
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年8月28日
フレンドツアー 関西発
2019年7月25日発
F107 フィンエアー利用
リトアニア・ラトビア・エストニア バルト3国の古都を訪ねて 9日間
でのお食事と一部にはなりますが観光内容を、ご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
1日目 関西空港 → ヘルシンキ空港 → ヴィリニュス空港
初日は移動の1日となります。ヘルシンキ空港にて小型のプロペラ機へ乗り継ぎ、リトアニアのヴィリニュス空港へ
ホテルのベッドにてぐっすり休み、明日からの観光に備えます~
2日目 ヴィリニュス → トラカイ
観光の前に腹ごしらえ
朝食はホテルのレストランにていただきました。

民族調の可愛いレストランで、種類は多くはないですが、美味しい朝食でした

リトアニアといえば・・・命のビザで有名な日本人、杉原千畝が活躍した地です。
実際に活躍したのは当時の首都であるカウナスですが、ヴィリニュスにも杉原千畝の碑が立てられていました。

この碑の近くには日本から送られた桜並木の道がありました
また、リトアニアといえば、信仰心の深い国です。街の至る所に教会が在りました。
なかでも、「聖ペテロ・パウロ教会」は漆喰の彫刻が有名です。
聖ペテロ・パウロ教会の内部は彫刻で埋め尽くされていました。この彫刻はすべて異なったものであるということにも驚きです

高台に上り、ヴィリニュスの旧市街を望みます。あまり大きくはない旧市街ですが、活気に満ち溢れていました。

街中を観光していきます
大統領府の前では士官学校の卒業式が行われていました。ギャラリーが多く、盛り上がっていました

ヴィリニュスのシンボルともいえる「大聖堂」

「夜明けの門」

昼食は天皇陛下も宿泊されたといわれるアストリアホテルのレストラン【BRASSERIE ASTORIJA】にていただきます
前菜で出てきたのはリトアニアの郷土料理「ツェペリナイ」

じゃがいも団子のようなモチモチした皮に肉が詰められています。メインくらい大きく、ボリュームたっぷりでしたが美味でした
スローローストのビーフ 根菜類の付け合わせも美味しく、ポテトも美味しかったです。

ハニーケーキ 素朴な味でしたが、美味しかった

お客様にも好評につき、食事評価は満点の星5つ★★★★★
昼食後はバスに揺られながらカウナスへ
湖上に建てられた「トラカイ城」。もちろん内部の散策も行いました

また、トラカイにはこのような三つの窓を持つ、伝統的な住居が沢山あります

再び、ヴィリニュスのホテルへと戻り、夕食はホテルのレストランにて頂きます
野菜スープ

スズキのホワイトソース 魚の下味不足が惜しかった!

アップルクランブル

レストラン内部の雰囲気は良かったのですが、食事評価は星3つ★★★
3日目 ヴィリニュス → カウナス → シャウレイ → リガ
本日はリトアニアからラトビアまでの道のりを道中、観光地を踏まえながら大移動します
ヴィリニュスを出発して、まず最初はカウナスへ
カウナスといえば・・・そうです。あの杉原千畝が活躍した地として有名です
当時の日本領事館であった場所が今では「杉原千畝記念館」となっています。
なんと・・・当時、命のビザが書かれたといわれるデスクが今でも存在しました

もちろん、椅子に座って記念撮影も可能です
杉原千畝記念館の外観はこんな感じです。当時、ここに通過ビザを求めるユダヤ人の行列が在りました。

現在では周りを閑静な住宅街に囲まれた一角にひっそりと存在しますが、当時のことを考えると感慨深かったです。
昼食はカウナス大聖堂近くのレストランにて
レストランは狩猟の肉が有名なレストラン【MEDZIOTOJU UZEIGA】で店内には様々な動物の毛皮が飾られていました。
グリークサラダ

ゲームミートの「コルドゥナイ」 リトアニアの水餃子です

アイスクリーム

料理の味もさることながら、店内の雰囲気も相まって食事評価は満点の星5つ★★★★★

昼食後は再びバスを走らせ、シャウレイを目指します~
道中、お手洗い休憩で立ち寄ったところには風車の中にバルとお手洗いがありました。

シャウレイ郊外の「十字架の丘」です

とにかくすごい数の十字架が・・・祈り!祈り!!祈り!!!

今でも十字架は増え続けているとのことで、リトアニアの信仰深さがひしひしと伝わる聖地でした。
再びバスを走らせ、国境を越え、ラトビアへ
夕方ごろ、ラトビアのリガへ到着しました
夕食はホテルのレストランにて
カプレーゼサラダ

チキンの胸肉 これがお客様には好評でした

ラトビア風カッテージチーズケーキ

食事評価は星4つ★★★★
4日目 リガ → ルンダーレ → リガ
朝食ブッフェはフルーツ、野菜が豊富で嬉しかったです

温かい料理はブッフェに並んでいますが、オムレツやパンケーキなどはテーブルオーダーが可能です
好評でした

本日、最初の観光は「ルンダーレ宮殿」へ参ります
ルンダーレ宮殿の庭園から見た宮殿です。季節によってはバラが綺麗に咲くそうでしたが、今回は残念・・・

昼食はルンダーレ宮殿内のレストラン【RUNDALES PALACE RESTAURANT】にていただきます
レタスとクスクスのサラダ

タラのガーリックトマトソース

アイスクリーム

宮殿内で食べることができる特別感はありましたが、食事評価は星3つ★★★
リガへと戻ります。道中、ガイドさんのアイデアで「中央市場」へ
お手洗い休憩も兼ねて市場に立ち寄りましたが、新鮮な食材がたくさん揃う市場を前に、思わず探検してしまいました
元は飛行船の格納庫であったとのことで、当時の姿を想像できる形をしていました

リガ旧市街の観光は、このエレクトロバスをチャーターしました。見どころは下車しながら楽チンに観光

「三人兄弟の建物」

「猫の家」
そして、「聖ペテロ教会」から世界遺産のリガ旧市街を一望
格納庫であった市場も見えます
ここも世界遺産の一部です

夕食は旧市街のレストラン【PROVINCE】にて
ボルシチ ロシアよりも美味しいと高評価でした。

ビーフストロガノフ

ライ麦のパンを使ったデザート

ローカルなレストランではありましたが、本場のロシアを越える勢いの美味しさでした。星4つ★★★★
5日目 リガ → シグルダ → リガ
昨日と同じく朝食はホテルのビッフェにて
真っ白な乳製品コーナーが豊富です

テーブルオーダーのメニューはブッフェを取りに行く前にオーダーしておくと良いタイミングとなります。

本日は「ラトビアのスイス」とも言われるシグルダ観光へ・・・
午前中は天気が良くありませんでしたが「トライダ城」です。塔の頂上まで登ることができますが、階段が急でした

「シグルダ城址」

昼食はシグルダのホテルレストラン【GARSAS FREKVENCE】にていただきます
きゅうりとトマトのサラダ

大きな大きなロールキャベツ

ヨーグルトとフルーツ

美味しかったのですが、フレンドツアーとしては、星3つ★★★
リガへと戻り、自由時間です。ショッピングや観光など、皆さま思い思いに過ごされ、夕食も自由食でしたが、
皆さまとご一緒に旧市街の気さくなレストランでいただきました
リガのホテルのお部屋からこの景色が見えます。目の前を流れるのがダウガヴァ川、川を挟んだ対岸が旧市街です

天気の良い日に撮ればよかったなぁ・・・。
6日目 リガ → タルトゥ → タリン
本日はラトビアとお別れし、エストニアを目指し大移動します
ラトビアのリガを出発し、国境の村を越え、エストニアのタルトゥに到着
昼食はタルトゥのワインバーのようなレストラン【VILDE JA VINE】にていただきます
トマトスープとハーブトースト

