ツアーお食事だより ヨーロッパ もっと旅行を安心に、楽しく。

旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。

トラピックス関西発 2015年1月17日 E20508 新・神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズ8日間

2015年2月16日

 

阪急交通社の小倉です。

今回私は1月17日出発 E20508「新・神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズ」に同行してきました。

ご一緒させて頂いたお客様ありがとうございました!

 

さて皆様、ギリシャ料理と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

ギリシャ料理、というものにイメージがなにも浮かばない、というかたが多いのではないでしょうか。

恥ずかしながら、私も「ギリシャ料理ってどんなんやろ・・・」という状態で行ってまいりました・・・。

 

行ってみて一番の印象は、ギリシャ料理、めちゃくちゃおいしいです。

日本人にも食べやすく、また食べたい!と思える料理にたくさん出会えました!

 

ということで、私が撮ってきた料理、ぜ~んぶお見せします!!

 

 

まずはギリシャ内陸、メテオラの奇岩が見えるホテルでの夕食から。

まず前菜は野菜スープ!器にたっぷり注いでくれます。クルトンはお好みでどうぞ!
soup.JPG

サラダが多いのもギリシャの嬉しいところではないでしょうか。
salad.JPG
ドレッシングがかかっておらず、オリーブオイルとビネガーとお塩をお好みで。野菜の甘さが感じられます。

そしてメインは白身魚のグリル!このお魚がやわらかくて、トマトと良く合っておいしかったです。
添えてあるご飯はピラフのような感じでした。海外に行くと、日本の白ごはんのおいしさがわかりますよね(笑)
dinner1.JPG

そしてデザートはリンゴ。茶色い粉はシナモンです。リンゴとシナモンって合うんですね!
apple.JPG

 

翌日の昼食はメテオラの奇岩が目の前にそびえるタベルナ、バッカスにて。
vachos.JPG←レストランの真ん前にど~ん!と奇岩がそびえます。
ちなみに、「タベルナ」とはギリシャ語でレストランという意味だそうです。高級レストランではなく、庶民的なお店のこと。ギリシャの家庭料理が楽しめるので、お気軽にどうぞ♪

食べるけど、タベルナです!

 

このお店でもたっぷり生野菜!海外でこんなに生野菜が食べられるなんて!!
salad2.JPG

メインはギリシャ料理「ムサカ」。これが絶品でした!
moussaka.JPG
ポテトとなす、ミートソース、ベシャメルソースをラザニアのように重ねてチーズをのせてグリルしたお料理なのですが、この相性が抜群!ギリシャの一般的な家庭料理ですが、日本人にもなじみのある味で食べやすいので、本当に皆様に食べて頂きたい逸品です!!

ちなみにギリシャ人のドライバーさんは、なすが苦手だそう。「うちの奥さんがムサカを作る時はなすを抜いてくれるんですよ」と、のろけていました(笑)。

デザートはギリシャ名物ヨーグルト+ギリシャ名物はちみつ。
yogurt.JPG
トルコに旅行されたことのある方はトルコのはちみつヨーグルトを召し上がられたかと思いますが、それに似ています。やはり同じ歴史も持つお隣同士の国、私たちが思うより同じ文化を共有しているのですね。

ギリシャのはちみつヨーグルトもやっぱりおいしい。ホテルの朝食などでも毎日頂きましたが、どこで食べてもおいしかったです。日本のヨーグルトより固めで、スプーンですくう感触はアイスクリームの固さくらいでしょうか。あ~おいしかったな~。また食べたいな~。

 

 

この日の夕食はデルフィという街のホテルにてゆっくり。

salad3.JPG horenso2.JPG chicken.JPG

前菜はこのあたりの地域の名物、ほうれん草パイです。このパイがまたパリッパリでとてもおいしかったです!!ほうれん草は高菜のような食感で、味もお漬物っぽくておいしかったです。

そしてまたもやサラダ!ありがたい!

メインは鶏肉とポテトの包み焼きです。骨付き肉でちょっと食べにくかったですが、パセリがいいアクセントになって良いお味でした。

そしてデザートはケーキとフルーツなのですが・・・
cake.JPG
実は私、これに似たケーキをトルコで食べまして・・・途中でギブアップしたことがありまして・・・

何が苦手なのかを説明するのは難しいのですが、簡単に言うと、スポンジにたっっっっっぷりはちみつが滲み込んでいるのです。それはもうフォークをさすとジュワーっと。

この甘さ、ぜひ皆様お試しください。これもギリシャ文化です。やっぱりトルコとギリシャは文化が似ているのですね!

 

さて皆様、お待たせいたしました。ここで今回の旅で一番好評で一番満腹になったタベルナをご紹介いたします。

agelisoutside.JPG agelisinside.JPG 
アラホバの街にあるこちらのタベルナ。店内は暖炉もあり広々した雰囲気。お店の方々もフレンドリーでサービスも早く…ここまではいいレストランだなぁ、で終わりますが。

前菜が、次々と運ばれてくるのです。その数、なんと4種類
agelis.JPG
まず丸いのはズッキーニのコロッケ。ホクホクです。とかなんとか言っている間にほうれん草パイ。こちらの地域でも定番なのですね。やっぱりおいしい。と、そこでクリームソースのロールキャベツが。まだ前菜が続いている?!と皆様驚かれているそこへチーズのフライ!このチーズフライがまたおいしくて!一口で「また食べたいものベスト3」確定です!外はカリッ、中はとろ~!
料理に付けて食べる用のヨーグルトも一緒にサーブされましたが、こちらもギリシャならでは。揚げ物に付けるとさっぱりしますよ!

そしてやっぱりサラダも♪こんなに毎回生野菜が食べられる海外旅行はあまりないかもしれないですね。
agelissalad.JPG souvlaki.JPG
さて、いよいよメインはギリシャ名物スブラキ。串焼きのことをスブラキと呼ぶらしいのですが、今回の串は豚肉と野菜でした。この串、30センチくらいあります。大きさわかって頂けますでしょうか。ボリューム満点です!

そして今回は選べるデザート!例のはちみつジュワ~のケーキ、もしくは、オレンジまるまる1こ!
ageliscake.JPG agelisorange.JPG
私の予想では皆様オレンジではないかと思いましたが、数名ケーキを選ばれたお客様がいらっしゃいました。お味いかがだったでしょうか??

オレンジは冬が旬ということで、ジューシーでおいしかったです!

 

 

そして、この日はアテネへ。

さすがアテネ。一気に都会的な雰囲気に。デート中らしきカップルも店内にいて、おしゃれな空気が流れていました。
alex.JPG alexsalad.JPG
本日のメニューはまたまたサラダから!このトマトが甘くておいしかったです。ギリシャのトマトはどこで食べてもおいしかったですね!
そしてアツアツのパンにはオリーブペーストかクリームチーズを付けて頂きます。こちらのパンはおかわり自由だそう!

今回はシーフード料理ということで、いわし&えびのフリットと白身魚のソテーでした。
この白身魚も日本人にも食べやすい味で、身がやわらかくておいしかったです。
alexiwashi.JPG alexebi.JPG alexfish.JPG

デザートはフルーツの盛り合わせ!やはりオレンジが旬ですね。キウイとリンゴもおいしく頂きました。
alexfruits.JPG

 

 

翌日はいよいよエーゲ海1日クルーズ!3つの島をめぐります。

この日のランチは船内にて。1つめの島の散策を終えて船に戻ると、そこはタベルナ!
バイキング形式なので、船酔いなど体調にあわせてお好きなものをお好きなだけどうぞ♪
olympiccruise.JPG olympiccruiselunch.JPG
 

ちなみに私たちのグループの添乗員さんも船が苦手ということでずっとしんどそうにしていましたが、ランチの時間には「トマトなら食べられる!」と、グリークサラダのトマトばっかり食べていました。(笑)
本当に、ギリシャのトマトおいしいんですよ!皆様も召し上がってみてください!

 

1日クルーズでギリシャの海と島を堪能し、夕食はアテネのホテル近くのタベルナへ。

家族経営のあたたかい雰囲気のお店でギリシャ料理を頂きました。

alsenissoup.JPG alsenis.JPG alsenisdessert.JPG
前菜はまめのスープ。イタリアといえばパスタ、ギリシャといえば豆!というくらい、ギリシャでは豆がポピュラーなんだそうです。
メインもギリシャ料理のケフテス。ハンバーグやトルコのキョフテに似ています。挽肉がやわらかく、トマト味がとても合っていました。
デザートはパンナコッタ。船疲れに甘いものが嬉しかったです。

 

 

翌日以降のお食事は自由食♪フリータイムのお客様はお気に入りのレストランに出会えたでしょうか?

私はOPにご参加のお客様に同行してきました。

ランチのレストランはアテネ中心部プラカ地区にあるパリアアテナにて。プラカ地区はタベルナが集まる地区として有名です。
paliaatenaoutside.JPG paliaatenainside.JPG 非常におしゃれでかわいらしい雰囲気のレストランでした!

paliaatenasalad.JPG paliaatena.JPG paliaatenafruites.JPG
今回のメニューもたっぷり生野菜(おいしいトマト付!)のサラダ。
そしてメインもおいしい野菜料理!イェミスタというもので、野菜の中身をくりぬき、その中にトマト味のピラフのようなごはんを詰めた料理です。こちらのトマトも完熟でおいしかったです。
デザートはフルーツサラダを頂きました♪

 

そしてこの日の夕食OPは・・・

アテネ市内の大人気レストラン「ディオニッソス」にて。
このレストラン(タベルナではなくあえてレストランといいますが)、なんとアクロポリスの丘の真下にあるのです!

