旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年11月20日
フレンドツアー 関西発
2019年9月28日発
F101 日本航空で行く 黄金の巨匠たち 美しきロシア 9日間
で召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
今回は、秋の黄葉シーズンのロシアを訪れました。
2日目から、ツアーのお食事をご紹介します。
2日目 気温8~12℃/ 曇り
ホテル 「ダブルツリーBYヒルトン モスクワ マリーナ」の朝食ビュッフェ
1日目にご宿泊いただいたモスクワのホテルの朝食は、ヒルトンらしいアメリカンビュッフェでした。
評価は★★★★★
クレープのように見えますが、ロシアの朝食定番のパンケーキ””ブリヌイ”がありました。
希望の卵料理を作ってくれる”オムレツマン”のお姉さんは、4つのフライパンを巧みにさばいていました。
モスクワからバスで、古都と中世の修道院をめぐる「黄金の環」と呼ばれる地方へ出発しました。
途中、黄葉の森を通り抜けてゆき、ロシアの秋の景色をご覧いただけました。
世界遺産ウラジミールの町に到着しました。
中世に城壁で囲まれた町の入口であった「黄金の門」が有名です。
公園なども黄葉・紅葉が始まっていました。
レストラン ABAZHUR での昼食
ウラジミール市内のレストランで、ロシアの伝統的な家庭料理「ボルシチ」を昼食にご用意しました。
評価は★★★
ボルシチは具だくさんで美味しかったのですが、少し脂っこい気がしました。
メインはポークの肉じゃが風の料理でした。トマト風味で、ハーブのディルが添えられていました。
デザートは旬のリンゴが入ったスポンジケーキは、ホームメイド感のある素朴で美味しいケーキでした。
コーヒー、紅茶も付いていました。
レストランの近くにカラフルな滑り台がありました。現地の人々の服装も冬支度が始まっていました。
昼食後、ウスペンスキー大聖堂の観光にご案内しました。黄金にか輝く美しい屋根の建物です。
ドミトリエフスキー聖堂
ご宿泊は、黄金の環の古都のひとつ、世界遺産スズダリにあるホテル「スズダリ・イン」です。
ロシアの片田舎の町にある山荘風のかわいいホテルです。
お部屋もカントリー調で、女の子のお部屋のようでした。
農家風レストラン PRIVATE FARM HOUSE での夕食
農家をレストランに改装したレストランで、ロシアの家庭料理を味わっていただきました。
一般のお家に招かれたような雰囲気でした。
評価は★★★★★
角切りの野菜を使ったロシアのサラダ、「オリヴィエサラダ」が前菜です。
ビーツの赤い色がきれいで、口当たりも良いサラダでした。。
手作りのピクルスも、酸っぱすぎず、食べやすいお味でした。 手作りのリンゴのジャムも果実感たっぷりで美味しかったです。
メインはチキンに、マッシュポテト添え。マッシュポテトはちょっと緩い感じでしたが、美味しいお料理でした。
デザートはリンゴのピロシキを紅茶といただきました。
日本では、揚げたピロシキが多いですが、こちらでは焼いたものが主流だそうです。
3日目 気温10~15℃/ 曇り晴れ
ホテル 「スズダリ インダ」の朝食ビュッフェ
規模の小さなビュフェですが、私たちの出発に合わせて早めに開けてもらえました。
都会の大ホテルとは一味違う、手作り感がありました。
評価は★★★★
ロシアの朝食定番のチーズパンケーキの「ズィルニキ」がありました。
スズダリを折り返し地点として、モスクワに戻りながら古都の観光を続けました。
大修道院の門前町として栄えた、セルギエフ・ポサードを訪れました。
町の中心、堂々とそびえる世界遺産トロイツェ・セルギエフ大修道院群をご案内しました。
修道院内の木にリンゴがたわわに実っていました。
美味しそうなパンやお菓子が並ぶ修道院内のお店で、ピロシキを買って皆様と一緒に食べました。
レストランの食事以外でも、ロシアの味覚を味わっていただけました。
レストラン TRAPEZENAYA での昼食
セルギエエフ・ポサードのレストランで、ロシア名物の「壺焼き」をいただきました。
評価は★★★★
ロシアのサラダ、「オリヴィエサラダ」が前菜でした。今回は一般的な、ポテトやニンジンの角切りの入ったものでした。
壺焼きはかぶせてあるパンを外して中身と一緒に食べます。昨日の昼食と同様、肉じゃが風の煮ものが入っていました。
デザートはアイスクリームでした。
4日目
気温7~11℃/ 雨~曇り~晴れ
ホテル 「ルネッサンス」の朝食ビュッフェ
サンクトペテルスブルクでは同じホテルにゆったり3連泊していただくのですが、
4回召し上がっていただく朝食は、毎回なるべく違うものを選んでいただくことがポイントです。
評価は★★★★★
旬のリンゴは何種類もあいました。l
小分けにされたバターやヨーグルトがかわいいです。「
”オムレツマン”のお姉さんもスタンバイしています。
朝からりっちゃな気分のシャンパンも用意されています。
朝食後、サンクトペテルスブルグの観光にご案内しました。
ホテルから徒歩で、近くの聖イサク寺院へ。写真をとる時間をおとりしました。
血の上の救世主教会は中心の塔のてっぺんが工事中でした。
内部は全て美しいモザイクで埋め尽くされいます。
かわいいミニチュアも展示されていました。
レストラン EST CAFE での昼食
市内のレストランで昼食を召し上がっていただきました。
評価は★★★★★
前菜はロシアの酸っぱいスープ「ソリャンカ」。濃い味のスープにサワークリームを入れて味を調整します。
寒い日にぴったりなお料理です。
メインはタラのにご飯の付け合わせ、更にクリームソース掛けで、真っ白なひと皿でした。
ロシアのデザート、ナポレオンケーキはミルフィーユ風の、フワフワした食感の美味しいデザートでした。
午後は、バレエ学校の見学にご案内しました。
8歳~12歳の子ども達による、ウォーミングアップから短いパフォーマンスまでの流れをご覧いただきました。
かわいい衣装で一生懸命踊る様子がほほえましいです。
レストラン BAYAZET での夕食
夜は、エルミタージュ劇場での、バレエ「白鳥の湖」を観劇する前に、
少し早目のお食事となりました。
評価は★★★★★
前菜はギリシャ風サラダ。オリーブと山羊のチーズが特徴です。
メインはロシア風の水餃子「ペリメニ」でした。サワークリームと黒コショウをかけていただきます。
デザートのはちみつケーキは見た目と違ってとても甘かったです。
5日目
気温4~11℃/ 晴れ~曇り~雨~晴れ
サンクトペテルブルク近郊の2つの宮殿観光にご案内しました。
まずはペテルゴフにある、ピョートル大帝夏の宮殿を訪れました。
お庭の木々が秋色に染まっていました。美しい景色に、ついつい足を止めてしまいました。
夏の期間だけ、庭園では様々な意匠を凝らした噴水をご覧いただけます。
今年も10月中旬までの期間なので、ぎりぎり噴水と紅葉を楽しめて良かったです。
観光後、もう一つの宮殿があるプーシキンへと移動しました。
レストラン PODOVORIE での昼食
プーチン大統領が誕生パーティーを行ったことで有名になったレストランでお昼をいただきました。
美味しいお料理と、音楽の生演奏が楽しめるお店です。
評価は★★★★★
前菜も何種類か出てきます。
まず、ローストポークときゅうり。サラダの詰まったスタッフドトマト。
ヨーグルトソースの中にはビーフが入っています。上に載せた香味野菜とビーツで、かわいい模様になっていました。
クリームマッシュルームは濃厚な味わいでした。途中でつまむピクルスも家庭的で美味しい物でした。
登場したボルシチは、結構あっさりしていました。
ロールキャベツは、今まで見たことのない、四角に包まれたものでした。
デザートはコケモモのクレープとアイスクリームで、ロールキャベツと同じく、四角く包まれていました・
このお店のティーポットは注ぎ口に茶こしが付いているので、注ぐ時にちょっとドキドキしました
昼食後はエカテリーナ夏の宮殿にご案内しました。
雨が降ってきたので、宮殿内の観光でたすかりました。
見学を終えて宮殿を出ると、雨が上がって青空が出てきました。庭の紅葉もきれいでした。
ホテル 「ルネッサンス」 での夕食ビュッフェ
ホテルが、私たちのツアー12人のためだけに、ビュッフェディナーを用意してくださいました。
評価は★★★★
一皿ごとの量は少ないですが、寂しくならいように用意してくださいました。
人数分盛られたお料理もありました。
実際の量的には充分なお料理が出ているのですが、普段のビュッフェと比べると、皿数が少なく感じらてしまいました。
6日目
気温5~10℃/ 雨
終日かけて、「エルミタージュ美術館」を満喫していただきました。
午前10時30分のオープンに合わせてホテルを出発しました。
