
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年9月22日
2017年8月29日出発 関西発 F414
フィンランド航空ビジネスクラス利用
華麗なる美の競演ロシア8日間
こんにちは
フレンドツアー添乗員です
今回お届けするのは、世界的にも有名な2つの美術館を訪れる、人気のロシアの旅8日間です
所蔵作品数世界第一位のエルミタージュ美術館、そして世界第二位のプーシキン美術館へご案内します
途中に立ち寄る、北欧・フィンランドのヘルシンキの観光も同時にお楽しみください
ヘルシンキからサンクトペテルブルグ間は特急列車
、モスクワへの移動は国内線利用
で楽ラクです
尚、フレンドツアーではツアーごとに食事評価を行っております
★★★★★5星が最高点です
それでは、フィンランド・ロシアの「旅ごはん」をご覧くださ~い
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■1日目 関西国際空港→フィンランド航空直行便→ヘルシンキへ
<ヘルシンキ泊
>
直行便で楽ラク移動です
通常は乗り継ぐケースが多いんですが、今回はヘルシンキにステイです
▼1日目の宿泊ホテル「SOKOS PRESIDENTI」 すぐ近くにショッピングセンターもあり便利
ヘルシンキの気温は19度、日本に比べてマイナス10度と少し肌寒いお天気でした
宿泊ホテルは中央駅にも近く、お部屋もキレイ
みなさまお買い物にお出かけになられましたよ~


■2日目 午前:ヘルシンキ観光(テンペリアウキオ教会
、大聖堂、シベリウス公園、マーケットなど)
午後:特急列車「アレグロ」で国境を越えて、ロシアのサンクトペテルブルグへ
<サンクトペテルブルグ泊
>
▼1日目の宿泊ホテル「SOKOS PRESIDENTI」の朝食の様子です
食事評価:★★★★(星4つ)
外光が入る明るい朝食会場です。オムレツマン(←オムレツを作る人)はいませんでしたが種類は豊富


▼ヘンルシンキ観光中のシベリウス公園 彫刻の前で皆さん写真に撮影されてます
写真でお分かりいただけるように、作曲家シベリウスはこむずかしい方だったようです

▼教会とは思えない形の「テンペリアウキオ教会」 内部には幻想的な天井と大きなパイプオルガンがありました

▼その後、市場がひらかれているマーケットスクエアへ
屋内マーケットと屋外マーケットがあります
こちらは屋内マーケット
サーモンなど新鮮なシーフードを中心に、肉製品や缶詰などが並んでいます


▼こちらが野外のマーケットです ちょうど今はイチゴのシーズン、いろいろなイチゴを試食させてもらいました


▼元老院広場付近で少しフリータイム
ウスペンスキー寺院まで足を延ばされた方も..
バルト海を見下ろす白亜の大聖堂の中ではこの日、結婚式が行われてました
薄曇りでしたが、日が少し出てくると、少し暑いぐらいの気候でした
上着を脱いでの観光です

▼2日目昼食はヘルシンキ市内のレストラン「Zinkeller」にて
食事評価:★★★(星3つ)

▼マッシュルームスープ 少し肌寒かったので、温かいスープでほっこり
ただ少ししょっぱかった..
個人的にはメインのニシンのフライが少し油っぽくて、あとデザートも欲しかったです

▼メインはニシンのフライ&マッシュポテト

▼フリータイムで訪れたウスペンスキー寺院
イコン(正教会でキリスト、聖母などを聖画像にしたもの)も見事


▼ロシアのサンクトペテルブルグへは特急列車「アレグロ」で移動
約3時間半の列車の旅です
外観はもちろんのこと、内装もとってもキレイ
車内も空いていたのでのんびりできました~
なんと
日本の新幹線より揺れがすくなかったです.. みなさん、びっくり
フィンランドの免税手続きは車内でおこないます
で、出国・入国審査も同じく車内にて

▼2日目夕食 宿泊ホテル「CROWN PLAZA AIRPORT」内のレストランにてビュッフェ 食事評価:★★★★(星4つ)
フィンランドからの移動と、到着時刻も遅かったので、ホテル内での食事はゆっくりできてよかったです



牛肉の炒め物、クリームスープや温野菜、カナッペ、ガスパチョと種類も豊富でした 写真は砂糖菓子です
▼宿泊ホテル「CROWN PLAZA AIRPORT」 近くには24時間の大型ショッピングセンターもあります
ロビーやお部屋も広く、特にお部屋はバスタブとシャワー室が別々にあるのがお客様に好評でした
市内からは少し距離がありましたが、翌日の郊外観光には便利なロケーションでした


■3日目 午前:圧倒的なスケールを誇るエルミタージュ美術館観光(約4時間)
混み合う7・8月は一般入場前に入館する優先入場でのご案内です。エルミタージュ美術館(別館)も訪れました
午後:サンクトペテルブルグ観光(聖イサク寺院、青銅の騎士像、スモーリヌイ修道院、血の上の教会)
夜はクラシックバレエ鑑賞をお楽しみいただきました
<サンクトペテルブルグ泊
>
▼3日目朝食 こちらはホテルの朝食の様子です
食事評価:★★★★(星4つ)



▼3日目 サンクトペテルブルグ観光中に訪れたスモーリヌイ修道院
今日は曇り空の中の観光です
聖堂の南奥には、この建物を建築する元になった女学校が今も残っています


▼いよいよ待ちに待ったエルミタージュ美術館の観光へ
今回は入場待ちも少なく、すんなり入れました
入場に際しては、コートや上着、大きなリュックサックは持ち込めません..
このエルミタージュ美術館のコレクションは、ピョートル大帝の娘、女帝エリザベートによって始められました。
ヨーロッパ美術のみならず、オリエントやインド、中国や世界の古代遺物などが数多く展示されていますよ

有名な「大使の間」を抜けると大広間が。今回はロマノフ王朝時代の衣装のコレクションも公開されていました
特に女性の衣装は、ウェストがものすごく細くてびっくり


ロシアで、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品を見れるとは..
ダ・ヴィンチ作の「ブロワの聖母」と「リッタの聖母」です

▼ご昼食はエルミタージュ美術館内のカフェにて各自でお召し上がりいただきます
食事評価:★★★(星3つ)
サンドウィッチとサラダの組み合わせが定番。他にもたくさんの種類のスイーツが用意されています
サンドウィッチ:250ルーブル、サラダ:280ルーブル、コーラ:130ルーブル 1ルーブルは約2円です


▼こちらは古代エジプトの文化と芸術の部屋にあるミイラです
絵画以外にもたくさんの所蔵品が展示されています

▼午後からはエルミタージュ美術館(別館)へと移動
こちらでは印象派の作品が展示されています
ゴッホを始め、ルノワールやセザンヌ、ピカソなどの作品を所蔵しています。教科書で見た作品がすぐそこに

▼サンクトペテルブルグ市内の「青銅の騎士像」

▼コチラは街の中心にある有名な聖イサク寺院の内部 壁面にあるイコンと金色の寺院内が印象的です

▼物騒な名前が付けられた教会、その名も「血の上の教会」
皇帝が暗殺された場所に建てられています

▼3日目の夕食はレストラン「Masha at Bear」にて
食事評価:★★★★(星4つ)
店の名前の通り、店の前には可愛らしいクマの木彫りが
そして店内に入るとお母さんクマが出迎えてくれます


▼田舎風キュウリのサラダ(サワークリームが美味でしたっ
)

▼メイン料理は「ビーフストロガノフ」 さっぱりとしたお味でマッシュポテトとよく合います

▼デザートはアイスクリームにホットベリーをかけたもの

▼夜はボリショイ劇場にてバレエ「白鳥の湖」をご覧いただきました
20時~ 第一幕、休憩を挟んで、21時半~第二幕、そして22時20分~第三幕へと続きます
ホテルに戻ったのは23時半頃、この日は朝から夜まで、皆さま、お疲れ様でしたっ

■4日目 午前:ピョートル大帝の夏の離宮観光(美しい彫刻で彩られた噴水をご覧いただきます
)
午後:エカテリーナ宮殿観光(「大広間」や「琥珀の間」等みどころたくさんです) <サンクトペテルブルグ泊
>
▼ピョートル大帝の夏の離宮 お庭が上下に分かれていて、こちらは上の庭園です
ちなみに無料です


