旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年2月 9日
旅ごはんをご覧くださいまして、ありがとうございます。
フレンドツアーの添乗員です。
エジプト航空利用 デラックスクルーズ船で巡る
エジプト浪漫紀行8日間~悠久の大地に触れる~
まさに悠久の大地、エジプトへ行ってまいりました。
長きにわたる歴史、そして、その歴史が生み出し、
長い年月を見つめ続けてきた遺跡群。
どの遺跡も、その年月を思うと、胸に迫るものがあります。
このツアーでは、デラックスクルーズ船で、エジプト文明の
母なる川ナイルをクルーズしながら遺跡をめぐります。
遺跡はナイル川沿いにあるので、船内にご滞在のまま
移動ができ、体が楽だとご好評を頂戴しております。
船内のお食事も、船内とは思えない質の高さだと
嬉しいお声をいただきました。
実際のお食事と景色を撮影してまいりました。
ぜひ、旅の思い出に、そして、エジプト旅行をご思案中の
皆様に、お役に立てれば幸いです。
さっそくご覧ください。
○○1日目 成田空港⇒カイロ○○
エジプト航空ビジネスクラスでカイロへ
機内のアメニティはこちらです
○○2日目 カイロ⇒ルクソール○○
カイロで乗り継ぎ、ルクソールへ。
エジプト航空の機体がこちらです
古代エジプトの都テーベがあったルクソールは、
遺跡の宝庫です
この日は陽が昇るナイルの東岸=生者の世界を
ご観光いただきました。
こちらが、カルナック神殿に続く参道です。
ルクソール神殿とカルナック神殿を結ぶ参道には
スフィンクスがずらりと並んでいます。
こちらはピネジェム1世の像。10.5mの巨像です
オベリスクが青空を突き上げるように立っています。
こちらはルクソール神殿の柱頭&壁
美しい色彩が、今なおご覧いただけます。
ルクソール神殿の正面です。
この大きさ、おわかりいただけますでしょうか・・・
ルクソール東岸の観光を終え、いよいよナイルクルーズへ
右側の青い舳の船が、今回ご乗船いただいたアマルコⅡです
気になる船内をご紹介いたします
まずは船室です。
大きな窓から差し込む陽の光で、船室が明るく、
船の中であることを忘れてしまいそうです。
こちらがバスルーム
バスタブがついていました
船室を出て、船内を歩いてみました
ここはフィットネスルーム
鏡があるので、広く感じます。
サウナもあります
こちらは船内ロビーです。落ち着いた空間です。
こちらがバーラウンジ
落ち着いた彩で、リラックスできました。
2日目ご昼食 アマルコⅡ船内にて
船内でのご昼食です。
ビュッフェスタイルのお食事です。
とても美味しくて、満点5つ星です
再び船内のご紹介。。。
こちらは、デッキから見た河岸の景色です
こんな景色を見ながらの船旅。ステキです。
2日目アフタヌーンティ アマルコⅡ船内にて
船上でアフタヌーンティのお時間です
ゆったりと、エジプトの休日をお楽しみください。
さて・・・楽しい時間は飛ぶようにすぎ、
陽は傾き、ナイル西岸に沈んでいきます。
この陽の光・・・胸が熱くなります。
2日目ご夕食 アマルコⅡ船内にて
船内でご夕食です
夜景がお食事を盛り上げます
この日はセットメニューのご夕食でした。
メニューは
グリル野菜、マッシュルームスープ、チキングリル、プリン
クルーズ船の夜はまだまだ続きます。
この日、船内にてベリーダンスとタンヌーラの
ショーが行われました
クルーズの旅は、盛りだくさんですね
○○3日目 ルクソール⇒エドフ○○
3日目ご朝食 アマルコⅡ船内にて
ご朝食のビュッフェです。
こちらの船内では、2日間和食のコーナーもご用意
お味も美味しいと好評の和食なのです。
・・・なのですが、この日はエスナの水門トラブルで
コックさんが到着できず、ビュッフェのみに
好きなものを好きなだけ・・・
ということで、ワタクシも、いただきま~す
お腹が満たされたところで、いざご観光へ出発
この日は、陽が沈むナイル西岸=死者の世界をご観光
こちらのボートに乗って、西岸にわたります
まずは、王家の谷からご観光いただきます
こちらの乗り物で、谷の深部まで進みます。
この先の谷間に、歴代の王が眠る墳墓が掘られています。
