旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年2月21日
悠久の古代エジプトとファラオの軌跡を巡る
☆ナイルの船旅と偉大なる王の夢☆
10日間
2日目
モハメッド・アリ・モスク見学
イスタンブールのブルーモスクと似た建築法です。
内部は大きなクリスタルのシャンデリアとモザイク模様
で荘厳な雰囲気でした。
エジプト文明博物館
明るいホール
トトメス3世
2泊目 カイロのホテル トライアンフ・ラグジュアリー・カイロの部屋(一例)
夕食 ホテルのレストランにて
・シーザーサラダ・チキングリルアーモンドソースがけ
・チョコレートムースケーキ
3日目
早朝出発のため、携帯用の朝食です
まだ夜中なので・・・空港に着いてからお召しあがりいただきました。
エジプト航空にてカイロ~アスワンへ移動
空港の近くのアスワン・ハイダムへ
ここから全長550のナセル湖が生まれます。
アスワンからアブシンベルまでバスにて移動(約3時間)
到着後 昼食レストラン『ヌビアン・ハウス』へ
雰囲気のあるレストラン入り口
コンソメ風野菜スープ・タヒーナ(ゴマペースト
と揚げナス
野菜と豆の煮込み
ナセル湖の魚(バウチ)入りタジン(煮込み)料理
ライスにかけていただきました。
デザートはシンプルにバナナとみかん
3泊目の宿泊ホテル SETIの部屋(一例)
ホテルから見渡すナセル湖
砂漠地方のリゾート感のあるホテルです
ホテルはナセル湖に面してます。
お部屋からナセル湖が見えます。が、窓を開け離す
と虫が入ってくるの困りました。
ホテルのお庭のプールサイドから見える美しい夕日
地球が動いている・・・と実感する瞬間でした。
夕食はホテルレストランのBuffetです
前菜コーナーの盛り付けが色とりどりで美しい
ドミノのような美しい盛り合わせですね
大きなローストチキン
デザートコーナー
夕食後 バスにてホテル近くのアブシンベル神殿の
♪音と光のショー♪
観覧席は自由席、段差があるのでどの列に座っても
ライトアップショーを見ることができます。
今日は日本人ツアーが多かったので、日本語のアナウンス
で見学。ラッキーでした!
4日目
まだ暗い早朝、ホテル5:50に出発し、アブシンベル神殿の前でナセル湖から太陽が上がるのを待ちました。サングラスが必要です!
朝日が大神殿の入り口を照らす様子
正面には巨大なラムセス2世の4体の像
日が斜めに神殿の中へはり、徐々に神殿内の壁画や
王の像を照らし始めました。
大神殿の一入口から奥60Mの聖室に彫られている
年に2回夏至と冬至の日の出の光がスポットライト
のようにラムセス2世の像に当たります。
ぴったり位置を計算して彫られています!
バスでアスワンに戻った時に、サハラ砂漠の砂を
お土産に少しいただきました。
触ると指の隙間からさらさらと落ちるくらい細かい
砂です。
アスワンの切りかけのオベリスク
遊歩道から見下ろすと大きさ、深さがよく
わかります。
今日から3泊するナイル川クルーズ船『アカマール号』
アカマール号のロビー
アカマール号のロビー
アカマール号のラウンジバー
ここでヌビアンショーやガラベーヤパーティが
行われます。
アカマール号には他の船にはなかなかないエレベーター
も設置されています。
アカマール号にてご昼食Buffet
真っ赤なトマトが美味しかったです。
ビーフとお米とパスタの炒め物
ロースト豆のトマト煮込みと白身魚のレモン風
アーティチョークのフライ
フィンガーチキンフライ
ビーフの煮込み
昼食後 続けてアスワン観光のため下船
ナイル川に浮かぶ島にあるイシス神殿にはボートで向かいます。
ナイル川から見たイシス神殿
有名なクレオパトラの父プトレマイオス12世が築いたもの
がよく残っています。
イシス神殿の巨大な第一塔門
第ニ塔門中央にハヤブサの頭のホルス神、
その左に母イシス女神のレリーフ
ファルーカ(帆かけ船)でナイル川のセイリングも
風がなく、なかなか進むことができませんでした。
そんな時、船頭さんがヌビアの歌を披露してくださり、
気づけば私たちも一緒にオーレオーレ♪♪と歌っていました。
ファルーカ(帆掛け船)から見た5つ星ホテル
オールドカタラクト。ピンクの大理石の外観に
夕日が当たって美しい。 アガサクリスティーはここに宿泊して
『ナイル殺人事件』の執筆をしました。
香水瓶のお店のご紹介です。
まずは職人さんの実演をご覧いただきました。
ブラボー!!
ラクダのデザインのかわいい瓶がたくさんあります。
4日目のご夕食 アカマール号にて
事前にお客様各自で選んでいただいたチョイスメニューコースです。
西洋ネギとポテトのスープ
チキンとコーンのサラダ
ビーフのマッシュルームソースがけ
フルーツサラダ
隣のお客様のデザートはクリームカラメル(プリン)
夕食後21:00~21:30 ラウンジバーでヌビアンショーを
楽しみました。
5日目
朝一番で船着き場の近くのコムオンボ神殿の見学です。
コムオンボ神殿を設計したイムホテプです。彼は優秀な内科医でもありました。
古代ローマ時代には彼は神格化されたため、医療に関するレリーフが残っています。
珍しいのは、古代エジプトでの座りながらの出産のスタイルです。
ハヤブサの頭を持つホルス神とワニの頭を持つセベク神を祀る
神殿なので、ワニの頭とハヤブサの頭を持つ二人の神々の
レリーフがたくさん見られます
柱の柱頭デザインが一本一本違います
ワニのミイラが入っていた石棺
出口付近にあるワニ博物館にはた~くさんのワニの
ミイラが並んでます。
コムオンボ神殿見学から帰ってからご朝食です
8:00~なのでお腹すきました・・・
クルーズ船の朝食では、日本食シェフを別に手配し、
和食も作ってもらってます。今日はおかゆでした。
お味噌汁は日本の出汁を使っているそうです。
朝食後数時間休憩した後、お昼頃エドフで下船し、地元の
馬車に乗ってホルス神殿へ移動しました。
巨大なホルス神殿の第一塔門
ホルス神殿観光から帰ってから、ご昼食Buffetを
いただき、その後は午後クルーズ船でのんびりと
お過ごしいただけます。
屋上デッキにはプール、長椅子、ブランコ椅子などが
たくさんあり、くつろぐことができます。
夕方にはアフタヌーンティーサービスもあり、コーヒーや
紅茶やクッキーなどを無料でいただきました。
屋上デッキから見た17:40頃の夕日、太陽が大きい!!!
17:50~18:10頃 エスナの水門を通過しました。
前に待ち船もいなかったので、す~っと待たずに
水門に入れました。ラッキー!!
前後の水門が閉じた後、少しずつ水が外に放出され、
船が7m少しずつ下がっていきました。
見ている間に暗くなってきました。水位が7m下がった
後、水門が開き、すう~っと前に出て下流方面に進んでいきました。
水門見学を終えた後、クルーズ船2泊目のご夕食は
エジプシャンオリエンタルBuffetです。
美味しそうなラム肉です。
ラム肉にかけるミントソース
お勧めはエジプトの国民食で有名なコシャリ!
パスタ・フライドオニオン・豆などが入っています。
ターメイヤ(そら豆のコロッケ)
グリーンピース煮込みとクスクス
デザートにはその場で揚げたてのミニドーナツを
たくさんいただいてしまいました。
エジプトはフルーツも豊富です。
一番上のお皿は柿です。(固めの柿でした)
甘々系のスイーツも種類豊富。甘くないデザート
はありません。
6日目のご朝食
和食のおかず(卵焼き、ナスのみそ浸し)
ポテトサラダ
鶏唐揚げ
きゅうりのお漬物
ルクソールを東と西に分けて2日間かけてゆったり
観光です。
午前は西岸側の観光です。
メムノンの巨象「BC14世紀の王アメンホテプ3世の像」
王妃の谷の中にある、大王ラムセス2世(BC1303~1213)から第1王妃
として寵愛を受けたネフェルタリ王妃の墓に入ります。
石灰岩の壁の上に石こうを厚く塗り、その上から壁画が描かれています。
白い服を着た女性が王妃です。
東屋の中でセネトゲーム(世界最古のボード
ゲームをするネフェルタリ。
太陽円盤のついた羽毛の冠をかぶるネフェルタリ
ミイラになったネフェルタリの遺体
なんて美しい気品のある横顔でしょう・・・
冥界で死者をオシリスまで導くジャッカル又は犬の
神、アヌビス神 お墓の壁画に必ず出てきます。
ツタンカーメンの墓
黄金の棺の中のツタンカーメンのミイラが入っていた
一番外側の石棺
ミイラは身体の部分の保存が悪く、顔と足のみ
展示されています。
ラムセス4世(BC1,151年~BC1,145年)の墓
一番奥の玄室の天井には当時のままの鮮やかな
色が残っています。
花崗岩の大きな石棺です。
西岸の王妃の谷、王家の谷とハトシェプスト女王葬祭殿の見学後
、午後は船内でゆっくりとお過ごしいただき、夕方に東岸の
ルクソール神殿の見学へ。
見学の途中からライトが付き始め、出る頃にはライトアップ
された神殿を見ることができました。
正面のエジプト国内で2番目に大きなオベリスク。
対の2本目のオベリスクは1830年にフランスにプレゼントされ、
今コンコルド広場に立っています。元の場所に戻してもらえる
ときっとラムセス2世も喜ぶでしょう。
ルクソール神殿内にあるツタンカーメン(在位前1361~前1352)
とその妻アンケセナーメンの石像
暗くなるとより一層神秘的な神殿の雰囲気を味わえます。
ライトアップされたルクソール神殿の正面
アカマール号3泊目
ご夕食はチョイスメニュー
シーフードスープ
ほうれん草とりんごのサラダ
サツマイモとフェタチーズドライトマト添え
メインはアヒルの胸肉かビーフフィレかサーモン
私はサーモンを選びました。
デザートは蓮の形をしたビスケットの中に入った
アイスクリームをチョイス
クルーズ最後の夜はベリーダンスと伝統舞踊タンヌーラ
を見ました。
音楽に合わせてカラフルなスカートを身にまといながら
アクロバット的な大技を加えた旋回舞踊を披露してくだ
さいます。とても見応えがありました。
回転しながら自動的に服の色が変わります。
7日目
今回は特別に3日目の朝も和食が用意されました。
肉じゃが・ナスとほうれん草のおひたし・卵焼き
クルーズ船を朝チェックアウトした後
ルクソール東岸のカルナック神殿の見学です
カルナック神殿内のエジプト国内で一番
大きなハトシェプスト女王(在位BC1473~1458)
が建てたオベリスク。約30m
カルナック神殿に祭られているアメン神の
聖獣である羊の頭のスフィンクス像
7日目のご昼食ルクソールにて
イカとエビのフライ
トマトスープ
仔牛肉のレモンソースとパスタの付け合わせ
ティラミス
エジプト航空にてルクソールからカイロへ飛び
ホテルフォーシーズンズナイルプラザに
チェックイン。このツアーはナイル川が見える
お部屋指定です。日中は霞む日が多いですが、
カイロの夜景はとても美しいです。
お部屋のベランダから見るナイル川と夜景☆☆(一例)
ご夕食 フォーシーズンズホテル内の中華
レストラン「EIGHT」にて
最初は飲茶メニュー
シーフードスープ(スパイシー)
メインのチキンや牛肉料理とチャーハンの写真
はございません。撮り忘れてしまったようです。
マンゴープリンとアイスクリーム
8日目
フォーシーズンズホテルの朝食Buffetレストラン
ふわふわ食感のスクランブルエッグ
ちょっと野菜不足なので温野菜をしっかり
と頂きました。
ミニクロワッサンや多くの種類のペイストリー
があります。パン屋さんのよう。
ビーフソーセージとオニオン、ポテトフライ
ビーフとチキンソーセージ2種
上のパイ生地に下のタヒーナ(ゴマペースト)
をかけていただきます。
サーモン美味しい!
チーズもきれいにカットされてます
栄養満点のハチの巣付きハチミツ
各種フレッシュジュースは瓶ごと氷の中に
つきささっています。
食べすぎのお腹を抱えてカイロのホテルを出発!!
サッカラ
最初に空いているうちに、最古のピラミッドの
ジェセル王(在位BC2668~2649)の
階段ピラミッド入場
入口の階段を少し下りて、円柱の通路を少し
進むと・・・
玄室を見下ろすことができます。
近くにあるウナス王(在位2345~2315頃)
のピラミッドのイメージ
現在のウナス王のピラミッド
ダハシュール
屈折ピラミッド
クフ王の父スネフェル王(BC2613~2589)の
墓の予定として建設。最初は下から54度の傾斜、
途中から計画が変わり、43度で建設しました。
屈折ピラミッドが失敗作だったので、同じ
スネフェル王が近くにもう一つ作ったピラミッド。
表面の花こう岩が赤く見えるので赤のピラミッド
と呼ばれています。
ギザ
クフ王のピラミッド
クフ王ピラミッドへは盗掘で開けられて場所
から中に入ります。
このようなスロープ板を上がります
大回廊の階段も上がります。息切れ。。。
昼食レストラン「9ピラピッド」
チーズパイ
チキン胸肉のグリル
レストランの前からはギザの3大ピラミッド以外
の小さなピラミッドを含めて9個見えます
貸切でスフィンクスの足元まで下りて見学です。
手が大きい!!
労働者の墓へこのような階段を下ります
労働者の墓
8日目の夕食
フォーシーズンズホテル内レストランの
Buffet
お客様のテーブルです
スイーツコーナー
9日目
ホテルの近くの考古学博物館をゆっくり見学後
昼食はリッツカールトンホテルの豪華Buffet
エジプト料理以外にもピザやパスタ類もありました。
開店と同時に入ったのでまだ誰も入っていませんでした。
きれいなBuffetコーナー
鶉のグリル
昼食後 ハーンハリーリバザールに立ち寄り
空港へ向かいました。
14世紀に開かれた古い市場は当時のままの
雰囲気が残っています。
買い物は交渉制です
市場にいたこの子を一番お持ち帰りしたかった...
市場を後にしてカイロ空港へ
夜19:30発エミレーツ航空で帰国です。
旅ご飯をご覧いただきありがとうございました。
ナイルの恵を受けて発展した古代エジプトの
壮大なる歴史遺産をたっぷりご覧いただきました。
2月は日中の最高気温30度超えの日は少ない
ので観光しやすい気候なのでお勧めです。
是非お越しください!!
フレンドツアー
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