旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年8月18日
こんにちは~、フレンドツアー食いしん坊添乗員です
2017年7月18日関西発
F414
フィンランド航空ビジネスクラス利用
華麗なる美の競演ロシア 8日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介します
お食事は星の数で評価させていただきました。満点は5つ星★★★★★となります。
あわせて各地の観光地のようすもご覧いただき、次回の旅のご参考にしていただければ幸いです
ツアー初日は、真夏の関西空港よりフィンランド航空にてさわやかなフィンランドの首都ヘルシンキへ
日本から一番近いヨーロッパへ直行便、しかもビジネスクラス利用ということで、旅のスタートとしましては、お疲れを大幅に軽減したよい行程ではないかな、と思います
直行便でスムーズに到着した後は宿泊ホテルへ。
翌日からの本格的な観光に備えてゆったりとお過ごししていただきました。
ホテルの近所のスーパーを覗いたり、元気な方は街の散策など楽しまれていました
ではさっそく2日目の朝食からご覧ください。
◎2日目
朝食@ホテル★★★★
メニュー豊富なビュッフェでした♪
フィンランドの朝食の定番“カレリア風パイ(カレリアンピーラッカ)”
卵バターをつけていただきます
ついつい食べ過ぎてしまいますね
朝食後、ヘルシンキの観光へ。
国民的音楽家シベリウスを記念した公園、岩盤の中に築かれたユニークな様式のテンペリアウキオ教会、港のほとりのマーケットプレイス、街のシンボル大聖堂がそびえる元老院広場など訪れました。
ん?、シベリウスさんのモニュメントの傍らに何かありますね?
誰かさんのかわいい忘れ物?プレゼント?いつもしかめっ面のシベリウスさんが心なしか微笑んでますね~♪
マーケット広場にはたくさんの屋台が出ていましたが、今が旬のイチゴがとってもおいしそうでした
有名なブルーベリーをはじめ、この国はベリー類がとっても豊富です。
ヘルシンキの街かどから。。。待ち合わせ中の二人と二匹。。。
観光後、昼食へ。
昼食@レストランZINKELLER★★★★
前菜:マッシュルームのクリームスープ
メイン:フィンランド名物のニシンのフライ
付け合わせはマッシュポテトが定番です
油が重たくボリューミーでしたが、新鮮で味よく完食しました
食後、夕方の列車の時間まで街の中心でフリータイム♪
食事にデザートが付いていませんでしたので、ご希望の方とカフェで名物のシナモンロールをいただきました♪
また太りそうです
夕刻、特急列車アレグロ号で国境を越え、ロシアのサンクトペテルブルクへ。
約3時間半の快適な列車の旅でした♪
夕食@宿泊ホテル★★★★
落ち着いた空間で、メニュー豊富なビュッフェディナーでした
さまざまな前菜、サラダ類とメインには魚と野菜のクリームソースやスペアリブなどがありました。
ロシアのポテトはホクホクと素朴なおいしさでした♪
デザート類も豊富で、食後のコーヒーや紅茶も付いていました
ついついまた食べ過ぎましたっ
◎3日目
朝食@ホテル★★★★
ロシアの朝はオートミール粥が定番です
お粥だから食べ過ぎてもだいじょーぶ(だと信じたい)
今日の観光の目玉はエルミタージュ美術館今回は開館前のグループ特別予約で中に入りましたよ~
世界の至宝、あの「黄金のクジャクの仕掛け時計」の前にはわたしたちグループのみなんて、信じられないし・あ・わ・せ
ダ・ヴィンチやラファエロの作品も独り占め状態ですよ~
22年間の添乗員生活で、初めての幸運でした同じくキャリア20年の現地ガイド氏にとっても初めてだったそうです
レンブラントの絵を模写中の美大生をじっと見つめるキューピット、何を想う。。。
美術館内のカフェにてそれぞれサンドイッチなどの昼食と休憩の後、別館の新エルミタージュ美術館へ
こちらはフランス印象派の作品を中心に展示されています。
モネ、セザンヌ、ルノアール、ゴッホ、ピカソ、マティスなど世界の巨匠たちの作品をじっくりと鑑賞できました
エルミタージュ美術館を堪能した後、街の観光へ。
壮麗な内装が見事な聖イサク寺院や、皇帝暗殺現場に建立された血の上の教会、ブルーの外観が美しいスモーリヌイ修道院など歴史文化遺産をめぐりました。
勇ましいピョートル大帝の「青銅の騎士像」
スウェーデンを破りこの地を手に入れた彼がバルト海を睨みつけています。
馬が後ろ足で大蛇を踏みつけているのですが、この蛇が宿敵スウェーデンを表しているそうです。
夕食@レストランBAYAZET
ディナーのメインは、ビーフストロガノフでした
この料理は、食いしん坊添乗員のように肉好きであったと伝えられるストロガノフ伯爵が、年老いて硬いお肉が食べにくくなってしまい、小さく薄切りにしたビーフを柔らかくクリームソースで煮込ませたことから生まれた料理と伝えられています。
本場のビーフストロガノフには、スメタナクリームが使われていて奥深い味でした♪
前菜は田舎風のサラダ、デザートがフルーツサラダでしたが、気が付いたら完食していました
夜はアレキサンドリンスキー劇場にて本場のバレエ「白鳥の湖」を鑑賞しました
19世紀からの伝統を誇る劇場の中で、華麗でロマンチックなチャイコフスキーの世界に酔いしれた夜でした
◎4日目
朝食後、エカテリーナ宮殿の観光へ
有名な「琥珀の間」など絢爛豪華な宮殿と庭園をめぐりました
黄金の装飾がまばゆい宮殿のダイニングルーム
昼食@レストランREKON★★★★
こちらはアットホームな昼食レストランの添乗員のテーブル
前菜:マッシュルームスープ
濃厚で美味でした
メインはロシア風水餃子ペリメニ
日本では酢醤油が定番ですが、ロシアではサワークリーム“スメタナソース”を添えていただきます
デザート:ロシア風パンケーキ、ベリーソース添え
ボリュームもほどほどで難なく完食しました♪
午後は、バルト海を望むピョートル大帝の夏の離宮を訪れました
お天気にもめぐまれ、趣向をこらした数々の噴水で彩られた緑の庭園をめぐりました
観光後、サンクトペテルブルク市内へ戻り、夕食を。
夕食@レストランKINKALNAYA★★★★
前菜:オリーブと山羊のチーズが入ったギリシャ風サラダ
メイン:スズキのムニエル
デザート:フルーツサラダ
たくさん歩いたので(と自分に言い聞かせて)完食しました
◎5日目
朝食後、アエロフロートロシア航空の国内線でモスクワへ
昼食@レストランKITEZH GRAD★★★★
モスクワ中心の高級エリアの中にある隠れ家的なレストランでした♪
中は以外に広く、木の梁が歴史を感じさせる店内でした
前菜:ロシア料理の代名詞、赤かぶ(ビーツ)のスープ“ボルシチ”
メイン:ロールキャベツの煮込み
アツアツでした♪
デザート:キャロットケーキ
モスクワ最初のお食事、おいしく完食いたしました
食後、クレムリンの観光へ。
旧ソビエト連邦時代には鉄のカーテンと言われていたモスクワを自由に物見遊山できる、いい時代になりました
ロシアはすべてがスケール大きいです
まばゆいばかりの財宝や装飾品で溢れた武器庫やダイヤモンド庫を中心に観光しました
最後のモスクワの宿泊は、街の中心のデラックスホテル「マリオットグランド」でした
夕食@宿泊ホテル★★★★★
前菜:ツナサラダ
メイン:チキンソテーのライス添え
胸肉でしたが、ジューシーで柔らかく調理されていました
デザート:チェリータルト
おいしかったです
言わずもがなの完食でした。。。
◎6日目
朝食@ホテル★★★★★
デラックスホテルならではの充実したビュッフェでした
ピロシキもありました
日本のピロシキは揚げパンのスタイルですが、本場ロシアのピロシキはほとんど焼きパンで、具もいろいろであんずジャムなどの甘いタイプも多いんですよ~♪
たまご料理もオーダーして作ってもらえます♪
いつものように食べ過ぎました
朝食後、モスクワ観光へ
前日はフェスティバルのために閉鎖されていた赤の広場を訪れました
赤い★の尖塔が目を引くクレムリンの城壁と、異国情緒たっぷりの聖ワシリー寺院
その後、エルミタージュと並ぶ美の殿堂プーシキン美術館へ
シュリーマンによる有名な古代ギリシアの発掘品を中心にや古代エジプトなどの貴重なコレクションを鑑賞しました。
ルネッサンス時代のミケランジェロのダビデ像と、21世紀の自撮り棒を持つ像のコラボレーション!
美術館本館の観光後、昼食をいただきました。
昼食@レストランNA SHABOLOVKE★★★★
レストランはビール醸造所の直営レストランでした
前菜:チキンコンソメスープ
メイン:ロシア風ポークピカタ
マヨネーズ風のソースとチーズを重ねてオーブンで焼き上げた一品
デザート:チョコレートムース
ちょっと重ためのメインでしたが、やっぱり完食しました
レストランのオリジナルビール、好評でした
食後、プーシキン美術館へと戻り、午後は別館を観光しました。
こちらはフランス印象派のコレクションを中心に鑑賞できる美術館です。
モネ、セザンヌ、ルノアール、ドガ、シャガールからゴッホ、ピカソなど、こちらも素晴らしい作品であふれていました♪
美しい絵を眺めていると、ほんとに心が豊かになってきますね
夕食は地元でも有名な人気レストランSHINOK(シノック)にて
夕食@レストランSHINOK★★★★★
ウクライナ料理のレストランです内装がとっても凝っていますね!
このレストランの目玉は、農家の中庭を再現したコーナーで、牛ちゃんやヤギ君、鶏さんなんかがいるんです
もちろんメニューに応じて彼らが調理されるわけではないです(と、信じたい)
前菜:イカの燻製入りサラダ
燻製されたイカがアクセントになっておいしかったです
メイン:魚のすり身のフライ
グリルしたレモンが添えられていて、さっぱりといただけました
デザート:ハニーケーキ
けっこうなボリュームでしたが、しっかりと完食しました
内装だけでなく、お料理もすべて丁寧に仕上げられていて、人気になるのも頷けました
ドリンク類も豊富で、めずらしいところではウクライナの白ビールがありましたよ♪
◎7日目
名残惜しいですが、帰国の途へ。
たっぷり朝食の後、モスクワ空港より、ヘルシンキ乗継にて関西空港へ
ロシアの朝粥ともしばしのお別れです
悔いのないよう、最後まで食べ過ぎました
鉄のカーテンの向こう側と言われていたのも今は昔。。。
さわやかな気候の中、ロシアの2大都市に滞在し、エルミタージュとプーシキンの2大美術館をゆったりと楽しんでいただける旅でした。
もちろん美術だけではなく、音楽、歴史遺産などこの国には圧倒されるスケールの文化遺産がいっぱいです。
お食事も素朴なロシアの風情を楽しんでいただける内容でした。
異国情緒にあふれるロシアに、ぜひみなさまもお越しくださいね!
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