旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年12月13日
2023年11月11日 関西発
エミレーツ航空利用
幻想のサハラ エキゾチックモロッコ11日間
【コース番号:FE105】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります。
第1・2日目 関西空港 ~ ドバイ経由 ~ カサブランカ ~ ラバト
関西空港でご集合後、エミレーツ航空317便にてドバイへ。その後、エミレーツ航空751便にてモロッコ最大の都市、カサブランカへ。到着後、カサブランカの街を見学後、首都ラバトへ。長い空の旅でした。
ホテルにチェックイン後、夕食はホテルにて。
夕食 : ホテル内レストラン
バイキングの夕食でした。
こちらはサラダのコーナー。パンにつけるピリ辛ソース、ハリラもありました。
フルーツと野菜をアレンジしたサラダもたくさんありました。
こちらは調理されたメインディッシュのコーナー。
パスタやチキン、ビーフ、お魚もありました。
こちらはデザートのコーナー、ちょっとフランスチックなスィーツもありました。
食事の評価 ★★★
宿泊地 ラバト : ファーラ ラバト ホテル 泊
第3日目 ラバト ~ シャウエン
ホテルの朝食の様子
イスラムの国なので豚肉のハムはありませんが、チキンベースのハムやチーズがたくさんあります。
こちらは暖かい食べ物、調理された野菜やゆで卵がありました。
食事の評価 ★★★
朝食後、ラバトの観光へ。ホテルからすぐのところにラバトのハッサン2世モスク、ミナレットがあります。
モハメッド5世の霊廟がオープン時間になっても開かず、見学に時間がかかってしまいました。
観光後、青の街、シャウエンヘ向かう途中にトイレ休憩をとった村の電柱。コウノトリの巣がいっぱい!アパートのようでした。
重さで倒れないかしら・・・・????
シャウエンに到着後、バスを降りて旧市街へ。
昼食 :Bab Sour
まずはひよこ豆のスープ。とても濃厚でひよこ豆がふんだんに使われているのがよくわかりました。
自家製のパン。セモリナ粉が使われていて一味違うパン。オリーブやハリラソースともよく合います。
メインは串焼き、チキンとビーフでしたが、かなりパサパサでした。遅れてしまったから焼きすぎたのかしら・・?
デザートはホームメイドヨーグルトのカラメルソース掛け。ヨーグルトとは思えないほどの濃厚さでした。
食事の評価 ★★★
昼食後、そのまま歩いて観光へ。インディゴブルーの街はとてもきれいです。
シャウエンの街の中心広場にあるハマム広場。
あちこちにインスタ映えするところがあります。
人気のスポットには人がいっぱい、写真を撮るための渋滞もありますが、こちらはあっさり待たずに取れました。
展望台から見た、シャウエンの街。
観光後、ホテルにチェックイン。ホテルの背後にシャウエンの旧市街も見えます。
夕食 : ホテルのレストラン棟にて
バイキングの夕食。サラダのコーナーです。
前菜もそこそそ種類がありました。なすのグリルがおいしかったです。
メインはチキンや魚がありました。
パスタのコーナーもあり。
こちらはデザート。巨大なプリンや季節のフルーツのザクロがおいしかったです。
ホームメイドのパンもおいしかったです。
食事の評価 ★★★
第4日目 シャウエン ~ メクネス ~ フェズ
朝、レストランに行く途中、プールサイドから見たシャウエン。この日は朝から町全体が断水(*´Д`)
朝からホテルの人がペットボトルの水を配ってくれました。朝食はなんとか食べれました。写真がなくてすみません。
朝食後、再びリフ山脈を越えて、ヴォリビリスのローマ遺跡を見学。
こちらがアグリッパの凱旋門と呼ばれるゲートです。
その後、モロッコ4古都の一つ、メクネスへ。到着後ランチ。
昼食 : Collier La Colombe
まずはモロッコの前菜の盛り合わせ。料理したレンズマメやにんじん、オリーブ、なすなど、食べやすいものばかりです。
メインはビーフのクスクス。お肉も野菜もとても柔らかく煮込んでありました。
デザートはクレープシュゼット。オレンジママレードのソースがかかっていておいしかったです。
食事の評価 ★★★★
その後、メクネスの観光をしてフェズに向かいました。
フェズの北の展望台からフェズの旧市街を見てホテルに行きました。
フェズはメディナといわれる旧市街、ユダヤ人街、王宮、フランス時代の地区に分かれています。
ホテルにチェックインしたあと、小休止。夕食はホテルにて。
夕食 : ホテルレストラン
食事の前にだされた、ナツメヤシと、モロッコのかりんとう。ラマダンのときによく食べられるものです。とても甘い~!
