旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年4月24日
フレンドツアー 関西発
2019年2月21日発
G400 エミレーツ航空利用
古代ローマ遺跡と地中海リゾートを訪ねる チュニジア 9日間
フレンドツアーふとっちょホビット添乗員です
ツアーでみなさまにお召し上がりいただいたお食事と、観光地の様子などご紹介いたします。
ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ!
お食事は星の数で評価しております。
満点は 星5つ★★★★★となります。
◎1日目
深夜、エミレーツ航空にて関西空港を出発、ドバイ乗り継ぎにて翌日午後、無事にチュニジアの首都チュニスに降り立ちました
◎2日目
空港より宿泊地のケロアンへ。
予定では、途中にローマ時代の水道橋に立ち寄る予定でしたが、航空会社に預けていたお客様のお荷物にトラブルがあり、その手続きなどで時間がかかってしまい、みなさまのご了承のもと、水道橋の観光は5日目にご案内することに。
ケロアンでの滞在先はメディナ(歴史的な旧市街)にもほど近い、かつてのカスバ(城塞)を利用した5★ホテルでした。
趣のあるホテルで、プールのある中庭もエキゾチックな情緒があってロマンチックでした♪
夜はライトアップもされていました
夕食@ホテル
お国柄、ホテルでの食事はビュッフェスタイルです。
お好みやお腹の具合に応じて選べるのがいいですね。
チュニジア料理は、先住民族ベルベル、その後入ってきたフェニキア、ローマ、そして現在のアラブまでさまざまな文化と地中海の豊富な食材などが組み合わされて生まれてたもので、バラエティがとっても豊かです。
前菜、サラダからメインディッシュ、デザートまでとっても多彩な内容でした
評価:★★★★
◎3日目
朝食@ホテル
オムレツなどの卵料理もオーダーできました
評価:★★★★
朝食後、ケロアンの観光へ
ケロアンは、中東から入ってきたアラブ人たちの最初の都で、イスラムの香りがとっても強く感じられる街です。
中世、時のアラブ王朝が築いた貯水池が今も使われていますが、そこにあるお土産物屋さんの陽気なおやじ。
チュニジアの国旗と共にポーズをとってくれました
観光では、美しいイスラム装飾で飾られたシディサバブ廟やチュニジア最古のグランモスクなど訪れました
すばらしい青空のもと、メディナの散策も楽しみました
チュニジアンブルーで飾られたかわいらしい街並み
イスラムの聖地メッカにつながっているという伝説も残る中世からの井戸“バルータ”。
ラクダがくみ上げ式の滑車を回す、昔ながらのスタイルがユニークでした
観光後、地中海沿いの港町スースへ
昼食@スースのレストランUNA STORIA DELLA VITA
オリーブの実、チュニジア風卵焼き(こちらではタジンといいます。モロッコのタジンとは全く異なりますね)など取り分けて
前菜:フィッシュスープ
メイン:伝統料理カムーニア(ビーフの煮込み)
柔らかく煮込まれていて、食べやすい味でした
デザート:オレンジとバナナ
オレンジはチュニジアでたくさん栽培されている特産品です
評価:★★★★
食後、スースのメディナを散策しました
フランスの支配からチュニジアを独立へと導いた初代大統領ブルギバさんの騎馬像
スース観光後、宿泊地ハマメットへの移動途中に、この国きっての人気リゾート地であるポートエルカンタウィへ立ち寄りました。
ハマメットでの宿泊ホテルも5★デラックスクラスでした♪
開放的な吹き抜けスタイルのロビー
夕食@ホテル
チュニジアらしいエキゾチックで多彩な料理が並ぶ贅沢なビュッフェでした
シェフが魚のグリルやパスタ料理などを目の前で調理してくれました
赤いお味噌のようなものはチュニジアの伝統調味料“ハリッサ”
トウガラシやオリーブ、ガーリックなどから作られている薬味で、トマトベースのお料理によく合います
こちらではシンプルにオリーブオイルをたっぷり加えてパンにつけていただいたりもします。
ピリッと辛い食事の後はあまーいデザート
評価:★★★★
◎4日目
朝食@ホテル
昨夜に続いて豊富な内容でした
評価:★★★★
この日は終日ボン岬半島の見どころをめぐりました
海を臨む高台に築かれたケリビアの要塞
こちらも海を臨む地に残るケルクアン遺跡
貴重なフェニキア時代の都市遺跡なのですが、なんと当時の家にはそれぞれお風呂があったんですよ!
海を眺めながらお風呂を楽しんでいたなんて、古代の人々も風流ですなぁ。。。
昼食@海を臨むレストランEL HAUARIA
前菜:フィッシュスープ
美味しいのですが、前日と同じスープ
メイン:黒鯛のグリル
魚が立てて盛り付けられているのが斬新ですね!
デザート:オレンジ
シンプルな魚のグリルは私たち日本人にもうれしい味覚です
評価:★★★★
午後は陶器とオレンジの街ナブールへ
陶器の工房の見学と、にぎやかなスーク(イスラムの商店街)があるメディナの散策など楽しみました♪
夕食@ホテル
昨夜と同じレストランでしたが、内容は変わっていていろいろ楽しめました
色彩も豊かです♪
評価:★★★★
◎5日目
朝食後、保存状態の良さで知られるローマ時代の円形闘技場が残るエルジェムの観光へ
昼食@レストランSYMPONIE
前菜:ブリック
中にたまごと野菜などを包んで揚げたチュニジアの国民的スナックです。
揚げたてで美味でした
メイン:チキンのクスクス
クスクスはアフリカの郷土料理で、世界最小のパスタ料理ですね
きれいな盛り付けでしたが、味付けがかなりピリ辛でした
デザート:オレンジ
もう何度も出てきたデザートですが、モロッコのオレンジは美味しいです
(なんか、改めて写真をみると、この日の料理はみんなオレンジ色ですね♪)
評価:★★★★(最上階のテラスからは闘技場の眺めも楽しめました)
午後、一路チュニスへ向けて北上しましたが、途中、初日にご覧いただく予定であったザグーアンの水道橋を経由しました。
最後、チュニスでの宿泊も5★デラックスクラスのシェラトンチュニスでした
夕食@ホテル
メニューも豊富で洗練されたビュッフェでした
多彩な前菜、サラダ類
いろいろつまめてうれしいですね
あたたかいメインディッシュや、彩もたのしいデザート類も充実していました
チュニジア料理は、普段食べなれない香辛料やハーブがふんだんに使われているので、慣れない方にはお口に合いにくいようですが、このホテルのお料理はさすが都会の5★らしく、洗練された内容でした。
評価:★★★★☆(4つ半)
◎5日目
朝食@ホテル
なつめやしやはちみつ類もおいしいです
もちろんたまご料理もオーダーできました
評価:★★★★★
朝食後、バルドー美術館の観光へ
ローマ時代のすばらしいモザイクのコレクションで知られる、必見の美術館です
オスマントルコ時代の宮殿を利用した館内には、すばらしい保存状態の貴重なモザイクで埋め尽くされています。
バルドー美術館と言えば、忘れることができないのがあの残虐なテロ事件。
館内には、あの惨劇と犠牲者を忘れることがないよう、銃弾の跡が生々しくそのまま残されています。
美術館の観光後、ドゥッガのローマ都市遺跡の観光へ。
観光前に、遺跡手前にあるレストランで昼食を。
昼食@ホテルTHUGGA
前菜:サラダ
メイン:イノシシの煮込み
戒律で豚肉を食べないチュニジアの人々はもちろんイノシシも食しませんが、この地は狩猟の盛んな場所で、観光客のためにメニューで出しています。
ホロホロと柔らかく煮込まれていて、お味もそんなにクセもありませんでしたが、ご希望の方はビーフかチキンに変更も可能でした。
デザートは言うまでもなくまたまたまたまたオレンジでした
評価:★★★
午後はゆったりとローマ都市遺跡をめぐりました
保存状態のよい貴重なローマ遺跡です
観光後、チュニスへと戻り、メディナの中にある夕食のレストランへ
夕食@レストランESSARAYA
かつてのオスマントルコ時代の宮殿を改装したレストランでした。
すてきな趣のあるレストランで、チュニジアの民族音楽マルーフと共にディナーをいただきました
前菜:チュニジア風サラダや前菜の盛り合わせ
メイン:ビーフの煮込み
デザート:チュニジアンクリームのプリン
ジャスミンの風味がチュニジアらしい味でした
評価:★★★★
◎7日目
チュニジア唯一の自然遺産であるイシュケル湖国立公園を経由して北の港町ビゼルトへ
イシュケル国立公園は野鳥の宝庫として有名ですが、冬季以外は渡り鳥の姿も無くなってしまいます
代わりに遊牧されているヒツジや野生の水牛などの姿が見られました
チュニジア最北の港町ビゼルトでは、カスバの残る旧港を散策しました。
にぎやかな魚市場を覗いてみました
観光後、昼食のレストランへ。
昼食@レストランBON HEUR
前菜:フィッシュスープ
具だくさんで美味でした
ラビラビサンド
ひよこ豆のペーストやオリーブなどを挟んだこの街の名物サンドです。
小さなコッペパンのサイズでした。
メイン:ローストチキン
けっこうボリュームがある内容でしたが、食べやすい味でした
デザート:ベリー風味のチーズケーキ
評価:★★★★
午後、チュニジアンブルーで彩られた街として人気のシディ・ブ・サイードを訪れました
あいにく雨まじりの曇り空になりましたが、地中海のながめなど楽しみながらの散策と、老舗カフェ“カフェ・デ・ナット”での本場のミントティーの味を楽しみました
エキゾチックな雰囲気がすてきなカフェです
この町の名物の一つがこの店のドーナツ
とってもシンプルなのですが、砂糖をまぶした揚げたてを頬ばるととっても美味しいです!
みなさまにもちょこっとサービスしました
夕食@レストランDAR ZARROUK
地中海の眺めもすてきなレストランにてゆったりとディナーをいただきました。
前菜:チュニジアンサラダと前菜の盛り合わせ
メイン:シーフードのミックスプレート
白身魚やエビのグリルとともに、ムール貝やイカのリング揚げなどバラエティ豊かな内容でした♪
デザート:フルーツいろいろ
お好きなものを取り分けていただきました。
食事のしめはミントティー
評価:★★★★★
◎8日目
名残惜しいですが帰国の日。
フライトが午後なので、午前中、最後の観光で古代カルタゴの遺跡を訪れました。
カルタゴは、ローマと地中海の覇権を争って敗れ、滅亡しましたが、残念ながらローマが徹底的に破壊し、その上に都市を築いたため、カルタゴ時代を偲ばせるものはほとんど残っていません。
代わりにローマ時代の都市遺跡が発掘されています。
古代カルタゴの中心であったビュリスの丘やアントニヌスの浴場跡などめぐりました
最後、カルタゴやローマの浪漫に触れ、帰国の途へ
カルタゴ、ローマなどの古代文明から今日のアラブ、イスラム文化、そして地中海の美しい自然とブルーで彩られた街並みなど、チュニジアのエキゾチックで多彩な魅力に触れることができるツアー、みなさまもいかがでしょうか?
ぜひみなさまのご参加を心待ちにしております
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