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知名度1位の世界遺産は「屋久島」! 10%以下しか知られていない場所も? ~阪急交通社が日本の世界遺産に関する知名度調査結果を公開~

2022年01月11日

阪急交通社では「おうちで学ぶ日本のこと!」をテーマに、知っていたようで知らなかった日本に関するいろいろな知識を発信していきます。

今回は「日本にある世界遺産」についてです。日本にある全25件の世界遺産の内、世界遺産としてよく知られているのはどこか、行ったことのある人の多い世界遺産はどこかなどのアンケート結果を公開します。

屋久島.jpg

【調査概要】

有効回答数:524

調査期間:2021/9/172021/9/24

調査対象:全国、20代以上の男女

調査手法:Webアンケート

 

世界遺産とは、1972年の第17UNESCO総会で採択された世界遺産条約(正式には「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」)に基づき世界遺産リストに登録されたものです。世界遺産には「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産(文化遺産と自然遺産を兼ね備えたもの)」の3種類があります。

日本は1992年から当条約に参加し、現在までに25件が世界遺産に登録されています。

一番新しいものでは、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」と「北海道・北東北の縄文遺跡群」が20217月に登録されました。

25件もあると、世界遺産だと知らなかったという場所が人によってはたくさん出てくるかもしれません。今一度、どのような世界遺産があるのか確認してみましょう。

阪急交通社では日本にある世界遺産についての知名度調査を実施しました。全国500名以上の方を対象に、世界遺産として登録されている全25ヵ所を挙げ、「そこが世界遺産だと知っていたか」について回答してもらいました。

それではアンケートの結果を紹介していきましょう。

世界遺産として一番知名度が高いのは「屋久島」

以下は、「日本の世界遺産一覧の内、あなたが『ここは(これは)世界遺産だ』と認識していたものを全て選んでください」という質問の結果です。

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この中で一番知名度が高かったのは「屋久島」で、7割近くもの人が世界遺産だと認識しているという結果となりました。

屋久島は1993年、日本で初めて「自然遺産」として世界遺産に登録されています。樹齢数千年とも言われる屋久杉の天然林を有すること、植生の垂直分布が顕著に見られること、多くの固有植物の存在などが世界遺産登録の理由になりました。

 屋久島.jpg

<屋久島>

一方で8.6%と一番知名度が低い結果となったのは、「国立西洋美術館本館」です。国立西洋美術館本館は、「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献 ―」として7ヵ国17資産が選ばれた内のひとつであり、施設単体で選ばれたのではありません。

ル・コルビュジエとはフランス人の建築家です。日本を含む7ヵ国が世界文化遺産に共同推薦をした結果、ル・コルビュジエの建築作品は人類の創造的才能を現す傑作であり、建築に革命をもたらしたなどとして世界遺産への登録が認められました。

国立西洋美術館本館.jpg

<国立西洋美術館本館>

屋久島をはじめ、原爆ドーム、厳島神社、姫路城など上位の世界遺産は、特定のスポットとしてわかりやすいという傾向がありました。世界遺産の中には「~群」のように、複数の遺産をまとめて示すものも多くあり、その場合は実際にどのような構成資産があるのか知られていないケースもあると考えられます。

 

世界遺産に行ったことのある人の割合は?

それぞれの世界遺産に行ったことがあるかについても調査しました。結果はこちらです。

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「法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)」に行ったことのある人が一番多く、42.2%となりました。行ったことのある人の感想として「奈良の法隆寺は流石に世界最古の木造建築だけあって、その趣に感動しました」ともありましたが、世界最古の木造建築が数多く残っていることが世界遺産登録の理由となっています。

 法隆寺.jpg

<法隆寺>

世界遺産としての知名度が一番高かった屋久島も、行ったことがあるかどうかとなると、6.9%となります。屋久島までのアクセスがやや難しかったり、縄文杉(屋久杉の中でも最大とされる木)を見るには往復10時間歩く必要があったりなど、観光におけるハードルの高さが原因とも思われます。しかし行ったことのある人の感想には「屋久島は、素晴らしい自然遺産でした。屋久杉を見に行くまでは大変な道のりでしたが、行く価値のある素晴らしい景色でした!」とあるなど、その分高い感動を味わっている方も多いようです。

行ったことのある人の割合が一番低かった「小笠原諸島」は、週に1便の船で片道24時間かかることから、行ったことのある人はどうしても少なくなることがわかります。東京都の島といっても都心から南に1,000kmも離れ、大陸と陸続きになったことがないという小笠原諸島は、固有種の宝庫と言われ、それが世界遺産に選ばれた理由ともなっています。小笠原諸島では、今でも進行中の進化の過程までが見られるそうです。

小笠原諸島へ行ったことのある人からは、「海も島もすべてが素晴らしく、時間がとれるようになったら、ぜひもう一度行きたいと思っています」「本土から離れた離島であるため、星空、野鳥などを楽しむことができた」といった感想がありました。

小笠原諸島.jpg

<小笠原諸島の南島>

 

日本にある世界遺産への観光について

世界遺産は観光スポットとしても人気がありますが、その地域や施設などにおける歴史、価値などを知っておくと、より奥深く楽しむことができるでしょう。

これまで知らなかった世界遺産にもぜひ興味を持ってみてください。思ったより近くに世界遺産があったと驚かれた方もいるかもしれませんし、旅行先の候補にできそうな場所が新たに見つかった方もいらっしゃるかもしれません。

阪急交通社では、今回ご紹介した世界遺産に登録された地域を含む日本各地のツアーを多数催行しています。気になった世界遺産がありましたら、ぜひ現地を訪れてみてください。なお、世界遺産は保護・保全することが重要な目的となっています。観光の際には現地でのルールに従い、世界遺産の状態を守ることを第一に考えた秩序ある行動をとりながら楽しみましょう。

 

▼世界遺産特集はこちら(海外の世界遺産についても確認できます)

https://www.hankyu-travel.com/heritage/

▼日本の世界遺産一覧はこちら(世界遺産ごとの特集ページもございます)

https://www.hankyu-travel.com/heritage/japan/

 

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