初めに出されたのはスープ。ひよこ豆や野菜が入っています。
メインはチキンのタジン。とても柔らかく煮込まれていました。
デザートはプリン。濃厚なまろやかなプリンでした。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 フェズ : リャド・パレ・オメイヤード 2連泊
第5日目 フェズ滞在
ホテルの朝食
宿泊しているのは私たちと1組のご夫婦だったようです。朝食はバイキングではなく、テーブルにたくさん用意されていました。
ホテルのレストランからみたフェズのメディナ。ちょうど朝日が昇ってきました。
朝食後、終日フェズの市内観光。まず。まず王宮とユダヤ人街へ。こちらは王宮の正面玄関です。
その後、南の要塞からフェズの街の展望をお楽しみいただきました。
世界一の迷宮と呼ばれるのがよくわかります。
こちらはメディナのゲートのひとつ、青のゲート。
迷宮の旧市街を歩きながら観光。こちらがブーニナニア神学校のミナレットです。
フェズの旧市街のかつての宮殿を改装したレストランで昼食。
昼食 : Palais Lahlou
まずはモロッコの前菜。野菜や豆、オリーブなど食べやすく調理されたものが出されました。
メインはケフタと呼ばれるミートボールのようなもの。焼の香ばしさはありますが、ちょっと堅かったです。
デザートは季節のフルーツ、オレンジとザクロです。ザクロは種ごと食べられておいしいです。オレンジも小さいながらジューシーで甘くておいしかったです。
食事の評価 ★★★
昼食後、引き続き歩いて観光。職人さんたちのエリアを歩きます。
こちらはよく紹介される、ネジャリン広場、タイルの噴水がきれいです。
こちらはサフラン広場、銅板細工の職人のエリアです。
そして皮なめし職人たちのエリアへ。革製品の屋上からその様子を見せてもらいました。
今回はちょっと地味な色あいでした。
観光後、ホテルにもどりました。よく歩きました。
夕食 : ホテルのレストランにて
まずはフルーツ入りのサラダ。パンも焼きたてのものが出されて、とてもおいしい。
メインはスズキのグリルでした。鮮度もよく、ほくほくでおいしくいただきました。
デザートはチーズケーキ。ちょっと堅めでした。
第6日目 フェズ ~ 中アトラス山脈越え ~ エルフード ~ メルズーガ
朝食後、中アトラス山脈へ。途中、イフランで休憩。王宮もある高原リゾートです。紅葉がとてもきれいでした。
こちらがアトラスのライオンの像、普通のサバンナにいるライオンよりも大きいそうですが、今はラバトの動物園にしかいないそうです。
青空に紅葉した木々が本当にきれいでした。
アトラス越えの高原のリンゴで有名なミデルトへ。
昼食 : Kasbah Asmaa
前菜は野菜のスープです。ちょっと涼しかったので体が温まりました。
メインはますのグリル。ほくほくでとてもおいしかったです。皆様にも好評でした。「
デザートは名産のリンゴを使ったアップルタルトです。甘さ加減もちょうどよく、おいしかったです。
食事の評価 ★★★★★
その後、ジズ渓谷を見ながらドライブ。途中写真ストップで数か所とまりながらドライブを続けました。
雨が降っていないので、ほとんど水がありません。
ジズ渓谷のオアシス。緑をみると、ほっとします。
オアシスにあるのがなつめやし。木の下には畑があるのが通常です。
そして砂漠の入り口、エルフードの街を通り、メルズーガへ。ちょうど夕暮れ時に到着しました。
夕食はホテルにて
夕食 : ホテル レストラン棟
バイキングです。 前菜はたっぷり、種類も多くありました。
なすやゴマのペーストはパンにつけていただくとおいしいです。
暖かいお料理も多く、チキンやビーフ、パスタもありました。
お野菜の煮込みもおいしく、ナスとチーズの煮込みは美味でした!
こちらはデザートのコーナー。ケーキやプリン、フルーツなどがありました。
食事の評価 ★★★★
食事が終わってからとったホテルの様子。砂漠で見る星空はとてもきれい。夕食後、皆様と星空を眺めに行きました。
アラビアンナイトの世界です。
正面がレセプションのある棟です。
宿泊地 メルズーガ :カスバホテル トンブクトゥ 泊
第7日目 メルズーガ ~ ワルザザート
朝食前にホテルの敷地内からご希望の方はラクダにのってメルズーガの砂丘へ。ホテルを出発したときはまだ真っ暗です。
今日の日の出は7:43です。だんだんと明るくなってきました。
朝日が昇る反対側もピンク色に空が染まってきれい!
