旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年1月19日
2017年11月30日 関西空港発 J080
「エバー航空利用 台湾の誉れ 2つの故宮と名勝日月潭5日間」
のツアーで頂いた食事の内容をご紹介させていただきます。
クリスマス前で町のイルミネーションもきれいだったので、風景写真もならびにお楽しみいただけたらと思います。
品数が多く、少しづつ皆さんで取り分けていただくので写真の枚数が多くなっていますが、
食事にこだわった台湾ならではだと思います。
第1日目 関西空港 ~ 高雄 ~ 台南
10:00関西空港集合。12:00発のエバー航空181便にて台湾南の玄関口、高雄へ。
飛行時間は約3時間です。昼食は機内食でお済ませいただきました。
到着後、高雄市内の観光、そしてホテルにチェックイン。
ゆったりとした日程なので、日没の早いこの時期でも明るいうちにチェックインできました。
夕食はホテル最上階(38階)にあるレストラン、酔水楼にて、台南市内を見下ろしながらいただきました。
夕食 : ホテル シャングリラ ファー イースタン内 レストラン 酔水楼
ここでのお食事は一人分を一皿一皿持ってきてくれました。
まずは前菜の盛り合わせ。黒いのが茸類の煮物、トマト入りサラダ、アユの甘煮でした。
アユはとても柔らかく臭みなく煮込んであって、とてもおいしかったです
そして次に出されたのが、エビのボイルとおこげのトマトソース。
辛そうな色に見えますが、甘酸っぱいソースでした。これもエビがプリプリしておいしい!
おこげの食感もいい感じでした。
タケノコとハマグリのチキンスープ。とても素材の味を引き出すためにとても薄味のスープでした。
ちょっとした名物になっていますが、豚の角煮ピラミッド!薄切りの豚バラをきれいに巻いてピラミッド型にしたもの。
とても手の込んだ一品です。これはあらかじめオーダーしておかないと食べられない一品です。
お肉が柔らかく、ジューシーで醤油味噌風味。
ミニ青梗菜とも相性がよく、せいろに入っている中華蒸しに巻いていただいても Good ~
その次はやわらか蟹のフライとミニサラダ。
とても柔らかくで、蟹の甘みもあっておいしい!
ただ、衣がしっかりとついているので、どの部分を食べているのかわからな~い!と言いながらいただきました。
黄色いソースは日本風のソースということでしたが、からし?っぽい
でもあまり味はしなかったです。
そして鴨肉と野菜の炒めもの。端に寄せてあるので、横に置くものが後から来るのかしら??
と疑問でしたが、しっかりと白い部分にはデコレーションが施してあったので、これで一品です。
鴨肉はとても柔らかく、程よいお味で野菜といい具合に絡まっていました。
もう、みなさんのお腹も限界に近づいた来た頃、カラシナという魚の入ったスープ。
豚骨スープのようにみえますが、あっさり味のスープでした。スープが続いて、次は甘いスープ。
デザート? お口直し? 甘すぎず、かつおだしに砂糖をちょっと入れたような感じの中途半端なお味・・
とても不思議なスープでした
最後に季節のフルーツ。パイナップル、スイカ、リンゴ、ブドウ。
季節のフルーツはよくデザートに出ましたが、ほとんどこの組み合わせでした。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 台南 : ホテル シャングリラ ファー・イースタン (香格里拉遠東国際大飯店) 泊
ホテルの隣にデパートがあり、夜22:00までオープンしています。
台南駅の側ともあって、人通りも多く、デパート横では、クリスマスのイルミネーションの写真を撮っている人でにぎわっていました。
ホテルのロビーもクリスマスのデコレーション。ドイツ風?くるみ割り人形が置かれています。
丸い筒形の形のホテルです。ロビーの上は吹き抜けになっています。
第2日目 台南 ~ 嘉義 ~ 日月潭
