旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年7月23日
フレンドツアー 関西発
2019年6月8日発
F101 日本航空で行く 黄金の巨匠たち 美しきロシア 9日間
で召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
伊丹空港から出発、成田空港で日本航空直行便に乗継ぎ、
モスクワに到着した翌日、2日目の朝ご飯からスタートです
2日目
気温19~31℃/ 晴れ
ホテル 「ダブルツリーBYヒルトン モスクワ マリーナ」の朝食ビュッフェ
モスクワで到着日にご宿泊いただいたホテルの朝食ビュッフェは、フルーツ、シリアル、ヨーグルト、チーズ類が充実していました。
評価は★★★★★
オムレツマンもいて、目の前で調理してもらえます。
ロシアは黒パンが美味しいです。ヨーグルトコーナーも充実。
スクランブルエッグの奥のものは挽いていないソバの実で、煮豆や卵と一緒に食べると美味しいです。
朝食後、黄金の環と呼ばれる古都巡りに出発しました
世界遺産ウラジミールにはお昼に到着。
かつては城壁で囲まれていた町の入口であった場所に”黄金の門”が残っています。
レストラン ADAM & EVE での昼食
市内のレストランでロシアの家庭料理”ボルシチ”を昼食にいただきました。
評価は★★★
ボルシチはビーツ(赤かぶ)を使った、ロシアの定番スープです。サワークリームが添えられています。
メインはポークグリルの温野菜添え。
デザートは焼きりんごで、水や、食後の飲み物もサービスされました。
今回のレストランには、ジョージア国(旧グルジア)産の”ジョージアワイン”で有名なレストランでした。
だいたい1杯200ルーブル=約400円ぐらいで楽しむことができます。
午後は、ウラジミールのウスペンスキー大聖堂を見学。
大聖堂の美しい金色のドームが青空の下で輝いていました。
更に、世界遺産スズダリの町でも中世の修道院を観光。
スパソ・エフフィミエフスキー修道院では、鐘楼の鐘の音に聞き惚れました。
修道院の敷地内にはロシアでも良く見かける白樺の木立が有り、新緑のさわやかな季節を感じます。
スズダリのロジェストヴェンスキー修道院は、緑と黄金のドームが印象的
ドームの模様がかわいいです。
この日は、この季節には珍しく、31℃まで気温が上がりました
日没も夜の21時過ぎと遅いため、暑く長い1日でした。
レストラン PRIVATE FARM HOUSE での夕食
ロシアの田園地域でのお食事を体験していただける、農家風レストランでの夕食にご案内。
評価は★★★★★
”ヴィニグリェートサラダ”は、ビーツをたくさん使ったサラダです。
メインはやさしい味のチキン煮とマッシュポテト。パンやピクルスも出てきました。
リンゴの甘煮が入ったピロシキは、甘すぎず美味しかったです。手作りジャムも出してくださいました。
ちなみに、スズダリの名産はハチミツとピールだそうです。
レストランで販売されていたエコバックの柄があまりにかわいかったので撮ってしまいました。
マトリョーシカと白樺の木立が、スズダリっぽいです。お土産にいいかもしれませんね。
3日目
気温18~24℃/ 晴れ
スズダリでお泊まり頂いたホテル、「スズダリイン」の外観は、ペンション風の可愛い建物で、
スズダリののどかな景色にマッチしています。
昨日は30℃以上の暑い日でしたが、客室内にはエアコンがあって助かりました。
ホテル「スズダリイン」の朝食ビュッフェ
こじんまりと素朴な感じの朝食ビュッフェですが、お味は良かったです。
評価は★★★★
ホットミールも用意されていました。
引き続き”黄金の環”の古都をめぐり、大修道院の門前町として栄えたセルギエフ・ポサードの町を観光。
金と青のドームが美しい、世界遺産トロイツェ・セルギエフ大修道院群にご案内しました。
僧院内のかつて食堂であった場所は、装飾がたいへん見事です。
修道院群の敷地内には、カフェや、お店等も有ります。
パン屋さんに立ち寄ってみました(外観)。
名物の黒糖パンや、蜂蜜の固いパン”カブリーシュカ” 、焼き菓子”プリャーニク”などが売られていました。
どれも美味しいので、本場でぜひ味わっていただきたいですね。
レストラン TRAPEANAYA での昼食
昼食はロシアの定番料理を楽しみました。
評価は★★★★
ダイスカットされた、ジャガイモやキュウリなどをマヨネーズであえた”オリビエサラダ。
”壺焼き”は、壺型の器をパン生地でカバーし、オーブンで焼いた料理です。
壺の中身は、肉じゃが風の煮込みで、美味しかったです。
デザートはアイスクリームで、コーヒーまたは紅茶も付いていました。
お食事が美味しくて食が進んでしまい、うっかり写真を撮り忘れてしまいました
4日目
気温15~22℃/ 晴れ
ホテル 「コリンシア」の朝食ビュッフェ
サンクトペテルブルクでは、ネフスキー大通りに面して建つデラックスクラスホテルに4連泊
朝食内容も良いので、連泊中、毎朝大満足です。
評価は★★★★★
チーズやハムなどは、ケースに入っていました。
フルーツコーナー(左)。スイカの出る季節になりました。
オムレツステーションでは、好みでオーダーして焼いてもらえます。
私はミックスオムレツを焼いてもらいました。
ロシアでは黄身が白っぽい”ホワイトエッグ”も有りますので、一度お試しください。
ちょっと一息
お土産のご紹介
サンクトペテルブルクのメインストリートである、ネフスキー大通りにのホテルに宿泊しましたので、
近くにはお土産になるものを買うことができるお店もあり、たいへん便利でした。
ロシアのメーカーのクッキーとウエハースのお菓子(左)や、トリュフチョコレートは、日本でも珍しいと思います。
オーガニックで有名なロシアの化粧品店も、ホテルから近くにあります。
リップクリームやハンドクリームのパッケージがロシアの絵本の様でとてもかわいいです
サンクトペテルブルク市内の観光にご案内しました。
まず、血の上の救世主教会へ。10時30分の開場と共に入場しました。
朝の光が堂内を輝かせていました。大理石の床も美しいモザイクで装飾されています。
サンクトペテルブルグは多くの運河がある、”運河の街”でもあります。
観光中も運河を行き交うクルーズ船を良く見かけますよ。これはエカテリーナ運河です。
レストラン GIULITTA での昼食
今日の昼食は、今までに比べると、若干量が少な目に感じました。
評価は★★★
前菜はミネストローネ。メインはタラのグリルにライス添え。パンも付きました。
デザートはチョコレートムースでした。
レストラン BISCUIT BANQUET での夕食
夜は、バレエ鑑賞前にレストランで夕食をいただきました。
今回の夕食は、ロシアにしてはボリュームは少な目です。
評価は★★★
前菜のグリーンサラダと、デザートのフルーツサラダは撮り忘れてしまいました
メインは、ロシア風の水餃子”ペリメニ”。右のポットに入っています。
夕食後はエルミタージュ劇場にて、チャイコフスキー作曲の「白鳥の湖」のバレエ鑑賞にご案内しました
1人のバレリーナが白鳥と黒鳥という正反対の役柄を演じ分けるのが見どころの一つです。
今回の演出では、ハッピーエンドの結末で良かったです
5日目
気温14~20℃/ 晴れ
ホテル 「コリンシア」の朝食ビュッフェ
サンクトペテルブルクでは、同じホテルにゆったり4連泊しますので、
朝食メニューも毎回違うものにチャレンジする楽しみがあります。
メニューも豊富な朝食ビュッフェですので飽きることがありません。
評価は★★★★★
今日の卵料理は、ポーチドエッグを注文してみました。
ロシアンシャンパンも朝から用意されています。
本日は、まずサンクトペテルブルグの聖イサク教会を訪れました。
ピョートル大帝の騎馬像、「青銅の騎士像」をご覧いただいた後、郊外の観光にご案内しました。
レストラン ポトヴォリエ での昼食
プーシキンの町の近くにある木造のロシアレストランで昼食です。
ここはプーチン大統領のバースデーパーティーが何度か行われた事のあるレストランです。
評価は★★★★★
クマさんがお出迎え カントリー風の内装も可愛らしいですね。
前菜は、黒パン・白パンに、トマトとカッテージチーズや、ピクルスなどを皆で取り分けました。
温かいスープは2種類でてきました。サワークリームの載ったボルシチ(左)と、マッシュルームシチュー(右)。
ロールキャベツは優しい味わいで、お客様に好評でした。
デザートはクレープのアイスクリーム添え。このアイスクリームも美味しかったです。
コーヒー、紅茶以外にも、ウォッカ、ワインも付いていました
午後は、プーシキンにあるエカテリーナ宮殿を観光しました。
エカテリーナ2世の好んだ碧い色とゴールドの宮殿が、青空に映えます。
見事な宮殿内部も、”琥珀の間”以外は、ノーフラッシュで撮影可能です。
庭園側は緑が多く、青空の下、初夏の爽やかさを感じました。
更に、ペテルゴフのピョートル大帝夏の宮殿にもご案内しました。
メインの大噴水が勢いよく噴き出していました。
庭園を散策しながら、水と緑の織りなす華やかな雰囲気を楽しむことができます。
今日は快晴で本当に良かった~
ホテル 「コリンシア」での夕食
郊外からサンクトペテルブルクに戻り、ご宿泊ホテルでのディナーをお楽しみいただきました。
評価は★★★★
前菜は角切りのポテトやチキンの入ったピエモンテサラダ。(写真は撮り忘れてしまいました....。)
このホテルは、黒パンも白パンも美味しかったです。
メインはポークシュニッツェルとマッシュポテト。ロシアの森の女王と言われる”コケモモ”の赤いソースがかかっています。
コケモモジュースも美味しいので、機会があればぜひお試しください。
デザートのアーモンドケーキは、コーヒーや紅茶とともにいただきました。
6日目
気温13~21℃/ 晴れ
4連泊していただいているホテル「コリンシア」のロビーの様子です。
デラックスクラスのホテルならではのゴージャス感があります。
この日は、エルミタージュ美術館をたっぷり6時間かけて観光しました。
ガイドの説明とフリータイムをとりながら、巨大な美術館を見学していただきました。
パビリオンの間には、有名な仕掛けのある「くじゃく時計」があります。
イタリアルネッサンスの名作もあります。
ラファエロの「コネスタビレの聖母」は珠玉の1品です。
ミケランジェロの「うずくまる少年」の彫像は、筋肉の隆起を表現した後ろ姿が見事。
ローマのヴァチカン宮殿にある回廊を摸した「ラファエロの回廊」は、細かい装飾で埋め尽くされた空間に驚かされます。
ヨーロッパの有名な画家の作品も多く収蔵されています。
スペインの画家ゴヤの「アントニア・サラテの肖像」。
フランドルの画家ルーベンスの「ローマの慈愛」。
19世紀のロシアの宝石職人、ファベリアによる王冠のレプリカも飾られていました。
豪華な本物は、モスクワのクレムリンのダイアモンド庫にあります。
別館は印象派のコレクションで有名です。
ドガの踊り子(左)/ゴーギャンのタヒチの人々を描いた作品(右)
マチスの絵画は楽しく明るい色調のものが数点ありました。
レストラン 「ルースキー・アンピール」での夕食
夜は、「ビーフストロガノフ」発祥の、ストロガノフ宮殿内にあるレストランで優雅に夕食をお楽しみいただきました。
宮殿レストランのお料理はどれもお洒落で、美味しかったです。
評価は★★★★★
サーモンといくらの小さな前菜。色合いも美しいお料理でした。
エビとリーフのサラダの次には、お口直しのシャーベットが運ばれてきました。
伝統のビーフストロガノフは、一般に思い描くクリーム煮とは違い、優しいお味でした。
マッシュポテトが添えられています。
デザートはもっちりとした口当たりのパンナコッタとシャーベット。
シャーベットはお口直しのシャーベットと同じ味の様でした。
食後のコーヒーは色・形のかわいいプチフールをつまみながらいただきました
7日目
気温16~23℃/ 小雨
朝、国内線でモスクワへ移動しました。
機内では、サンドイッチとコールドドリンクが配られました。
レストラン KITEZH GRAD での昼食
モスクワ到着後、モスクワ現代美術館近くのレストランで昼食をいただきました。
評価は★★★★★
前菜はサラダ(左)と、ソリャンカスープ(左)。
スパイスの効いた肉入りのスープで、サワークリーム(皿の右上)をお好みの量を入れていただきます。
メインはロシア料理、ポジャリスキー風カツレツ。ロシアのメンチカツ的なお料理です。
デザートのエクレアも、とても美味しかったです。
ホテル「マリオット グランド」での夕食
夕食は、ご宿泊のデラックスクラスホテル内のレストランで召し上がっていただきました。
評価は★★★★
前菜は、なんと大盛りタイ風春雨サラダでしたが、またもや撮り忘れてしまいました
メインはサーモングリルのタイ風チャーハン添え。厚みのあるサーモンには大満足です。
今までのロシア料理と違って、エスニック感がちょっと新鮮。
デザートはアプリコットのタルト。器に入ったバニラソースをかけていただきます。
このデザートも美味しかったです。
モスクワでお泊りいただいたホテル「マリオットグランド」のロビーは、
天井のドームから光が差し込み、明るい雰囲気です。
8日目
気温14~23℃/ 曇り
ホテル 「マリオットグランド」の朝食ビュッフェ
モスクワで到着日にご宿泊いただいたホテルの朝食ビュッフェは、フルーツ、シリアル、ヨーグルト、チーズ類が充実していました。
評価は★★★★★
生野菜だけでなく、グリル野菜も有りました。ピクルスも定番です。
ハムやサーモンなど。ロシアではチキンハムが美味しいです。
フルーツコーナーにはスイカなどの夏の果物も出てきました。
ロシア最後の観光はモスクワの名所を訪れました。
モスクワと言えば強固な城壁で囲まれたクレムリンは必見です。
メインの入り口にそびえる赤いトロツカヤ塔。
内部にはいくつもの聖堂があります。大聖堂広場でのひとこま。
ツアーではウスペンスキー大聖堂に入場しました。内部では写真は禁止です
クレムリンに面した赤の広場に建つ、聖ワシリー教会。パルナスのCMを思い出します。
向かいにあるグムデパートでは、この季節、名物のアイスクリーム(100ルーブル)がお薦めです。
デパート内のパン屋では、キャベツのピロシキ(100ルーブル)など、ロシアらしい食べ物も売っていますので、
時間があれば覗いてみてください。
観光後、夕刻の成田空港行き、日本航空直行便で無事帰国しました。
皆様、おつかれさまでした。
今回ご紹介いたしました、「日本航空で行く 黄金の巨匠たち 美しきロシア9日間(コースコード:F101)」は、
サンクトペテルブルグに4連泊して、世界三大美術館の一つであるエルミタージュ美術館をたっぷりご見学いただくことのできるツアーで、毎年数多くのお客様にご参加いただいております。
ロシアらしい風情の残る「黄金の環」の古都を巡ったり、ロシア帝国の栄華を誇る宮殿を訪れ、ロシアのバレエ芸術にも触れていただけます。
そして毎日、様々なロシアの名物料理を楽しむことができます。
皆様の御参加をお待ちしております!
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