旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年6月27日
フレンドツアー 関西発 2016年6月1日出発
D309
ビザンチンの薔薇とトランシルヴァニアの宝石
ブルガリア・ルーマニア バラ祭り10日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事&一部観光箇所を紹介いたします。
お食事は★の数で評価します。満点は星5つ ★★★★★となります。
ぜひ次回の旅のご参考にしていただければと思います
1日目はルフトハンザドイツ航空にて、フランクフルト乗り継ぎ、ブルガリアの首都ソフィアへ
◎2日目
朝食:ホテルにてビュッフェ
この季節はさくらんぼがおいしいです
評価:4★★★★
朝食後、ソフィア観光を楽しみました
大統領官邸では衛兵さんの姿も見られました
あんまり緊張感なさげに見えますが、休憩中のようですね
観光ではこの他、、ロシアの為に建てられたアレクサンドルネフスキー寺院、聖ソフィア教会や、ローマ時代のセルディカの遺跡などを巡りました。
昼食:レストランROSEにて
前菜はミックスサラダ
メインは、トルコ伝来のバルカン半島風ハンバーグ“キョフテ”でしたが。。。
中がちょっと生焼けでしたっ! すぐに焼直してもらいました
デザートはヨーグルト
さすがはヨーグルトをこよなく愛する国、濃厚でおいしかったです
評価:4★★★★
午後は、ヴィトシャ山のふもとに建つボヤナ教会へ。
こちらのフレスコ画は13世紀、ルネッサンス時代に先駆けて、人間味が加えられて描かれた斬新なもので世界遺産にもなっています。
観光後、フリータイム。それぞれソフィアの休日を楽しまれました
ご希望の方はスーパーや街の中心などへご案内しました
夕食は自由食でした。スーパーで買って軽く済まされるかた、町に出られらた方、レストランに繰り出された方など、それぞれご自身の体調に合わせて楽しまれました。
◎3日目
朝食後、ブルガリア正教の総本山、世界遺産リラの僧院を訪れ、聖母誕生教会、フレリョの塔を観光しました
昼食:レストランGORSKI KUTにて
前菜は冷製ヨーグルトスープ“タラトール”
さっぱりさわやかな口当たりでおいしかったです
メインはマスのグリル
こちらも香ばしい焼き上がりで美味でした
デザートはクレープ風パンケーキ
評価:4★★★★
食後、ハチミツの露店があったので立ち寄ってみました♪
ブルガリアのハチミツは、安くてとってもおいしいのでおすすめです
午後、古都プロブディフの観光へ。美しい街並みの旧市街やローマ遺跡の円形競技場跡など訪れました
夕食:レストランMEGDANAにて民族舞踊と共に
すてきな中庭のある古民家風レストランでした
前菜盛り合わせ、これで一人前
おいしかったのですが、いかんせん量が。。。
自家製ブルガリアのピタパン(こちらは一枚を4人で取り分けでした)
メインは、チキンと野菜をトマトベースで煮込んだ土鍋料理“カヴァルマ”
トルコ料理の影響がみられますね
楽しい宴が続きます
デザートはチーズケーキ
評価:満点5★★★★★ 楽しいショーとおいしいお食事に大満足でした
◎4日目
この日は今回のツアーの目玉であるブルガリアの花の祭典「バラ祭り鑑賞」へ
こちらのバラはシリア原産のダマスクローズという種類です。小ぶりで香りが良い品種だそうです
さあ、パレードが始まりました 地元の人たちにとっても待ちに待った瞬間です
大人気のお祭りとあってものすごい人出でしたが、パレードは専用の観覧席よりゆったりと楽しんでいただきました。
観光後には、帽子と摘んだお花のお持ち帰り用ボックスをお土産にいただきました
民族衣装の子供たち、とってもかわいいですね
午後、ベリコタルノボを経由してアルバナシのホテルへ向かいました。
ホテルの中庭にもすてきなバラが咲いていました♪
夕食:ホテルにて
前菜はミモザサラダ
メインはビーフシチュー
デザートはカスタードクリーム
評価:★★★★
◎5日目
朝食:ホテルにてビュッフェ
評価:★★★★まずまずの内容でした
朝食後、歴史薫る古都アルバナシの生誕教会や国の文化財にもなっているコンスタンツェリエフ・ハウスなど観光しました。
その後、国境を越えてルーマニアの都ブカレストへ
昼食:レストランPRIETENIAにて
前菜は野菜のポタージュ、濃厚な味わいでした
メインはナスとひき肉を重ね焼きにした料理“ムサカ”
デザートはチョコレートケーキ
洋酒が入った大人の味でした♪
評価:★★★★
食後、ブカレスト観光へ
金の装飾がきらびやかなブカレスト大聖堂や
