旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年9月20日
コースコード:D302AY
ご出発日:2017/9/4
成田空港発着
きらめく中欧11日間
において、実際にお召し上がりいただいた
お料理をご紹介していきます。
2日目 ご昼食
お昼からツアー食事に500mlのピルスナービールが付いてきました(^^♪
チェコにはご当地ビールがたくさんあります。
ボヘミア風ポテトスープ 香辛料がほどよく効いていて美味しい!
ローストポークの横にあるのはクネドリキ。とうもろこしをつぶして作る
付け合わせは、チェコの国民食と言っても過言ではありません(^^♪
デザートはプリン。ヨーロッパの生クリームは日本ほど甘く
ないので、見かけよりさっぱり味です。
3日目 ご昼食
サラダが出るとお客様が大喜びされます。
ほどよく甘酸っぱいドレッシングが好評でした
炭火焼きアンガス牛のステーキ
日本と違って、噛みごたえがあるお肉のほうがチェコでは好まれます。
添え物のポテトにはサワークリームがかかっています。
隠し味にニンニクが入っており、元気がでます。
アイスクリームにかかっているベリーソースはホットなんです。
冷たいアイスとのコラボが口の中に広がってゆきます。
4日目 ご昼食
大きな茄子のサラダ。チーズとトマトがのっており、ピザ風仕立てに
なっています。シェフが変わってお洒落になりました。
鱒のグリルは骨が取ってあり、食べやすいサイズでした。
付け合わせのラタトゥーユはほっこりしたお味で、温まりました
デザートはマチャドニア(フルーツポンチ)とレモンシャーベット
お口の中がさっぱり爽やかになりました。
チェスキークルムロフの夜は、闇にお城が浮かびあがり
とても幻想的です。チェスキーに宿泊するツアーは珍しいのです
チェスキークルムロフで目覚めた朝は、まるで童話の世界に
迷い込んだような気分に浸りました。
チェスキークルムロフでは、イエスズ会の修道院を改築した
ホテルに宿泊しました。ヨーロッパ旅行の醍醐味です
4日目 ご昼食
ザルツブルグのランチで訪ねたレストラン“St.Peter”のお玄関
とても高級で、803年にオープンした!という歴史あるレストランです。
細く切ったパンケーキ入りコンソメスープは中欧諸国の人々
にとってお味噌汁のような存在です。
チキンの胸肉グリルはとても柔らかで、デミグラスソースが
からまって上品なお味でした。
デザートにはザルツブルガーノッケルン
お菓子の名前はザルツブルグの山々という意味だそうです。
“サクッとふわっと”、綿菓子のような優しい甘さです。
4日目 ご夕食
ガーリッククリームスープは、秋から冬にかけて少し濃いめの
味付けになります。寒さが厳しい地方によくあることですね。
ビーフをスープで煮込み、手作り赤ワインソースをかけた手間の
かかったお肉料理です。白いボールは、とうもろこしをつぶして
作る添え物で、ポレンタと呼ばれています。
ヨーグルトチーズのデザート
ザ・ヨーロッパという濃厚なお味はやみつきになります。
イチゴの酸味が助け船となります。
ハルシュタットは塩の交易で栄えた2800年の歴史が
ある古い町です。
現在の人口は約900人。
ザルツカンマーグート地方の奥にそびえる
ダッハシュタイン山塊の麓にある小さくて
可愛い町です。
今日は良く晴れて、お散歩に最適の日和です。
梨の木が壁を覆っています!寒い地方なので、これで暖を
取ることが出来ますね。実がたくさんなっているんですよ。
ハルシュタット湖は、日本の栃木県にある中禅寺湖より少し
小さい面積です。透明度が高く、湖面が輝いていました。
ここにも梨の木で覆われた家がありました。
寒い地方にとっては、梨や林檎の木が育てやすいのでしょうね。
5日目 ご昼食
ビッフェ形式の前菜
野菜不足が解消できると大好評でした。
メインはポークのブラウンソースがけ。シチューのようなお味
です。たくさんついてきたコロッケはホクホクあつあつ。
温野菜もついて、冬の香りがしました。
バラの香りがするチョコレートケーキ
オーストリアのチョコレートはスイスと並んで濃厚で、チョコ好きには
たまりません。
今日はシャーフベルク登山鉄道に乗って山頂に辿り着きました。
「サウンド・オブ・ミュージック」のドレミの歌のシーンに出てくる場所です。
眼下にはモント湖とアッター湖が見えます。
お天気に恵まれ、湖面が美しい緑青色に輝いていました。
シャーフベルグ山は標高1783m。
登山鉄道の駅から展望台までは、5分程度
登り坂を上ります。運動靴で出かけましょう♪
ハルシュタット湖は「世界の湖畔で最も美しい」
と言われています。1番かと言われると悩みますが
ワインではありません!
リンゴジュースです。絞りたてはこんな色をしています。
5日目 ご夕食
ザルツブルグでのお夕飯に出されたかぼちゃのスープは、
クリームが入っているのに、くどくなく、優しいお味で、ほっこりしました。
カマスのグリル
すごく美味しいと参加者の皆様から大好評でした!
カマスの下にある白いソース状のものは、きゃべつのクリーム煮
です。オーストリアやドイツの家庭でよく食べられている母の味。
これは付け合わせに出てきたブルガルです。
麦を火で炙ったもので、オーストリアでは野菜として食べられています。
身体に良い食べ物ということで、アメリカの歌手マドンナも大好きなんだそうです。
デザートはアプリコットケーキ。
美味しいけれど、日本の方には少し甘すぎるかも・・・
しかし、レストラン“STeRn BRau”はとにかく大好評でした(^^♪
6日目 ご昼食
ブッフェ形式のサラダBAR
野菜不足になりがちなヨーロッパ旅行においては、嬉しいかぎりの
スタイルです。
ヨーロッパには、日本ほど種類豊富なドレッシングはありません。
シンプルにオリーブオイルとビネガー(お酢)と塩/胡椒でオリジナル
ドレッシングを作ります。
皆様、たっぷり野菜を召し上がって大満足のご様子(^^♪
メルクという古い修道院がある町でランチに立ち寄ったレストラン
ZUR POSTでのメイン料理は七面鳥のクリーム煮でした。
添え物のショートパスタ(マカロニの様なもの)は、ハプスブルグ家の
エリザベート皇后が大好きだったそうです
デザートのアプリコット味クレープ
写真の撮り方が下手ですみません!甘過ぎず美味しいんです。
ドナウ川沿いに位置するメルクは、人口約5千人。
修道院の町として栄え、人口の何倍もの観光客が訪れています。
オーストリア屈指のバロック建築(日本の江戸時代にあたる時代の
建築物)であるメルクの修道院は、現役のベネディクト会の修道院
として使用されています。まるでお城のように威風堂々の姿が
町のどこからでも確認できます。お庭もきれいです。
ドイツ語圏の街角でよく見かける「EINBAHN」という標識は
一方通行という意味があります。ヨーロッパの道は一方通行が
多いですね。
ドナウ川クルーズでメルクを出発し、ヴァッハウ渓谷に
あるデルシュタインに到着しました。
ヴァッハウ渓谷の両岸には、ドイツが統一される前の歴史を
物語る中世のお城が点在しています。
6日目 ご昼食
ウィーンのお昼に訪れたGriechenbeislは、ウィーンで一番
歴史のあるレストランで、多くの著名人(たとえば音楽家バッハとか
モーツアルト等)も訪れています
パンケーキ入りコンソメスープ
これはドイツ語圏の国々の人々にとってのソールフードです。
メインは子牛のカツレツ“ウィンナーシュニッツェル”
ウィーン風カツレツを出すお店はウィーンにはた~くさんありますが、
レストランGriechenbeislのそれは、柔らかく熱々で美味しい!!
日本のお客様には「大きすぎる!」とのご意見もありますが、地元民
にも人気のお店ですから、小さくすることは出来ないそうです・・・
揚げ物にはシンプルなグリーンサラダが合います。
お客様は、出来るだけ小さめのシュニッツェルを選ぼうと必死の
ご様子(^_-)-☆私達には大きすぎるので、やむなく残していただくしかありません。
アップルシュトゥルーデル(日本ではアップルパイと呼ばれて
いますね)は、焼きたてで、甘酸っぱいりんごの香りが口の中で
広がってゆきます。
国境を越えてハンガリーのブタペストに到着しました。
お昼に立ち寄ったレストラン“DOMUS Vinorumはワインセラーを
改築して造られているため、お店の中はワイン蔵の匂いが漂っています。
フレンドツアーは、お野菜を出来るだけ多く出させていただいています。
パプリカソースがかかったチキンは皆様に大好評!
