食の様子
ゆったりとした空間で、種類も多く、朝食が楽しめました。
ドレスデンというと、クリスマスにいただく、シュトレン
朝食にもちゃんとありました。この時期だけの風物詩ですね。
フルーツサラダやヨーグルト、野菜サラダなどもきれいに調理して並べてありました。
あまりにもかわいい、太っちょサンタのデコレーションなので、写真に撮ってしまいました!
朝食後、音楽の町、ライプツィヒへ。こちらが、バッハが合唱団の指揮をした、聖トーマス教会。バロック様式の教会です。ここでは、バッハ博物館を見学、そのあと、予定にはありませんが、教会の中も見学しました。
ちょこっとサービスでちょうどミサも終わったので、トーマス教会の中に入場観光しました(教会ですが、入場料がいるのです・・・・)。内部には、バッハのお墓もあります。
教会の天井は高く、赤と白のコントラストがきれいです。毎週日曜日にはミサが行われています。
ライプツィヒでもクリスマスマーケットの屋台がいっぱい。この町はドイツ一の屋台の数を誇っているそうです。日曜日なので一般商店は休みですが、マーケットのおかげでとてもにぎわっていました。
こちらが中世のクリスマスマーケット。このマーケットのために、若き日のゲーテ像は隠れてしまっています
ここのホットワインのカップが素焼きのものでかわいかったです。
ずーーーと奥の通りまで屋台がならび、ここでもドレスデンと同じく、伝統的なロクロ細工の木工製品がたくさん売られていますね。
クリスマス市でフリータイムを楽しんでいただいた後、聖ニコラス教会へ。ここはベルリンの壁の崩壊につながった平和のミサが行われていた教会としても知られています。内部はパステル調の装飾でやさしい感じです。
その後、若き日のゲーテが通ったという、地下酒場へ。現在はレストランになっていてパッサージュの中にあります。ここにも大きなクリスマスツリーが飾られていました。そしてレストランの入り口近くには、ファウストとメフィストの像があります。
昼食 : Auerbachas Keller
地下にあるレストランですが、とても明るく、おしゃれな装飾のレストランです。前菜に出てきたのが、クリスマススープ。細かく刻まれた根野菜やお肉、ポテトで作られた団子などが入っていました。塩加減も程よく、しかも細かく具材がきってあるので食べやすい
クリスマスのシーズン限定のスープとあって、うれしい前菜でした
メインはポークのルラーデ。薄切りの豚肉をロールしたもので、柔らかくて食べやすい。ホクホクに調理されたポテトグラタンもおいしかったです。芽キャベツも添えられていました。すごいボリューム
デザートは焼きりんごとアイスクリーム。高級フルーツのほおずきも色取りを添えていい感じです。
食事の評価 ★★★★
ライプツィヒの観光、昼食の後、磁器の町、マイセンへ。
工房の見学と、博物館やお買い物の時間をお楽しみいただきました。
ちょうど、クリスマスの食器などが飾られていました。
その後、ホテルにいったん戻り、ツヴィンガー宮殿の中にある、レストランまで歩きます。
夕食 : Altmeister Cafe
前菜は鴨のローストとサラダ。柔らかくて、塩で絡めたピーナッツがアクセントになってgood
メインは鱈のグリル、温野菜添え。タラは表面はパリッと、中はふわっと上手に調理してありました。
デザートはレモンタルト。ババロアみたいな触感で、甘すぎず、レモンシャーベットと下にひいてあるオレンジとよく合いました。
食事の評価 ★★★★
朝食後、バイエルン州のニュルンベルクへ。おもちゃの街としても知られています。
クリスマス市の時期は特に交通規制が厳しく、ホテルに仮チェックイン。
運よく、すべてのお部屋ができていたので、手荷物をおいたあと、旧市街へ歩いていきました。
メインのクリスマス市が開かれている、中央広場の近くのレストランで昼食。
昼食 : Bratwirst Roselein
レストランではニュールンベルガーソーセージがいっぱい焼かれていました。
(これは私たちが食べるものではありません。)
私たちが食べたのは、まずはポテトスープ。アツアツで、身体が温まりました。お味もとても良かったです。
キャベツがいっぱい入ったサラダ。ほんのり酸味があって口の中がさっぱりします。メインは骨付きの豚肉のロースト、表面はカリカリ、中身は柔らかく、アツアツ。ちょっと食べるのに技術がいりました。
骨ごとかじって食べたら、原始人気分です(笑)
付け合わせにはダンプリングと呼ばれる、大きな芋団子がついていました。もちもちの食感です。
デザートはチョコレートムース。ラム酒がたっぷりとかかっていて、酔っぱらってしまいそうな量
食事の評価 ★★★★
昼食後、皆様にお渡ししたニュルンベルクカードのプレゼントをいくつかもらいに行きました。
こちらがクリントキントの絵葉書がもらえる、市庁舎。こちらにもかわいいクリスマスツリーが飾られていました。
こちらが中央広場にある、クリスマスマーケット。
この金色の天使がこちらのシンボルです。レープクーヘンもプレゼントでもらえます。
クリスマスツリーに飾ったり、家のデコレーションに使ったりする飾り物がいっぱい売られています。クリスマス市は一か所だけではなく、数か所にわたって開催されていて、クリスマスマーケット専用の地図もこの時期出ています。
そして日が暮れてライトがともるとまた感じが違います。
今年のホットワインのマグカップはこれです。素敵な濃いブルーのカップで金色で文字や絵が描かれていました。
ここには子供のためのクリスマスマーケットもあることで知られています。
ホテルの朝食の様子
紅茶もたくさん種類があります。バイエルン州はパンの種類が多いことでも知られています。
いろいろなものが楽しめる、朝食でした。卵料理を作ってくれる調理人もいます。
本場のニュルンベルクでは、保存のきくレープクーヘンでお菓子の家を作るという習慣があります。日持ちもするので、クリスマスデコレーションには向いています。そういえば、グリム童話のなかにお菓子の家を見つけた兄妹のお話がありましたね~
この時期は栄養価の高く、カロリーが取れる、ナッツ類やドライフルーツがよく食べられます。
ちょっとアジアチックな具材がありました。
さすが本場、朝食にもニュルンベルクソーセージ!隣にはフランクフルターソーセージがありました。
朝食後、ミュンヘンの空港へ。通常なら2時間でいけるのですが、途中に工事現場が高速道路上で数か所あり、しかも渋滞もありで、2時間半もかかってしまいました
空港に到着後、すぐにチェックイン。LH742便にてミュンヘンから関西空港へ。やはり直行便は楽ですね。関西空港へは定刻に到着。日本も随分と寒くなっていました。
このコースは今年からドイツだけではなく、プラハのクリスマスマーケットを訪れるコースに変更。
美しい町のクリスマスイルミネーションが楽しめるツアーです。
ドイツ3大クリスマスマーケットの二か所とプラハ、そしてライプツィヒも日中のクリスマスマーケットを楽しむことができます。時間にもゆとりがあって、どの滞在ホテルもクリスマスマーケットから徒歩圏内というのも嬉しいですね。
クリスマスシーズンのご旅行先にいかがでしょうか
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