旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2021年10月 4日
1日目
7月13日(火)
JR新大阪駅10:18発新幹線ひかり646号 グリーン車で名古屋乗り換え
11:43名古屋発特急ひだ9号 グリーン車で高山へ。
ひだ9号のグリーン車内はゆったりとこんな感じでした。
車窓の風景が名古屋を離れるとどんどん変わってゆき、気分も上がります。
高山駅到着後、バスで上高地へ。
雨の予報もくぐりぬけ、大正池から上高地帝国ホテルまで歩いていきました。
大正池と焼岳。標高2455mの焼岳は活火山、日本百名山にも選ばれています。
昔、焼岳の噴火でできたのが大正池だそうです。
近年水の減っている大正池ですが、先週の雨で綺麗な水を湛えていました。
歩き始めると、たちまちすっかり癒される風景の中に。
梓川の清流に沿って歩いていきます。
上高地帝国ホテルが見えてきました!
山岳リゾートの草分けとして、数々の賓客を迎えてきたホテルです。
スイス風の赤い屋根が上高地のシンボルにもなっています。
ホテルへと続く道
まだ日があるので、ちょっと河童橋まで散歩に行ってみました。
誰もいない!
晴れているとこんな風に穂高連峰が
梓川の清流はどこまでも透き通って本当に綺麗!
上高地帝国ホテル正面玄関
落ち着いたロビー。
創業90余年、歴史と伝統に包まれて。
ラウンジ中央の大きなマントルピース
ロビーラウンジのドリンクリスト
客室も、古き良き時代の山岳リゾートらしく、スイスのホテルのようです。
夕食はホテルにて、洋食と和食でレストランを選びます。
こちらはメインダイニングの本日の夕食メニュー
そしてこちらが和食 あずさ庵の本日のメニュー
オードブル
鯛と夏野菜の前菜
あっさりとして美味しかったです!色鮮やかな盛り付け。
カトラリーもさすが帝国ホテル。
ムール貝のスープ。サフラン風味。
白身魚のグリエ、すみません、写真がぶれていました。。。
そしてローストビーフ。
ダイニングルームでシェフが切り分けてくださいます。
奥の三種(ホースラディッシュ、山葵など)を添えて。
デザートはフレッシュチーズのムースとルバーブのソルベ。
すでにおなか一杯ですが、これは別腹で美味しく頂きました。
そして、コーヒーとプティフールも付きました。
お味はもちろん文句なしの☆☆☆☆☆5つ
大満足の夜でした。
2日目
7月14日(水)
朝食は、あずさ庵で和定食またはメインダイニングの洋食をチョイスにて。
こちらはメインダイニングの様子。
コロナ対策で、席数を減らし、パーテイションで区切られています。
朝食メニュー。選んでオーダーします。
こちらはあずさ庵 和朝食のメニュー
再び、メインダイニングの様子。
朝の柔らかな光が窓から入ってきます。
こんな感じで頂きました。
クロワッサンがサクサクのふわふわ!
とっても丁寧なサービス、さすがです。
☆☆☆☆☆5つです。
今日は上高地ハイキング!
爽やかな青空!ホテルから梓川沿いに進みます。
ナショナルパークガイドさんと共に、河童橋から梓川左岸側を歩きます。
キャンプ場付近。地盤が柔らかいので、風の向きに木々が傾いています。
奥穂高岳
森林浴をしながら歩いていきます。
大自然に身も心もすっかり癒されて。鳥のさえずりを聞きながら。
アカゲラ、こまどり、キツツキ、鴬、オオルリなどがいるそうです。
ほぼなだらかな歩きやすい道です。
高山植物も見られました。千手岩非(センジュガンピ)という小さな白い花
かにこうもり。確かに、葉の形がこうもりみたい。
斜面に咲く、つるあじさい
明神にてガイドさんとのハイキングは終了。
ここからゆっくりフリータイム。
明神橋を渡って、梓川左岸を戻ることにしました。
澄み切った梓川の流れに心洗われる思い!
少し進むと穂高神社が見えてきます。
清流を眺めつつ、美しい緑の中を緩やかな歩きやすい道が整備されています。
お猿さんに遭遇!
子ザルたちも沢山いました!
人に慣れていて、通路の真ん中でリラックス(笑)
どこまでも透き通った水、吸い込まれそうです!
