旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年12月27日
フレンドツアー 関西発
2019年11月15日出発 エミレーツ航空利用 エキゾチックモロッコ11日間 のツアーで、実際にお召し上がりいただいたお食事と観光地の様子をご紹介します
お食事の評価は★の数であらわしています。★★★★★星5つが満点です
1・2日目 2019年11月15日(金)~16日(土)
お天気は晴れ 最高気温は約15度/最低気温約6度
関西空港を出発して、エミレーツ航空でドバイで乗り継いでカサブランカへ
14:30頃にカサブランカに到着して、まずはカサブランカ観光にご案内しました
▼カサブランカのハッサン2世モスク
前の国王ハッサン2世がつくった巨大なモスクです。
その後、モロッコの首都ラバトへ向かいました
もともとは翌日に観光する予定だったラバトも、お天気も良かったのでこの日にご案内しました
▼モハメッド5世の霊廟と、ハッサンの塔
モハメッド5世はフランスから独立した時の国王で、この霊廟はかつてはモスクとして使われていたそうです。
観光後、ホテルへ
ホテル内のレストランにて、ビュッフェのご夕食でした
(ピントがあっていない写真もありますね、すいません)
この地域(中近東)っぽくない食べやすい味付けのお料理が並んでいましたよ。
初日なので、安心するお味でした
お味の評価は★★★★星4つ
3日目 11月17日(日)
お天気はくもり 最高気温は約14度/最低気温約8度でした
朝食は、ホテルにてビュッフェ
品数はあまり多くはなかったです
お味の評価は★★★★星4つ
朝食後、ホテルを出発してメクネスへ
世界遺産メクネス観光
▼ムーレイイスマル廟(残念ながら修復中で、内部の観光はできませんでした)と、マニスール門
マニスール門は「勝利の門」という意味があるそうです
ご昼食は、メクネスのレストランCollier de la Colombre にて
前菜はモロッコサラダ
ニンジン、カリフラワー、ナスのペースト、キュウリ&トマト パンと一緒にいただきます
モロッコの名物料理 クスクス
ここのレストランのクスクスは本当に美味しいです
クレープ みかん風味のはちみつがけで
お味の評価は★★★★★星5つ 満点です
昼食後は、青の町シャウエンに向けて出発です
途中、スーパーマーケットでお買い物タイムの休憩をとってホテルへ
メクネスはワインの産地なので、スーパーでワインを購入された方もいらっしゃいましたよ
ご宿泊ホテルにてビュッフェのご夕食でした
牛肉を使ったお料理、お魚料理、ミートボール、サラダとフルーツなど。
質素なメニューでしたが、シャウエンはとても田舎の地方なので、地域事情でしかたないですね。
お味の評価は★★★★星4つ
4日目 11月18日(月)
お天気はあいにくの雨 最高気温は約16度/最低気温約7度
ホテルにてビュッフェの朝食
夕食に続き、とても質素なメニューでした
お味の評価は★★★★星4つ
午前中はシャウエン観光へ
▼「蒼い宝石」とも呼ばれるシャウエンのメディナを散策。
(またしても写真のピントが合ってませんでしたね)
散策の前半は残念ながら雨の中でしたが、それはそれで趣があったかもしれません
ご昼食は、シャウエンのレストランBab Sourにて
豆のスープ
素朴な味わいがしみました~
ケバブの盛り合わせ
ケバブはお肉を串焼きにしたお料理です。ビーフケバブとチキンケバブでした
自家製ヨーグルトをデザートに。
酸味がさっぱり、美味しかったです
お味の評価は★★★★星4つ
お昼を召し上がってもらっている間に青空もでてきました
▼シャウエンのパノラマ
シャウエンを後にして、フェズへ
フェズのご宿泊ホテルにてご夕食
モロッコの民族音楽の生演奏付きでした
カボチャのポタージュ
サーモンのグリル
お魚料理は、いま一つかもしれません・・
お客様からも生臭いとのお声もありました。前の出発日のツアーではスズキを出していたので、会社にはメニューを変更できないかと報告をしております。
レモンタルト
さわやかな酸味で、美味しかったです。
お味の評価は★★★★星4つ
デラックスクラスホテルでの夕食でしたが、期待ほどではなかったのは地域柄かもしれませんが・・
メニューやレストランを変更できないかは検討させていただきます。
5日目 11月19日(火)
朝は霧がでていましたが、日中は晴れでした 最高気温は約15度/最低気温約7度
朝食もホテルレストランでビュッフェスタイル
メニューは質素でしたが、温かい卵料理は注文できましたよ
お味の評価は★★★★星4つ
この日は終日かけて、フェズの観光へご案内しました
▼王宮
フェズの職人たちの力の結晶です
▼メラ地区は、外に張り出したバルコニーがある家が特徴的な町並みでかつてユダヤ人が住んでいた地区です。
メラ地区にはこうのとりがたくさんいます
霧がかかっていてわかりにくいですが、建物の上の三角のてっぺんに置物のようにならんでいました
▼ブージュルド門とブーイナニア神学校
この門が旧市街の入り口になっています。
フェズ旧市街にあるレストランPalaceにてご昼食
前菜はモロッコサラダ
テーブルの皆さんで取り分けてお召し上がりいただきました
メインは「選べるタジン料理」
お魚(イワシ) とチキン の2種類からお選びいただけました
タジン料理はお肉が多いですが、このレストランでは珍しくお魚のタジンもありました
デザートはフルーツ
オレンジとザクロでした
お味の評価は、★★★★星4つ
午後も引き続き、フェズの観光をお楽しみいただきました
▼メディナ(旧市街)は、モロッコ最大の迷路とも呼ばれていて世界遺産に登録されています。
軒を連ねる建物の間から、真っ青な空がのぞいててとてもきれいでした
▼タンネリとは、革のなめし場のことです。
モロッコの名産品のひとつでもあるバブーシュの材料となる革もここでなめされていました。
▼ムーレイイドリス廟
フェズの創設者の霊廟です。
▼カラウィニモスク
大学も併設されているモスクだそうです。
▼フェズのパノラマ
午前中は霧がでていたので、今回は午後にご案内しました。フェズの町並みを一望できます
観光後は、ホテルにもどってちょっと一息ついていただく「ほっとタイム」をお取りいただきました。
その後、ご宿泊ホテル内レストランにてご夕食でした
メニューはシーザーサラダ、ビーフステーキをいただきましたが写真を撮り忘れてしまいました
ステーキはちょっと固かったかもしれません
今回のツアー中にお誕生日を迎えられるお客様がいらっしゃったので、デザートはケーキ に変更してもらい皆さんでお祝いしましたよ
ホテルの方も、一緒に誕生日を盛り上げてくれました。
お味の評価は★★★★星4つ
6日目 11月20日(水)
お天気は晴れ 最高気温約19度/最低気温は約7度でした
フェズをあとにして、砂漠地帯を目指します
▼途中のお手洗い休憩で立ち寄ったイフレンの町
リフレッシュを兼ねて、少し町をお散歩してみました。スキー場も近くにあるリゾートとのことで、建物のヨーロッパ風でした
標高約2,178メートルのザード峠を越えたところで、ご昼食をお召し上がりいただきました
レストランKasbah Asmaa にてご昼食
ますのホイル焼き
見た目はお世辞にもきれいとは言えませんが・・
味はさっぱりしていて美味しかったです。ホイルのなかに大きなますが隠れています
野菜のポタージュスープ
素朴な味わいが、ほっと体にしみわたりました
リンゴのタルト
途中で立ち寄ったイフレンの町がりんご の産地だそうです
お味の評価は、★★★★星4つ
昼食後、ふたたび雄大なアトラス山脈をドライブしながら、エルフードへ向かいました
▼ズィーズオアシスで、ちょっと写真ストップ
ヤシの木が青々と茂っていました
そしていよいよ、サハラ砂漠へ
ここで4WDに乗り換えて「ローズサンド」と呼ばれる赤い砂丘のあるメルズーガへ
ご夕食は、ご宿泊いただいた砂漠ホテルにてお召し上がりいただきました
ナツメヤシと野菜のスープ
途中で休憩をとったズィーズオアシスのヤシの木から収穫された、ナツメヤシを使っていたかもしれません。
リンゴとバナナのサラダ
日本ではなかなか見かけない組み合わせのサラダですね。皆さんで取り分けていただきました
チキンボール
グラタンとライス、ナスの揚げたものが付け合わせてありました
豆と牛スネ肉のお料理
手前に写っている黒いものは、プルーンにごまをまぶしたものでした。
リンゴとバナナをデザートに。
砂漠のオアシスということで、決して豪華なお食事ではありませんでしたが、これも貴重な現地の暮らしですね。
翌朝は早起きして、いよいよ絶景の砂漠の日の出を見に行きます
7日目 11月21日(木)
お天気はくもり 最高気温は約22度/最低気温約9度
早朝5:45頃に起床、6:30にホテルを出発しました
▼らくだステーションかららくだに乗ってメルズーガ砂漠の中を進みます
この日は朝8:00頃が日の出の時間でした
徐々にバラ色に染まる砂漠のサンライズ・・幻想的な絶景を拝むことができましたよ
ホテルに戻って朝食をいただきました
さすがにとても質素でした
お味の評価は、★★★星3つにしておきます
砂漠地帯を出発し、オアシスを結ぶカスバ街道をドライブしながらワルザザードへ
途中の町にあるレストランEl Khorbat muxu Berber にてご昼食
豆がベースのモロッコを代表するハリラスープと、温野菜のタジンは写真が撮れてなかったようです。
何度も申し訳ないです
お野菜のタジンは食べやすくて美味しかったです
ミートボールのタジン
アツアツ、卵でとじてありました
▼トドラ渓谷
200メートルもの切り立つ断崖を続いています
▼ティネリールオアシス
トドラ渓谷から、少し下ったところに広がっていました
ワルザザードのホテルに到着、ホテル内のイタリアンレストランにてご夕食でした
前菜の盛り合わせ
ミラノ風カツレツ
モロッコではこんなお料理なかなかないので、ほっとする味付けでした
デザートはティラミス
お味の評価は、★★★★星4つ
8日目 11月22日(金)
お天気は晴れ 最高気温は約22度/最低気温約14度
ホテルにてビュッフェの朝食
さすがに砂漠のホテルに比べてメニューも豊富でした
お味の評価は、★★★★星4つ
朝食後、午前中はワルザザード観光へ
▼タウリルトのカスバと、世界遺産アイト・ベン・ハッドゥーのカスバ
映画「シェルタリング・スカイ」の撮影もここで行われたそうです。
ご昼食は、レストランKsar Jghnda にて
ベルベルスープ
トウモロコシの粒が入った野菜スープです
ベルベルオムレツ
タジンで作ったトマトオムレツでした
デザートはフルーツサラダで、さっぱりと。
お味の評価は、★★★★星4つ
途中、お手洗い休憩でアルガンオイルのお店にも立ち寄り、「赤い古都」と呼ばれるマラケシュへ
ご夕食は、ご宿泊ホテルにてビュッフェスタイルでした
白身魚、ビーフタジン、スープ、七面鳥のお料理などが並んでいましたよ
お味の評価は、★★★★星4つ
9日目 11月23日(土)
お天気はくもり時々雨 最高気温約20度/最低気温約11度でした
朝食もホテルにてビュッフェ
おかゆなどもありましたよ
お味の評価は、★★★★星4つ
マラケシュの観光へ
▼マジョレール庭園
サンローラン趣味の青が、目が覚めるようです
▼クトゥビアの塔は、マラケシュのシンボルになっています
▼サーディン王朝の廟墓
ここは、次の王朝の時代に隠されていた墓地です
▼ハビア宮殿
撮影にもよく使われる、イスラム式の宮殿です
▼ジャマエルフナ広場(昼間の様子)
あいにくの雨で、みんな傘をさしていました
ジャマエルフナ広場近くのカフェレストランLa Marlcech にてご昼食
サラダ
ハーフ&ハーフピザ
チキンのピザと、キョフテのピザの半分ずつの味を楽しめました
デザートはアイスクリーム
お味の評価は、★★★★星4つ
観光後、いったんホテル に戻って少し休憩のお時間をおとりました。
ご希望のお客様は、ショッピングモールへご案内して、夕方、再びジャマエルフナ広場を訪れました
馬車を使って広場へ
▼夕刻のジャマエルフナ広場
屋台もでていて、昼間とはまったく違う印象になっていました
広場を散策後、レストランThe Red House にてご夕食
ヒメジ(ボラの一種)を使った前菜
グリルチキンと、キノコリゾット添え
クレームブリュレ
濃厚で、美味しかったです
お味の評価は、★★★★★星5つ
最後に美味しいお食事をいただけました
以上がモロッコの旅レポートとお食事のご紹介でした
「エキゾチック」モロッコというツアータイトルのとおり、日本では感じられない異国情緒を体験できる国なので、次の旅行先に悩まれている方はぜひ、ご検討ください
砂漠ホテルからの一面の星空、ローズサンドが輝くメルズーガ砂漠の夜明けは、必見ですよ
~最後までお読みいただきありがとうございました~
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