dionissosinside.JPG 
テーブルからはパルテノン神殿のライトアップが見え、キャンドルに照らされた店内はロマンチックな雰囲気。プロポーズでもできそうなくらいおしゃれなお店です。(されている方はいませんでしたが)

このレストラン、料理も格別でした。

dionissossalad.JPG
まずはギリシャ名物グリークサラダ。食器もおしゃれですね~。
サラダにはギリシャ名物フェタチーズもたっぷり使われており、名物オリーブの実もたっぷり、そしてトマトは言うまでもなく絶品。一皿でギリシャを満喫できるサラダです。

と言いたいところですがディオニッソスのお食事はこの一皿では終わりません。

メインのサーモンのチーズソテーを食べて驚きました。サーモンは、こんなにジューシーに成りえるのかと。
dionissossalmon.JPG
肉厚で、脂が乗っていて、チーズとよく合って…申し分ないお味。今後の人生でこれを超えるサーモンに出会えるだろうか…と、大きな満足感と一抹の寂しさを感じながら頂きました。

と、料理を楽しみお話も盛り上がるにつれて、皆様夜景のことをお忘れの様子。(笑)

たまに「あ、パルテノン神殿見るの忘れてた!」とみんなで外を見上げてまたうっとりしました。

そして、デザートは素敵なレストランにふさわしいおしゃれなアイスとミルクパイ。
dionissosdessert.JPG
私はアイスをミルクパイに乗せて頂きましたが、あつあつパイ&つめたいアイスがとってもおいしかったです。お客様にはアイスの入っている食べられる器が大好評!カリカリのクッキー生地のようなもので、甘さもちょうどよかったです。

景色も雰囲気もお料理も、大満足のちょっぴり贅沢ディナーでした。

 

 

翌日もフリーということで私はミケーネのOPへ。

ミケーネでは遺跡の観光をしましたが、その山のふもとに広大な畑が広がっていました。

そして今回のランチはその広大な畑を所有するレストラン「コリゼラス」にて。
mikenes.JPG mikenes3.JPG
なんとこちらのレストランは各国要人や有名人も御用達のお店とのこと。店内には著名人の写真がずらーっと飾られていました。

そしてこのレストランの名物は、レストランの周りの畑で収穫したオレンジ100%ジュース。果肉入り、というジュースはよくありますが、こちらのジュースはその常識を覆すほど、たっぷりの実入り!!しかもコップになみなみ注いでくれるので大満足!!!
ミケーネ コリゼラス 名物オレンジジュース (2).JPG
今まで飲んだオレンジジュースの中で一番おいしかったです。皆様にもおすすめします!!

はい、皆様もうお気づきでしょうか。やはりこちらでもたっぷり生野菜サラダが出てきます。そして例のごとく、トマトがおいしいのです!皆様、生野菜をご希望でしたらぜひギリシャ旅行へ!
ミケーネ コリゼラス 料理(サラダ).JPG ミケーネ コリゼラス 料理(オムレツ).JPG ミケーネ コリゼラス 料理(牛肉の煮込み).JPG
前菜のオムレツはウェイターのおじさんが切り分けて配ってくれます。

そしてメインは牛肉の煮込み。お肉がほろほろで、ボリュームたっぷりでした。添えてあるものは、ギリシャのパスタです。板状のパスタを小さく四角形に切ってあり、お肉にとても合いました。
 

この日は非常に暑く(1月ですがお客様もガイドさんも半袖でした)デザートのチョコアイスがおいしかったです。
ミケーネ コリゼラス 料理(アイスクリーム).JPG

ということで、コリゼラスでのランチがギリシャの最後の食事となりました。

 

 

 

初めて行ったギリシャで初めて食べたギリシャ料理。

「ギリシャ料理ってなに?」状態の私から、1週間で「ギリシャ料理大好き!」な私になりました!

 

簡単に感想をまとめますと、

・日本人にも食べやすい味付け。スパイスやハーブなどがきつくないのでクセがない。

・野菜が多い。特に生野菜がたっぷり食べられる!

・お肉もシーフードもチーズも楽しめる。さらに名物ヨーグルト&はちみつは絶品。

といったところでしょうか。

よくお客様からのアンケートを拝見していますと、ギリシャ以外の国ですが「生野菜が少なかった」というご意見を多々頂戴致します。生野菜をあまり食べる文化のない国だとどうしてもそうなってしまうのですが、そういった点では本当にギリシャがおすすめです!

 

海&島も、山も、遺跡も、歴史も楽しめ、そのうえ料理がおいしいギリシャはこれから観光のベストシーズンを迎えます。皆様もぜひギリシャをご堪能ください!

フレンドツアー

エリア・国から探す

ヨーロッパ

アジア

アフリカ

中近東

北米

中南米

オセアニア

南太平洋

ミクロネシア

ブログ掲載後、情報が変更になっている場合がございます。
記事内に書かれたWEBサイトへのリンクは阪急交通社が管理していないものも含みます。
掲載されている情報を活用される際は、ご自身の責任で判断していただくようお願いいたします。