旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年1月 7日
2015年12月12日 関西空港発
F630 フィンランド航空ビジネスクラス利用 オーロラと温泉アイスランドの絶景を巡る8日間
のコースでいただいたお食事をご紹介させていただきます。
もともと、ヴァイキングの子孫または、アイルランドやスコットランドからのケルト系の子孫の国なので、あまり凝った食事をする習慣がない国ですが、素材を生かした料理が出されます。
実は!!アイスランドは日本と並んで長寿国として知られており(男性 78,8歳、女性86,6歳)、
身体によいとされる食べ物もあります。ご参考頂ければ幸いです。
※食事の評価は★印で五段階評価でしています。
長生きの秘訣として、日本と共通していることは、お水もあげられるのでは?!と現地ガイドも言っていました。
少し、硫黄のにおいがしますが、どこに行っても水道から冷たくておいしいお水が飲めます。有難いですね
ミネラルウォーターを買うのは外国人だけだと、現地の人は言っていました。
あともう一つ!
このコースは2015年度、関西空港利用促進 KIXコンペ の欧州特別賞を受賞したコースで、
ご参加されたお客様へ関西空港の免税店で使える1000円分のショッピング券がプレゼントされます!
というおまけつきのコース
1日目 12月12日(土) 関西空港 ~ ヘルシンキ
ヘルシンキ ホテル : オリジナル・ソコス・ヴァークナー 1泊
関西空港にてご集合後、フィンランド航空078便にてヘルシンキまで約10時間のフライト。
一番日本から近いヨーロッパの国です。
到着後、ヘルシンキの市内観光。冬至が近いこともあって、日が暮れるのが早~い
でもこの時期はクリスマスマーケットが出ているので、町は普段よりは明るく、人手も多かったですね。
この日は夕食はついていませんが、ホテル地下のスーパーで何かを買って軽く済まされたり、元老院広場に出ているクリスマスマーケットの屋台で頂いたりされていました。
ホテルも中央駅の前で、とても便利!
2日目 12月13日(日) ヘルシンキ ~ ケフラヴィーク ~ セルフォス
セルフォス ホテル : セルフォス 2連泊
ヘルシンキのホテルの朝食の様子
クリスマス前ということで、どこにでもかわいらしいクリスマスの飾りが見られました。
日曜日の朝ともあって、とても混んでいました。
クリスマス前だから、地方から人がいっぱい都市部に来ているのかな??!
食事の評価 ★★★
午前中、ヘルシンキにて自由行動。
ホテルを12:00に出発して、再びヘルシンキのヴァンター空港へ。
昼食は市内または空港で何か買われたりされて、機内で召し上がられた方も多かったです。
ちょうど、移動中がお昼にあたるので、自由食。
アイスランドのケフレヴィーク国際空港まで約3時間のフライトでした。
機内食は有料ですが、コーヒーや紅茶、お水やジュースは無料です。
クッキーも一枚サービスされました。
ケフラヴィークからホテルまでは約1時間半~2時間の行程ですが、セルフォスまでの一本道が事故のため閉鎖。
その道しかないので、事故処理を待つしかなく、近くのドライブインで待ちました。
でも、アイスバーンのような道が多いアイスランドでは、この時期スノーブーツやアイゼンのついた靴が必要不可欠!
ということで、簡単に靴に取り付けることができるアイゼンを購入することができました。
1つ900アイスランドクローネ(約900円)でした。
ちょっと取り付けるのに力が要りますが、転倒前につけた方がいいですね
予定より約1時間遅れでホテルに到着。
チェックイン後、ホテルにて夕食。
前菜はロブスターのスープ。
ほんのり甘くて、とても良いお味でした。
石の上にバターが載っているのがまたおしゃれですね!
メインはローストポークにポテトの重ね焼き。
お肉はとてもやわらかく、ごちゃごちゃと味付けしていなくてシンプルでおいしい!
