旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年12月17日
フレンドツアー 関西発
2018年10月20日発
F101 日本航空航空で行く 黄金の巨匠たち 美しきロシア9日間
で召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
今回のツアーでは、秋の黄葉のロシアを訪れました
2日目
気温2~8℃/ 晴れ
ホテル 「ホリディインセリゲルスカヤ」の朝食ビュッフェ
モスクワ到着時にお泊りのホテルの朝食ビュッフェは種類が多く、全体的に美味しく感じました。
評価は★★★★★
ホットミールの種類も多かったです。
モスクワからバスで「黄金の環」と呼ばれる古都めぐりに出発しました。
まず、かつて大公国の首都として栄えた、世界遺産ウラジミールを訪れました。
12世紀に建てられた、かつての城門「黄金の門」。
レストラン PYATNITSA での昼食
昼食はウラジミールのレストランで、名物のボルシチをいただきました。
評価は★★★
ロシア名物のボルシチ。ロールキャベツは冷めていてあまりおいしくなかったです。残念でした。
デザートの焼きリンゴが温かくて美味しかったです。レストランの入り口。
午後は、ウラジミールの観光にご案内しました。
公園は黄葉がほぼ終わり、落ち葉でいっぱいになっていました。
騎馬像。ウスペンスキー大聖堂。
観光後、本日ご宿泊いただくスズダリへ向かいました。
カーメン河畔に静かにたたずむ修道院。路傍では、女の子が飴や焼き菓子”プリリャニク”を売っていました。
世界遺産スズダリのロジェストヴェンスキー修道院。白い壁と青いクーポールが美しいです。
高い城壁に囲まれたスパソ・エフフィミエフスキー修道院。門と内側。
レストラン PRIVATE FARM HOUSE での夕食
のどかなスズダリの、農家風レストランで夕食をいただきました。農家のユリヤさんお手製の料理が並びます。
評価は★★★★
ビーツとポテト、トマト、グリンピース等の入ったヴィニグレットサラダ。メインはチキンと卵の料理、マッシュポテト添え。
デザートにリンゴ入りピロシキとハーブティーを楽しみました。ピロシキはとても美味しかったです。
レストランの室内の様子。家庭的な雰囲気でした。
3日目
気温8℃/ 晴れ
ホテル「スズダリイン」の朝食ビュッフェ
ホテルの朝食ビュッフェは種類が少なめで素朴でしたが、心のこもったお料理で、とても美味しかったです。
評価は★★★★★
私たちの出発に合わせて、15分早くレストランを開けてくださいました。
ホテル「スズダリイン」の外観。山小屋風の建物で、お部屋も木目調でかわいい雰囲気でした。
この日は、スズダリで”黄金の環”を折り返して、セルギエフ・ポサードを観光して、モスクワへ戻りました。
世界遺産トロイツェ・セルギエフ大修道院群。
ウスペンスキー寺院内の聖セルギーが埋葬されていた昔の棺が有りました。修道院の台所であった部屋。
レストラン TRAPEZNAYA での昼食
ロシア名物「壺焼き」をお召し上がりいただきました。
評価は★★★★
前菜はオリビエサラダ。チキンときゅうり、ポテト、ニンジンなどが入っていました。メインの壺焼きが運ばれてきました。
かわいい容器のパンの蓋を外すと、ポークとポテトなどの煮込みがあらわれました!
デザートはアイスクリームでした。
昼食後、モスクワ空港へ直行し、国内線でサンクトペテルブルクへ移動しました。
ホテル「ルネッサンス バルチック」での夕食
サンクトペテルブルクで4連泊するホテルで夕食をいただきました。
評価は★★★★★
前菜はサーモン入りサラダ。こんもりと、すごいボリュームでした。メインは白身魚ポテト添え、
デザートのナポレオンケーキ(ミルフィーユ)はとても美味しかったです。
4日目
気温3~87℃/ 晴れ~曇り
ホテル「ルネッサンス バルチック」の朝食ビュッフェ
雰囲気もサービスもお味も良いので、お客様に好評の朝食ビュッフェでした。
卵料理はテーブルで注文して持って来てもらうスタイルでした。
評価は★★★★★
この日は、サンクトペテルブルクの観光にご案内しました。
ピョートル大帝の騎馬像で、”青銅の騎士像”と呼ばれています。
ロシア正教の”血の上の教会”の内部。イコンで装飾されています。
レストラン ERIVAN での昼食
ロシアの代表的なお料理「ビーフストロガノフ」がメインデッシュの昼食でした。食べやすいお料理で美味しかったです。
評価は★★★★★
”シチー”というビーフとキャベツのスープが前菜でした。ビーストロガノフのライス添え。ピクルスも。
”ガター”というアルメニア地方のお菓子がデザートでした。パイ菓子です。レストラン外観です。
ホテル「ルネッサンス バルチック」での夕食
ご宿泊ホテルでの夕食をゆっくりお楽しみいただきました。このホテルは、どのお食事も美味しかったです。
評価は★★★★★
前菜は野菜スープ。メインはポークの串焼き。焼き野菜が添えられていました。
デザートはパンナコッタで、ベリーソースがかかっていました。
5日目
気温2~7℃/ 晴れ
この日は、サンクトペテルブルク近郊の2つの宮殿の観光にご案内しました。
午前中は、ペテルゴフのピョートル大帝夏の宮殿を観光しました。
夏の期間は庭園の噴水が有名ですが、それ以外のシーズンは宮殿内部を見学します。庭園も黄葉真っ盛りでした。
白と淡いミントカラーで統一された食堂。
ロココ風の豪華なインテリアです。
食器のコレクションも見事でした。
かわいい装飾の寝室。
レストラン PARKSIDE PETERHOF での昼食
ピョートル夏の宮殿に近いレストランでロシア名物「ペリメニ」の昼食をとりました。
評価は★★★★★
前菜はポテト、マッシュルームとチキンのサラダ。メインはロシア風餃子「ペリメニ」です。
デザートはイチゴソースのかかったパンケーキでした。
午後は、プーシキンのエカテリーナ宮殿にご案内しました。白とブルーの壁が美しい壮麗な宮殿です。
宮殿内部も豪華な装飾で、栄華がしのばれます。
女帝エカテリーナ2世の豪華なドレスやローブが展示されていました。
庭園側からみた宮殿正面。内部見学後は庭園を通り抜けました。
レストラン BISCUIT BANQUET での夕食
バレエ鑑賞の前に、レストランでの早めの夕食となりました。
評価は★★★★
前菜はギリシャ風サラダ。オリーブの実が入っています。メインは「キエフ風カツレツ(キエフチキン)」ポテト添えでした。
デザートはフルーツサラダ。ざっくざくの生フルーツでさっぱりしました。
夕食後は、エルミタージュ劇場でバレエ「白鳥の湖」全3幕(約3時間)をお楽しみいただきました。
6日目
気温1~5℃/ 晴れ
この日は、エルミタージュ美術館を満喫した1日でした。
世界3大美術館の一つ、エルミタージュ美術館の外観。ヨーロッパでは良くある、もとは宮殿だった建物です。
まず、本館の見学をしました。皇帝の玉座も残されていいます。
宮殿内部の装飾も見応えがあります。
有名なからくり時計、「クジャク」です。かなり大きいものです。
レンブラントの作品3点。「ダナエ」と「フローラに扮したサスキア(妻)」、「放蕩息子の帰還」
エルミタージュ美術館でも大人気の、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品2点です。
「ブノワの聖母」と「リッタの聖母」で、どちらも小さめの作品ですが、人だかりができていました。
ヴェネツィアの画家ティツィアーノ作「マグラダラのマリア」。同じ構図の作品は世界の他の美術館にもあります。
バチカン宮殿にある回廊をそのまま摸した「ラファエロの回廊」です。エカテリーナ2世の命で造られ、
ラファエロによるフレスコ画が再現されています。
ラファエロの絵画2点も所蔵しています。「聖家族」と「コネスタビレの聖母」。優美な作品でした。
