旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年2月22日
フレンドツアー 関西発 2023年1月26日出発
FE001 エミレーツ航空利用
遥かなるエジプトナイルの船旅と偉大なる王の夢10日間
のツアーで召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星★の数で評価。
満点は 星5つ★★★★★となります。
1日目
深夜、関西空港よりエミレーツ航空317便(B777)にてドバイへ。
飛行時間は約11時間強でした。
2日目
早朝ドバイ空港到着後、乗り継ぎエミレーツ航空927便(A380)にてカイロへ。
飛行時間は約3時間40分でした。
無事入国手続きも完了。空港からバスにて30分で最初の入場箇所、2021年4月にオープンしたエジプト国立文明博物館に到着。
モダンで洗練されたデザインの博物館は、先史時代からファラオ時代、グレコローマン、コプト教、イスラム教、近代までの様々な興味深い展示が網羅されています。
ファラオ時代の遺跡だけではないエジプトの悠久の歴史がわかりやすくまとめられています。
2021年4月3日、世界中に配信された盛大なミイラのロイヤルパレード。その記念プレートは皆の写真撮影場所として大人気で長蛇の列でした。
今もエジプトの国民食、パンはファラオ時代から変わらず作られています。
なんと約3200年前の義足もありました。さすがエジプトです!
ミイラ室の入り口は地下にあります。様々に変わっていく入口ホールの展示も楽しめます。
本日は空港近くのデラックスホテル、ロイヤルマキシムパレス ケンピンスキーに宿泊です。明日は早朝出発のため、とても便利です。
入口入ってすぐの玄関ホールです。
お部屋はシックな雰囲気でまとめられています。
夕食:ホテル内レストラン
テーブルには巨大なオリーブ入りのパンが置いてありました。
最初は新鮮なサラダです。
濃厚なマッシュルームスープ。
チキンのグリル&温野菜。
フォンダンショコラ&バニラアイスクリーム。
評価は星4つ★★★★
3日目
朝食:ホテル内レストラン
本日は早朝出発のためBOXを用意します。バケットサンドは美味でしたが、かなりのボリュームがあり皆様びっくり!
ルクソールまではナイルエアーで約1時間弱の空の旅です。機内でもデニッシュとドリンクがサービスされました。
ルクソール到着後、東岸観光が始まります。
最初はカルナック神殿にご案内。観光客の姿と比較すると、いかにこの神殿が巨大であるかがわかりますね。
高さ23メートルの巨大柱が並ぶさまは圧巻です。よく見ると当時の彩色も残っています。
聖なる池のそばにあるスカラベ像は、願いをかなえるためにグルグル周囲をまわる観光客でいっぱいです。
神殿観光後、いよいよお待ちかねのクルーズ船「ConcertoⅡ」にチェックインです。本日から3泊4日の船旅が始まります。
お部屋は全室窓が開閉可能でミニミニバルコニー付きでお部屋からも美しい写真が撮れます。滞在中は荷物も置きっぱなしで楽々です!
全室バスタブ付きというのも嬉しいですね。
昼食:船内レストラン
お食事は今回はすべてビュッフェスタイルでした。ドリンク代は部屋付で最後にまとめて支払いとなります。イスラム教徒が多いエジプトですが、エジプトの国産ワインもビールもありますので、お試しください。
前菜の冷菜ビュッフェ。
毎回趣向を変えて鮮やかに飾り付けられてました。
メインと副菜のビュッフェも種類豊富です。
パンの種類も豊富です。
デザートビュッフェも毎回変わりますが、今日は洋風でちょっぴりシンプルでした。
毎回シェフが目の前で調理してくれるコーナーもあり、今日はパスタです。パスタはどの国の観光客にも大人気でした。
評価は星3つ★★★
昼食後、お部屋で小休憩(こんな事ができるのもクルーズならでは)午後は引き続き東岸のルクソール神殿の観光です。
塔門を入ると後世に神殿の一部がモスクに転用された建物も見えます。モスクの入り口を見ると神殿が長い間砂に埋もれていたのがわかります。
エジプト国内に唯一残っているとされる貴重なツタンカーメン王と奥様のアンケセナーメンの像。
神殿内多くのレリーフが彫られていますが、珍しいベリーダンスの姿もあり、古代からベリーダンサーが存在していた事に驚かされます。
壁面の一角にはキリスト教徒が残した壁画も残っています。
昨年ようやくカルナック神殿とルクソール神殿を結ぶスフィンクス参道の復元が終了し、一般公開が始まりました。当ツアーでは参道散策のお時間もお取りしています。
観光後、香水屋さんに立ち寄り、クルーズ船に戻りました。早朝出発だったため、夕食前にゆったりできるほっとタイムを設けています。
船内を見てみましょう。まずは、船内2階のロビーです。
4階のバーラウンジはイベントが行われます。ドリンクを頼まなくてもゆっくり座ってリラックスすることもできます。
屋上のサンデッキには、プールやテーブルもたくさんあり、写真撮影の絶好スポットにもなります。ちょうど撮影中に西岸に沈む美しいサンセットに出会えました。
夕食:船内レストラン
昼食と同じパターンのブッフェスタイルです。本日の調理コーナーは珍しい牛肉ステーキでした。
評価は星3つ★★★
今晩のイベントはベリーダンスショーでした。途中お客様の近くでも踊ってくれて大サービス!セクシーな動きは真似できません。。。
引き続き、トルコの神秘主義舞踊が発祥の男性の旋回舞踊タンヌーラが始まりました。ひたすら回り続けながら重いスカートを操るダイナミックな踊りに皆釘付けでした。
4日目
朝食:船内レストラン
朝食もブッフェスタイルで、洋風、豆を煮込んだものなどエジプトの伝統的な料理など豊富に並んでいます。
今回はクルーズ中3回の和食をご用意しています。
限られた食材で頑張って和食を用意してくれるシェフに感謝です。毎朝異なるシェフが担当してくれ、少しづつ異なるメニューが登場しました。白飯(今朝は豆ごはん)とお味噌汁が毎朝用意されていました。
本日はルクソール西岸の観光です。フレンドツアーでは通常1日で行う東岸と西岸観光を2日に分けてご案内いたしますので、身体も楽でゆったりとご覧いただけます。
西岸まではこんなボートでナイル川を約5分で渡ります。
最初はメムノンの巨像で写真ストップ。巨像の後ろにはアメンホテプ3世の葬祭殿があったとされています。
次はお待ちかね、ファラオたちの墓がある王家の谷にこのタフタフ(ミニトレイン)に乗って移動します。
まず最初にラムセス4世のお墓に入場します。以前と異なり墓内での写真撮影もフラッシュ禁止ですが無料になり、描かれた鮮やかなレリーフもご覧いただけるようになりました!
次はラムセス9世のお墓へ。階段を下って降りた先には鮮やかな壁画も残されています。
いよいよあのツタンカーメンのお墓に入場します。急な階段を下りていくと小さな部屋がいくつかあり、玄室には鮮やかな壁画と棺が置かれています。向かい側には彼自身のミイラが今もそのまま眠っています。
王家の谷を後にして、1922年ツタンカーメン王墓を発掘したイギリス人考古学者ハワード・カーターが住んでいた家に向かいました。
今年は発掘100周年の記念すべき年の特別企画で内部もご案内します。彼が実際使っていた室内やカメラなどがご覧いただけます。
まだまだご案内します! 次はエジプト初の女王ハトシェプストの葬祭殿です。こちらの壁画はソマリアとの貿易に関するものなど非常に興味深いレリーフが残されています。
ぜひガイドさんの説明に耳を傾けてください。
最後の観光箇所である王妃の谷へ。
こちらでは2016年に公開された1日150名限定のネフェルタリ王妃の墓に入場します。入ったとたんに鮮やかな壁画の数々に目を奪われます。百聞は一見に如かず、ぜひともご自分の目で素晴らしい壁画をじっくりとご覧くださいね。
昼食:船内レストラン
本日はサラダとデザートの果物の種類が豊富でした。デーツ(ナツメヤシ)とイチゴが人気でした。メインの種類も少しづつ異なってます。
評価は星3つ★★★。
部屋に戻ってみるとキュートなタオルアートがされてました。微笑ましい気遣いですね。
本日午後はゆったりと船旅を楽しみましょう。シエスタを楽しんだ方もいらっしゃいました。
夕刻デッキではティータイムの時間が設定されています。のどかなナイル川の景色を楽しみながら、ツアーメイトと話しに花を咲かせました。
夕食:船内レストラン
今夜はシーフードが多く大好評でした。エビのカクテル、サーモンのマリネ、イカのフライなど人気でした。
評価は星4つ★★★★
20:30頃エスナの水門前に到着。水門通過の順番を待つ多くのクルーズ船が見えます。
23:00頃通過予定のアナウンスが有りましたが、22:00頃順番が回ってきました。
約30分かけて7メートルの高さを水分調節して通過します。驚くべきは私たちの船の前を先導するように通過していくエスナ名物の物売りの小舟たち。彼らのたくましさを再認識した夜でした。
5日目
朝食:船内レストラン
本日はまた違った和食メニューが登場していました。写真にはありませんが、鶏のから揚げが大人気でした。白米の横に懐かしいのりたまのふりかけがあったのにはびっくり!
本日午前はホルス神殿へ観光です。船から神殿まではバスを利用しますので、、ゆったりと神殿をご見学いただけます。
高さ36メートルの巨大な塔門が印象的です。
ハヤブサの頭部をもつ天空の神ホルスはここの像がエジプト国内で最もハンサムだといわれています。
奥の至聖所には船の形を模した神輿が展示されています。
神殿の壁にはホルス神が父オシリス神を殺したセト神と戦う壁画が絵巻物のように描かれています。
部屋に戻ると今日は孔雀と象のお迎えでクスッと笑ってしまいました。
昼食:船内レストラン
本日も魚料理が多く好評でした。魚のフライ、大きなエビがのっかっている味付けご飯、エキスのしみ込んだシーフードスープなどありました。
中でもチーフシェフの1番のおすすめは大きなエビのグリルで、次から次へと補充されていました。
本日はナプキンセッティングも凝っていました。
皆が驚いたこの芸術的なケーキのような物体はなんとチーズです! 食べるのがもったいない!
評価は星4つ★★★★。
午後はゆっくりとコムオンボまでの船旅です。今日もティータイムが設定され、おしゃべりを楽しんでいるとこれから訪れるコムオンボ神殿が見えてきました。
ここ数日気温が上がり連日30度以上で、犬たちも日陰を求めてシエスタ中。
コムオンボ神殿内の珍しいカレンダーのレリーフは必見です。
医療器具が描かれたユニークなレリーフもあります。
ちょうど神殿見学を終わった頃、夕日に照らされて神殿が赤く染まりました。
夕食:船内レストラン
本日のビュッフェのテーマはオリエンタルです。伝統的なエジプト料理もたくさん並んでいました。
前菜もアエーシ(エジプト風パン)と食べるゴマのペーストをはじめとする数種のディップや豆類、ピクルスが登場。
左側のお肉は鳩肉のグリルです。 他にコフタ(細長いミートボール)や串焼きなどもありました。
これぞエジプトの国民食コシャリです。ごはんにパスタ、マカロニ、豆を混ぜたものに左側にあるトマトソースをかけ、カリカリのフライドオニオンをトッピンッグしていただきます。人によってはこれに辛味ソースやお酢をかけて食べます。
本日のシェフのおすすめは七面鳥のグリルです。目の前で切り分けてくれます。
デザートもエジプトならではの甘~いスイーツが並んでいました。
評価は星4つ★★★★。
最後のディナー後にはガラベーヤパーティーが催されます。ガラベーヤとはエジプトの民族衣装です。船内売店でも購入可能です。各国から集まった観光客たちと踊りやゲームに興じます。今回は日本、スペイン、カナダ、シンガポールなどからの参加で皆様大いに盛り上がりました‼
6日目
朝食:船内レストラン
最後の和食です。日がたつにつれて和食を召し上がる方も増えてきましたが、今回はパンも美味しいし他のブッフェも充実のラインナップで好評でした。
昨夜遅くにアスワン到着、朝食後4日間お世話になったクルーズ船「ConcertoⅡを」を後にします。
アスワン観光最初の場所、未完成のオベリスクへ。こちらは古代の石切り場で、ここで切り出されたオベリスクが各地に運ばれました。このオベリスクは残念ながらヒビが入ってしまい切りかけとなりましたが、完成していればエジプト最大のものになっていたそうです。
お手洗い休憩を兼ねてカルトゥーシュのお店に立ち寄った後、ボートに乗ってフィラエ島のイシス神殿へ。この神殿もアスワンハイダムの完成で水没する運命にあったため、こちらに移されました。神殿内の至聖所の近くでは観光客の写真功勢にもかかわらず3匹の猫が気持ちよさそうに眠っていました。
次は全長550キロのナセル湖を作り出すアスワンハイダムで写真ストップ。1970年、ドイツと旧ソ連の協力によって完成した巨大建築です。
アスワン観光後、アブシンベルに向かいますが、途中北回帰線(北緯23度26分22秒)にて写真ストップ。看板も何もない所で皆様の表情は????
昼食:Nubian House
バスで3時間、ようやくアブシンベルに到着。本日のレストランはこの地方の伝統的なヌビア風家屋で造られています。
まず、エジプトのパン、アエーシとタヒーナ(ゴマペースト)と焼きナスがサービスされました。
次はショートパスタの入ったチキンスープです。
メインは野菜タジン(上)、チキンタジン(手前右),白飯です。白飯にお好のタジンをかけていただきます。タジンはチキン、ビーフ、魚の中からチョイスしました。
デザートはオレンジとバナナが出ました。
評価は星4つ★★★★。
本日宿泊のホテルはSETI ABU SIMBELです。ナセル湖畔に立つコテージタイプのリゾートホテルです。
お部屋もこの地方ならではの内装です。
全室バルコニーからはナセル湖がご覧いただけます。
本日強風のため、残念ながらナセル湖クルーズは中止になりましたが、ホテルのプールサイドからサンセットをご覧いただきました。
すっかりあたりは暗くなった頃、アブシンベル神殿の音と光のショーに出かけました。本日は18:30からスタート。日本語のイヤホンガイドもありますよ。
砂漠地帯のため、夜はかなり冷え込みますので防寒の準備が必要です。最後に大神殿と小神殿の姿も美しくライトアップされますのでゆっくり写真も撮れます。
夕食:ホテル内レストラン
音と光のショーからホテルに戻ってブッフェスタイルの夕食です。以前と違って種類も豊富で美味しくなっていました。
温かい料理もずらっと並んでいます。
エジプトらしいモロヘイヤスープもあります。
お好みの具を入れて調理してくれるパスタコーナーは大人気。
屋外で焼かれていた肉のグリルは香ばしくて美味でした。
デザートのコーナーも以前の3倍くらいになっており、充実していました。こちらはほんの一角です。
評価は星4つ★★★★(お客様的には★★★かなと思いますが、かなり改善されたので甘くなりました)
7日目
早朝、夜明けのアブシンベル観光へ。
ナセル湖から上がる朝日がだんだんと大神殿を照らしていく様は必見です。神殿正面の4体の像はすべてラムセス2世で左から右へと年齢が上がっていきます。
神殿内部の柱や至聖所にも朝日が差し込みます。内部のレリーフはヒッタイトとの戦闘場面で馬の脚の重なりが見事に躍動感を表現しています。
こちらはラムセス2世が王妃ネフェルタリのために建造した小神殿。正面には2人の立像が並んでいます。ハトホル神のレリーフや柱が印象的です。
2つの神殿見学を終えて振り返ってみると、こんな感じです。水没の危険があった神殿をここまで移転させた人類の叡智にも驚かされますね。
朝食:ホテル内レストラン
神殿から戻ってブッフェスタイルの朝食です。早朝起床だったため、待ち遠しい感じでした。若いお兄ちゃんがパンケーキとオムレツを一人で調理してました。
出発前に朝のホテル散策。
チェックアウト後、再び3時間かけてアスワンに戻ります。
行きと同じ場所でお手洗い休憩を取ります。この周辺では蜃気楼が見えます。実際には、砂漠なのに湖が見えるといったような感じです。
昼食:MOVENPICK HOTEL ASWAN
本日はナイル川の中州にあるホテルにて昼食です。往復ボートでご案内します。
こちらのビュッフェは写真に撮り切れないほどの豪華さでもっとゆっくり食べたかったとの声も上がりました。
評価は星5つ★★★★★
アスワンからカイロまではエジプト航空で1時間10分の移動です。エジプト航空のシンボルはハヤブサの神ホルスです。
カイロ到着後、ギザのホテルに向かいます。カイロ名物の大渋滞に巻き込まれ、ホテルまで1時間30分もかかりました。
本日のご宿泊はHYATT REGENCY CAIRO WESTです。チェックイン後部屋に入ってすぐに夕食です。
夕食:ホテル内レストラン
テーブルにセッティングされていたパンの色にびっくり!
前菜はシーザー風サラダ。
メインはスズキのグリル香味ソース&温野菜です。結構なボリュームでした。
デザートは甘味を抑えたチョコレートケーキでした。
8日目
朝食:ホテル内レストラン
こちらのビュッフェも種類が豊富で大好評でした。
本日はまず郊外のダハシュールにご案内します。これまでとは違ったヤシの木や野菜の畑を車窓から眺めながらの移動です。
最初に屈折ピラミッドへ。途中から角度が変わってしまった理由は色々あります。
次は赤のピラミッドへ。名前のごとく赤っぽい石が使われています。
ダハシュールを後にしてサッカラヘ。ジュセル王のピラミッドコンプレックスから入ります。
エジプト初のピラミッド、つまり世界最古のピラミッドといわれる階段ピラミッドが見えてきました。
フレンドツアーではこちらのピラミッドの内部にも入場します。奥に行くと覗き込むように下方に玄室が見えます。
こちらは南の墓です。現在は安全上の問題で入場不可となっています。
ちょうどラクダがいたので、階段ピラミッドと一緒にパシャッ。今回はラクダ引きのおじさんがちょうど不在だったのですが、通常はモデル代として撮影料を要求されますので要注意!
歩いてるとアヌビス神にそっくりの犬がいたため、思わず撮影しました。
今回、南の墓が閉鎖中のため、代替えでウナス王のピラミッドにご案内しました。ほとんど原型をとどめていない崩れかけた状態ですが、内部のピラミッドテキスト(ヒエログリフ)や当時の彩色は他では見ることのできない希少なもので初めて内部に入った添乗員自身も感動しました。
観光後絨毯の工房に立ち寄りました。子供たちが細い指で下書きもなく、見事な速さで織り上げていく姿に圧倒されました。
昼食:9Pyramids Lounge
前菜はいつものエジプトらしい前菜です。ゴマと焼きナスのペーストとサラダです。
メインはチキンのグリルと温野菜、ピラミッド型の白飯です。
デザートはお米とミルクで作るライスプディングです。
評価は星4つ★★★★。
エジプト風のパン、アエーシがそばで焼かれてました。
写真には全て写っていませんが、ここから大小合わせて9つのピラミッドがみえます。
昼食後、午後の観光スタート。まずはお待ちかねのクフ王のピラミッドへ。体をかがめて入場した後は、皆様汗だくで戻っていらっしゃいました。
ピラミッドを見ながらプレーできるゴルフ場に男性のお客様は吸い寄せられるように近づいてました(笑)
いよいよスフィンクスの足元入場です。遠くから眺める他の観光客の羨望のまなざしを浴びながら、真正面から、真後ろからとあらゆる角度からドアップでスフィンクスを満喫できます。この特別入場はお客様からも大好評でした。
観光後、パピルスのお店に立ち寄り、ホテルに戻りました。夕食までのほっとタイムで荷造りをしたり、すぐそばのコンビニに行ったりと思い思いにお過ごしいただきました。
ホテルはこんな感じです。
ロビーと地下にあるラウンジ。夕刻からピアノの生演奏がありました♪
プールもいくつかあり、リゾートに最適です。
ホテルの部屋から、遠くにピラミッドが見えました。今の時期、霞んで見えない日もありますが、今回は滞在中ずっと見えてました。
夕食:ホテル内レストラン
前菜はグリーク風サラダ。
メインはビーフメダイヨン&温野菜です。完食されているお客様が多かったです。
デザートはヨーグルト風味のパンナコッタ。
評価は星4つ★★★★。
今回は現地旅行会社からツタンカーメンのチョコレートのプレゼントがありました。中にアーモンドが入ったナツメヤシも好評でした。
ちょこっとサービスでお渡ししたエコバッグも、早速現地で使ってる方もいらして嬉しかったです。
9日目
観光最終日の今日はカイロに向かいます。途中大エジプト博物館の横を通過しました。いつオープンするのか誰もわからない博物館ですが、開館が楽しみですね。
青空に映えるモハメッドアリモスクにて写真ストップ。
本日は安息日の金曜日のため、市場はすごい人込みでした。
ナイル川の水を市内に運んでいた水道橋です。
エジプト観光の最後はエジプト考古学博物館へ。世界に誇るエジプトの秘宝の数々が展示されておりかなり見ごたえがあります。フレンドツアーではたっぷりと3時間お取りしています。いくつか代表的な展示物をご紹介します。
あのギザの第一ピラミッドを作ったクフ王の像。博物館にある王様の中では最小です。
書記座像。
ラーホテプとネフェルトの座像。
ハトシェプスト女王の像。
貴重な当時のパピルス。
ツタンカーメン王墓から発掘された副葬品の数々が展示されています。
アヌビス神の像。
内臓を収めた容器、カノプス。
ツタンカーメンの玉座。ひじ掛けは翼、脚はライオンの足になっています。
ツタンカーメンの立像。
最後にゆっくりと黄金のマスクやきらびやかな宝石類が展示されている部屋に各自入場します。常に多くの観光客でにぎわっています。ここは残念ながら撮影禁止ですから、しっかりと目に焼き付けておきましょう。
昼食:Fish Market
最後のお食事は、ナイル川沿いにあるシーフードレストランです。内装もお魚がモチーフに使われています。
前菜はいつものアエーシ、ペースト、新鮮なサラダです。
メインはボラのグリル&イカのフライ、味付けご飯でした。
デザートはさっぱりとフルーツサラダとアイスクリームの組み合わせ。
評価は星4つ★★★★。
昼食後、カイロ空港へ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア