
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2020年2月28日
フレンドツアー 関西発
2020年2月3日出発 G400
エミレーツ航空利用 古代ローマ遺跡と地中海リゾートを訪ねるチュニジア9日間
フレンドツアーで実際にお召し上がりいただいた食事をご紹介します!!
お食事の評価は、★の数で表しています。5つが満点です
一部観光地のお写真も撮ってきておりますので、ご確認ください。
1~2日目
関西国際空港発、
エミレーツ航空にてドバイ乗り継ぎチュニスへ。
到着後、チュニス観光にご案内します。
チュニス
カスバ広場

世界遺産メディナ内散策
奥に見えているのは、シディ・ユセフモスクのミナレット

「ちょこっとサービス」でカフェのテラスからメディナをご覧いただきました。
グランモスクのミナレットが美しく見えています。

バブ・ブハル (通称フランス門)

大聖堂
フランス保護領時代に建てられたカトリック教徒のための大聖堂です。
ホテル:シェラトンチュニス ホテル&タワーズ
高台に建つホテルの正面玄関

ロビーも広々

ルームは広くて機能的。ティッシュで作られた花がベッドの上に。

夕食
ホテル内レストランにて
種類豊富なビュッフェ。長いフライトの後で、自分の選べるビュッフェスタイルは好評![]()
今日はパスタdayでした。


食事評価:★★★
3日目

10℃/16℃
朝食
ホテルにて
朝食も種類が豊富。野菜もあって嬉しいです
チュニジア人はシャミーア(ゴマペースト)が大好きです。
フルーツも新鮮で毎日フレッシュジュースが飲めます。今の時期はオレンジとレモンがイチオシ



朝食後は、世界遺産カルタゴの観光へ。
カルタゴ
ビュルサ丘のポエニ遺跡
現存するフェニキア遺跡はほんの一部のみです。

ポエニ人達聖域だったトフェー石碑がたくさん置かれています。

昔のカルタゴの軍港。現在はただの池のようにしか見えませんが、220隻の船を保留していました。

アントニヌス浴場の見取り図と遺跡
2世紀にローマ人によって造られた巨大な浴場です。

カルタゴからシディ・ブ・サイドへ
カフェ・デ・ナット外観

カフェ・デ・ナット内部
ナット(ゴザ)が敷かれています。

今日は外のテラスでミントティーをいただきました

「ちょこっとサービス」でシディ・ブ・サイドの名物のドーナツ「バンベローニ」を試食。
チュニジアンブルーと白の建物に地中海がマッチしています。

昼食
DAR ZAROUKにて
美しい海を見ながらのランチ。

チュニジア料理の基本となる唐辛子「ハリサ」とオリーブオイルとパンにつけると絶品

チュニジアの典型的な前菜が勢揃い。野菜が豊富です。

シーフードミックスグリル
海老、イカ、白身魚&温野菜 上の揚げ物は魚のすり身でした。

フルーツ盛り合わせ
ナツメヤシの実もあります
食後はミントティーをどうぞ。

食事評価:★★★★★
食後、ビゼルトへ向かいます
旧港
フェニキア起源の漁船も見えますね。

地中海への出口に高い壁で囲まれたカスバ

観光後、チュニスに戻ります。
夕食
ESSARAYAにて
メディナ内の豪華な邸宅を改装したチュニジア料理のレストラン

チュニジアの伝統楽器ウードの演奏を聴きながらのご夕食

チュニジア風前菜の盛り合わせ

ビーフの煮込み&ライス
イスラム食では調理法の関係でお肉の旨味が感じられないのが残念。

「ズリカ」というバラ氷が入ったクリームですが、日本人の口には合わないかも・・・。
これにミントティーがつきました
食事評価:★★★
レストランがメディナ内にあるのでアルコールは提供されませんが、
夜の散策も趣があり、素敵ですよ

4日目
6℃/12℃
チュニスよりバスで2時間ほどで世界遺産ドゥッガへ。
ドゥッガ
欧米人のオフシーズンでほぼ貸切状態
背後に見えるのは劇場跡

ローマ時代の復元図

3500人収容の劇場。上まで昇ると絶景が

門の奥 高台にあるのがキャピトル神殿

浴場横には公衆トイレもあります。

昼食
HOTEL THUGGAにて
チュニジア風サラダ

イノシシ肉の煮込み&ライス
チュニジア人はイノシシ肉は食べません。臭みがなく食べやすい味です![]()

今が旬のオレンジ

食事評価:★★★
チュニスに戻って、ご夕食。
夕食
ホテルにて
一昨日とあまり変わりませんが、今晩はハンバーガーday
お肉料理も多く出ていました。

5日目
6℃/17℃
バルドー博物館観光へ。
博物館の玄関

ビザンチン時代の初期キリスト教徒が使用した洗礼盤

博物館はもともとオスマントルコ時代の地方高官の宮殿でした。

大広間の床にもローマンモザイクの展示が。

ドゥッガ遺跡から発掘された有名な「オデッセウスとセイレ-ン」と「ディオニッソス」「キュプロクス」のローマモザイク。


カルタゴの墓地から出土した哺乳瓶の副葬品

石碑

邪祖除けのマスク

スース出土の有名なモザイク「ヴェルギリウスの肖像」

ザクアンの水道橋で写真ストップ。
ザクアンの水道橋から132km カルタゴまで水を供給していたローマ水道橋
ポートエルカンタウィ
1970年代より開発が始まったリゾート地。チュニジア有数のリゾートがあります。

昼食
LA DAUDADEにて
パンとオリーブ。今が旬のフェンネル。ツッサとツナ。

シーフードビスク ロブスターのエキスが濃厚

揚げたてのイカリングフライは大好評

プリプリの身の詰まったエビのグリル。

お口直しのレモンシャーベットとカットフルーツ

オーナーからミントティーのサービスも
どのお料理も美味しかったです◎
食事評価:★★★★★
スース
世界遺産メディナ散策
メディナ内にある城壁リバト

庶民の台所である市場

ショッピングセンターの屋上から見るメディナ全景(高台にカスバが見えます)

ホテル:スース パレス
町の中心にほど近いホテルです。シンプルな室内。

夜になると玄関はイルミネーションが灯されます。

ロビーも広々としてます。

夕食
ホテルにて
種類豊富なビュッフェ。チュニジアはスイーツが充実しています。



食事評価:★★★
6日目
8℃/18℃
朝、目覚めると窓の外は地中海が広がっていました

朝食
ホテル
ビュッフェ


午前、世界遺産エルジェムへ。
エルジェム
2世紀に建造された円形闘技場
保存状態が良いことで知られています。

内部はこんな感じ

ここは地下の闘牛士や猛獣の控室なども見られます。

元気な方は上層まで登ると全景が見渡せます。

町全体が世界遺産ケロアンへ。
ケロアン
7世紀建造のマグレブ最古のグランドモスク

モスクの礼拝堂部分。円柱はカルタゴ・ローマ遺跡の再利用。

礼拝堂内部 正面奥がミヒラブ(メッカの方向を示すくぼみ)
非イスラム教徒は入れません。

アグラブ朝 貯水池 9世紀にアラブ人により造られた巨大な貯水池。36km離れたところから水を引いています。
ここの売店の名物おじさんも特別出演いただきました
笑

昼食
EL BRIJAにて
レストラン出口から見えるメディナ

チュニジア名物ブリック(チーズ、卵、ツナ、パセリ入り)
サクっと揚がっています。

チキンのクスクス モロッコと違ってハリッサ入りのトマトソースがかかっています。
カットフルーツ

食事評価:★★★★
シディ・サハブ廟
ムハンマドの友人が眠る霊廟。スペイン アンダルシア風のセラミックが見事で一見の価値あり。

メディナの散策
今日はメディナの居住区を散策。

有名な画家バンクシーの「風船と少女」のコピー?

メディナ内はトラックの代わりに馬が大活躍

7世紀に造られたこの井戸ビル・バルータはメッカの泉に通じているといわれいます。
ラクダが水汲みのデモンストレーションをしてくれますよ。

そして、ハマメットへ
この地区内で1・2を争う高級ホテル「ハズドゥルバルタラサ&スパ」にご宿泊です

ルームもジュニアスイート仕様

全室バルコニー付

ロビーも巨大です

夕食
FATMAにて
パンとオリーブ、チュニジアンサラダ、ハリッサ

イカリングのフライ 揚げたてで美味しい~![]()

ビーフステーキ、ポテト、ライス
ビーフは少し固め。ペッパーマッシュルームソースでいただきます。
レモンシャーベット これにミントティーもつきました。

食事評価:★★★★
ハマメットのメディナとカスバ
夕食レストランはこのメディナのそばにあります。ライトアップされた城壁をパチリ!
7日目
9℃/17℃
朝食
ホテルにて
種類が豊富!


ゆで卵の隣は「シュクシュカ」といって野菜のトマトソースの卵とじ。美味しかったです。
相変わらず朝からスイーツが充実しています。左手前は有名なマクルード。中にデーツが入っていて甘い!

ケリビアへはハマメット湾沿いをドライブ。途中の湿地帯にはたくさんのフラミンゴの姿が


ケリビア
ケリビアの城塞
城壁からは美しい地中海の眺望がご覧いただけます。

真ん中にあるのが、ビザンチンの要塞
その後、オスマントルコが拡張しました。

観光後、世界遺産ケルクアンへ。
ケルクアン
ケルクアン博物館
貴重なポエニ(フェニキア)遺跡の出土品が展示されています。
ネクロポリス(墓地)からの出土品

有名なフェニキアの女神アシュタルテのレバノン杉の棺

ポエニ遺跡
ポエニ時代のまま放っておかれた大変貴重な遺跡は美しい地中海沿いにあります。

有名なフェニキアの神タニトのモザイク

住居跡

半身浴タイプのお風呂もユニークです。

昼食
LA DAURADEにて
魚のスープ

鯛のグリルとポテト
お醤油が欲しくなる一品

チョコレートムースとミントティー

食事評価:★★★★
レストラ横には古代の石切り場も見えます。

ナブール
陶器工房
ナブールはチュニジア一1の陶器の産地。驚くほど安価で購入可能

職人さんのデモンストレーションもありますよ。

ハマメットに戻って、ご夕食。
夕食
ホテルにて
シーフードスープ
似たようなメニューが重なってすみません

スズキのムニエル風、エビのグリル&リゾット
食べやすい味でエビはぷりぷり!

デザートはティラミスで。ボリュームがありましたが、皆様完食されました

食事評価:★★★★★
8~9日目
宿泊ホテルからは美しいサンライズが
サンセットも美しいのですが、やはり海からあがるサンライズは感動的
![]()
朝焼けも見事で、ずーっと眺めていられました。

宿泊ホテルは巨大すぎて、ひとつの写真では収まりません。
大小いくつものプールに、ビーチ、チュニジアのタラソセンターが有り、
サマータイムは多くの人で賑わいますが、オフシーズンの今は静かにホテルライフを楽しむことができました。
エミレーツ航空にてドバイ乗り継ぎ、帰国の途へ・・・
無駄がなく、フレンドツアーらしいゆとりの行程でチュニジアを巡っていただきました。
オフシーズンなので観光地での待ち時間もなく、スムーズご案内できたのもよかったです。
ぜひ次回発売されましたら、ご参加ご検討ください
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