旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年8月23日
旅ごはんをご覧の皆様こんにちは
今回は8月4日出発のクロアチア・スロベニア9日間のご旅行でお客様に実際に召し上がっていただいたお食事をご紹介いたします
アドリア海の真珠 ドブロブニク の 海の見えるお部屋に2連泊!
往復ビジネスクラス利用 クロアチア・スロベニア9日間
イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、、、などヨーロッパの王道といわれる国々を旅した方に特におすすめしたいのがクロアチアとスロベニアです
アドリア海に面したこの国には、世界遺産・グルメ・ハイキングなど魅力がいっぱい
近年テレビでもよく取り上げられ、日本だけでなく世界中で人気急上昇しています
特にドブロヴニクは、日本で大人気のアニメ映画の舞台となったオレンジの屋根とエメラルド色の海が特徴の非常に美しい街。
お客様の中にも、ドブロヴニクを楽しみにされていた方が多くいらっしゃいました
8月上旬ということもあり、バカンスで来ている欧米の方々が海水浴を楽しまれて多かったのも印象的でした
魅力たっぷりのクロアチアとスロベニアを北から南へ縦断するこのコースでのお食事内容を、
現地情報とともにご紹介いたします(’v’*)★
1日目
ブレッドのホテルに到着後、21時頃外に出てみるとまだ外が明るかったです
夏はとっても日が長いので、比較的夜遅い時間までぶらぶら散歩を楽しむことができます
夕暮れのブレッド湖は湖畔に映った小島が幻想的でした
ブレッド湖周辺では、特に夏に様々なイベントが開催されます
この日は音楽フェスティバルが開かれ、屋台も多く並んでいましたよ
がっつり肉料理や、お酒に合うおつまみなど、魅力的な屋台がありました
到着後、余力がある方はぜひブレッド湖周辺を散策してみてください
また、この地方の名物スイーツの、サクサクのパイ生地とたっぷりのカスタードクリームが美味しいクリームケーキも、見つけたらぜひお試しください
2日目
ご朝食会場は、こんな感じ
席からは湖が一望でき、少し優雅な気分に
手元ではこんな感じになりました
その後、手漕ぎボートに乗ってブレッド湖に浮かぶ小島へ
静かな水面を静かにかき分けていくオールの音が心地よかったです
途中、チトー元大統領の別荘が見えました
それだけこのブレッド湖が長い間別荘地だったことがわかります。
小島に到着
この大変小さな小島は、スラブの愛の女神の聖地があったと伝えられているため
島内にある聖マリア教会はヨーロッパ中の女の子の憧れだそう
今年の挙式はもう既に予約でいっぱいとのことでした
教会へ続く、この99段の階段を、新郎は新婦を担いで登るのだそう。
見た目の通り急な階段、、、担がれて登るなんて少し怖い
式場が決まったら本気で夫の筋トレを応援したくなりますね
また、聖マリア教会の鐘を3回鳴らすと願いが叶うという伝えもあります★
がこれがまた意外と難しいのです
内陣の紐が重いため、力加減が大変難しく、、、
ぜひトライしてみてくださいね
その後、ブレッド城展望台からユリアアルプスとブレッド湖を一望
アルプスの瞳と呼ばれるブレッド湖。
その由来はこの湖にポツンと浮かぶ小島が瞳(黒目)のようだからなのです
この角度からだと少しわかりづらいですね
ご昼食は、湖畔が一望できるレストラン『1906』にて
クルマエビ入りカリフラワーのクリームスープ、マスのグリル 温野菜添え、アップルとカスタードのデザート
お皿にちょこんと置かれたエビにスープが注がれ、テーブルでスープが完成する、視覚でも楽しめるスープでした
ご昼食後は、ヨーロッパ最大、そして世界で最も美しいともいわれるポストイナ鍾乳洞観光へ
トロッコに乗り鍾乳洞の歩道入口へ向かうのですが、、、
このぶれぶれな写真からおわかりいただけるように、かなりのスピードで、上下左右すれすれの道を駆け抜けます
つい頭を引っ込めてしまう、スリル満点のトロッコでした
熱波の影響で外は30度後半という、大変厚い日だったのですが、鍾乳洞の中は防寒具を着て涼しいくらい。
天然のクーラーのようでした
数百万年もの歳月をかけて自然の手によってつくりあげられた景観は圧巻の一言