エルミタージュ美術館の本館。もともとは宮殿だった巨大な建物です。
別館や秘宝の展示されている”ゴールデンルーム”もあわせて約6時間、たっぷりご覧いただくことができました
昼食は、美術館内のカフェテリアで、お客様各自で召し上がっていただきました。
レストラン 「ビクトリア」 での夕食
高級ホテル「タリオン インペリアル」 内のレストラン 「ビクトリア」 で優雅に夕食をお召し上がっていただきました。
お洒落な雰囲気でよそ行きのお食事を楽しんでいただきました。
評価は★★★★★
前菜は海老のサラダ。思わず、「今回の旅行で初めてエビがでてきた」、とお客様の声が上がりました。
メインのビーフストロガノフは、恭しくカバーで運ばれてきました。全員の分が運ばれて・・・・
一斉に蓋を取ってくださいました!皆様思わず「わー」と声をあげられました。粋な演出ですね
最後はお洒落に盛り付けられたスグリの実のケーキでした。
7日目
気温10~14℃/ 雨~曇り
朝の国内線で、午前中のうちにモスクワへと移動しました。
ツアーも終盤にさしかかりました。
レストラン BULOSHNAYA での昼食
観光前に、市内のレストランで昼食をいただきました。
大都市の垢抜けた雰囲気のお食事でした。
評価は★★★★★
レストランのショウウィンドウには季節の様々な種類のカボチャが飾られていて可愛らしいです。
但し、ロシアには未だハロウィンの習慣は上陸していなそうです。
このレストランで出てきたパンが、今回のツアーでは一番美味しかったです。
スープはマッシュルームとヌードルが入っていました。
メインはチキンミンチのカツとマッシュポテト添え。コロコロの衣が独特でした。
デザートはフランス菓子”カヌレ”でした。ロシアでカヌレは本当に珍しいです。しかも美味しいです!
昼食後、モスクワ市内観光にご案内しましたが、天気があまり良くないのが残念でした。
クレムリンのある赤の広場に面した、ロシア正教の聖ワシリー教会も秋の空気の中にたたずんでいました。
ホテル 「 マリオット グランド」 での夕食
最後にモスクワでご宿泊いただいたデラックスクラスのホテルで、ゆったり夕食を召し上がっていただきました。
どれも一皿の量が多めでしたが、美味しくいただきました。
評価は★★★★★
何故か前菜は台風の春雨サラダが。しかし、「冷麺みたい」とお客様には好評でした。
ロシア料理にもそろそろ飽きてきたのかもしれません。
メインはサーモンのグリルに、ピラフとブロッコリーが添えられていました。
これもロシア料理とは違った味付けで美味しかったです。
デザートはアプリコットケーキとバニラソース。美味しいですが、ケーキが巨大でした。
ロシア出身の力士のような感じのウェイターさんが、一生懸命サーブしてくださいました
8日目
気温5~10℃/ 曇り~雨
ホテル 「 マリオット グランド」 の朝食ビュッフェ
大都市の大型ホテルらしく、種類の多いビュッフェでした。
評価は★★★★
朝食後、モスクワの中心、クレムリンの観光にご案内しました。
ウスペンスキー大聖堂は、入場観光しました。内部の写真撮影は禁止です。
昔の大砲も残っています。
クレムリンの内で、美しい黄葉をご覧いただくことができました。
かわいい姫リンゴも実っていました。
クレムリン観光後は、帰国のためにモスクワ空港に向かい、成田空港行きJAL便に搭乗手続きをしました。
今回は、お天気にはあまり恵まれませんでしたが、それでも秋のロシアの景色や空気をあじわっていただく
ができて良かったです。
おまけ
ロシアではッポピュラーなアリョンカのという名前の板チョコです。
このシリーズは他にも焼き菓子などもあり、お土産に買われるお客様が多いです。
ラベルの絵も可愛いので人気があります。ロシアに行かれた際はぜひお試しくださいね。
秋のロシアの旅とお食事をご紹介をした 「日本航空で行く 黄金の巨匠 美しきロシア9日間
(コースコード:F101)」 は、フレンドツアーで毎年多くのお客様にご参加いただいているロシアの
ツアーです。2020年も4月の出発から発売をいたしております。都会の観光だけではなく、
「黄金の環」の観光でロシアの自然にも触れていただける、春から夏、秋までの設定をしております。
ヨーロッパの主な国々の旅行をされて、次の行き先をご検討のお客様に、今こそお薦めのツアーです!
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