河童橋付近で自由にランチタイムを楽しみ、午後はバスで松本へ向かいます。
私たちが出発してほどなく、土砂降りの雨が。。。。
バスガイドさんの話では、雨が降る前には、猿がよく出てくるんだそうです。
どおりでお猿さん、たくさん見たはずです。。。。。
そして今夜のお泊りは、松本から山道を登った静かな渓谷にある『和のリゾート』
扉温泉 明神館!!!!!
大型バスは入れないので、ホテルのマイクロバスに乗り換えての到着です。
ホテルに着いたら靴を脱ぎ、ロビーでウエルカムドリンクをいただきながら
スタッフの館内説明がありました。
そしてお部屋はゆったり広々!洋室タイプ(ベッド2台)と和洋室タイプがあります。
まずはお部屋の入口エリア。
こちらは和洋室タイプのお部屋を見せていただきました。
まずは和室がこんな感じ。夜はここにお布団が用意されます。
奥に見えるのがソファのある洋室。
大きなソファにチェア、暖炉まで。素敵です!
さて、ロビーに戻ります。
『落ち着いた雰囲気のおとなの癒し宿』だけあって、優雅で落ち着くインテリア♡
ロビーの一角にはこんな和室も。
この扉温泉は、日本神話の天照大御神が岩屋にお隠れになった際に天手力男命が放った岩戸が落ちた場所、とも伝えられています。
神々が湯治に訪れる場所、ということで明神館、だそうです。
館内の3つの温泉が有名。
特に、立ち湯「雪月花」は大人が立った状態で肩の下あたりの深さになる珍しい露天風呂。
渓谷を眺めつつ、ゆっくり温まれます。(お風呂の写真は撮れません。。。)
夕食は和食レストラン「TOBIRA」またはフレンチのチョイスでそれぞれのレストランへ。
フレンチのダイニングルームがこちらです。
フレンチのコースのなかから、数皿ご紹介です。
地産地消、地元でとれたお野菜と白身魚のカルパッチョ
彩も美しく、少しずつなので美味しくいただけます。
こちらは自家製のパン。
スープ、お魚料理に続き(すみません、写真なしです)
低温でローストしたポークをメインに。
デザートもあったようです。(すみません、お客様のお席に毎回写真を撮らせて頂くのも。。。)
お味は☆☆☆☆4つ
にしておきます。
夕食後、お部屋へ戻ると、こんなプレゼントが!
お客様みなさま、
「すでにおなか一杯だったけど、一口食べてみたら美味しかったので食べちゃった!」
と異口同音でした。
☆☆☆☆☆5つ(^^♪
3日目
7月15日(木)
ホテルにて朝食。
和食・洋食チョイス、今朝は和食にしてみました。
七輪で焼かれているのは椎茸。その右が卵焼き。左に焼鮭、豆乳豆腐など。
☆☆☆☆☆5つです!
こちらが和食レストラン「TOBIRA」です。窓の外の緑が見事。
オープンカウンターキッチンもおしゃれ。
個室スペースのようなつくりです。
館内のあちこちに(これは廊下)オブジェやアンティーク家具が飾られています。
ゆっくり出発し、松本市内へ。
近代の学校建築として日本初の国宝に指定された旧開智学校にも寄ってきました。
明治維新後の1873年、多額の費用をかけて擬洋風で設計・建築された小学校。
まもなく耐震工事が始まるため、中は見学できませんが、工事が本格化すると数年間は見られないので
良い記念になりました。
そしていよいよ、国宝松本城です。
現存する五重六階の天守の中でも最古の国宝、黒と白の美しい姿がお濠にそびえます。
天守閣からの眺め。アルプスまで見渡せます。
天守の内側。
階段はかなり急です。
時節柄、城内が密にならないように係の方がコントロールされていました。
江戸時代になってから増築された、月見櫓からの眺め
昨日の午後の大雨がうそのような青空でした!
時間があったので、かつての城下町、縄手通りまでお散歩
コロナの影響で平日は人通りもまばらです。
昼食は、松本城すぐ横の「そば庄」にて
手打ちそば、天婦羅、刺身、炊き合わせ、鮭のフライ、かやくごはんなど
・・・・・おなかいっぱいです。
☆☆☆☆4つ
にしておきます。
その後、バスに乗ったタイミングでまた強い雨が降り出し、
本当にお天気に恵まれた旅でした。
松本から14:53発 しなの16号で名古屋乗り換え、新幹線ひかり649号グリーン車で新大阪18:12着。
楽しい思い出いっぱいの、爽やかな信州3日間の旅でした!
今回ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
ブログをご覧くださった皆様、また機会ございましたら、夏のさわやかな上高地とハイグレードなホテル&秘湯の旅、ぜひお試しくださいね。
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