旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年3月22日
フレンドツアー 関西発
2018年2月19日出発 F630
フィンエアー利用 オーロラと温泉 アイスランドの絶景を巡る 8日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介します。
お食事は星の数で評価させていただきます。満点は星5つ ★★★★★となります。
2日目
晴れ/気温-14°~3℃
フィンエアーでヘルシンキに午後到着後、2日目の昼に出発するまでの時間、自由行動でした。
ホテル オリジナルソコスプレジデンティの朝食
6~10時のレストランオープン時間に、各自で召し上がっていただきました。
時間に余裕が有るので、ゆっくり、たっぷり楽しめます♪
評価は★★★★
種類豊富です。フルーツも美味しそう。
ゆで卵は、保温効果のあるかわいいケースの中に。
午後、アイスランド航空で、アイスランドのケフラヴィークへ移動しました。
機内の観光ビデオでは、これから訪れる観光スポットや、レストランが紹介されているので、
オススメです!
約3時間半の飛行中、ソフトドリンクのサービスのみでした。
ケフラヴィークから車で約2時間でヘトラのランガホテルに到着。
ここのホテルのバーカウンターの椅子は、女性の脚がモチーフになっており、
ちょっとセクシーということで、写真撮影スポットとして大人気だそうです。
インスタ映えするってことですね!?
ランガ ホテルの夕食
ホテルロビー階にあるレストランで、アイスランドならではの食材を使ったお料理をいただきました。
評価は★★★★★
前菜のミートプレートは、3種のカルパッチョ盛り合わせ。
トナカイ(上)、パフィン(左)、牛(右)。メインは鶏の胸肉のグリルはとても柔らかく、ジューシーでした。
デザートはチョコブラウニーのアイスクリーム添え。アイスランドの乳製品はクリーミーで美味しいです
3日目
雨のち曇り、風雪/気温1°~8℃
ホテルの朝食ビュッフェ
ホットミールは、暖かい物を食べれるように、テーブルのメニューから注文します。
ビュッフェにはアイスランドならではの食材も多く用意されていました。
種類が豊富で朝から大満足!!
評価は★★★★★
生野菜やフルーツも種類が多くて嬉しいです。
滋養のための肝油がありました。美容にもいいはず 酢漬けニシンやサーモンも。
身体が温まるシャンパンも有りましたアイスランドのヨーグルト”スキール”も。
アイスランド島の南海岸地帯を観光へ。
観光しやすいように、貸し出しのアイゼンを装着しました。
スコウガフォス(滝)は、雨の後で、水量が多く、大迫力
スコウガフォス ホテルで昼食
スコウガフォスの近くにあるホテルで昼食。
評価は★★★★
前菜はスモークサーモンのサラダ。バラの花のようにサーモンが盛り付けられていました。メインはアイスランドラムのロースト。
アイスランドのラムは4か月半までの若い羊肉で、柔らかくて臭み少なく食べやすいです。
デザートは、アイスランドの独特の乳製品を使った”バニラスキール”。
午後は、”スコウガ民族博物館”を見学へ。
1800年代~20世紀初頭にかけての、アイスランド南海岸地方の家が移築されています。
内部も再現されていて、当時の暮らしの様子も興味深く見学できます。
昔の木造船も再現されていました。
フォスホテル グレイシャーラグーンの夕食
スカフタフェルトの宿泊ホテルで夕食を楽しみました。
今日は、ストームが激しく、氷河湖の観光も中止したくらいの荒天となってしまいましたが、
暖められた室内で温かい食事をいただき、ほっとできました。
評価は★★★★★
暖かいポテトスープはボリュームたっぷりで、これだけでもお腹がいっぱいになりました。メインのローストポークの温野菜添え
も、お肉が驚くほど柔らかく美味しいのですが、スープを完食した後は、全部食べ切れませんでした・・・。
デザートの、人参とアーモンドのケーキのアイスクリーム添えも美味しかったです。
4日目
雨-曇り-晴れ-雪/気温1°~8℃
フォスホテル グレイシャーラグーンの朝食ビュッフェ
食事の種類がたいへん豊富!
朝7時から自由に召し上がっていただきました。
レストランの内装もシンプルモダンで、雰囲気がとてもよかったです。
評価は★★★★★
新鮮なフルーツがうれしいです。
ランプシェードもお洒落なレストランでした。
残念ながら、本日は、アイスケーブ”氷の洞窟”が閉鎖されてしまったので、代わりの観光三カ所にご案内しました。
まず、昨日、荒天で中止した、”ヨークルサルロン氷河湖”の観光へ。
アイゼンを装着してゆくと、なんと昨晩の大雨で氷塊は溶けて小さくなっていました!
アザラシの群れにも会うことができ、翌日に変更して正解でした
アイスケーブ観光の代わりとして、まず、氷河から分離されて流れ着いた氷塊が、引き波で黒い砂浜に打ち上げられた状態の
”ダイヤモンドビーチ”へご案内。高い波が海岸に押し寄せてきて迫力の光景でした。
フォスホテルル グレイシャーラグーンで昼食ビュッフェ
一旦、ホテルに戻って、ビュッフェランチ。
各々、好きな物を、好きな量を食べれるので、好評でした。
評価は★★★★
朝食と違って、メインの料理がしっかり用意されていました。
午後は、バスの運転手さんおすすめの、スヴィナフェルス氷河へ。バスで、間近まで近付いてくれました。
氷河湖と青い氷塊、氷河の先端の部分と、思いもかけず絶景を楽しむことができました。
”エルトフロイン”(燃える溶岩)にも、ご案内しました。1783年に起こった大噴火によってできた、広大な溶岩平原です。
奇岩を沖に臨む、”レイスニスファラ”(黒砂海岸)。午後は晴れてきましたが、雲と奇岩が幻想的な景色を見せてくれました。
”セリャラントフォス”の滝は周辺が雪が深く凍り付いているので、アイゼンを穿いて近付きました。
巨大な氷柱もぶら下がっています。
この季節、流れ落ちる滝の裏側には入れません。
レストラン FJORU BORDID でロブスターの夕食
レイキャビクのホテルに向かう途中、夕食レストランに立ち寄りました。
人気のあるロブスター専門レストランで、入り口のロブスターの絵が目印です。
評価は★★★★★
ロブスタースープは、濃厚なロブスターのエキスに、スパイシーな味が印象的。
メインのロブスターは1人250gずつで、シンプルにガーリックオイルでポテトと一緒に味付けしてあります(茶色く見える)。
サイドデッシュは皆で取り分け合いました。
チョコレートケーキのベリーソース添えは、ザッハートルテ風の、濃い大人の味でした。
5日目
雨-雪-曇り-雨/気温0°~8℃
グランドホテル レイキャビク の朝食
街のデラックスクラスホテルの朝食なので、特に種類が豊富でした。
評価は★★★★★
ここでも飲用の肝油コーナーが。
おかゆとお味噌汁も準備されていました!
この日は”ゴールデンサークル”と呼ばれる地帯を観光。
今日はまた、強風で天気が荒れるとの予想だったため、予定より早めに出発し、観光順序は天候を見ながら変更して回りました。
強風の中、アイゼンを装着して”グトルフォス”が見える展望台へ、皆様とがんばってたどり着きました。
雪の中を流れ落ちる滝のダイナミックな光景に圧倒されました!
厳寒の中、必死で歩いた甲斐が有りましたね。
”ストロックル間欠泉”へも、アイゼン装着で近付きました。
今回は、噴出回数が多く、20分の間に7回も見ることができました。
2連発だけでなく、めったにない3連発の噴出も有りました!なんだかラッキーです
風雪でホワイトアウトし、閉鎖されていた道路がようやくオープンしたので、シンクヴェトリル国立公園へ行くことができました。
アイゼンを装着し、”アルマンナギャウ”の一部を歩きながら展望台へ。
雪景色の中に裂け目が見えました。
観光後、レイキャビクへ移動しました。
レストラン LAEKJARBREKKAで昼食
レイキャビクの1830年代の古民家を改装したレストランで昼食をいただきました。
現地でも大人気の有名レストランで、お客様にも好評でした。
評価は★★★★★
赤い屋根の可愛いレストランです。寒い観光のあと、温かいキャロットスープで体が暖まり、ほっとします
メインはオオカミウオのグリル温野菜添え。実はこちらの海に多い海ナマズで、実物を見るとグロテスクな形に驚かれますが、食べやすい味で、かかっているソースとの相性も抜群でした。デザートは、アイスランド人が大好きなパンケーキ。こちらのパンケーキはクレープのような焼き方です。クリームとベリー添えられていて美味しかったです。
午後は、レイキャビクの観光をしました。しかし、外は暴風雨に・・・・。
溶岩をモチーフにした、独創的なデザインの、人気のコンサートホール”ハルパ”を見学しました。
1986年にレーガン大統領とゴルバチョフ大統領が会談を行った”ホフディハウス”へは、アイゼンを装着してご案内。
6日目
曇り-雨-雪-晴れ/気温1°~9℃
昨日は荒天でルートが閉ざされていた、ヘトリスヘイジ地熱発電所を見学しました。
日本製のタービンが発電に大活躍していました。地熱発電のしくみもわかりやすく展示されています。
レイキャビクに戻り、”ハトルグリムスキルキャ教会”の内部を観光しました。
5275本のパイプオルガンが有名ですが、ちょうど奏者が練習中で、美しいオルガンの音色を聴くことができました。
”チョルトニン湖”は、一部温水が注入されており、白鳥や鴨が泳げるように湖面の氷を溶かしてあります。
アイスランドの国会議事堂”アルシング”は、人口33万人の国らしく、小さな建物でした。
風雨がおさまり、青空がひろがりました。おかげで、”ロイガヴェーグル通り”で、皆様にお買い物を楽しんでいただけました。
レイキャビクの観光の後、溶岩原の道を走って、世界最大の露天風呂”ブルーラグーン”へ。
ブルーラグーンのレストラン LAVAで昼食
ブルーラグーン施設内にある有名レストランで、入浴前にお食事を。
バスローブを着たまま、お食事をされている方も結構いらっしゃいます。このレストランでのお食事はお客様に好評でした。
評価は★★★★★
明るい店内からはブルーラグーンが一望できます。
パンとバター。ここのバターには、スキールと塩がブレンドされていて美味しいので、つい食べ過ぎてしまいますが、後のお料理のために、控えめにしておきましょう。
前菜はサーモンのマリネロール、メイン料理は牛テンダーロインステーキ温野菜添えでした。
サーモンは盛り付けも美しく好評!
牛ステーキは軽く200gはあるボリュームでしたが、美味しく完食されたお客様もいらっしゃいました。
デザートはスキールのフルーツとアイスクリーム添え。こってりしたメイン料理の後、さっぱりとお口直しできました。
昼食後は、ブルーラグーンに入湯しました!
今日は朝から、晴れ、雨、曇り、雹(ひょう)と目まぐるしく天気が変化してたいへんでしたが、何とか温泉に入ることができましたね。
浸かるだけでなく、周囲の遊歩道を散策しながら、ブルーラグーンの眺めを楽しむこともできます。
ブルーラグーンにほど近いご宿泊ホテル ノーザンライトインへ到着。このホテルは溶岩台地のうえに建っています。
暖炉が燃えるサロンでゆっくりくつろぐことができます。2階にはオーロラ観測ルームも設けられていました。
ホテル ノーザンライトインの夕食
ホテル内のレストランで、ツアー最後の夕食をいただきました。
評価は★★★★
スイートポテトのスープは結構ボリュームがありました。メインはタラのハッシュとチーズのオーブン焼き。黒パンとサラダが添えられていました。これもボリュームが大きくて、全部食べ切れない方が続出しました。
デザートはパブロワを飲み物と一緒に。小さいめのメレンゲケーキは甘すぎず食べやすいお味でした。
連日の悪天候で、夜空を観察できませんでしたが、最終日にようやく空が晴れて、オーロラが出現しました!!
オーロラの活動レベルが”QUIET”だったため、おとなしい動きでしたが、筋状のものが徐々に全天候型になっていく様子を観ることが
できました。本当に良かったです。
スマホでの撮影のため、オーロラの美しさを伝えきることができず、残念です
7日目
曇り-晴れ
アイスランドを発つ、帰国の日になりました。
ホテル ノーザンライトインの朝食
航空便の時間に合わせ、早朝5:00にホテルを出発しましたが、レストランは04:20から開けてもらえました。
早朝のため、ホットミールのない、コールドビュッフェになりました。
早朝出発の場合、BOXタイプの朝食になることが多いのですが、夜中に食事の準備していただけたので感謝です。
評価は★★★★
ハム・チーズ類だけでなく、野菜もゆで卵もありました。
今回のツアーは、連日の大雨、強風、ホワイトアウト等の悪天候が続くだけでなく、1日の中でも目まぐるしく天気が変わり、
毎日、それに合わせてスケジュールだけでなく、観光箇所やレストラン等も変更せざるを得ない状況でした。
特に”アイスケーブ”に入ることがかなわず、皆様の残念なご様子に、天候のためとはいえ申し訳なく思います。
お客様にはたいへんご迷惑をおかけいたしましたが、皆様の温かいご理解とご協力により、無事にツアーをおえることができました。
本当にありがとうございました
今回のように、時には冬の厳しい天候に見舞われることも有りますが、冬だからこそご覧いただける
絶景と、オーロラ観測を楽しんでいただける「(F630)オーロラと温泉 アイスランドの絶景を巡る 8日間」
は、秋以降の出発で発売を予定しております。ぜひご参加をお待ちいたしております!
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