旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年12月12日
旅ごはんをご覧くださいまして、ありがとうございます。
フレンドツアーの添乗員です。
ザルツブルクとウィーンのクリスマス
ザルツブルクとウィーンで3連泊ずつ。たっぷりの自由行動で
街中のあちこちにあるクリスマスマーケットをお楽しみいただけます
オーストリアのクリスマスは、ドイツなどに比べると、少し
大人おしゃれな感じでしょうか。
実際のお食事と風景を少々ご紹介いたします。
◎2日目 ザルツブルク◎
ご朝食(2~4日目) ザルツブルク ラディソンBLU アルトシュタット
ご宿泊ホテルは立地抜群、旧市街の
ラディソンBLUアルトシュタットです。
ご朝食はビュッフェ。
こちらにもクリスマスデコレーション
それほど広いレストランではありませんが、
内容は充実しています。
ランプが赤くてわかりにくい・・・
スクランブルエッグです
目玉焼きやオムレツなど、ほかの卵料理は、
オーダーしてテーブルまで持ってきてくれます
もちろんご料金は含まれておりますよ
生絞りオレンジジュースも。
ご自身で絞ってとってもフレッシュ
朝からシュワシュワ~
街中のクリスマスマーケットに、心躍ります。
こちら、クランプス人形。
日本で言うところのなまはげ的存在です。
ご昼食 ザルツブルク STERNBAEU
ご昼食はビール醸造所直営レストランにて
メニューは
サラダ、白身魚のフライ&ポテト、ザッハトルテ
自由行動中のお茶時間
ザルツブルクにはザルツブルガーノッケルンという
名物のスイーツがあります。
メレンゲふわふわのスイーツですが、1/3でもおなかいっぱい・・・
ぜひお試しを
夕方4時半過ぎには暗くなるこの時期。
いよいよ街中のライトが灯ります
キラキラです・・・
この日の夕方、クランプスのパレードが行われました。
いい子にはサンタさんがお菓子をくれ、
悪い子はクランプスが鞭でペンペン
のお仕置きなのです。
観光客でも容赦なし
ビシビシ叩かれて、結構痛い~
イルミネーションの美しい通りには、クランプスを
待つたくさんの人々がいました。
いよいよパレードが近づいてきました どきどき・・・
地域ごとにグループを作って街中を練り歩きます。
一つ目のグループがやってきました
このグループには聖ニコラウスが。
どのクランプスも、と~っても怖い
比べれば、なまはげなんてかわいいものです
悪い子のお仕置きには、鞭以外にお顔に墨を
つけられてしまうことも。
お客様も墨をつけられたり、足元を叩かれて
痛い痛いと楽しうれしい大騒ぎ
添乗員も、このクランプスに墨をつけられました
目が光って怖い顔でした・・・
・・・いい子ですよ、ワタクシ
パレード全体が通過するのに45分ほどでしょうか。
あっという間に感じました。
◎3日目 ザルツブルク⇔オーベンドルフ◎
きよしこの夜が作られた地、オーベンドルフ。
ザルツブルクから片道30分ほどのドライブです。
こちらが、きよしこのよる記念礼拝堂。
もともとあった教会は、災害でもうなくなってしまったのです。
きよしこの夜を作曲したグルーバー氏と
作詞したモール氏。
礼拝堂のとびら
小さな礼拝堂の中に入ると、モーアさんと
グルーバーさんのステンドグラスがありました。
かつての教会の姿が描かれています。
礼拝堂の後ろには、博物館があります。
モーア氏が副司祭を務めていた教会の模型と絵など
資料が飾られていました。
きよしこの夜が作曲されたころ、ムーア氏らが
暮らしていた部屋はこんな感じだったそう。
ご夕食 ザルツブルク ホーエンザルツブルク城
この日のご夕食は、ザルツブルクを背後から見守る
ホーエンザルツブルク城にて。
食後はコンサートをお楽しみいただきました。
お食事内容は・・・
トマトスープ、チキン胸肉のホウレンソウ詰め&温野菜、
チョコ入り団子とバニラムースのデザート
ザルツブルクの夜景が一望に・・・
お城への昇降にはフニクラーレを使います
数分ですが、とてもきれい
◎4日目 ザルツブルク⇒シュタイヤー⇒メルク⇒ウィーン◎
この日はウィーンへ。途中、クリストキンドルという村に
立ち寄りました。
村名の意味は「幼子のキリスト」
かつて癲癇の発作に苦しんだ男性が、小さな幼子のキリスト像を
買って祈ったところ、発作が治まったそう。
その幼子キリスト像を奉る教会が建立され、
多くの巡礼者が訪れるようになったのです。
主祭壇には、そのキリスト像が飾られています。
・・・小さすぎてわかりませんが・・・・
多くの巡礼者を集めた教会。
教会の横には、スイーツとホットワインを売るコーナーがありました。
こちらがそのカップです
クリストキンドルの教会裏手には、ホテルがあり、
クリスマスの間だけ、中に郵便局ができます。
たくさんの人が訪れています。
この郵便局から郵便を出すと、特別な消印が押されるのです。
「クリストキンドル(幼子キリスト)」という町の名が消印に
入っており、今年はゆりかごに眠る幼子キリストの消印でした。
ご昼食 シュタイヤー HOTEL MADER
シュタイヤーの町は、ゴシックやロココなど、様々な
美しい建築がご覧いただける街です。
かつて、シューベルトがこの街を訪れていたとき、
清流を泳ぐ鱒をみて、「鱒」を作曲しました
こちらがこの町の市庁舎です。
これは、オーストリアで非常に知られている
ゴシックの建物、ブンメルハウス。
広場を取り囲む建築は、どれも素晴らしいのです。
近郊で採掘される鉄鉱石を使った
鍛冶が有名だった町。
クリスマスマーケットも、鍛冶のデモンストレーションを
行う小屋がいくつもあり、ほかのマーケットとは趣が違います。
そしてこちらがご昼食のレストラン。
メニューは
クレープ入りスープ、ローストポーク&ザウアークラウト、チョコ&バニラムース
ご夕食 ウィーン GRIECHEN BEISL
多くの著名人が通ったことでも知られる、
ウィーンの老舗レストラン、グリーヒェンバイスル。
訪れた有名人がサインを残すことで知られています。
この日は通称サインの間でお食事です。
メニューは
セモリナ粉団子入りスープ、ウィンナーシュニッツェル、アップルシュトゥルーデル
ウィンナーシュニッツェルは薄くたたいて伸ばした
カツレツです。今回は仔牛でした
リンゴざくざくのリンゴパイ、アップルシュトゥルーデルです。
サインの間の天井には、多くの有名人のサインが。
ちょっとどんな人のものがあるのか見てみましょう
ちょっと濃く見えるサインがモーツァルト
真ん中の、ちょっと薄いのがベートーベン
橋田壽賀子・・・泉ピン子・・・
米倉涼子に・・・
假屋崎省吾・・・
もっといろんな人のサインがありますよ。
ぜひ訪れてみてください
◎5日目 ウィーン◎
素敵な青空がのぞいたこの日。
シュテファン寺院近くのレストランでご昼食です。
ご昼食 ウィーン MA CREPERIE
お食事内容は、
サラダ、グヤーシュ、アイスクリーム
夕闇に包まれ始めたウィーンの街
少しずつ明かりがともり始め、胸が苦しくなるほどの美しさ・・・
今回、ご自由行動中の休憩でちょっとカフェへ
インペリアルホテルのカフェで、インペリアルトルテを
食べてみました。小さめでちょうど良いです
夜はご希望の皆様と市庁舎前のクリスマスマーケットへ
きらきらと素敵な景色です。
◎5~7日目 ウィーン◎
ご朝食 ウィーン インターコンチネンタルホテル
ウィーンのご宿泊はインターコンチネンタルホテル
玄関入口には、寄生木を使ったデコレーションが。
ご朝食会場は広く、種類も多く、何を食べるか
迷ってしまいます。
こちらにはタヒーナなど、イスラム圏で見るようなお食事も。
卵料理のスタンド、もちろんあります
和食コーナー
白い容器は、もちろん納豆
お味噌汁の具は、お好きな物を選んで
3連泊ずつで、一つの街をじっくり楽しめる
素敵なツアーでした。
クリスマスの町は、とても魅力的です。
ぜひぜひ皆様も、この時期のオーストリアをお楽しみください。
お待ちしております!
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア