
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年12月17日
フレンドツアー 関西発
2025年11月12日出発
エバー航空利用 添乗員と行く 台湾の誉れ 2つの故宮と名勝日月潭 5日間 【コースコード:FT081】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。
満点は評価 星5つ ★★★★★となります。
1日目
台風26号直撃で解除権発動、10名様→6名様になっての出発でしたが
定刻通りに関西空港発 エバー航空177便 2時間20分のフライトで台北 桃園空港へ。
昼食は機内食です。
着陸時、強風で結構揺れましたが、さすがエヴァ航空パイロット、非常にスムーズな着陸でした。
桃園空港にてガイドさん合流後、バス(20分)で新幹線 桃園駅へ。
台風のため、台湾高速鉄道も間引き運転。全自由席での運行でしたが
予定より早い列車でビジネスクラス席も確保できました。

高速鉄道ビジネスクラスではコーヒーやお菓子のサービスがあります。

シートは日本の昔のグリーン車という感じでゆったり。
新幹線1時間35分で台湾南部の高雄 左榮駅に到着。

ちょうど雨もやみ、風もなく蓮池譚を観光できました。
夕暮れでライトアップも始まり、工事完了後の美しい龍虎塔。

蓮池譚の周囲にも灯がともり始めます。

龍虎塔の内部も通れるようになりました!!!
龍の口から入って虎の口から出るとご利益があるそうです。

すぐ向かいにある寺院に入ってみます。健康を祈願するお寺です。

絢爛豪華な天井の細工

健康と旅の無事を祈ってきました。
縁起の良い赤と金が多用され、龍の彫刻があちこちに。

そして高雄の人気写真スポット 美麗島駅へ。駅の入口はモダンなガラス張りです。
ステンドグラスはイタリアの建築家によるもの。
人間の誕生から一生をぐるりと色とデザインで表現しています。

高雄のお泊りは漢来大飯店(グランドハイライ)スーパーデラックスクラスの高層ホテル。
百貨店の上に位置していますが、今日は台風で百貨店もお休みでした。
ディナーの前にお部屋でゆっくり一休み。
ホテルに入って程なく、外は雷雨(傘がさせないほど)になっていました。

ホテル45階にあるステーキハウス『焔』にてディナー

サラダと前菜はビュッフェスタイルでお好きなものを。

ハムやサラミ、チーズとクラッカー

スープはオニオンスープ またはトマトスープのチョイス
パンも温かくふわふわ!

メインは牛肉ステーキ。ソースも選べました。
付け合わせの焼き野菜が美味しかったです。

デザートはビュッフェにて。
もうすでにお腹いっぱいですが小さいケーキなのでつい食べてしまいます。

コーヒーや紅茶(ハーブティーなど種類豊富)と一緒にいただきました。

星5つ ★★★★★、満足です。
2日目
朝食は43階の広いビュッフェにて。
何でもある豊富なビュッフェですが、台湾料理コーナーへ。
角煮バーガーを自分で作ることができます。

小籠包や飲茶もたくさんあります。サツマイモがトロトロに甘くて美味しかったです。

洋食&中華、何でもありの豊富なビュッフェ

新鮮な野菜が嬉しい

いろいろな香辛料類

パンやペイストリーもずらり

新鮮な果物。真っ赤なドラゴンフルーツが目を惹きました。

中華料理

お粥も台湾風に味付けして

卵料理や洋食のソーセージなど

揚げ団子が人気のようです。

星5つ ★★★★★
ホテルのロビー 天井が高くシャンデリアが映えます。

高雄を出発、1時間ほどのドライブで『台湾の京都』台南へ。
こちらは、延平郡王祠
オランダ人から台湾を取り戻した鄭成功を称える祠です。


そしてこちらが赤嵌楼
オランダ統治時代を物語ります。

鯉がいっぱい

そしてこちらが赤嵌楼(工事中ですが奥の文昌閣は上まで登れます)
オランダ統治時代を物語ります。

ご昼食は、老舗レストラン度小月にて。
タンツーメン(擔仔麵)発祥の地と言われるお店です。


からすみと大根の前菜

豚肉炒めと季節の野菜炒め(空心菜)


黄金海老春巻き

桜エビの炒飯

ほかに、白身魚のフライとスープがありました(すみません、写真が撮れていませんでした)
タンツーメン(擔仔麵)中細麺にエビ出汁のスープと肉そぼろなどを
合わせた麺です。

デザートはドラゴンフルーツとオレンジ
星5つ ★★★★★
そして午後はこのツアーのポイント故宮博物院南部院区をゆっくり2時間観光。
『翠玉 白菜』は通常こちらに展示されていますが、現在チェコで貸し出し展示中です。
仏教関連のコレクション

経典などを収める箱の緻密な装飾


宮廷婦人の宝飾品のコレクション

宝石をちりばめた豪華なかんざしなど膨大なコレクションに目を瞠ります。


金や宝石をちりばめた王冠


玉(ぎょく)のコレクション



故宮南院のマスコット 白菜が可愛い。
1階ロビーにひっそり座っているので一緒に写真を撮ってみてください。

こちらは玄関前にいます。

そして今日のお泊りは湖畔の温泉リゾート
日月譚 『フローデシン』

広々としたロビー

ロビーのデコレーション

お部屋はゆったりと落ち着いた感じです。

各お部屋にも温泉がひかれています!
もちろん、大浴場やプールもあります。

夕食はホテルにてビュッフェスタイル。
和洋中種類豊富でどれも美味しいので目移りします。
ドリンク類(ビールやソフトドリンク)や赤ワインも含まれています。
北京ダックもあります。


和食コーナー。刺身やお寿司もあります。

お好みの麺料理を作ってくれるコーナー

肉類・魚介類のいろいろな料理が並びます。

天ぷらコーナーも揚げたての熱々

お寿司コーナー。サーモンなどあぶってくれます。

海老やカニ

新鮮な果物類

デザートももちろんたくさんありました。

星5つ ★★★★★
3日目
ホテルにて朝食ビュッフェ。
日月潭を眺める外のテラス席もあります。

お好みのスープや麺を作ってくれるシェフ

洋食・中華豊富なビュッフェがずらり

新鮮な果物でスムージーも作ってくれます。

卵料理のシェフ

温かい料理

お粥や麺類もお好みで

ワッフルやパン・ペイストリー


マフィンが可愛い

星5つ ★★★★★
ホテルから眺める日月潭
お部屋からもこんな景色が楽しめます。

今朝はゆっくり9:30出発で、湖畔の文武廟へ。

日月譚を眺める高台にある立派なお寺です。

天井の細工が見事

台風が嘘のような快晴!本堂付近からの山門と湖の眺め


文武廟」の建物は華麗な中国様式で細かい模様なども見事。
龍が彫ってある石柱や、麒麟や鳳凰などの神獣の彫刻も多く、赤や緑、青など使われている色彩もとても鮮やかです。
建物は山門側から奥に行くほど高くなっていて、順番に「拝殿」「式聖殿(正殿)」「大成殿(後殿)」の三層構造になっています

少しずつ上っていくと日月潭の絶景が楽しめます。


ご昼食は『宮原眼科』にて
台湾が日本の統治下時代に建てられた
当時日本人の眼科医・宮原氏が開業した本物の病院。
現在は、大人気のスイーツ店です。薬棚などの意匠を生かしたインテリアが素敵です。
クリスマスムードのデコレーションが始まっていました。

お土産に人気のパッケージも美しいお洒落なお菓子

レトロなインテリアとパッケージが素敵

手作りチョコレート

トナカイが飛んでいます。



人気のアイスクリームに乗せられる蝶々型のクッキー

ランチは中華で
睡蓮の炒め物、青椒肉絲

二階のテーブル席 落ち着いた感じです。

紹興酒で煮た豚の角煮

角煮を挟むパンもクリスマスカラーでした。

前菜三種 大根餅・鶏のから揚げなど

麻婆豆腐(ピリ辛で美味しかった)、白いご飯もありました。
星5つ ★★★★★、です。
午後は北へドライブ。
十フン(フンはにんべんに分)にて天燈上げ。
天燈に願い事を書き、スタッフに火をつけてもらって上げます。
暗くなった空に赤い天燈がまっすぐ上がっていきました。

そして九フンの街へ。
もともとは金鉱山の街としてゴールドラッシュを迎えましたが、今はレトロな風情の有名観光地になっています。
数々の映画やドラマの撮影地で、千と千尋の神隠しのモデルとしても知られています。
観光客で賑わうメインストリート。

筆やお茶のお店も

食べ歩きを楽しむ人たち

夕食は海悦楼にて。
海老とフルーツのサラダ(写真奥)、豚肉の柚子ソースがけ(写真手前)

サクサク揚げ湯葉(写真手前)、きゅうりときくらげの和え物(奥)

キノコ入り卵焼き、季節の野菜(白菜)炒め

このほか、スープや白いご飯があり、デザートは果物(オレンジ)でした。
食べやすいお味でした。
星4つ ★★★★にしておきます。
こちらが千と千尋の舞台になった茶屋。
私たちの夕食が向かいの海悦楼なので、レストランのテラスから格好の写真が撮れます。

混雑が和らいできました。

台北ではホテルオークラプレステージ2連泊です。
日本語もかなり通じます。

ロビーも素敵です。

ゆったりと広いお部屋
バスルームはトイレとバスタブ、洗い場が別々になっています。

4日目
ホテルにて朝食ビュッフェ
広くはないですが、和食の種類が豊富です。
カレーや焼き魚(ししゃも)など和食もありました。さすがオークラ。


新鮮な野菜やパスタも

飲茶は熱々

お粥や麺類、アーモンドミルクなどお好みで作ってくれます。

そろそろ疲れてきた胃にお粥がやさしい。

洋食コーナーも充実

星5つ ★★★★★

いよいよ今日は故宮博物院へ。たっぷり3時間観光します。
南院の白菜がチェコに貸し出し中のため、類似の作品を展示していました。

陶器の名品

明や清時代の陶磁器のコレクション




装飾品のコレクション


特別展で皇子のインテリアが再現してありました。

そしてこちらが肉型石
現在は1階の展示室にあります。

こちらの陶器は二重になっていて内側を回転させることができる精密な品

故宮博物院正面

今日のランチは博物館隣の『故宮晶華』にて。

まずは野菜サラダ 睡蓮などの胡麻油風味でした。

酸辣湯風のシーフードスープ

海老シュウマイ&烏賊と野菜の蒸し餃子

中華風タロイモ団子&広東風ソーセージ入り大根餅
タロイモ団子、衣がサクサクで中はねっとり、大好評でした。

そしてこちらが翠玉白菜。
コオロギは干し海老で。
お皿に開けて、スープをかけていただきます。

こちらが肉形石(豚肉の煮込み)。ほんとにそっくり。

広東風炒飯
軽くて食べやすいお味。

杏仁豆腐(フルーツ入りアーモンドミルク)
甘さ控えめでさっぱりしていました。

星5つ ★★★★★
おしゃべりを楽しみながらゆっくりとしたランチタイムでした。
5日目
帰国の朝です。
台北市内観光では蒋介石を称える中正記念堂へ。
10時の衛兵交代式を見学。

蔣介石の記念堂

テラスからの眺め

そして空港へ。
台北桃園空港からエバー航空直行便で帰国しました。
ラッキーなことに初日の台風の影響もなく(絶妙なタイミングで雨にも遭わず)無事お楽しみいただけました。
親しみやすい、ほっと安心できる近くの海外、台湾。
ホテルもお食事も厳選の内容でゆったりと巡ります。
故宮博物院も両方ともじっくり見学できます。
ぜひ一度、ご参加ください。
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