ご観光いただく墓は、ガイドによって違います。
各々思い入れが違うのでしょうね。
今回は、まず、ラムセス4世とラムセス9世の王墓から
谷の背景にはどこまでも広がる青空。
この長い年月、ここに眠り、そして何らかの形で眠りから覚めて
光を浴びた王たちを、谷と空が抱いてきたのでしょうね。。。
感慨深いです
そして、ここは外せません
ツタンカーメンの王墓もご観光いただきました。
王家の谷を出て、一路ハトシェプスト女王の葬祭殿へ。
こちらが葬祭殿の遠景です。
ハトシェプスト女王は、エジプト初の女性ファラオでした
公の場では、男装で通し、あごひげもつける
徹底ぶりだったと言われています。
この葬祭殿も、岩山と青空に縁どられています。
こちらはメムノンの巨像と呼ばれる像です。
背後にはアメンホテプ3世の葬祭殿がそびえていたそうですが、
後のファラオが建材として持ち去り、今はこの2体の巨像が
残るのみとなっています。
ローマ時代の地震で、巨像にひびがはいり、夜明けの時間に
像から、声のような口笛のような、音がするようになったそう。
そこで、トロイ戦争に登場するメムノンが、母で暁の女神エオスに
語りかける、などの伝説が生まれたそうです。
後の修復で、その現象はなくなりました。
聞いてみたかった気もします・・・
メムノンの巨像前には売店が。
売店のおじさんも元気
このコースでは、2016年から一般公開された
ネフェルタリ王妃の墓にもまいります。
エジプト史に燦然と輝く偉大なファラオラムセス2世に
深く愛された王妃でした。
王妃の谷においても、かの王妃墓の壮麗さは群を抜き、
それがファラオの愛を物語っています。
王妃の谷はこんな感じです。
ネフェルタリ王妃の墓へ・・・
一般公開されて間もないので、エジプトはお越しになられた
皆様も、ご覧になる機会がなかったネフェルタリ王妃墓。
とても貴重な機会を得ることができ、
特別感で、ドキドキしました
皆様もぜひ、ご覧いただき、王の愛を感じてください。
そして、ボートでまた生者の世界、東岸へ戻ります。
3日目ご昼食 アマルコⅡ船内にて
こちらがご昼食のビュッフェです
お食事会場の船窓からご覧いただく河岸です。
波がたっているようにみえますが、それは
目線と水面が近いから
ナイルクルーズは揺れない快適な船旅ですよ
デッキから見る景色です
皆様もご一緒に景色をお楽しみいただきました。
夕焼けが大地を染め、刻々と色が変化していきます
この一瞬一瞬が、感動の時です
宵の色が陽の明かりを押し包む頃、
エスナの水門に到着しました。
水門を通り抜けるころには、夕景の輝きが
夜の帳へと姿をかえていきました
3日目ご夕食 アマルコⅡ船内にて
この日のご夕食はセットメニューでした。
お食事内容は
チキンの前菜、トマトスープ、スズキのパンフライ、プチケーキ盛り合わせ
船内とは思えない、かわいいプチケーキの盛り合わせでした
○○4日目 エドフ⇒コムオンボ⇒アスワン○○
4日目ご朝食 アマルコⅡ船内にて
ご朝食のビュッフェです。
たくさん並んだペストリー
私の手元でこちらです。
いただきます~
ナイルから昇る朝日がまぶしい・・・
アマルコⅡ号の船体です
この日、まずは、ホルス神殿へ
エジプトで最も保存状態のよい神殿の一つです
ヒエログリフのレリーフが美しいですね
入口では堂々とした姿のホルス神が
皆様をお出迎えです
当時の美しい色彩がしのばれます
ホルス神殿には、船着場から馬車で往復します。
これも素敵な体験です
船に戻り、デッキに出てみました。
この日も最高のクルーズ日和です
船長さんにお会いしてきました
安全運航ありがとうございます
4日目ご昼食 アマルコⅡ船内にて
この日のご昼食は、船上デッキにてバーベキュービュッフェ
お食事はもちろんですが、ナイルの水面を渡ってくる心地よい風と
河岸の景色が何よりのご馳走です
パンも種類豊富です
午後のご観光地、コムオンボ神殿に到着しました。
コムオンボ神殿は、ワニの神とハヤブサの神の2神に捧げられた、
珍しい2重神殿なのです。
船は、神殿の入り口すぐ近くに停泊します
これがナイルクルーズのすばらしさです
いよいよコムオンボ神殿へ・・・
プトレマイオス朝に建設された神殿です。
ホルスの目です