そしていよいよ朝日が昇ってきます。
赤く、空が染まります。
出ました~! お天気に感謝です。
雄大な景色です。思ったよりさむくなかったのですが、砂漠の砂がとても冷たかったです。
日の出鑑賞の後、ホテルに戻り、荷物をまとめました。
朝食 : ホテル内 レストラン棟
やはりバイキング
恐ろしいほど、パンの種類が多かったです。甘いパンが殆どですが、すべて自家製。全種類食べるのは不可能( ^ω^)・・・
食事の評価 ★★★★
ホテルを出発してひたすら乾いた大地を走ります。こちらはハッタラまたはカナートと呼ばれる地下導水路の穴です。時間があるのでちょっと立ち寄ってけんがくしました。
途中、テネヒールのオアシスがきれいに見えるパノラマスポットに立ち寄り、昼食のレストランへ。
町が自然に溶け込んでいます。
昼食 : Le Petit Gorges
昼食の席は中で用意されていたのですが、あまりにも良いお天気で、テラス席も空いていたので、テラス席を用意してくれました。こちらはテラスからの景色です。
焼きたての自家製パン、温野菜やモロッコの前菜をまずいただきました。
そして野菜入りのスープ。
メインは卵とミートボールのタジン。トマトソースととてもよく合います。
デザートは季節のフルーツ。小さいですが、旬のフルーツはおいしい!
食事の評価 ★★★★★
昼食後、トドラ峡谷へ。数年前にがけ崩れがあって通行止めになっていましたが、今は川沿いを歩くことができます。
青空の元、空気もきれいで、湧水からあふれ出た透明度抜群の美しい川を見ながら、散策しました。
ほんとうに素晴らしい景色でした。
何枚もとってしまいました・・・・!
その後、カスバ街道をドライブしながら、ワルザザートのホテルへ。
こちらがワルザザートのホテルのプールです。
ワルザザートは映画の町、撮影に使われた装置がホテルに置かれています。
夕食 : ホテル内 イタリアンレストラン
前菜はハムとカプレーゼサラダ。ビーフのハムっぽかったです。
メインはミラノ風カツレツですが、長方形でした。どうしたらこんな形になるのかしら・・・・?添えてあるパスタはアルデンテ
デザートはティラミスでした。とても濃厚、砂漠気候で水分が抜けたのかと思うぐらい、堅かったです。
食事の評価 ★★★★★
ホテルのロビーの様子も素敵なので写真をとりました。ミントティーをサービスしてくれる場所です。
宿泊地 ワルザザート : ホテル ベルベル パレス泊
第8日目 ワルザザート ~ 高アトラス山脈 ~ マラケッシュ
ホテルの朝食の様子
ドライフルーツやナッツ、フルーツの甘露煮もありました。ジャムも自家製っぽかったです。
温かい料理もたくさん、グリルトマトや温野菜、ポテトなど
ゆで卵やソーセージ、オムレツも頼めば作ってくれるコーナーがあります。国際色豊かなホテルなので、ポーク!と大きく書かれたところにポークハムもありました。
チーズやフルーツのこーなーです。
食事の評価 ★★★★
ワルザザートには有名なカスバがあり、こちらはタウリットのカスバ。その反対側には映画の博物館があります。
そして郊外にはいくつもの映画の撮影所があり、こちらは最大のアトラス撮影所。中庭だけはいることができました。
撮影所内にはホテルもあります。有名人が泊まるのかしら??
こちらはティフルトゥトのカスバ。現在はホテルになっていてちょっと中で写真をとらせてもらいました、
そして数々の映画の撮影に使われた、アイト・ベン・ハッドゥへ。正確にはカスバではなく、クサールです。高台から前景の写真を撮ってからクサールへ。
アイト・ベン・ハッドゥのなかからとった写真です。
高いところには穀物倉庫があり、ご希望の方は登れます。
アイト・ベン・ハッドゥを見学後、バスで昼食のレストランへ。とても素敵なホテルでした。
昼食 : Riad Kssar Ighnda
こちらはスープの前に出されたおつまみ。
ベルベル風のスープ。セモリナ粉が入ってトロっとしています。ちょっと味が薄かったかな?!
ベルベル風のオムレツ。トマトソースと卵が調理されたもの。タジン鍋で調理すると、また一味違います。
メインはビーフタジン。プラムや杏、いちぢくなどのフルーツと一緒に煮込んであり、ビーフ肉もとても柔らかく煮込んでありました。おいしかったです。
デザートはフルーツサラダ。季節のフルーツをふんだんに使った、缶詰フルーツなしのフルーツサラダです。
食事の評価 ★★★★★
こちらが昼食をいただいたホテルの中庭。プールの水の色がとてもきれい。雰囲気もとても素敵
その後、アトラス山脈を越えてマラケッシュへ。ホテルにチェックインして、夕食はホテルにて。
夕食 : ホテル内レストラン
チョイスメニューで、前菜はカプレーゼサラダまたはタコのサラダ。昨夜にカプレーゼは食べたので、全員タコのサラダをチョイス! ポテトをタコがよく合います。タコは柔らかです。
メインはチキンの胸肉のグリルまたはサンピエールという魚のグリル。こちらは魚料理の写真です。
デザートはチョコレートのプラリネケーキまたはバナナクリームケーキ。チョコレートケーキの盛り付けがとてもきれい!
こちらがバナナクリームケーキです。
食事の評価 ★★★★★
第9日目 マラケッシュ滞在
ホテルの朝食の様子
朝食のお部屋は広くて解放感がありますが、食事内容はいまいちでした・・・。
フルーツ、野菜のコーナー。なぜかバターがいつも品切れ??
きれいに並んでいますが、ケーキをとるためのトングがないし、スプーンがない。
オムレツや目玉焼き、卵料理を焼いてくれるコーナーはありますが、スタートはおそめです。
食事の評価 ★★★
ホテルの中庭。プールが真ん中にあり、とても雰囲気はいいです。2022年に開業したばかりとのことです。
プールに入ったお客様が、水がとても冷たかったとのことでした。
こちらがホテルの入り口。バラの花びらを入れた噴水があります。フロントに入ると、とても良い香りがします。
フロント前の吹き抜けの間。
奥にはタイルがきれいな中庭があります。
朝食後、マジョール庭園へ。
デザイナーのイヴ・サン・ローランが画家の意思を引き継いで手入れした美しい庭園です。どこを見ても写真映えします。
そしてマラケッシュのメディナへ。今年の9月の地震のため、建物が倒れないようにモスクの壁には支えがありました。
こちらはバヒア宮殿。一部修復中で見学できませんが、地震の後再開して今回は内部を見学することができました。
こちらは三大ミナレットの一つ、マラケッシュのクトゥビアの塔です。やはり上の部分には崩れないように支えが見えます。
昼食 :Le Marakech
今日はイタリアンの昼食、まずはニース風のサラダ。ツナが入っています。ちょっとドレッシングが少なめでした。
メインはピザ、キノコ、ナス、ひき肉などが載っています。
デザートはアイスクリーム。暑かったので、おいしくいただきました。
食事の評価 ★★★★
観光、昼食後、いったんホテルに戻って小休止。こちらはホテルの中庭の様子です。
夕刻、再びマラケッシュの旧市街へ。涼しくなる夕刻には人がいっぱい集まってきます。
毎日雲一つない快晴の日々でしたが、今日だけ雲がありました。それがとても良い演出になり、息をのむような夕焼けでした。
夕刻のジャマエルフナ広場です。猿回しの人を隠し撮り・・・・・(#^.^#)
暗くなるまで広場で散策したり、カフェの屋上でお茶を飲みながら夜のジャマエルフナ広場をお楽しみいただきました。
夕食 : The Red House
前菜はシーフードのパイ包み。パリパリのパイ生地にサワークリームソースが合いました。ローズマリーの枝が香りづけで刺さっているのが面白かったです。
こちらもかつての宮殿。内装はとても豪華です。
メインはローストチキン。パリっと調理されていておいしくいただきました。チキンのそこにはチーズリゾットが隠れています。
デザートはリンゴのドーナッツ。盛り付け方もおしゃれです。
食事の評価 ★★★★★ 雰囲気もサービスも良かったです。
第10・11日目 マラケッシュ ~ カサブランカ空港 ~ ドバイ経由 ~ 関西空港
朝、8:00出発、バスでカサブランカ空港へ。約4時間かかりました。到着後、チェックインを済ませ、エミレーツ航空752便にてドバイへ。EK316便に乗り継いで関西空港へ。おつかれさまでした。
コロナ後、阪神航空フレンドツアーで一本目のモロッコのツアーでした。9月に起こった地震が心配されましたが、その影響はほとんどなく、マラケッシュの旧市街でところどころその被害の様子がわかる程度で観光には全く問題はありませんでした。
コロナの期間、道路整備もされていたようで、アトラス山脈越えもスムーズでした。フェズや砂漠地帯は以前に比べると観光客は少なめでしたが、マラケッシュは大変多くの観光客でにぎわっていました。
一つの国でもいろいろな顔を持つモロッコ、エキゾチックな風景や文化を味わうことができる国です。
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