旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2020年11月26日
関西発クリスタルハート
2020年11月03日出発 5W859
【往復新幹線グリーン車利用】長門湯本温泉「大谷山荘芙蓉館」&萩「北門屋敷」で寛ぐ大人旅 3日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介させていただきます。
◎1日目 昼食
島根県 のれん宿 明月
老舗旅館「のれん宿 明月」にて、津和野の郷土料理膳のご昼食をお召し上がりいただきました。
旅館ならではのおもてなしが溢れ、気持ちよくゆったりとしたお食事時間となりました。古くから作り継がれてきた郷土料理からは、純粋な温かい人情が感じられました。関西ではなかなか見られない珍しい「石のこころ」は、魚などに酢をつけて重石で味付けされた甘酢漬けなど、津和野の味との出会いをお楽しみいただき、お客様も大変喜ばれておりました。
◎1日目 夕食
山口県 萩市 北門屋敷
山口県の旅館「北門屋敷」にて和食膳のご夕食をお召し上がりいただきました。
全国的に有名な山口のふぐ。地元では【ふぐ、ふく、福】と縁起のいい食べ物とし、【ふぐ】ではなく【ふく】と呼ばれ親しまれてきました。今回はとらふぐ刺しとしてお召し上がりいただきました。
黒毛和牛しゃぶしゃぶは柔らかいのに脂はしつこくなく、奥深い味わいでした。
郷土料理の山口名物である瓦そば、茶そばのパリパリとした触感で、味もしつこくなくさっぱりとした味わいでした。瓦そばは西南戦争時、野戦の合間に瓦を使って野草や肉などを焼いて食べたことが起源だとされ、歴史を感じながらのお食事となりました。
《御献立》
先附:胡桃豆腐(胡桃、吉野葛、わらび粉)
前菜:晩秋の彩り(菊の花お浸し、秋刀魚の祐祐庵焼き、二色真蒸、つぶ貝山葵和え、スモークサーモン寿司)
向附:萩の地魚盛り合わせ(平政、鯛、わさび、あしらい一式)
小鍋:黒毛和牛しゃぶしゃぶ(黒毛和牛、水菜、シメジ、白葱、葛きり、焼豆腐、ポン酢)
酢物:ふく刺し(とらふく、小葱、ポン酢)
焼き物:瓦そば(そば、金紙卵、甘露椎茸、牛肉)
蓋物:鯛あら焚き(鯛、小芋、こんにゃく、木の芽、針生姜)
お椀:清汁仕立て(ふくつみれ、まりも、結び湯葉、三つ葉、青柚子)
お食事
水菓子:本日のデザート
◎2日目 朝食
山口県 萩市 北門屋敷
朝食は和食をお召し上がりいただきました。
ご飯、焼き魚、煮物、サラダなど、味付けも塩分控えめで、バランスの良いお食事内容で健康的な朝食でした。
◎2日目 昼食
山口県 萩市 萩の御厨 高大
山口県の「萩の御厨(みくりや) 高大」にて見蘭牛ステーキランチのご昼食をお召し上がりいただきました。
天然記念物に指定された三島で飼育される三島牛とオランダ原産ホルスタインを交配して誕生したのが、「見蘭牛」です。
写真がなくて申し訳ございませんが、築150年の老舗旅館でいただく萩のブランド牛「見蘭牛」は三島牛から受け継がれた和牛本来の自然な霜降りと濃いうまみがあり、ほどよい柔らかさで絶品でした。
◎2日目 夕食
山口県 長門市 大谷山荘
山口県の旅館「大谷山荘」にて、とらふぐ刺や旬の海山の幸を使った季節の和会席をお召し上がりいただきました。
前菜の胡麻豆腐から期待が膨らみ、鮑のバター焼きは柔らかい食感とレモン、ポン酢でさっぱりといただき、とても美味しかったです。器にもおもてなしの心が感じられ、秋の美しさが器でも表現されていました。
【お献立】
前菜:胡麻豆腐(クコの実、山葵、べっこうあん)
季節の白和え(柿、海老、銀杏、インゲン)
造里:鯛、平ソ、焼メ鰆
合肴:ふぐ刺し
焼物:鮑のおどり焼き(若布、レモン、バター、ポン酢)
鍋:すき焼き(温泉玉子)
揚物:まふぐ唐揚げ(松葉そば)
飯:白飯(山口県産コシヒカリ)
汁:赤だし(なめこ、豆腐、葱、粉山椒)
香の物:三種盛り
水物:小野茶プリン(ぶどう、りんご)
◎3日目 昼食
山口県 山口市 長州苑
山口県の「長州苑」にて、瓦そばと伊勢海老陶板蒸し御膳のご昼食をお召し上がりいただきました。
1日目夕食に引き続き、2回目の山口名物の瓦そば。1日目をすでに懐かしく感じ、旅の思い出を振り返りながら、この先の観光地への期待膨らませながらのお食事となりました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
旬の美味しさやおもてなしをお客様にたっぷりご堪能いただきました!