サーモンのハニーマスタードソース

チョコレートブラウニー

雰囲気が良く、味も美味しかったです。星4つ★★★★
昼食後はタルトゥを徒歩観光します
タルトゥの「ラエコヤ広場」。正面は市庁舎です。
黄色い枠はナショナルジオグラフィックのプロジェクトだそうです。
タルトゥは皆さまにも大好評で一泊したいとのご意見でした。同感です
小さなタルトゥ駅です

駅舎も文化財のようでした。

タリンへ列車で向かいます。

2時間の列車旅。その間、バスのドライバーさんは私たちの荷物を乗せてひたすらタリン駅へ
ご苦労様です
タリンのホテルにチェックイン後、少し休憩して夕食へ
本日のディナーは有名ホテルのレストラン【SOE】にて、
皇族の方も召し上がられたといわれる「エンペラーメニュー」をいただきます
レストラン内部は意外にもこのようなモダンな様相ですが・・・

外観は旧市街の中でも有名ホテル「スリーシスターズ」です。

日本語でメニューを用意してくださいました。(写真では分かりづらいですが・・・)

生ハムと野菜

スローローストの仔牛とトリュフ風味のマッシュポテト

ベビーカステラとアイスクリーム

味は美味しかったですが、お皿のふちが高くなっており、ナイフで料理を切りにくかったです。平らなお皿で出してほしかった
エンペラーメニューということで期待も大きかったのですが、星4つ★★★★
7日目 タリン
朝食はホテルの高層レストランにて

エストニアはバルト三国の中でも特に北欧感が強い国でした。

午前中はタリンの街を観光します
「カドリオルグ宮殿」の中は美術館になっています。

旧市街の丘にある「聖アレクサンドルネフスキー聖堂」

タリンの旧市街からバルト海までを一望できる展望台にはカモメがいました
近づいても全く動きません。

タリンの壁です。タリンはかつて城壁に囲まれた街として栄えました。今でもその名残である城壁が残されています。

「聖カタリーナの小怪」
「ヴィル門」
昼食は旧市街のレストラン【PEPPER SACK】にて
野菜スープ

ローストポーク 肉厚で美味しかったです

チーズのデザート 小さかったですが、こってり。。

レストランの従業員さんはタリンの民俗衣装を纏っていました
星4つ★★★★
午後からはタリンの街を自由行動となりました
クルーズ船の来航によってバルト三国でも一番観光地化が進み、物価も高く感じられたタリンの街は活気に満ち溢れ、夜は街中がライトアップもされていました
8日目 タリン → ヘルシンキ → 関西空港
昨日に続き、ホテルにて朝食
様々な種類のティーが有り、選ぶことができます。

添乗員は少なめの朝ごはん

タリンのホテルを昼頃に出発し、タリン空港へ
タリンからヘルシンキにて乗り継いで、翌朝、関西空港に到着しました
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
バルト三国に対して、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか
日本では近年ようやく、観光地としても注目され始めているのですが、ヨーロッパ界隈では観光地として人気が高いです
3か国とも世界遺産に登録された旧市街があるので、素敵な写真をたくさん撮ることも可能ですし、
何より、どの国も料理が美味しい
日本人にも合う味付けの料理がたくさんあります
また、街中にはおしゃれな小物屋さんやブティックがあります。
なかでもおすすめはリネンです
これは、ヴィリニュスのリネン屋にて購入した印象派風のかわいいワンピース

ワンピースは80ユーロ、お揃いストールは40ユーロでした
このようにかわいい洋服なども購入することができますよ
バルト三国と一括りにされることも多いですが、ひとつひとつの国にそれぞれの特色があり、国ごとに比較を楽しむこともひとつかと思います。
本ツアーはリトアニア、ラトビア、エストニアにてそれぞれ十分なお時間で観光をお楽しみいただけますのでおススメです
ぜひ、ご参加をご検討ください
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