デザートはチョコレートムース。
上にこの国では貴重なフルーツが載っていました。
食後のコーヒー、紅茶付き。
食事の評価 ★★★
夕食後はホテルから歩いて5分ほどにある教会の裏手に行ってオーロラハンティング。
しばらくいましたが、まったく星が出ていないので、あきらめて帰りました。
川のそばなので少し風が冷たい。
教会の裏手の墓地には、この時期ならではのクリスマスイルミネーションがともっていました。
墓地とは思えない明るさでした。
3日目 12月14日(月) セルフォス滞在
ホテルの朝食の様子。
とてもシンプル・・
でも!!!この国ならではのものがありましたよ
健康食品で、長生きの秘訣・・・そして、関節や美容にもいいとか?!
これがタラの肝油で、とても体にいいんですよ!
そしてヨーグルトとともに並んでいるのが、スキールというクリームチーズの一種。
タンパク質が豊富でカロリーも低め。
ヨーグルトよりも堅いものですが、ジャムやグラニュー糖と一緒に頂くととてもおいしい!
今日は南アイスランドの観光へ。
まずは奇岩の岬として知られるディルフォウラエイを黒砂ビーチから見ました。
砂浜は波が来ないところは凍っていました。
ヴィークの町で小休止のあと、スコウガフォスで昼食。
滝や民族博物館を見学して、その後ソウルヘイマヨークトル氷河へ。
雪と雨で雪が溶けてべちょべちょの道でしたが、青く見える氷河の近くまで頑張って歩きました。
今回は曇っていましたが、穏やかな気候で、強風もなかったので行くことができました。
ここは強く風が吹く谷として知られていて、たびたび道が閉鎖になるところです。
今回は行けてよかったです!
その後、セリャラントフォスの滝で写真を撮ってホテルに戻りました。
ここにあった売店は、先週の強風で吹っ飛んでしまったそうです。
昼食: ホテル スコウガフォス
前菜はキノコ入りのパスタ。
もちもちしておいしいパスタでした。
キノコもたっぷりで、クリーミーでいい感じ~
メインはサーモンのグリルで、やはりこちらの鮭は厚みがすごかったです。
ソフトな触感で脂がよくのっているのがわかりました。
添えられているものは大麦のリゾット風。
この国では小麦粉はとても貴重なので、北の地域でとれる穀物を上手に調理しています。
プチプチとした歯ごたえで、人によっては口の中に残るので苦手な人もいるかもしれませんが、とてもやわらかく、素朴な味わいです。
デザートはストロベリー入りのケーキ。
忙しくてばたばたとしていたので、写真だけ取って食べれませんでした。
見た目はおいしそうでしたが・・・・・切り口からストロベリーのつぶつぶが入っているのが見えました。
コーヒー、紅茶はセルフサービスで。
食事の評価 ★★★
夕食 : ホテルにて
前菜はチキンレバーのパテ。
パテに刺さっているのはチーズかと思ったら、ラスクでした。
レバーということでどんな感じかと思ったら、まったくレバーの臭みはなく、ムースのような触感で、とてもおいしかったです。
メインはナマズのグリル。
さすが漁業の国という感じで、鮮度が伝わるような味でした。
プリプリして言われなければ、なまずってわからないかも?!
デザートはクリーム・ブリュレ。
写真がピンボケしてしまいました。スミマセン これもおいしくいただきました。
コーヒー、紅茶付き。
食事の評価 ★★★★
4日目 12月15日(火) セルフォス ~ ヘトリスヘイジ ~ レイキャヴィック
レイキャビック ホテル : グランドホテル レイキャビック 2連泊
今日は火山の国らしい地熱発電所を見学。
そしてダイナミックな2重の滝、グドルフォスの滝へ。
一部は凍っていましたが、黄金の滝として知られる有名な滝です。
滝のそばで昼食。その後、シングヴェトリール国立公園へ。
地球の割れ目「ギャウ」を見るのに、凍った道を頑張って歩きました。
その後、レイキャヴィックのホテルへ。
夕食はホテルにて。
冬のグドルフォスの滝の様子です。
二段になっているのが特徴です。
そして、お客様がストックルの間欠泉のまさに吹き上がる寸前の写真を見事にとられました すご~い
その隣には私が撮ったシングヴェトリールの写真。
質が全然ちがう・・・・・!
