旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年6月29日
フレンドツアー 関西発 2016年5月30日出発
F301 美しき小さな国 エストニア・ラトビア・リトアニア 8日間
お食事の評価を五段階の★の数で表しています!満点が★★★★★5つです。
バルト三国のお食事・・・?イメージがわきにくいかもしれませんね。
皆さまの参考になれば嬉しいです
2日目朝食 リトアニア・ヴィリニウス ホテル BEST WESTERM VILNIUS にて
バイキング。乳製品をよく食べる国なので、チーズの種類が豊富。フルーツがあるのもうれしです。
もちろん、卵料理などホットメニューもあります。
■ヴィルニウス観光
3つの十字架の丘から旧市街を眺望。屋根瓦の色調が統一された静かで美しい街並みです
■聖ペテロ・パウロ教会。全面真っ白な漆喰細工で装飾された教会。
天井からぶら下がってるシャンデルリアは、ボヘミアングラスのノアの箱舟。
大聖堂前の石畳。リトアニア語で「奇跡」と書いてあります。
バルト三国がソビエト統治下にあった1989年、ここヴィルニウスから、
北のタリンまで、200万人の人々が手をつないで、600キロにわたる人間の鎖を作り、
三国の独立を訴えた「歌の革命」は有名です
昼食 NERINGA にて
野菜クリームスープ。メインはリトアニアの料理代表ツェッペリナイ
ジャガイモの団子で挽肉をくるんでます。
形が飛行船、ツェッペリン号に似ているため、この名前です。
デザートは、カッテージチーズ(脂肪分の低い、さっぱりしたチーズ)のケーキ。
食事評価 ★★★★
■カウナス城 水上のお城。リトアニアが大公国だった時代のものです。
夕食 レストラン AULA
サラダ。メインは写真のビーフ煮込み。
デザートはアップルパイ。フォークロアーをお楽しみいただきながらの夕食でした
食事評価 ★★★
3日目朝食 昨日と同じ。
ヴィルニウス~かつての首都カウナスへ。
■杉原ミュージアム
杉原千畝さんが領事代理を務められてた時の領事館兼住宅の建物です。
今でも、当時の日本国旗、杉原さんが実際触ったドアノブがオリジナルのまま残されてます。
■カウナス駅
第二次世界大戦中、カウナスがソビエト統治下に入り、
日本領事館は閉鎖されることに。
その後、杉原さんがドイツに向かう途中滞在したホテルメトロポールや列車に乗った駅です。
杉原さんは、この駅から発車する列車の窓からも、一枚でも多くと、ビザを書き続けたました。
■カウナスの旧市街
旧市庁舎は、その姿から白鳥に例えられます。
ランチ カウナス PONPEJAS
野菜たっぷりスープ。コルドナイ(水餃子)、
上にかかっているのはサワークリーム。フルーツサラダ。
食事評価 ★★★★
午後は、十字架の丘ご見学後、国境を越えて、ラトビア・リガへ。
三国ともシェンゲン協定に入っているので、国境審査はなく、移動は楽々です。
リガのホテル到着後は、館内のレストランでゆっくり夕食。
サーモンののったサラダ。ローストチキン。
ルバーブのタルト。どれもおいしかったです。
これまでのところ、バルトのデザートは、甘すぎなくて好評!
食事評価 ★★★★
4日目 朝食 ラトビア・リガ RADISSON BLU LATVIA
バイキング。オムレツをその場でオーダーできます。
この日の観光は、午前中はバルトのベルサイユと称されるルンダーレ宮殿。
ランチ 宮殿内、昔の台所を改装したレストランにて
サラダ、白身魚(ティラピア)、アイスクリーム。
食事評価 ★★★★
午後、リガに戻って、観光。
■エリザベート通り
中世風情が残る旧市街もよいのですが、
こちらは、新市街のユーゲントシュティール(=アールヌーボー)のアパートが立ち並んでいます。
建物の前面に、仮面の彫刻が飾られてたり、スフィンクスが置かれてたり、かなり奇抜
夕食 ARSENALにて
スープ、豆が入ってました。ローストポーク(写真撮り忘れました・・・)。
プチケーキ。
食事評価 ★★★
5日目 朝食 昨日と同じ
■シグルダ
ラトビアのスイスと呼ばれる緑豊かなところ。
こちらは、シグルダの市議会?の建物。この裏にシグルダ城址があります。
城址よりも、お庭に咲く花に、皆様喜ばれてました。
昼食 ホテル SIGULDA にて
カリフラワーのスープ。サーモン。ライ麦パンのデザート。
食事評価 ★★★★
国境を越えて、エストニア、タリンへ。
夕食 ご宿泊ホテル SWISSOTEL にて
カプレーゼ(トマト&モッツァレラチーズ)。
チキンのグリル(トウモロコシで育てたチキン、柔らかい!)。
ベリーのムース。スイスホテルは、やっぱりお食事がおいしい!!
食事評価 満点の星5つ!!★★★★★
6日目 朝食 SWISSOTEL にて
バイキング。もちろん、グーです
■タリン旧市街
ほぼ完全に城壁に囲まれたままの、昔ながらの佇まいがよく残る街です。
一歩外に出ると、高層ビルもある現代的な街。写真の右端の高層ビルが、ご宿泊のSWISSOTEL。
昼食 天皇陛下がバルトご訪問の際泊まられたTHREE SISTERS にて
生ハムの野菜巻き。ビーフフィレステーキ。
カヌレ(温かいプチケーキ)。コーヒーまたは紅茶。
食事評価 満点の星5つ!!★★★★★
午後、フリータイム。
この日は<旧市街祭り>開催中でした。
旧市街の中心ラエコヤ広場では、合唱やコンサートがあり、にぎわってました。
かわいい手工芸品(木工製品やリネン、雑貨)のお店がたくさんあるので、お買い物も楽しまれたようです
夕食は、フリー食。
ご希望の方は、エストニアの創作料理の有名店OU(ウー)のカジュアル店舗
KAKS KOKKAにご案内しました。
エスニックなスパイスなどを使ってるので、好き好きかも・・・。
バルトは、案外素朴なバルト料理が一番お口に合いやすいかもしれません。
ご宿泊ホテルのSWISSOTELにて、ゆっくりとアラカルトを楽しまれた方もありました。
~バルト三国の旅~
お食事に関しては、ご覧いただいた様な、くせのあるものは少なく、素朴ながら、
食べやすく味付けもあっさりしていたものが多いです。
バルト三国は、近年三国ともユーロ圏になり、治安もよいので、ずいぶん旅行しやすい国々になりました。
各町2泊ずつと、連泊も好評です。観光客でごった返す所はもう沢山!静かで美しい景色に出会いたい方にはおすすめです!
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