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旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。

フレンドツアー 関西発 2020年12月12日出発 H004 憧れの名旅館「由布院 玉の湯」に泊まる 神々の里高千穂と由布院・黒川温泉3日間

2020年12月28日

フレンドツアー 関西発 2020年12月12日出発

憧れの名旅館「由布院 玉の湯」に泊まる

神々の里高千穂と由布院・黒川温泉3日間(コース番号:H004K)

のツアーで実際にお召し上がりいただいたお食事と観光地の様子をご紹介します。


お食事の評価は★の数で表しています。星5つ★★★★★で満点です!




<1日目>

伊丹空港から航空機で約1時間半、阿蘇くまもと空港に到着。

車窓から景色をご覧いただきながら、熊本を代表する景観、草千里ヶ浜へバスで向かいます。

噴煙を上げる中岳を望む牧歌的な風景をご覧いただきました。



乗馬体験を楽しんでいる姿も見られます。

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ご昼食は「農家レストラン田子山(たんごやま)」にて

阿蘇名物あか牛を、各自で焼いてお召し上がりいただきました。

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畜産オーナーがあか牛の繁殖から飼育までを手掛けているお店で、

阿蘇の草原で育ったあか牛は、しっかりと歯ごたえのある味わいです。

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塩、コショウ、ポン酢でお召し上がりいただきました。

あか牛本来の味を堪能できる塩こしょうがオススメ。

評価:★★★★★



ご昼食後は、360度の大パノラマが楽しめるビュースポット、大観峰へ

駐車場から坂道を約6分上がると、阿蘇の街並みや阿蘇五岳、くじゅう連峰まで展望台から一望できます。

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熊本の温泉地、黒川温泉へ

渓谷の両側に和風旅館が立ちならぶ落ち着いた雰囲気の温泉街では、入湯手形を利用して湯めぐりをお楽しみいただけます。

ただし今年はコロナの影響で制限があり、早めに閉館になったり、宿泊者以外の制限をしている旅館も多くありました。



今回はご宿泊の「湯峡の響き 優彩」にて、ゆっくりと温泉をお楽しみいただいたお客様が多かったようです。

優彩には、全て源泉100%のかけ流しで、男女入れ替えがない大浴場が1か所と入れ替え制の大浴場が3か所、貸切風呂2か所もあります。



なんと天文台もあり、星空のお話を聞くことも☆彡

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お食事はコロナ対策もあり、朝夕ともにお部屋食でのご用意でした。

評価:★★★★

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ご夕食の御献立

 食前酒 梅酒

 先附 養老もずく、雲丹、木の芽、花なた豆、美味出汁

 前菜 柔らか海老柚子香漬け、穴子月冠、燻し豆腐、石垣アボカド、

    季節の和え物、ずいき甘酢漬け、ブルーベリー鉄扇

 造里 旬魚の三種盛り 妻一式

 蓋物 南京万十 大根 生麩 椎茸 隠元豆 銀餡

 蒸し物 茶碗蒸し フカひれロワイヤル

 台の物 阿蘇美豚(あそびとん)蒸ししゃぶ、野菜彩々 胡麻ダレ

 名物 熊本名物馬刺し あしらい一式

 強肴 季節の酢の物

 止碗 なめこ汁

 食事 御飯(熊本県産小国郷米)

 香の物 三種

 水菓子 自家製プリン(小国ジャージー牛乳使用)、季節のフルーツ


ご宿泊:黒川温泉 湯峡の響き 優彩



<2日目>

ご朝食もお部屋食でのご用意。名物の辛子れんこんもありました。

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8:30頃ホテルを出発し、宮崎県のパワースポット高千穂へ向かいます

高千穂峡ではジャンボタクシーを利用して効率よく、日本の滝百選に指定された真名井の滝をはじめとする名勝・高千穂峡の景観をお楽しみいただきました。



高千穂三橋

神橋、高千穂大橋(鋼橋)、神都高千穂大橋(コンクリートの橋)と三代の橋が架かり、ひとつの渓谷に3本のアーチ橋が架かるのは珍しいそうです。

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甌穴(おうけつ)

河床の岩盤のくぼみや割れ目の所に渦巻きを生じ、そのエネルギーによって穴が出来、さらにその穴に入った小石が渦巻きによって岩盤を削る為、円筒形の穴が出来るとのこと。自然のパワーを感じます。

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槍飛

五ヶ瀬川の中で最も川幅のせまいところです。天正十九年に三田井城が落城する時、城を逃げ出した家臣たちは橋がないので槍の柄をついて飛び渡りました。槍を手前の岸についたものは飛び渡り、向こう岸についたものは川の中に転落したというこの言い伝えから、この名がついたそうです。

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鬼八の力石

高千穂郷一帯を荒らしていた鬼八(きはち)が、高千穂神社の御祭神・ミケヌノミコトに向かってこの「鬼八の力石」を投げたと伝わる、重さ200トンの巨大な石です。

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おのころ池

鯉やチョウザメが泳ぎ、中心にはイザナギノミコトとイザナミノミコトが生み出したとされる島があります。

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遊歩道を約40分、散策しながら高千穂の自然のマイナスイオンを浴びました。



ご昼食は「そば処 天庵」にて

高千穂で栽培された純高千穂産のお蕎麦をいただきました。


小鉢、そば豆腐の揚げ出し、稲荷寿司

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旬菜の天麩羅と、おそば(ざる又はかけが選べました)

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デザートは蕎麦湯を使った淡雪間。甘みの抑えたデザートでした。

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評価:★★★★★


昼食後は、高千穂神社を参拝しました。

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高千穂神社の参道

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木造の貴重な神社。神社本殿は国の重要文化財に指定されています。

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立派なご神木がたくさんありました。



高千穂神社の祭神である、ミケヌノミコトが荒神「鬼八」を退治したという伝説をもとに作られた彫刻が神社裏手に行くとみられます。

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伝統の舞、高千穂神楽が奉納される神楽殿。

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その後、瀬の本高原を経由して、大分県の由布院温泉へ向かいます



ご宿泊は由布院の名旅館、「玉の湯」です。

メインストリートから少し離れたところにあるので、とても静かでした。

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暖炉のあるロビーで、お茶と自家製の柚子のコンポートをいただきながら、館内案内や夕食メニューの説明がありました。

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添乗員は別ホテルだったので、お食事の写真はありませんが、味、サービスともにご好評でした。

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<3日目>

朝はゆっくり10:00頃に由布院を出発して、別府の地獄めぐりにご案内しました



海地獄

水面が海のようなコバルトブルーに見える海地獄。青く見えるのは、温泉成分に"硫酸鉄"を多く含むからだそうです。

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血の池地獄

日本で一番古い天然の地獄で、地層から噴出した赤い熱泥が池を赤く染めています。

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その後、別府市の隣町、海岸沿いにある日出町(ひじちょう)へ。

こちらにある、国の重要文化財にもなっている、的山荘にて懐石料理のご昼食 です。

門をくぐると、紅葉の木々のアーチ、そして皇族の方々が移植した木々がありました。

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松竹梅の大広間に用意されたテーブルにてお食事をお楽しみいただきました。

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まずは胡桃豆腐。

もっちりとした食感であまり胡桃の味はしませんでしたが、色は胡桃色でした。

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季節山海の幸ということで、海老や魚の酢漬けの昆布巻き、とろろ芋などが盛り付けられて出されました。とても上品な味付けで、彩もきれいです。

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椀物は清水仕立ての柚子ごま豆腐、薄く切られた大根に雪れい茸、芹が添えられたものでした。

優しい味付けで、食材同士がけんかすることなくとても良いコンビネーションで、柚子の香りがほんのりと感じられます。

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そしてお凌ぎとして出されたのが、辛子万頭。

見た目も色もきれい。器に合わせたのか、万頭に合わせたのか、ぴったりマッチングしています。

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虎河豚の刺身、芽物あしらい一式。冬のツアーなの是非提供してほしいとお願いした一品です。

ポン酢と香味でいただきました。コリコリというよりしっとり感のお刺身でした。

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こちらは大分和牛のしゃぶしゃぶのお鍋です。

おおきな昆布が入っていました。お野菜をはじめに入れて、沸騰したらお肉を入れてポン酢でいただきました。

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冬鮭の西京焼き、はじかみ添え。

ほんのり甘みのある鮭の味付け、淡雪かんのような添え物。はじかみがこの二つをつなげるアクセントになっていました。

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河豚の唐揚げと青唐

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その後、ごはん(大分産ひのひかり)、赤だし、香物3種。

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デザートはりんごのコンポート

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食事の評価 ★★★★★

サービスもお料理も大満足の内容でした。



重要文化財に指定されている建物だけあって、飾られているものも貴重なものばかり。お手洗いも昔ながらのお手洗いで、懐かしさを感じました。

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お食事をいただいたお部屋から見たお庭の様子。

窓も大正ガラスなので、風景が見る方向によって違って見えます。ガラス自体も貴重です。

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お食事をいただき、美しいお庭を見ながら、バスに戻りました。

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その後、大分空港へ

全日空1690便にて伊丹空港へ。空港到着後は流れ解散になりました。


九州3県の温泉と自然とグルメをゆったりと楽しむ旅

海外旅行が再開できない中での、フレンドツアーとしては新たな取り組みの国内旅行でした。ご参加のお客様ありがとうございました。

まだまだ先が見えませんが、またお元気で、皆様にお会いできる日を心待ちにしております。

フレンドツアー

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