ホテルの朝食のレストランの様子
夕食のレストランとは違う階にあります。
食事の種類がとても多いので、テーブルにあるランチョンマットにはどこに何があるかという、見取り図が書かれてあります。
中華はもちろん、洋食、和食風などバラエティに富んでいて全部を食べきるのは絶対に無理! 絞り込む必要があります
中華のコーナー。もちろんお粥もあります。
ハッシュブラウン、ソーセージなどと並んで、春巻き、シューマイなどもあり。
フルーツやサラダも豊富。帰り際にこのコーナーを通りました。
食事の評価 ★★★★★
ホテル隣のデパート前に合った、クリスマスの飾り。
パンダ親子がサンタクロースに扮しているのがいかにもこの国らしい
朝食後、台南の観光。
日本人の母を持つ、鄭成功ゆかりの赤嵌楼(せっかんろう)や延平郡王祠(えんぺいぐおうし)などを見学。
観光後、市内にて早目の昼食。担仔麺(たんつーめん)発祥の老舗レストランでいただきました。
昼食 : 度小月
大根とからすみのスライス、イカと野菜の炒めもの、エビのすり身揚げ、
豚キムチ炒め、空芯菜の炒め物(季節の野菜はこの時期はこれが定番のようで、
いつもこれになります)、台湾鯛のフライなど、みなさんで取り分けていただきました。
担仔麺は一皿づつ運ばれてきます。日本のものに比べると、辛くなく、マイルドなお出し。もちもち麺でした。
そのほか、白菜と魚のすり身のスープはこれも取り分けていただき、
最後の季節のフルーツはここにいただきました。
この赤い、強烈な色のフルーツはドラゴンフルーツです。
とてもさっぱり味のフルーツでどう表現していいのやら・・・???
甘くもなく、酸っぱくもなく、口の中がさっぱりする、中性的なフルーツです。
食事の評価 ★★★★
昼食後、嘉義に移動して、故宮博物院南部院区へ。
2015年にオープンした博物館なので、とてもモダンな建物。
日本やアジアの展示物のほか、台湾の展示品も入れ替えであるのですが、今回は入れ替え作業中で閉鎖中で見れず・・・・
その後、山道を走り、日月潭へ。なんとか明るいうちに到着できたので、
道中、エメラルド色の湖を見ながらホテルに向かいました。
ここの各部屋にはこんな温泉がついています。
大浴場もありますが、各お部屋のお風呂でも温泉を楽しむことができます。
ポカポカ、お肌つるつるになる温泉です。きれいに完備されていて、温度計もついていました。
日本以外でこんなお風呂があるなんて・・・・!驚きです
お風呂上り用の甚平姿(スリッパもOK)で館内を歩いても食事をいただいても大丈夫。まるで日本の温泉です
夕食 : ホテル内のレストラン
バイキングで、すご~い混んでましたが、いっぱいいただきました。
ビールも飲み放題で、そのほか、お茶、コーヒー、紅茶などもあります。
和食コーナーで、おでん、お寿司、お蕎麦、うどんなどがあり、外国人にも大人気!和食は見た目もきれいですね。
サラダのコーナー、洋食もパスタやシチュー、野菜の煮物など、種類が多い。
中華、エビ、カニコーナー
フルーツもたっぷり!
私の大好きなパッションフルーツもありました。スイーツも充実。
食べやすいミニサイズなので、いっぱい種類が楽しめます。
焼きたてのエッグタルトだけはテーブルを回って運んでくれます。
食事の評価 ★★★★★
温泉宿気分で、夕食後はゆっくり~
日替わりで催し物もあります。今回は20:50~フロント横のホールでミニコンサートあり。
大浴場、露天風呂なども23時までオープン。プールや露天風呂を利用する場合は、水着とキャップが要ります。
宿泊地 日月潭 : ホテル フローデシン (日月潭雲品酒店) 泊
第3日目 日月潭 ~ 台中 ~九份 ~ 台北
ホテルの朝食の様子
フルーツ王国、朝から新鮮なフルーツがいっぱい! ワッフルもおいしかった~!
はちみつも濃厚そう?! 美容に良い蜂の巣とともにありました。洋風コーナーもパンの種類がいっぱい!
中華コーナーも蒸し物いっぱいで、食べきれません!
湯気がもくもく上がっていてホカホカのおいしい状態で並んでいます。ふかし芋もありました。
中華コーナーには必ず調理された野菜があります。野菜不足になりがちな旅行先でははありがたい!
朝食の定番、お粥です。日替わりでお粥も変わるようです。今回はプレーンとチキン粥でした。
日本のヤクルトがありました。
野菜もたっぷり!
食事の評価 ★★★★
ホテルのロビーからの日月潭の眺め。午前は良いお天気でした。
朝食後、再び山道を走って、台中へ。
かつて病院として建てられた歴史的建造物で、現在は台湾の人に大人気のスィーツのお店となっている「宮原眼科」へ。
少し肌寒いなかでも人気のアイスクリームは長蛇の列でした。これでも少ない方らしいですが・・・・・
内部は改装されてとてもきれい。パッケージもかわいいし、サイズも日本人向きです。
外観はこんな感じ。隣には修復中のビルがありました。
これも数年後には立派な建物になるのでしょうね。台中駅の近くなので、一等地です。
今日も少し早目のランチ。台中市内でいただきました。
昼食 : 燉品既棧
このレストランでは、円卓で取り合いながらいただきましたが、全部取りきることができませんでした。
メニューは前菜、ネギ入りオムレツ、豆腐の揚げもの、海鮮春巻き、豚にんにく和え、酢豚、魚のフライ トウチソース、
野菜炒め、シラス入りスープ、ごはん、オレンジでした。
その後、十分まで3時間のドライブ、小雨でしたがなんとか天燈上げをすることができました。
願い事を書いて4人でひとつあげます。
そして九フンへ。大人気のスポットで、週末ともあってすごい人。
雨の中、よく歩きました。有名な阿妹茶屋。ここも人がいっぱい入り口で並んでいました。
写真のスポットとしても人気です。この日の夕食は各自で。
九フンで済ませた方もあれば、軽くいただいて、台北のホテルで部屋食されたり・・・・。
九フンはどちらかというとお茶菓子のようなものが有名です。
宿泊地 台北 : シャングリラ ファー イースタン 台北 (香格里拉遠東国際大飯店) 2連泊
ホテル内にも中華、和食、イタリアンなどのレストランがあります。
第4日目 台北滞在 満月でした
ホテルの朝食の様子
とにかくすごい種類です。和食、中華、洋食、インド料理などいっぱ~い! オムレツもオーダーして焼いてもらえます。
ヤクルト、ジョアの台湾版?
ふかした野菜、ピーナツも蒸したてがありました。生で食べるものだと思っていました。
せいろでふかしたものは出来立てのほっかほか!もちもち、やわらかなものばかりです。
肉まんだとおもったら、餡まんでした。二口サイズです。
インド料理コーナー
食事の評価 ★★★★★ 大満足ぅ~
朝食後、台北の故宮博物院観光。すごい観光客でしたが、たっぷり2時間ガイドさんとともに見学。
その後、1時間のフリータイム。昼食は故宮博物院のそばのリージェントホテル内のレストランにて飲茶メニュー
昼食 : 故宮晶華
お豆腐入りシーフードのとろみスープ。あっさり味で程よい塩加減です。ちょっと冷めていましたが、台湾の人も猫舌のようです。
そして前菜三種、エビとイカのフライはぷりぷりしておいしかったです。ソーセージ入りのもちは不思議な味・・・・・
そして、現物を故宮博物院で見てきたばかり・・・・翠王白菜。
色は少し違いますが、よくできたものです。こんな小さな白菜を用意するのも大変ですね
ホタテのソースがかかっていて、れんげにあるソースをお皿にだして、ソースをからませていただきます。
季節の野菜はこの時期はやっぱりこれでした。
エビ焼売と野菜の餃子。おいしかった~そして名物の豚の角煮。
これも博物院で見てきたばかりの「肉型石」をまねて作ったもの。柔らかくて、口の中でとろけました~
エビ入りのチャーハンは大きなエビがプリプリ、お味もあっさりでも程よい味付けでした。
デザートは季節のフルーツ。これもいつもと同じパターンですが、旬のものをいただくという感じですね。
杏仁豆腐もとろとろ・・・・食感がよく、甘いデザートですが、なぜかさっぱり!