ルネッサンス3大芸術家の最後、ミケランジェロの彫像も有りました。「うずくまる少年」と題された作品で、
ミケランジェロらしい肉体の造形が見事でした。
スペインの画家の作品も多く収蔵されています。
ベラスケスの「昼食」と伯爵の肖像画。エル・グレコの「使徒ペテロとパウロ」もありました。
スペインの画家ムリリョの聖母とかわいい天使を描いた作品もありました。ゴヤによる女優の肖像画も印象的な作品でした。
午前中は、主要なルネッサンスや古典絵画のコレクションを中心に、日本語ガイトの案内で鑑賞しました。
たいへん貴重な作品の数々をじっくりと観ることができました。
エルミタージュ美術館内のカフェテリアでの昼食
午後も半日、巨大なエルミタージュ美術館をご自由に見学していただくために、お食事も館内でおとりいただきました。
お1人1,500円ずつのご返金をしたうえで、各々でご自由に召しあがっていただきました。
評価は★★★
カフェテリアの入り口。お席やお食事の予約等ができないため、ご自身で購入いただくことになりました。
今日はサンドイッチが売り切れ?で、ケーキがいろいろ並んでいました。
「ニコライ宮殿」でのディナー
夕食は、ニコライ宮殿内の夕食会場で、クラシックの室内楽を聞きながら、優雅に夕食を楽しみました。
評価は★★★★★
ニコライ宮殿の外観と内部の様子。
ロシアンシャンパンとお食事と一緒に、カルテットによる演奏も楽しみました。前菜はイタリアンサラダ。トマトがたっぷり。
ベイクドポテトと、メインの白身魚のフライ。ここの料理は野菜がふんだんに使われていました。デザートはアイスクリームでした。
7日目
気温4℃/ 晴れ
午前中の航空便でモスクワへ移動しました。
レストラン Terrine での昼食
モスクワ市内のアルメニア料理のレストランにて観光前の腹ごしらえをしました。味は美味しかったです。
評価は★★★★★
暖かいパンプキンスープ。メイン料理は肉団子でした。
デザートもアルメニアのお菓子で、ニンジンが使われている焼き菓子でした。
午後は、モスクワ市内観光にご案内しました。
ノヴォテビッチ修道院周辺の公園は、黄葉していて、秋の風情を感じました。
モスクワと言えば赤の広場を中心とした建物が有名です。代表は、カラフルなロシア正教の聖ワシリー寺院です。
コケモモを砂糖でコーティングした甘酸っぱいお菓子で、土産におすすめです。
日が暮れると、赤の広場周辺はライトアップされます。グム百貨店はイルミネーションで華やかに光り輝きます。
11月後半からはクリスマスマーケットも開かれ、更に夜は美しくライトアップされるそうです。
モスクワでお泊りいただいたホテル、「マリオットグランド」のロビーや内部。
ホテル「マリオット グランド」での夕食
ツアー最後の夕食は、ご宿泊ホテルで、美味しいお食事をゆっくり召し上がっていただきました。
評価は★★★★★
前菜はトマトやオリーブ、チーズの入ったイタリアンサラダでした。メインはポークステーキのマッシュポテト添え。
デザートはプリンでした。
8日目
気温1~3℃/ 晴れ~曇り
いよいよロシアでの最終日になりました。JALのフライトがモスクワを発つのが夕刻なので、
クレムリンの観光をしてから、空港へ向かいました。
ホテル「マリオット グランド」の朝食ビュッフェ
朝6時30分にレストランがオープンするので、9時のホテル出発までにお客様にはご自由に朝食をとっていただきました。
評価は★★★★★
フルーツや生野菜も多く用意されていました。
サーモンも有りました。スムージーコーナーもあって、かわいい牛乳瓶に入れられていました。
朝食後、クレムリンへ。美しい秋晴れの青空が広がっていました。内部では武器庫、ダイヤモンド庫の見学もしました。
左の金のクーポールがウスペンスキーです。正面一部改修工事が行われていました。
ロシア正教の聖堂がいくつも並んでいます。
再び赤の広場に出てきました。雲の動きが激しくなってきました。ロシアでの8日間もこれで終了しました。
この度、ご紹介しました「日本航空で行く 黄金の巨匠たち 美しきロシア9日間(コースコード:F101)」は、
例年、ロシアの春~初秋にかけて設定のコースとなります。
モスクワ、サンクトペテルスブルグという2大都市だけでなく、”黄金の環”と呼ばれる、中世の古都の名残り、
美しい寺院群もご覧いただける人気のコースです。
2019年も4月出発から発売しておりますので、ぜひご参加ください。
フレンドツアー
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