様々な鍾乳石が見られて興味深かったです
ご夕食はホテルにてビュッフェ
新鮮なサラダをはじめ、好きなものを好きな分だけ取れるから嬉しいというお声や、外のレストランで食べたかったというお声もありました
お食事の内容はこんな感じです
3日目
ブレッドを出発し、スロベニアの首都リュブリャナへ
ご昼食は『GOSTILNA SOKOL』 にて
とっても可愛らしい雰囲気のレストランでした
スロベニア産生ハム、ローストポーク マッシュポテト添え、アップルシュトゥルーデル クリーム添え
ローストポークは、予想以上にやわらかく、ご好評をいただきました
生ハムはちょうどよい塩気で、ワインを飲みたくなってしまいます
ただ、量が多いとのお声も・・・
ご昼食後、ザグレブ市内観光へ
屋根がとっても可愛らしい聖マルコ教会や、1094年から建設が始まり105mもの高さを誇る2つの塔が特徴的な聖母被昇天大聖堂がこちら
観光に向かうため利用するのが、このウスピニャチャと呼ばれるケーブルカー
世界一短い交通機関のひとつで、動いたと思ったらあっという間に到着します
あんまりありがたみの感じないケーブルカーですが、、、
これも旅の思い出のひとつということで
ザグレブでは自由食となります。
この日はご希望の方とホテルから徒歩10分程のレストランへ向かいました
イストラ半島は美味しいトリュフでも有名です
黒トリュフのパスタはこんな感じでした
観光で疲れてしまった方は、ご宿泊のホテル 『ウェスティン』 内のダイニングにてビュッフェもおすすめです
4日目
ご昼食はプリトヴィッツェ国立公園すぐにある 『LICKA KUCA』 にて
リカスープ(クロアチア風グヤーシュ)、サラダ、仔牛肉のペカ ポテト添え、リコッタチーズパイ
ペカとは、蒸し焼きをする調理方法を指します。
仔牛肉のペカは臭みがなく柔らかいと嬉しい声を頂戴しました
ただ、リコッタチーズパイはさっぱりはしているのですがお肉を食べた後には少し重いかも、、、
膨れたお腹を抱え、いざハイキングへ
東の九寨溝・西のプリトヴィッツェと呼ばれるほど、世界的にも透き通った湖が有名
大小さまざまな湖が段々になっており、無数の滝が流れる景色が幻想的です
ハイキングとはいえ、高低差はほとんどないため色鮮やかな湖と木々をゆっくりと楽しめます
優雅に泳ぐカモもとっても可愛らしかったです
ついついパシャリ
ボートに乗ってホテルへ戻ります
風が気持ちいい
そしてらくちん
国立公園内のホテルにご宿泊のため、余力があれば、ホテルから上湖群の方へさらなる探索も可能です
ご夕食はホテル内レストランにて
アスパラガスのクリームスープ、白身魚(湖の魚)のグリル ポテト添え、レモンとチョコレートのアイスクリーム
味は美味しかったのですが、白身魚の骨が・・・多すぎて
食べるのが少し大変だったかな
サービスは行き届いており気持ちよく食事ができました
5日目
ご宿泊いただいたホテル 『イェゼロ』 でのご朝食のビュッフェはこんな感じでした
この日はクロアチアのルネッサンス建築を代表する、世界遺産 聖ヤコブ大聖堂で有名なシベニク観光
1432年に着工、1555年に完成した、ゴシック様式とルネッサンス様式の融合が見事な大聖堂です
外壁に刻み込まれた72人の市民の顔をはじめ、バラ窓が見事な身廊、荘厳な雰囲気の洗礼堂など、
丁寧に作られた彫刻には目を見張ります
ご昼食は海辺のレストラン 『ZLATNA RIBICA』 にて
海風を感じながらランチをいただきます
季節の野菜サラダ、スカンピ(手長エビ)のグリル サラダ添え、チョコレートケーキ
手長エビは丁度良い味付けで 『美味しい』 とお声をいただきました
一匹とても粋な飾り方だったので笑ってしまいました
チョコレートケーキはとっても濃厚でした
ご夕食は自由食のため、ご希望の方とご宿泊のホテル 『アトリウム』から徒歩5分程にあるレストランへ
私はザグレブ風カツレツをいただきましたが、他にもイカのフリットやリゾット、イカ墨パスタなどご注文されていました
長い間イタリアの支配下におかれていた影響で、クロアチアでは美味しい『イタリアン』が楽しめます。
クロアチアの方々は、パスタやリゾットをイタリア料理としてではなく、クロアチアの家庭料理として作っているのだそうです
シーフード料理が美味しいのは日本人としても嬉しいですね
6日目
ご朝食会場と、手元の料理はこちら
品揃えがよく、ついつい取りすぎてしまいました
この日はローマ時代の遺跡が残る世界遺産スプリット観光へ
1700年前、古代ローマ皇帝によって作られた宮殿遺跡が残るこの街は今も人々が世界遺産の中で生活しているというところが驚きです
中世の時代に思いを馳せながらディオクレティアヌス宮殿を散策
途中、運がよければ音響が優れたドームにて、クロアチアの伝統音楽であり無形文化財にも登録されている男性合唱 『クラパ』 を聞けるかもしれません
力強いアカペラ合唱に多くの人々が観光の足を止め聞き入っていました
もし、自由時間がとれたらお土産探しも楽しいですが鐘楼へ登ってみてはいかがでしょう
写真の通り、階段は狭く急な段差ではありますが、高さ60mを登りきると美しい沿岸と街並みを見渡すことができます
宮殿東側では青空市場もひらかれ、多くの観光客でにぎわっていました
ご昼食は海の見えるレストラン 『KADENA』 にて
景色はよかったのですが少し暑かったです
お天気の日はテラス席でというヨーロッパ文化を満喫しました
ブサラ(ムール貝の白ワイン蒸し)、イカのグリル ほうれん草とポテト添え、パンナコッタ
味はとっても美味しかったのですが、まだ夏ということもありムール貝は少し小ぶりでした・・・
イカのグリルは日本人好みの味付けで柔らかく、ご好評をいただき嬉しかったです
また、パンナコッタは甘酸っぱいベリーソースが合い何個でも食べれてしまいそうなくらい美味しかったです
夕刻、ドブロヴニクへ到着
ご宿泊のホテル 『エクセルシオール』 は海の見えるお部屋をお約束。
一例ですがこのような感じでアドリア海と旧市街が一望できます
添乗員部屋からは海は見えなかったのですが、、、
ロビーから見える夕焼けはとっても素敵でしたよ
ご夕食は 『EDEN』 にて
こちらもヨーロッパならではの気持ちがよいテラス席なのですが、、、
蚊にさされてしまったお客様がいらっしゃって大変申し訳なかったです
ダルマチア風シーフード前菜、ロブスター 半身グリル サラダ添え、ロザータ(ダルマチア風プリン)
アンチョビは少し塩辛かったかな
お酒がすすみそうな味付けでした
ロブスターは身が詰まりプリプリ
タルタルソースにも合いペロリと食べてしまいました
旧市街まで800mのホテルに宿泊のため、旧市街入口まで徒歩10分たらずで到着
ライトアップされ、日中とはまた違った風景を見せてくれます
夜になっても明かりがつき、比較的治安がよいとされるドブロヴニクの旧市街は、
夕暮れ以降は昼よりも涼しくなり徒歩観光には最適です
お土産を探したり、地元で人気のアイスクリームを試してみてはいかがでしょう
7日目
ご朝食の様子はこちら
品揃え、会場、眺め、全て文句なしでした
お客様も、アドリア海と旧市街を眺めながら優雅にご朝食を楽しまれていらっしゃいました
観光最終日の7日目は、午前は世界遺産 ドブロヴニク観光と午後はたっぷり自由行動となります
まずはロープウェイに乗ってスルジ山へ
上から見ると、旧市街が城壁にぐるりと囲まれているのがよくわかります
ご昼食は自由食のため、港近くのレストランへお客様をご案内
いろいろなシーフード料理を皆様とシェアさせていただきました
午後の自由行動のお時間におススメしたいのは城壁歩きです
城郭都市ならではの、都市を囲む城壁を約1時間30分~2時間かけて歩くことができます。
アドリア海にせり出た形で都市がつくられた様子や、時代の違いによる屋根の色の違いを間近み見ることができます
自分のペースで、城壁の上に設けられたカフェや手作りのお土産が売られている露店に寄ってほっと一息つくのも楽しいです
こんな絶壁に2か所の公共ビーチが設置されており、海水浴を楽しんでいる海外の方が多くいましたよ
夕暮れが近づくと、さらに屋根が美しいオレンジ色に染まってゆきます・・・
溜息がでるような、素晴らしい景色でした
クロアチアとスロヴェニアの主要都市を効率よくめぐるこのコース。
毎年キャンセル待ちが続出してしまうため、ぜひお早目にご検討ください
最後までお付き合いいただきありがとうございました
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