パプリカソースはちょっとピリ辛で、食欲をそそります。
パプリカソースはパプリカ(カラーピーマンの一種)を極みじん切り
して、電子レンジで30秒ほど加熱、オリーブ油とビネガー、砂糖を
少し加えて作るハンガリーの母の味です。
デザートのスポンジケーキにはべりージャムが巻かれてあり、
甘さと酸っぱさがお口の中で調和されます。
8日目 ご夕食
ブタペストの夜に訪れたSpoonというレストラン
名物グヤーシュスープは、翌日多くのお客さまが「もう一度食べたい!」と
仰ったほど美味しかった
グヤーシュは自宅で簡単に作ることができます。
牛肉と野菜でビーフシチューを作り、最後にパプリカ粉を入れたら
ハンガリー風グヤーシュの出来上がりです。パプリカ粉がグヤーシュの特徴です。
メイン料理は鴨のコンフィをいただきました。
パプリカトマトソースがかかって、とてもリッチなお料理でした。
パプリカソース味は日本のお客様の口にとても合っているようです。
けしの実で作られたケーキ
珍しいですね~
塩キャラメルソースがかかっていました。塩キャラメルは今
世界のブーム?!
ドナウ川クルーズ便り
闇夜に浮かびあがるハンガリー共和国の国会議事堂は威風堂々
ちなみにドナウ川に面したこちら側は、正面玄関の反対側です。
ドームを中心に左右対称にネオゴシック様式で建てられている
国会議事堂はまるで宮殿のようです。
ブタペストは“ブタ地区”とペシュト(ペスト)地区が1873年に合体して
出来上がった街です。人口約174万人というのは、日本の鎌倉市と
ほぼ同じ規模です。
ドナウ川のナイトクルーズで体験する風景は“幻想的”という言葉がぴったり!
さぁ!くさり橋が見えてきました。皆様お写真撮影タイムです。
くさり橋の正式名称はセーチェーニ鎖橋といいます。全長380m
西岸のブタ地区と東岸のペシュト地区を結ぶブタペストで一番
古い歴史ある橋です。
ブタペストの街の中心には4つの橋があり、北から南へむかって
マルギット橋・くさり橋・エリザベート橋・自由橋の順でブタとペシュトを
結んでいます。これは1896年に建設された自由橋です。
ドナウ川が流れて行く10か国の中で、ドナウ川が最も美しい
とされるのがブタペストからの風景です。
自由橋の柱にはハンガリー建国に関わる伝説の鳥トゥルルが
飾られています。
くさり橋が本当の鎖のように繋がって見える瞬間です。
ダイヤモンドのようにキラキラと輝き、とても綺麗で、おもわず
見とれてしまいました。
これぞドナウ川クルーズの夜景!というポイントです。
鎖橋と王宮がコラボして、絵葉書のような風景が目の前にあらわれました。
くさり橋は、日本では江幕府末期の時代に造られました。
ハンガリーの発展のためにセーチェニ伯爵が私財を投じ
10年の歳月をかけて1849年に完成しました。それにしても美しい!
約1時間のクルーズの最後には、再び国会議事堂が黄金色に輝いて
浮かびあがって現れました。
ドナウ川クルーズの夜景は厳かで、神秘的。
あ~ヨーロッパに今いるんだなぁ~と感慨深く思う瞬間です。
ブタペスト市内にかかる4本の橋で2番目に古いマルギット橋が見えて
くるとドナウ川夜景クルーズもそろそろ終了時間です。
ハンガリー人も大好きだったハプスブルグ家最後の皇后
シシーの愛称で慕い呼ばれたエリザベート皇后が、当時は
ハプスブルグの領地であったブタペストを訪問する際に使用していた
ゲテレー宮殿です。お部屋の中はシシーが愛したすみれ色の
壁紙が張られていて、とっても素敵なんです。
ゲテレー宮殿でたまたま出会った騎馬警官。とっても凛々しく
素敵だったので、思わずお客様と一緒に駆け寄り、写真に収めました。
騎馬警官の重々しい雰囲気は、宮殿のエレガントさと相まって
中世時代にタイムスリップした気分を味わいました。
立派でエレガントな造りのこの建物は、ブタペストの中央市場です。
たくさんのお店がひしめいて並んでいます。ハンガリーという国が
素朴だけれど、豊かな農業国だという事を肌で感じます。
中央市場で見つけるお勧めのお土産は、やはりパプリカの粉でしょう!
辛さはパッケージに描かれたパプリカの本数によって分かります(^_-)-☆
プロポリスも安くて品質が良いと評判です!
空港へ向かう道の街燈が、飛行機の形をしています!オシャレでしょう~
中東欧諸国にさきがけて自由主義国へと脱皮したハンガリー
歴史の重みと現代の生活が交差し、古風で人間らしい
生活が営まれている国です。
以上、今回のツアーにてお召し上がりいただいたお料理や
風景を紹介させていただきました。
今年度の当コースの受付は終了しておりますが、
フレンドツアーにはほかにもさまざまなコースをご用意しております。
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