昼食後、総合土産店にてお買い物。そしてホテルに戻りその後フリータイム。
夕刻、オプショナルツアーで小籠包の夕食と士林夜市の散策。
夕食 : 點水楼
小籠包ってこんなに種類があるんです。ここではまずいろいろな小籠包をいただきました。
カニ入り小籠包、烏龍茶小籠包、紫米の小籠包(もちもち)、エビ餃子、野菜餃子など・・・・・・
どれも本当においしかったです
前菜に出されたパパイヤのおつまみ。
そして典型的な小籠包4つ。肉汁が何とも言えず・・・
日本のカルカンによく似たデザート。
赤豆の入った蒸しもちです。これもおいしかった~ perfect!
そのほか、チャーハンや酸辣湯スープなどもでました。
もちろん、季節のフルーツもいつものパターンであり。
食事の評価 ★★★★★ とってもマンゾクゥ~
夕食後、士林夜市へ。台北最大で一番歴史のある市場です。
バスの乗降場所にあったクリスマスツリー
この時期ならではのネオンですが、ペットボトルで作られたクリスマスツリー!
いろいろなネオンでとてもきれい。ペットボトルであることも近づかないとわからないです。
とても良いアイディアですね
士林夜市はネオンがきれい! 最近外国人にとても人気のラーメン。ここもいつもにぎわっています。
有名なマンゴーかき氷の店。かなり大きいので1人でいつ食べるのはきついかも・・・・
巨大なマンゴー、お菓子も売っています。
人でにぎわう市場の様子。
金魚すくいの横には、エビ釣りが・・・・・・
いろいろなものが売られています。キャラクター好きの台湾人!
タピオカミルクティーをみんなでいただきました。
生ぬるい感じですが、ストローで頂くので仕方ありません。
ここのタピオカは弾力があって食感が良いし、甘さも控えめでおいしい!キティちゃんの容器がまたかわいいです。
タピオカティーの二軒隣りにあるチーズケーキ屋さん。
なんと!ここのお店は台湾のベテラン俳優がお店に出ています。
奥にいるのが奥様。数々の賞を取っている俳優ですが、奥様のためにお店を手伝っています。
名前は「湯志偉」さんです。とても感じのいい人でしたよ。
チーズケーキも買ったお客様から分けていただきました。焼きたてのホッカホカの軽~い感じの焼きチーズケーキ。
地元でもとても人気なようで、注文がいっぱいあるそうです。
是非、お試しください。ここはお腹がすいているときに行ったら危険なところですね。
ホテルのロビーにもやはりクリスマスの飾り。
地元の人々が代わる代わる写真を撮っていました。
第5日目 台北 ~ 関西空港
お茶屋さんで、数種類のお茶を試飲したあと、台北の桃園空港へ。
エバー航空130便にて関西空港まで約2時間のフライト。
私たちの乗った飛行機はキャラクターフライトで、懐かしのキャラクターが機体に描かれていました。
窓越しなので少し見づらいかもしれませんが、内部もキャラクターの絵柄でいっぱい。
ナイフ・フォークもキティちゃんのデザインでした。
さすがにキャビン・アテンダントの制服は普通の制服でしたが・・・そのうち、メイドカフェ風になったりして
エバー航空がサンリオとコラボしているようです。
関西空港到着後、解散。
台湾と日本は10℃以上の温度差がありました。
日本人が大好きな台湾の人々。片言ですが、日本語も結構通じます。
とにかく、食べるものがおいしい!胃腸を整えて行かれることをお勧めします。
薄味で食べやすいものが多いので安心ですね。このコースは日程にもゆとりがあるし、宿泊ホテルも豪華です。
台湾はもともと暖かな国なので、暖房のない国。雨も季節を問わず結構降ることが多いので雨具は必要。
雨が降ったら、結露が発生してバスの窓ガラスが曇り、それをとるには冷房をきつくしないといけないので、とても車内が寒くなります。車にも暖房はありません。ということで、必ず羽織るものはお持ちくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
ぜひフレンドツアーで台湾へお出掛けください
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