▼そしてコチラが下の庭園(有料)です 庭園のところどころに噴水があって癒されます~

▼いよいよ、メインの大滝へ テラスの両側に7段の階段があって、金箔の銅像が並んでいます
噴水が上がるのは毎時00分
今回は11時からの噴水をご覧いただきましたよ


▼4日目昼食 エカテリーナ宮殿近くのレストラン「REKOH」にて
食事評価:★★★★★(星5つ)


▼前菜のキャベツ入りのコンソメスープ さっぱりしていて美味

▼出ました
ロシア名物の「ペリメニ(水餃子)」です メイン料理と言ってもおかしくないぐらいのボリュームです

▼メインのチキンソテー&温野菜
「ペリメニ」で少しおなかがふくれたところでしたが、ちょうどいい量でした

▼デザートのパンケーキ(もものソースがかかっていました)

▼雨を心配しながらのエカテリーナ宮殿の観光でしたが、運よくお天気はもってくれました
エルミタージュ美術館は緑色の壁面が印象的でしたが、こちらエカテリーナは空色がキレイです

▼エカテリーナ宮殿の「大広間」
3枚目の写真にある通り、靴のカバーをかけて観光します
寄木で出来た床面を守る為の措置だそうです
尚、「琥珀の間」は残念ながら写真撮影は禁止です


▼エカテリーナ宮殿のお庭 東屋やエルミタージュ(隠れ家の意味)などが点在しています

▼サンクトペテルブルグ市内に戻ってご夕食 レストラン「BAYAZET」にて
食事評価:★★★★(星4つ)

▼前菜のギリシャ風フレッシュサラダ
とパン

▼メインは川カマスのグリルとポテトの付け合わせ シンプルなお味で好評でした

▼デザートのフルーツサラダとコーヒー

■5日目 午前:空路、国内線にてロシアの首都モスクワへ
飛行機移動だから楽ラクです
午後:城壁の中のクレムリン観光(ウスペンスキー大聖堂
、武器庫、ダイヤモンド庫
)
特に「ダイヤモンド庫」は入場も制限されていて貴重な体験でした
<モスクワ泊
>
▼サンクトペテルブルグ空港の様子です
なんだかロシアに「マクドナルド」があるのも不思議な感じです

▼今回の移動は「シベリア航空」にて
なかなか珍しい機体の色に、思わずシャッターをきってしまいました
サンクトペテルブルグ~モスクワ間は約1時間半のフライトです
機内ではサンドウィッチのサービスも

▼5日目昼食 モスクワ市内のレストラン「Kitezh Grad」にて
食事評価:★★★★(星4つ)
ガイドブックなどでもよく紹介されているレストランでした
今日は名物のボルシチをいただきます

▼ロシア名物と言えばコレ
ボルシチはサワークリームを溶かしながらお召し上がりいただきます

▼メインはロールキャベツ 私には薄味に感じましたが、関西のお客様にはちょうどいいお味だったようです

▼デザートのキャロットケーキ ロシアのデザートは甘すぎないところが特徴です

▼クレムリン内部のウスペンスキー寺院
武器庫・ダイヤモンド庫
は残念ながら写真撮影不可でした

▼鐘の皇帝 高さ6m、重さ200トンの世界最大の鐘です
観光客と比べても、その大きさは歴然

▼スパスカヤ塔と大統領官邸 大統領がクレムリンにいる時は大統領旗が掲げられます

▼一度も発砲されなかった「大砲の皇帝」と衛兵さん 今回は衛兵の交代式にも出会えました

▼5・6日目に宿泊した「MARRIOT GRAND HOTEL」
ロケーションも抜群のデラックスホテルです


▼5日目の夕食はのんびりとホテル内にて ダイニングでお召し上がりいただきました 食事評価:★★★★★(星5つ)

▼前菜のツナサラダ
ツナのボリュームたっぷりです 盛り付けもとってもオシャレ

▼メインはチキンの胸肉&ライス 見た目よりさっぱりしていて美味でした

▼デザートはチェリータルトです
もちろん、コーヒーと紅茶が付いています
ホテル食の場合、すぐにお部屋に戻れるので、お客様にも好評でした

■6日目 終日:モスクワ市内観光(ワシリー寺院、赤の広場)とプーシキン美術館観光
<モスクワ泊
>
▼マリオットホテルの朝食風景
食事評価:★★★★★(星5つ) オムレツも個別で作ってくれます



▼モスクワ市内観光中に訪れた聖ワシリー寺院です
たまねぎ型の屋根が印象的ですね
数あるロシアの聖堂の中でも一番有名な聖堂かもしれませんね~ 観光客もいっぱいでした
現在は国立歴史博物館の分館になっていて、内部は迷路のような構造になっています

▼赤の広場に面して建つ「グム百貨店」 中央の噴水には、なぜかスイカが冷やされてました
現在の建物は1893年に建てられた工場を、1953年に大改装したもの。 アイスクリームショップが有名なんです
吹き抜けであかるい館内の一階に、そのアイスクリームショップがあります(3枚目の写真)


▼コチラは国立歴史博物館(外観のみの見学です)

▼プーシキン美術館は、19~20世紀のヨーロッパ・アメリカの美術品を多く所蔵しています
午前中はプーシキン美術館(本館)を見学、古典芸術やエジプト芸術、ミイラなどを見学しました
この美術館は大富豪の二人、シチューキンとモロゾフが収集した西洋絵画を公開したことから始まりました



▼プーシキン美術館を出て、一旦、ご昼食
「Na Shabolouke」に向かいます
食事評価:★★★★★(星5つ)


▼前菜のチキンのヌードルスープ 薄味でしたがヌードルが入っていて美味でした

▼ポークのチーズピカタ&温野菜
味付けは濃かったですが、今回のメニューの中では一番美味しく感じました

▼デザートのガトーショコラとコーヒー

▼午後はプーシキン美術館(別館)の見学です
館内ではルノワールやモネ、マティスやピカソといった、世界的に高い人気を誇る絵画が出迎えてくれました






▼時間があったので、プーシキン美術館の向かいにあった救世主キリスト聖堂も写真に収めました

▼救世主キリスト聖堂から見たクリムリンの景色

▼ホテルに戻ってから、ご希望のお客様をお連れして地下鉄見学へ
実は構内がとってもキレイなんですよ
写真は切符の自動販売機です
距離制ではなくて、一回50ルーブル(約100円)と決まっています

▼駅の構内の様子です
駅によってステンドグラスがあったり、絵が描いてあったりと趣もさまざまです
今回は3駅をお客様とご一緒に見学しました
コチラは絵がかいてある駅の構内

▼コチラの駅にキレイなステンドグラスが


▼コチラの駅には白亜の壁に絵が描かれています
個人的にはこの駅がシックで一番気に入りました

▼乗車券と地下鉄の列車を撮影
構内から出なければ一回券で、いくつもの駅をまわることができます

▼6日目夜はモスクワでも有名なレストラン「Shinok」へ
食事評価:★★★★★(星5つ)
このレストランは何で有名かと言いますと...

▼なんと、店内に動物園があるんです
区分けされたエリアには、キジや牛などが飼育されています
今回は餌やりの時間でしたので、スタッフがこの檻(?)の中を歩いていました~

▼前菜はチキンをスモークしたもの 独特の風味がとっても美味
パンも名物の黒パンがありました

▼メインは魚のすり身を揚げたもの 初めて食べましたが、揚げてあるのにサッパリしていてこちらも好評でした

▼デザートのフルーツサラダ

■7日目 午前:モスクワ→フィンランド航空にてヘルシンキ乗り継ぎ→帰国の途へ
<機中泊>
■8日目 午前:関西国際空港到着後、解散。 お疲れ様でした~
いかがでしたでしょうか、フィンランドとロシアを旅した「旅ごはん」
特にロシアは天候が変わりやすく、雨も多い所でしたが今回はなんと
雨にたたられることがありませんでした~
ロシアの観光シーズンは終わってしまいましたが、2018年のロシア旅行の発表は11月ごろを予定しています
是非、来年は芸術と文化、そして世界遺産が溢れるロシアの旅にご参加ください
「旅ごはん」を最後までお読みいただきありがとうございました
フレンドツアー添乗員
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