その他のヒエログリフも美しい。。。
読めたら楽しいのでしょうね
ナイロメーターです。
かつて、ナイルの水位や透明さを
知るために利用された建造物です。
4日目ご夕食 アマルコⅡ船内にて
船はアスワンに向けて航行を続けます。
この日のご夕食は、エジプシャンビュッフェ。
エスナの水門トラブルでお出しできなかった分の和食を
この日の夕食に入れていただきました。
卵焼きとから揚げです。
それ以外のビュッフェがこちらです
クルーズ最後の夜だったこの日、
ガラベーヤパーティが催されました。
ガラベーヤは船内でお買い求めいただけます。
お手頃な価格なので、購入されて
お召になる方も多いのです
皆様、お似合いですよ
○○5日目 アスワン⇒アブシンベル○○
5日目ご朝食 アマルコⅡ船内にて
船内最後のお食事となりました。
日本人グループは私たちだけだったので、
和食は私たちのテーブルに出してくれました。
他に日本人グループが乗船している場合は
ビュッフェに並んでいます。
また朝日が昇ってきます
アスワンで、ルクソールからここまで旅した
クルーズ船とお別れです。
下船の瞬間・・・
アスワンでは、香水瓶のお店に立ち寄りました。
ガラスや香水の説明をしてくれます。
美しい香水瓶が並びます。
この小瓶に砂を入れて飾るのが、いい思い出になると
皆様から好評なのです
香水はちょっと。。。という方は、ぜひ
砂の容器として、思い出にお持ち帰りください。
その後、イシス神殿を訪れました。
ボートに乗って神殿へ。
神殿が見えてきました
イシス神は、冥界の神オシリスの妹であり妻で、
ハヤブサの神ホルスの母という神です。
新王国時代以降、ツノの間に太陽をのせた
冠をかぶって描かれるようになりました。
沢山のレリーフをご覧いただくことができます。
アスワンと言えば、アスワンハイダムを
思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか
アスワンハイダム完成記念塔のロータスタワーが
見えてきました。
ダムの上にバスを停めて下車
広大なダムです。
アスワンハイダムのある辺りは、砂漠が続きます。
こちらで、サラサラの砂漠の砂をお取りいただきました。
皆様、記念にお持ちになられました。
砂をお取りいただいたあたりの車窓です。
5日目ご昼食 ヌビアハウス
アブシンベルにむかいます。
こちらでご昼食をお召し上がりいただきました。
レストランの写真です
広大な大地にたつ、素敵なレストランでした。
お食事内容は・・・
前菜ナスとタヒーナ(ゴマペースト)&アエーシ、野菜のスープ、野菜のタジン&魚のタジン、バナナとオレンジ
とても美味しいお食事で、満点5つ星でした
アブシンベルにご到着後、ナセル湖のクルーズへ
こちらの船で、いざ出発
こちらが船長さんです
アブシンベル神殿に続く道が見えてきました。
アブシンベルの大小神殿がご覧いただけます。
アスワンハイダムの建設により、水没の危機に陥りましたが、
ユネスコの国際的な救済活動が行われたことでも有名です。
1964年から1968年にかけて、正確に分割されて
今の位置に移築されました。
この詳細は、音と光のショーでもご覧いただけます
クルーズを終えるころには、夕景がお楽しみいただけました。
SETIホテルです
中庭からナセル湖がご覧いただけます。
ロビーは、ひんやりとした空気が心地よい空間です
お部屋の入り口がこちらです。
平屋のコテージタイプ
鮮やかな緑とブーゲンビリアが
壁を彩ります。
日が落ちて、いよいよアブシンベル神殿へ。
音と光のショーをお楽しみいただきます
神殿に向かう道は、以前に比べ、
きちんと舗装されて歩きやすくなりました。
この夕景が胸に迫ります。
ライトアップされたアブシンベル神殿です
音と光のショーは、ぜひ皆様ご自身でご覧ください。
日本語(イヤホンのこともあります)でお楽しみいただけます。
5日目ご夕食 ご宿泊ホテル SETIホテル
ご夕食は、ご宿泊ホテルにて。
メニューは
シーフードサラダ、シーフードスープ、シーフードカネロニ、
エビのグリル&ポテト、フレッシュフルーツサラダ&アイスクリーム
○○6日目 アブシンベル⇒アスワン⇒カイロ⇒ギザ○○
朝日の中で、また違った表情を見せてくれる
日の出のアブシンベル神殿を訪れます
朝日が空を染め始め、刻々と色が移ろいます。
遺跡に空にと、目が離せません
すっかり日が昇り、またホテルへ
6日目ご朝食 ご宿泊ホテルSETI
ホテルに戻ってご朝食です。
お食事会場の壁画も素朴でかわいい
ご朝食のビュッフェです。
ワタクシの手元です。
いただきます
6日目ご昼食 アスワン モーベンピックホテル
アスワンでのご昼食は、モーベンピックホテル内にて。
ホテルへはボートでむかいます
ホテルが見えてきました。
ホテルにご到着です。
美しい南国ムードのただよう
素敵なホテルです。
ロビーの吹き抜けが心地いい
ご昼食はビュッフェです。
このホテルのビュッフェはとっても美味しい
大満足、満点5つ星
会場のダイニングも、とてもおしゃれで、
景色も素晴らしいのです
いよいよアスワンからカイロにむかいます。
アスワンの空港がこちら・・・
6日目ご夕食 ご宿泊ホテル メナハウス
ギザでのご宿泊は、ピラミッドに近いメナハウス
多くの著名人を迎え、歴史を見つめてきた老舗ホテルです。
ホテルの様子をご紹介いたします。
ご夕食もこちらのホテル内レストランでした。
お食事内容は、
シーザーサラダ、お魚のムニエル&ピラミッドライス、チョコムース
満点5つ星の美味しいお食事でした。
○○7日目 ギザ⇒カイロ○○
7日目ご朝食 ご宿泊ホテル メナハウス
ご朝食前に、ホテル内を少々散策してみました。
花が美しく、すがすがしい朝でした。
こちらは、ご朝食会場です。
ご朝食ビュッフェも、もちろん美味しく満点5つ星
いよいよギザのご観光へ。
クフ王のピラミッドに、ガスがかかっていました
ですが、あっという間にまた晴れ渡り、
最高のピラミッドが姿を現しましました。
この通りです
このコースでは、スフィンクスの足元まで
ご入場いただけます。
通常は、スフィンクスのバックにうつっている人々のように
柵の外側からご覧いただくのです。
それはそれはもう・・・この大迫力です
こちらがピラミッドコンプレックス全体です。
7日目ご昼食 SUNZ
ギザでご昼食をお召し上がりいただきます。
ピラミッドがご覧いただける絶景のレストランです
お食事内容は
エジプト前菜、魚・エビ・イカフライ他、ケーキ&アイスクリーム
お味のほどは、5点満点で4点というところです。
が・・・何にも代えがたいこの景色が魅力ですね
カイロでは、エジプト考古学博物館へ
ミイラ室もおはいりいただきます。
そして何よりツタンカーメンの黄金のマスクと
記念撮影ができるのです
他にはない特別なご体験です
モハメド・アリ・モスクがご覧いただけます。
ミナレットを見ると、イスラムの国に
やってきたんだと感じます
今回、一般の人々でにぎわう
ショッピングモールに立ち寄りました。
こちらが、ショッピングモール入口です。
一般の生活を垣間見ることができ、
とても興味深い体験でした。
ちなみに、お支払いはエジプトポンドと
クレジットカードだけが可でした。
7日目夕食 パッセージホテル内
ご夕食は、パッセージホテル内のレストランにて。
こちらがホテルです。
お席も落ち着いた空間で、素敵でした。
お食事内容は・・・
サラダ、モロヘイヤスープ、チキン&ライス、ライスプディング
クレオパトラも愛飲したというモロヘイヤスープ
疲れた体に優しいスープです。
とても美味しく、満点5つ星のお食事でした。
そしていよいよご帰国です。
壮大な遺跡での感動を胸に、空港へむかいます。
こちらがカイロ空港のラウンジです。
フライト案内のモニターを見ると、
いよいよ帰国だと実感します。
広大な大地に、母なるナイル川が悠々と流れ、
その恵みにはぐくまれた文化の壮大な遺跡が魅力のエジプト。
世界に類を見ない、素晴らしい遺跡群です。
ぜひ皆様にも訪れていただきたい遺跡が
たくさんあります。
日中の暑さで疲れた体には、ナイル川の
船旅はとても快適です。
お食事も美味しいと好評のクルーズの旅。
ぜひご参加ください。
ご一緒できますことを、心よりお待ちしております。
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア