旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年3月18日
☆☆遥かなるエジプト☆☆
ナイルの船旅と医大なる王の夢10日間
いつも旅ご飯ごご覧いただきありがとうございます。
今回のツアーのお食事と観光地の写真を紹介させていただきます。
★1・2日目★
成田からエミレーツ航空ドバイ経由で
カイロに2日目の朝10:30着。
バスに用意されていたエジプトの代表的なソウルフードターメイヤ(そら豆をすりつぶしたコロッケ)サンドをいただきました。
ほんのりカレー味で美味しい!
空港からバスで、最初の観光地
モハメッド・アリ・モスクへ
モスクを作った人は、あのボクシングのモハメドアリ・・・とは関係ありません。
当時のエジプトの支配者モハメッド・アリによって1830~建設されたモスクです。
靴を抜いて内部へ
次はエジプト文明博物館へ
2021年4月にオープンしたばかりです。
地下にはエジプト18人の王と4人の王妃の
ミイラ22体の展示室がります(撮影禁止)
アブシンベル神殿等を建設したラムセス2世
とハトシェプスト女王のミイラもありますの
でお見逃しなく。
日本から着いた初日は2か所の見学だけに
抑えて、旅のお疲れもあるので早めにホテル
にチェックインです。(15:30頃)
ご夕食は宿泊ホテル「トライアンフ・ラグジュアリ
カイロ」のレストランにて
・シーザーサラダ
・チキンのアーモンドソースがけ
・チョコレートムースケーキ
★3日目★
エジプト航空朝一番のフライトでカイロ~アスワンへ
携帯用の朝食はホテルで受け取り、空港の
チェックインが終わってからお召しあがり
いただきました。
アスワン空港から近くにある
アスワンハイダムの観光へ
ここから全長550kmのナセル湖が始まり
ます。
周囲は軍が守っているエジプトにとって
とても大事なダムです。
バスにてトイレ休憩1回挟んで約3時間で
アブシンベルへ
着後、「ヌビアンハウス」にてご昼食
モロヘイヤスープ
地元の味なので、塩分濃いめですが、この
スープはそのまま飲むのではなく、パンな
どを浸して一緒に食べると丁度良い味!
メインはタジン料理(湖の魚と豆や野菜の煮込み)
ライスの上にかけていただきます
甘いメロンでした。
朝の出発が早かったので、昼食後早めに
アブシンベルのホテル「セティ」にチェックイン
ほっとタイムをお過ごしいただきました
アブシンベル神殿の音と光のショー18:30~
を見るためにホテルを17:50にバスで出発。
ラムセス2世(BC13世紀)によって建設。
大神殿と小神殿両方を見渡せる観覧席から
神秘的で幻想的な世界へ引き込まれるような
素晴らしいショーを30分ご覧頂きました。
日本人観光客が一番多かったので、アナウンス
は直接日本語が流れ、とてもわかりやすかった
です。
ラムセス2世の最愛の王妃ネフェルタリに捧げ
られた小神殿
大神殿
★4日目★
朝焼けのアブシンベル神殿
の見学の為、朝食前に再び神殿まで行き、内部
のレリーフをじっくりと見学しました。
ヒッタイトとのカディシュの戦いで勇敢に戦う
ラムセス2世のレリーフがいたるところに見ら
れます。
大神殿内入ってすぐ右手の壁に、敵たちの髪
の毛をわしづかみにして剣をふるうラムセス2世
こちらは大神殿入って左手の壁にある、馬の手綱を
自分の腰に巻き付け敵に立ち向かうラムセス2世
かっこいい~
大神殿に入るとオシリス神の姿になったラムセス2世
の像が並びます
朝日があたるアブシンベル大神殿
朝日があたるアブシンベル小神殿
小神殿(右)と大神殿(左)を同時に見るポイント
ホテルに戻って朝食をとり
バスにて昨日と同じ道でアスワンへ戻りました。
アスワン観光その1
イシス神殿
観光の途中でクルーズ船アカマール号の
チェックイン&船内でご昼食Buffetへ
キャビンの一例その1
キャビンの一例その2
アスワン観光その2
切りかけのオベリスク
アスワン観光その3
ファルーカ(帆かけ船)にてナイル川セーリング
4日目のご夕食はクルーズ船にてチョイスメニュー
のコースです。
赤カブのスープ(スープから)
ポテトサラダ(サラダから)
ミニアランチーニ(ライスコロッケ)(前菜から)
カッテージチーズのラビオリ(メインから)
フルーツサラダ(デザートから)
ご夕食後はバーラウンジにてヌビアンショーを
楽しみました。
★5日目★
船は明け方アスワンからコムオンボまで移動して
ました。
ご朝食前にコムオンボ神殿の見学へ
船を降りて2分のところに遺跡の入り口があります。
プトレマイオス朝(BC301~30)時代の比較的新しい
神殿でワニの神(セベク神)とハヤブサの神(ホルス神)
にささげられた神殿です。
珍しいレリーフがあります。
古代の医療器具と出産の様子のレリーフ
(椅子に座って出産してたのがわかります)
足首に注目!アンクレットをしています。
頭がワニのセベク神のレリーフはいたるところに
見られます
コムオンボ神殿
の柱の円柱のデザインは全部違います
(プトレマイオス朝時代の特徴だそうです)
コムオンボ神殿見学(約1時間)から船に戻って
からご朝食(歩いてお腹が良い具合に空きました!)
本日と明日は和食も用意されます。
ナスのみそ和え、卵焼き、魚の照り焼き
お米はエジプト米ですが、それほどパサパサして
いなく、美味しかったです。
和食以外にも種類豊富なBuffetでした。
ご朝食後はお昼の観光まで、船内でゆっくりと
お過ごしいただきました。
お昼12:00頃エドフに下船
馬車に乗ってホルス神殿へ
神殿の正面にはプトレマイオス朝時代の
王が神の前で敵と戦うレリーフが彫られています。
オシリス神とイシス神の息子ホルス神像
14:00頃船に戻り、ご昼食Buffetです
ナイル川の魚
(美味しい!)
牛ひき肉とパスタ
シナモンライス
魚のマスタードソース
スパゲッティミートソース
お米とパスタのピラフと牛肉
チキンピカタとポテトとデミグラスソース
ナスやパプリカのフライ
ご昼食の後もゆっくりと船内でお過ごしいただきました。
本日17:00~17:30に屋上デッキでアフタヌーンティー
サービスがあり(コーヒーか紅茶、クッキー)
17:30頃 エスナに到着
前に待ち船がなかったので、待たずにスムーズに
エスナ水門のゲート内に入れました!ラッキー!!
下流に向けて高低差7mをここで調整します。
前と後ろの水門が閉じてから水が放出され、
少しずつ船の位置が下がっていくのがわかります。
水門通過を屋上デッキからじっくり見学したあと、
ご夕食は船内でオリエンタルエジプシャンBuffetです
ひき肉ハンバーグとウズベキスタンライス
今夜の一番のおすすめは
有名な国民食コシャリ
お米、小さなマカロニパスタ、フライドオニオン
ひよこ豆などが入っています
そばににんにくソースが置いてあるのでかけて
いただくとより一層美味しかったです。
おかわりしてしまいました.....
ラム肉
牛ひき肉いりパイ
他にもた~くさんの種類の料理が並んでいました。
☆6日目☆
クルーズ船2回目のご朝食
和食コーナーの料理
・卵焼き
・きゅうりの酢漬け
・ナスのフライみそ味
・グリーンピースいりライス
・鶏唐揚げ
黒いデーツ
朝食の各種ペイストリー
たっぷりと朝食をいただいた後、ルクソール観光へ
フレンドツアーでは東岸側と西岸側と2日間にわけて
ゆったり観光します。
出発直前に、急遽ネフェルタリ王妃の墓は修復のため
閉鎖となり、そのかわりに王家の谷の中で一番大きな
素晴らしい壁画が残る、セティ1世の墓に入場とな
りました。
ルクソール観光その1 王家の谷
セティ1世の墓の入り口の降りる階段
入口から137mの通路を降りていくと玄室があります
セティ1世(BC13世紀ラムセス2世の父)の墓
にはエジプト王の墓の中で装飾に富、最も美しい
壁画が残っています。
ハンサムなセティ1世(右)
王妃の谷のネフェルタリの墓に劣らず大変見応え
のあるお墓でした。
次に、セティ1世の墓の近くの
ツタンカーメンの墓内の
ツタンカーメンのミイラ
ラムセス4世の墓の玄室へ続く回廊
壁には王が復活後に読む死者の所のヒエログリフ
が描かれていあます。当時の色彩がよく残って
います。
ラムセス4世の玄室の石棺
青のラピスラズリから作った色彩がきれい
に残っています。
ルクソール観光その2
ハトシェプスト葬祭殿
ルクソール観光その3
メムノンの巨象
ルクソール西岸の観光後、ご昼食の時間帯に船
に戻り、ゆっくりとBuffetをいただきました。
その後 ほっとタイムです。
夕方再び下船して、ルクソール神殿のライトアップ
観光へ。(東岸側)
日が沈む前から観光を始め、途中から幻想的な
ライトアップを楽しみました。
正面のラムセス2世のオベリスク、対のもう一本は
フランスに贈呈されたため、今はパリのコンコルド広場
にたっています。
クルーズ船3泊目のご夕食
チョイスメニューのコースです。
シーフードスープ(スープ類から)
ほうれん草とリンゴのサラダ(サラダから)
さつまいもとフェタチーズとドライトマト添え(前菜から)
アヒルの胸肉(メインから)
サーモンのグリル(メインから)
蓮の花の形のビスケットとアイスクリーム(デザートから)
ご夕食後 バーラウンジにてベリーダンスショー
と伝統舞踊タンヌーラをご覧いただきました。
☆7日目☆
3泊したアカマール号をチェックアウトし
ルクソール東岸にある最大の神殿
カルナック神殿の見学へ
一番の見どころ 高さ12~21mの巨大な
柱が134本もある大列柱室
不死と復活の象徴スカラベ(ふんころがし)
を左回りに3回まわると願い事がかなう?
と言われているので、常にだれかがぐるぐる
とまわっていました。
ハトシェプスト女王のオベリスク
7日目のご昼食です
「Sonesta St.Gerge HOTEL」にて
・エビとイカのフライ
・牛肉のグリルのマッシュルームソースとスパゲティ
・ティラミス
午後のエジプト航空国内線にてルクソールから
カイロに戻りました。
ご夕食は
カイロの2連泊のホテル
フォーシーズンズ・ナイルプラザ内の
レストラン「RIVIERA」にてコースメニュー
・豆のスープ
・ナスとモツアレラーチーズのミニラザニア
・スズキのフィレ
・アマルフィのレモンケーキとレモンシャーベット
☆8日目☆
フォーシーズンズホテルのご朝食
左からグアバ・マンゴのフレッシュジュース
焼きチーズ・ベークトビーンズ・温野菜
マッシュルームなど
チキンソーセージとビーフソーセージ
ゆで卵・ローストポテトなど
どれにしようか迷いました。イチゴのペイストリー
がとても美味しかったです。
もう・・・体重増加は覚悟でいただきました。
豪華な朝食タイムの後、本日はピラミッド観光に
向かいます。
カイロからバスで約45分
サッカラの2つのピラミッドに入場観光です。
ジェセル王(BC27世紀)の階段ピラミッド
奥の玄室を見下ろす場所まで続く回廊
玄室は地下28mの場所にあります。
古代の修復時に使われた木が今でもそのまま残って
います。
階段ピラミッドの近くにあるウナス王のピラミッド
(BC24世紀)外観はがれきの山ですが・・・・
このように腰をかがめて20m程の通路を通ると
玄室の石棺と、壁には最古のピラミッドテキスト
(王が死後復活するための呪文集)のヒエログリフ
が彫られています。
ダハシュール
スネフェル王の屈折ピラミッド
近づくと表面にまだ残る化粧板がよく見えます
ギザ
クフ王のピラミッドに入場
低い階段とスロープを腰をかがめながら上がり
続けます。
息切れしながら玄室にようやくたどりづきました。
中は非常に暑く、立ち止まると一機に汗をかいてしまい
ました。荷物は小さく軽くした方がいいです。
手前がクフ王、奥がカフラー王のピラミッド
ご昼食はピラミッドを9つ見渡せる絶景の場所に
あるレストラン「9ピラミッド」にて
メインはチキンのグリルとピラミッド型のピラフ
フルーツカット盛り合わせ
レストランの外のテラスからの雄大な眺め
ご昼食後ギザの観光が続きます。
労働者の墓入場
クフ王の墓に隣接しており、ピラミッド建設
に携わった労働者の墓と言われています
このような少し足場の悪い石段を腰をかがめて
少し下りると・・・
石棺があります
そしていよいよ!!
スフィンクスの足元の特別区域に貸し切りで
入場です。
手が思った以上に大きいのがわかります。
8日目のご夕食
ご宿泊のフォーシーズンズホテルにて
オリエンタルエジプシャンBuffetです
昨日3月11日からラマダンが始まったため、
アルコール注文はできませんでしたが、ラマダン
Buffetのためいつもよりより多くの種類のお料理
が並んでいました。
お客様のテーブル
モロヘイヤスープがありました(普段はないそうです)
白いご飯の上にチキンと甘く煮たオニオンと
にんにくソースをかけていただくそうです。
シーフードのブイヤベースのようなもの
ラム肉
サラダも豊富
甘々のエジプシャンスイーツ
アイスクリーム(ラマダン時のみ)
☆9日目☆
本日帰国日ですが、エミレーツ航空19:30発のため
ゆっくりと考古学博物館の見学をしました。
階段ピラミッドを作ったジェセル王の像
最大のピラミッドを作ったクフ王の最小の像
男装していた言われているハトシェプスト女王
ツタンカーメンの部屋のみ撮影禁止です。
黄金のマスクと黄金の棺はまだ引っ越しせず展示
されていました。
ご昼食レストラン
船上レストラン「Le PaCha」の店内
野菜のペースト
ソラマメのペースト
キョフテ(牛ひき肉)とピラフ
最後に、ハーン・ハリーリ・バザールに立ち寄り、
散策をしました。
焼きたてのパンを路上で売っていました。
パンを頭に担いで自転車で配達。すごいバランス!!
ラマダン期間のためバザールの路地はいろいろな
飾り物がかかっていていつもより華やかな雰囲気!
バザールからは渋滞もなく、約1時間で空港に着きました。
エミレーツ航空19:30発にてドバイ経由で成田へ。
ツアーの皆様お元気な様子でご帰国され安心しました。
旅ご飯を閲覧いただき誠にありがとうございます。
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア