旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2022年9月12日
のツアーで実際にお召し上がりいただいたお食事と観光地の様子をご紹介します。
お食事の評価は★の数で表しています。星5つ★★★★★で満点です!
第1日目 8月28日(日)
新大阪にて9:15ご集合、ひかり502号で三島へ。途中、京都駅よりご乗車されたお客様も無事に合流。
三島駅到着後、バスに乗り換え三島市内にあるうなぎ割烹御殿川にてうな丼のご昼食をお楽しみいただきました。
うなぎはとても柔らかく、良いお味だったそうです。お客様が撮られた写真を撮ったので、少しぼやけた写真になり、すみません。
1日目 昼食
その後、三島スカイウォークへ。あいにくの雨模様でしたが、夏休みの日曜日とあって結構な人出でした。日本一長いつり橋を渡る際は、傘をさすことができないので、スタッフが駐車所まで使い捨てのレインコートを人数分配ってくれました。残念ながら駿河湾は見えましたが、富士山は雲の中でした。
その後、芦ノ湖を経由して箱根湯本温泉へ。宿泊は、箱根小涌園「天悠」に二連泊です。夏休みのためか、家族連れの方が目立ちました。
夕食はホテルの敷地内にある、貴賓館にて。ホテルのバスで送迎してもらいました。国登録有形文化財の建物で、大正7年に藤田平太郎男爵の別館として建てられました。
昼間は蕎麦屋として営業していましたが、コロナで2年ほど閉めていたそうです。
入口はとてもきれいに庭園が手入れされていました・・・・・が、裏側は手が足りなくて自然のままに放置されていました(笑)
時代を感じる内装です。絵画のコレクションを鑑賞できるサロンもありました。
レトロな写真も飾ってありました。
1日目の夕食 ホテルの食事は二部制となっており、一部が17:00から、二部が19:30からで変更はできません。ツアーでは一部の17:00から少し早めの夕食をいただきました。
夕食のセッティング、東海道五十三次が描かれたシートがひかれてありました。食事のメニューは「箱根七福神巡り」というタイトルです。
前菜は雲丹のフラン 鏡餡(かなり上げ底の容器でした)、スプーンでいただきました。そして金太郎鱒のマリネ、干し柿のソース。松茸の菊菜浸し(ほんの少しだけ松茸のかおり・・・まだ少し季節が早いかな?!)、カモ肉の西京漬け 焼き芽葱、クリームチーズと栗の白和え、いぶりがっこ 三つ葉添えでした。いぶりがっこというのは秋田県のお漬物だそうです。
前菜が終わると、炊き込みご飯に火がつけられました。
そして御造り、ドライアイスがひかれており、箱根の霧を表現したものだそうです。容器もとてもきれいです。
御造りは、鮪、すずきの洗い黄パプリカ酢掛け、甘えびの山葵あえ、神奈川県産自然薯、蓮芋、ラディッシュ、みょうが、そしてかわいらしい金魚草が載っていました。全部食べれます。
御造りを楽しんでいる間、魚料理の鍋に火がつけられました。
お鍋は天悠特製のブイヤベースで、和風サフランブイヤベース。白身魚にトマト、米茄子、キノコ、ヤリイカ、、ししとう、などが入っていました。とてもあっさりとしたスープで、添えられている柚子胡椒クリームソースを混ぜると味が変わり、まろやかなスープになりました。二種類のスープの味を楽しめました。
このころになると、炊き込みご飯も炊きあがり、ご飯はつやつや、とうもろこしとムール貝のバター風味。さっぱりとした炊き込みご飯でした。おいしいですが、すでにおなかがいっぱいでした。赤だしと香の物がそえられました。
デザートはオレンジの香りがするフルーツケーキ、ピラミッドの形をしたミントゼリー、メロンでした。ゼリーがとてもおいしく、さっぱりとしたお味で、ケーキなしでゼリーだけでも良かったかなぁ~
食事の評価 ★★★★★
貴賓館の横にはビジターも入浴できる「湯元館」があります。ホテルを含め、ユネッサンと呼ばれる複合施設になっており、ホテル天悠とは渡り廊下でつながっています。23:00まで営業しているコンビニもあります。そのほか、お土産などが売っているお店があったり、今回は屋台も出ていました。
第2日目 8月29日 曇り (*_*) 少し晴れ間もあり (*^。^*)
朝食のバイキングの様子です。朝食は本館でいただきました。和食の方がやや多い感じですが、洋食もあります。人が多かったのであまり写真が撮れませんでした。
お好みで丼物もアレンジできます。
焼き魚コーナー
食事の評価 ★★★★
こちらがホテルの正面入り口です。
ホテル前から見える山の案内板があります。明星蛾ヶ岳という山には京都の大文字山のように「大」の文字がありますが、ホテルからは見えません。
ホテルのロビーにはマカロンで作られたデコレーションがありました。ちょっとクリスマスチックですね。
旧暦の七夕に合わせて、七夕の飾りもあり、華やかな雰囲気に包まれていました。渓谷の木々の緑ととてもマッチングしています。
こちらには冷たいハーブティが用意されており、自由に飲むことができます。また、コーヒーのコーナーもあり、いつでも自由に飲めます。
2日目の観光は、芦ノ湖の遊覧船から始まります。バズで元箱根港へ行き、海賊船に乗船しました。
こちらがその海賊船です。3階は有料の展望デッキです。
元箱根から桃源台まで約25分のクルーズ、そして桃源台からゴンドラ(18人乗り)に乗り換えて大涌谷へ。とても混んでいました。
大涌谷に近づくとともに、硫黄のにおいが立ち込めてきました。
今日は比較的風も強くなく、谷の様子がよく見えました。数年前に崩れたため、擁壁工事が進行中です。
個々の名物は黒たまご。一個食べると7年長生きできるとのことです。硫黄の香りがほのかに残り、卵の味が濃く感じます。単品販売はなく、5個入りです。
大涌谷から早雲山までゴンドラに乗り、その後ポーラ美術館へ。まずは美術館併設のレストラン 「アレイ」にて昼食。
まずはサラダ、メインはチキンの香草焼きでした。チキンの味付けはとてもよく、お肉も柔らかてとてもおいしかったです。量も程よいサイズでした。写真がぶれていて、前菜とメインの写真がなくてごめんなさい。食事の際にパンか、ライスか選べます。パンはいかにも石窯で焼いたパンで、とてもおいしかったです。バターやバターナイフがパンとともに出されるのが日本のサービスってすごいなぁと改めて感じました。
デザートはフルーツのシャーベットと季節のフルーツ。さっぱりおいしくいただきました。コーヒーか紅茶が最後にサービスされます。
食事の評価 ★★★★★
ポーラ美術館は常設の展示とともに、季節ごとにいろいろなアーティストの特別展がなされます。今回はモネからリヒターへということで、9月6日までの特別展です。
屋外には広大な森が広がっていて、遊歩道が整備されています。森林浴をしながら散歩を楽しむことができます。
美術館見学後、ホテルへ。夕食は昨夜と同じ貴賓館にて
今日は昨夜とは違った雰囲気で料理がサービスされました。
まずは天悠の玉手箱。箱が運ばれてきたと思ったら、係の人がそーっと開け、中からお料理が盛られた器が出てきました。
彩り野菜のサラダ、アワビのマリネ かつおだしのジュレ。 青パパイヤと魚ソーメンの冷製パスタ風。
こちらがその中の一つ、あわびのマリネ。柑橘系のフルーツが添えられていたので、とてもあっさりといただけました。
こちらが魚そうめんです。イクラが載っていました。あまり魚の味はしませんでした。
御椀は鱧の鳴門巻きのお吸い物で、東岸、梅肉、芽葱、木の芽が上品に入っていました。魚の風味と塩味のマッチングがよかったです。
御造りは小田原産の魚を3種類盛り合わせたもの。甘夏をくりぬいて器にし、その中にお刺身が入っていました。ワイン塩または割ポン酢でいただきました。ワイン塩も独特ですが、ポン酢でいただく方が私の好みでした。
メインは伊勢海老を西京味噌のクリームで仕上げたもの。引き締まった伊勢海老の身を和風でいただきました。オクラ、サトイモ、しめじ、九条ネギが添えられています。
メインはひな鶏のコンフィーで、ソーテルヌソース。ししとう、細長く切られた白ネギ、大根の旨煮、黄色いズッキーニ、お品書きにピンクペッパーとありますが、あまりわかりませんでした。器がとても好評で、有田焼だそうです。
そして小田原産のマグロ酒盗のお茶漬け。三つ葉、あられ、わさび、のりが載っていました。香り物の盛り付けもとてもおしゃれです。ちいさな瓢箪のお漬物がかわいい。ホテルの近くに瓢箪の産地で有名な村があるそうです。
急須も南部鉄器かな??
お茶を注いだ状態です。
デザートは飲むデザートということで、桃のスープとシャーベント。季節のフルーツということで、シャインマスカットとブドウが添えられていました。
第3日目 8月30日 本日もくもり ( ;∀;)
チェックアウト後、ホテル近くにあるはこね彫刻の森美術館へ。予定していた河口湖の美術館が休館日のため、急遽こちらの美術館の見学となりました。
広大な敷地に多くの彫刻やオブジェが展示。ステンドグラスの塔もあります。
一日いても楽しめそうなところで、売店やカフェテリアも充実しています。
コロナでしまっていますが、足湯のコーナーもあります。
ピカソ館もあり、絵画や陶芸など数多くの展示がありました。
建物もいかにもピカソっぽいですね。くもっていましたが、なんとか傘を使わずにすみました。スケジュール的に一時間しかお取りできなかったのですが、時間が足りないという声が多かったです。すみません。
はこね彫刻の森美術館見学後、雨降る中乙女峠を越え、見えるはずの富士山を見ることもできないまま、今回初めて高速道路を使って移動。浅間神社へ向かいました。
神社参拝の前にまずは昼食。山梨県民のソウルフード、ほうとうをいただきました。
3日目 昼食
浅間茶屋本店
ほうとうとクリスタルポークをつかったお鍋料理です。濃厚なポークの味が好評でした。
あわててお客様の食事の写真を撮らせていただいたので、ピンとがずれてしまいました。すみません<m(__)m>
その後、昼食レストランから歩いて浅間神社を参拝。その後、忍野八海へ。富士山の恵み、美しい湧水がいっぱい沸いていることで知られる観光地です。残念ながら富士山を見ることはできませんでした。(>_<)
こらが涌池で、とても深いそうです。水がとても澄んでいるので、神秘的な青色にみえました。鯉も優雅に泳いでいました。
そしていよいよタイトルにある「ふふ河口湖」へチェックイン。本来であれば、ホテルのロビーから富士山が見えるはずだったのですが・・・・・"(-""-)"
森林に囲まれた、とても静かな斜面にあるホテルです。ロビーからテラスに出ることができます。
ホテルに到着後、ウェルカムドリンクをいただきながら、スタッフがお部屋まで案内。夕食までゆっくりとお過ごしいただきました。
富士山はまだ雲の中・・・・
ホテルの周りの写真を何枚か撮りました。
ホテル近くの民家の犬にひどく吠えられました(*´Д`)
こちらが正面入り口です。
ホテル内の庭園です。
ホテルでの夕食はすばらしかったそうです。溶岩焼きという焼き料理も名物で、すべてがおいしく、ホテルのお部屋も大変良かったそうです。大浴場もあり、広くはありませんが、とても良い湯だったとのことです。
第4日目 8月30日
朝7:00頃、一瞬だけ富士山が顔を出しました。が‥‥その後はご機嫌斜めで、見えず・・・・・(((+_+))でも一瞬でもそこにあることが分かってよかったです。
ふふ河口湖から見えるはずの富士山のふもとをドライブしながら静岡県へ。まずは白糸の滝を見学。今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する人物ゆかりの地でもあります。そして、日本平へ。まずは夢テラスへ。駿河湾、三保の松原、富士山が望める予定でしたが、残念ながら富士山は雲の中でした。
360度景色を楽しめるテラスです。
その後、日本平ホテルへ。とても良い立地にある素晴らしいホテルです。ここに宿泊したいという声もありました。
ホテル内にあるレストラン、富貴庵にて最後のお食事をお楽しみいただきました。
貸間でのお食事。そのお部屋から見た庭園とかすかに見える三保の松原です。
いただいたお食事のお品書きです。
サービスもお料理もとても良かったということで、もっとゆっくりしたいというご意見を多々いただきました。新幹線に乗車するので時間に限りがありました。
ホテルのロビーから見た庭園。数年前にリニューアルして斬新的でゆったりとした空間を楽しめるロビーとなっています。
さりげなく飾ってあったお花がすばらしく思わず写真を撮ってしまいました。この空間であるからこそ、生える生け方なんでしょうね。
その後、静岡駅に行き、駅構内で少しフリータイム。その後、ひかり517号に乗車して京都、新大阪へ。グリーン車はとてもすいていました。
お疲れさまでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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