圧倒されるスケールの国民の館など訪れました
ブカレストの街角から、カフェでくつろぐ人々
夕食:ホテルにて
前菜はほうれん草のクレープ包み
うーん、微妙な味
メインは魚のフライでしたが、衣がほとんどのハムカツのような薄さでした
デザートはカスタードプリン
こちらはふつうにプリンの味でした
評価:3★★★
◎6日目
朝食:ホテルにてビュッフェ
評価:★★★★★メニュー豊富で満足の内容でした
朝食後、山の麓に広がる美しい街ブラショフへ。
昼食:レストランVLAHIAにて
トマトベースのビーフスープ
さっぱりした酸味でおいしかったです
メインはルーマニア風ロールキャベツ“サルマーレ”と付け合わせにはマッシュしたトウモロコシ“ママリーガ”
デザートはルーマニアの揚げドーナツ“パパナッシュ”
甘さひかえめでおいしかったです
評価:満点★★★★★郷土料理をおいしくいただきました
午後、中世の面影を色濃く残すブラショフの観光へ。
ルーマニアは歴史的に長い間オーストリアやドイツの影響下にあったため、街並みがドイツ風で素敵です
夕食はレストランCARPATINにて
前菜盛り合わせ(ナスのペーストが好評でした)
民族舞踊も楽しむことができました
メインはマスのグリル(3日目と被ってしまいましたね)
デザートはチーズケーキ
評価:4★★★★
◎7日目
朝食:ホテルにて
評価:5★★★★★
朝食後、トランシルヴァニア地方の世界遺産ビエルタンの要塞教会を訪れました
小高い緑の丘の上に堅固な城壁に守られた中世の教会があり、そこからの村の眺めもすてきでした
教会の見学後、同じく城壁に囲まれた世界遺産の街シギショアラへ。ルーマニアの宝石と称えられるその街並みはまさにおとぎの国のようなイメージです
でも、のどかで美しい中世の街シギショアラは、吸血鬼ドラキュラ伯爵伝説のモデルと伝えられているドラキュラ公生誕の地でもあるんです
昼食:ドラキュラ生誕の家CASA DRACULA(ドラキュラハウス)にて
ドラキュラにちなんでその名も“血のメニュー”ランチをいただきました
前菜は真っ赤なトマトベースのナス料理
こちらも赤いソーセージのシチュー
デザートはアイスクリームでしたが、これにも赤いベリーソースがタラリとかけられていました
評価:5★★★★★ちょっとおどろおどろしい見た目でしたが、とってもおいしかったです
食後、シギショアラの歴史保存地区を散策しました
カラフルでかわいらしい街並みがとっても印象的でした
夕食は自由食でしたが、ご希望の方と街のレストランでいただきました
◎8日目
朝食後、ドラキュラ城のモデルとなったブラン城を訪ねました
あいにくのお天気でしたが、中世のお城は曇り空の方がより雰囲気がでますね~、しかもここはドラキュラ伯ゆかりの城
お城の観光後、アズガ村のワイナリー見学と名産のスパークリングワインのティスティングを楽しみました
昼食:ワイナリー内のレストランにて
前菜はサワークリームの酸味がさわやかなスープ
ルーマニア料理にもブルガリアと同じくトルコの影響がみられますね
メインはブルガリアでもいただいたキョフテと同じお肉のつくね料理“ミティティ”でしたが、画像撮り忘れました
デザートはフルーツケーキ
フルーツたっぷりで食感もふんわりやわらか♪♪♪
評価:5★★★★★ごちそうさまでした!
午後は、その美しさで知られる景勝地シナイア観光へ
かつて王様の夏の離宮でもあったペレシュ城と、貴重なフレスコ画の内装が見事なシナイア僧院を訪ねました。
観光後、ブカレスカへ戻り最後の夕食を。
夕食:ホテルにて
前菜はサラダでしたが撮り忘れてしまいました
メインはサーモンのグリル
平均的なお味でした
デザートは甘いメレンゲにアイスクリームをのせた一品
評価:★★★★
◎9日目
初日と同じくフランクフルト経由で帰国の途へ。
乗り継ぎ時間を利用して、マイン川ほとりの古都フランクフルトの観光も楽しみました
今回はブルガリアのバラ祭りに合わせた時期でしたが、自然の美しさと西ヨーロッパと異なる独特の文化に溢れるブルガリアとルーマニアは四季折々の楽しみ方ができる国だと思います。そういう意味では新緑の夏や秋の黄葉の時期にも訪れていただきたいと思います。
お食事は、両国共にトルコ料理の影響が感じられるものが多く、素朴な中にもベリー類や野菜など素材の良さをおいしくいただけるものが多かったですよ~。中でもブルガリアのヨーグルトはさすがのおいしさでした
まだまだ日本の方にはなじみの薄い地域ですが、ぜひ訪れてみて欲しいと思います
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