昼食 : グドルフォス
ここのレストランは人がたくさん来るということもあるのか、大皿で運ばれてきて、だいたい4人で取り分けながらいただきました。
前菜はマッシュルームスープ。
キノコがいっぱい入っていて、おいしい!
そのに沈んだキノコを探してお代わりをされている方もいました。
私も写真を撮り忘れた~と言いながら、それを言い訳にお代わりしました。
メインはタラのグリル。ちょっと冷めていて、味もあまりしなかったです。
上に載っているのがスパイスかと思ったのですが、そうでもなかったみたい!
このタラには何かのソースがほしかったかな?!
デザートはスキール。
アイスランド版、クリームチーズ。
フランス語でいうと、フロマージュ・ブランといったところです。
森でとれるベリー類がいっぱい載っていました。
高級フルーツのほおずき、赤スグリも載っていました。
大切なビタミン源ですね。
食事の評価 ★★★
夕食 : ホテルにて
前菜はタラ入りのマリネ風サラダ。
タラは臭みもなく、とてもおいしかったです。
野菜が貴重なので、サラダというよりは、お魚の方がメインでした~
メインはチキンのグリル、ティキソース。
ちょっとスパイシーなソースで、エキゾチック?オリエンタル?風のお味。
チキンは少し固めですが、寒いところで育った鶏は身が引き締まっているように思います。
デザートはシトラスムース。
なんかパタパタと忙しくて、写真だけ取らせてもらって食べてないんですぅ~! 味は不明。
食事の評価 ★★★
夕食後、オーロラハンティングツアーに出かけた方も!
天気予報はいまいちかと思われましたが、オーロラを見ることができました!
お客様の撮られた写真です。
まるでオーロラ博物館の写真のようです。
持っておられたカメラやレンズはプロ並みものでした。
さすが、良いカメラで撮ると違いますね。
普通のカメラでは絶対に取れないものですね。
あっぱれ~
5日目 12月16日(水) レイキャヴィック滞在
ホテルの朝食の様子。
お味噌汁もありましたが、味はとても薄い!
これが日本の味だと思われたらちょっと困りますが・・・・西洋人ぽいひとはふつうに食べていました。
今日はレイキャヴィックの市内観光。
日の出が11:00頃なので、まだ暗いうちからの観光。
でもクリーンな空気の町は明かりがうっすら灯る程度でもきれい。
独立してからまだ間もない国ですが、歴史に残る数々のモニュメントを観光。
昼食は市役所の近くのレストランにて。
午後はフリータイム。
町の中心で解散されて、ホテルに戻られたり、ショッピングセンターに行かれたり、それぞれのプランでお楽しみいただきました。
この日は久しぶりに青空も見えてよかったです。
お客様から送っていただいた写真を載せさせていただきます。
きれいですね!
夜景のようですが、朝です・・・・
昼食 : ホテル レイキャヴィック
前菜はスイートポテトのクリームスープ。
とてもポテトの味をうまく生かしたスープで、口の中で風味が広がり美味~
メインはこの国で一番食べられているお肉、ラムのロースト。
とてもやわらかで、いわゆる独特の臭みはなくおいしい!
ラムに対する偏見がなくなりそうなぐらいでした。
ただちょっと量が多かったかしら・・?
お肉の上に載っているのは、赤かぶをスライスさせたもの。
ちょっと盛り付けにも芸術的なところがありました。
デザートはスキールにフルーツソースとフルーツがかかったもの。
甘さが控えめなので、食べやすいし、ヘルシー!
夕食は各自で。
添乗員はロビーで待機していましたが、たくさんの方がオーロラハンティングツアーに再びお申込み。
出発時間もあるので、お部屋で済まされた方も多かったようです。
ホテルのロビーにも簡単な軽食やスナック、デザートなどが売っています。
お寿司もありました。
味は不明・・・・???
6日目 12月17日(木) レイキャヴィック ~ ブルーラグーン (グリンダヴィック)
グリンダヴィック ホテル : ノーザンライトイン 1泊
ゆっくりめにホテルを出発。
オーロラ博物館やショッピングセンターに行った後、溶岩の台地が広がるレイキャネス半島をドライブ。
そして有名なブルー・ラグーンへ。
温泉の色がとてもきれい!
まずは温泉に隣接するレストランで昼食。
そのあと、アイスランド版露天風呂をお楽しみいただきました。
その後、近くのホテルにチェックイン。
夕食はホテルにて。
昼食 : ラヴァ レストラン
テーブルに用意されていたパンがとってもおいしい!
もちもちで、新鮮なバターとのコンビネーションが絶妙美味ですぅ~
バター敷きにしているのは、このあたりでとれる石。
またこれもこの国らしくておしゃれ!!
前菜はシーザーサラダ。
胡椒味の効いたスパイシーなチキンがいっぱい入っていました。
ボリュームもありおいしい!
野菜が少ない国(土地柄仕方がない)なので、久々のお野菜なので、うれしい~
メインはサーモンのグリル。
やはりこの前いただいたのと同じような調理法ですが、とてもやわらかでおいしい!
透き通るような鮭の身でした。
素材の味を生かしてあっさり。
変なソースや塩味のたっぷりといったものではないのが嬉しいです。
デザートはフルーツシャーベットとクリーム・ブリュレを分解しておしゃれに盛り付けていました。
でも写真で見ると、デザートには見えないですね。
色が地味なせいかしら・・・・・????
食事の評価 ★★★★
そして、これがブルーラグーンの様子。独特の色ですね。
夕食 : ホテルにて
前菜はアイスランド・ロブスターのスープ。
いっぱい身が入っていました。
2日目のスープとはまた違うお味でおいしかったです。
メインはアイスランド・ロブスターのグリル。
塩味でこれもソースなしのあっさり風味。
しかも5尾もありました!
みなさん、黙々と殻から必死で身をとりながらおいしくいただいておられました!
デザートはチョコレートケーキ。
アイスランドの旗がかわいい!
かなり甘かったですが、生クリームと一緒に食べると甘さが控えめになります。
コーヒー、紅茶はセルフサービスでいただきました。
食事の評価 ★★★★
ホテルは絶好のオーロラ観測場所。
真夜中まで頑張った方は、2階の展望ルームでオーロラを見ることができたようです。
7,8日目 12月18,19日(金)(土) グリンダヴィーク ~ ケフラヴィーク ~ ヘルシンキ経由 ~ 関西空港
朝食は簡単な軽食を用意してくれましたが、ばたばたしてお写真は撮れませんでした。
ロビーにはこのようなクッキーと温かい飲み物が用意されて、いつでもいただけます。
早朝出発で、ケフラヴィーク ~空港へ。
航空会社を選べないのが関西空港の悲しいところ。
それでも空港は結構な人でした。
免税店も全部オープンしていました。
フィンランド航空6816便でヘルシンキへ。
機材はアイスランド航空です。
ヘルシンキで乗り継ぎ、フィンランド航空077便にて関西空港へ。
帰国便は9時間ほどのフライトで予定より早く関空につきました。
日本とよく似た点がある、島国、アイスランド。
ヨーロッパで一番新しく形成された国です。
まだまだ魅力がいっぱいの国で、今回訪れたのはほんのわずかな一部分だけ。
冬もいいけど、夏は夏で、また風景も変わり、行ける範囲も広くなるので、また違う季節に訪れていただきたい国です。
人も親切、基本的にチップはいらないし、お水も安心していただける国。
名前が名前だけに、寒い国というイメージがありますが、火山の上にある国なので、私は火の国って呼びたい気持ちです。
人口も少ないこの国の人々の心も赤々と燃えて、人の温かさも感じる国です。
冬のコースは残席わずか!!!ご希望の方は、お急ぎお問い合わせください
また春夏の新コースも発売中ですので、HPにてご確認くださいね
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