旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2022年4月20日
関西発クリスタルハート
2022年3月1日出発 4V03W
●【伊丹空港発着】九州で食す20の味覚をご堪能 海辺のリゾートホテルでゆったり島時間2連泊 4日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介させていただきます。
◎1日目 昼食
佐賀県 ギャラリー有田
佐賀県の焼き物の里、有田らしさを感じられる「ギャラリー有田」にてご当地メニュー『有田焼五膳』のご昼食をお召し上がりいただきました。
あたりどり、有田棚田米、有田棚田米使用の甘酒など、有田の魅力満載の和食膳でした。有田名物の呉豆腐(ごどうふ)は、豆乳にでんぷんや葛を混ぜ、熱しながらゆっくり練り上げて作られます。とろりと柔らかく、もっちりとした食感でとても美味しかったです。
◎1日目 夕食
長崎県 長崎温泉 i+Land nagasaki
長崎県、離島のリゾートホテル「i+Land nagasaki」にて和会席のご夕食をお召し上がりいただきました。
長崎ならではの食材を使用したこだわりの献立で、お品書きには丁寧な説明も書かれており、それぞれのお料理について詳しく知ることができたので、より一層味わい深く感じられました。
メインの長崎和牛の炙り焼きはお好みの焼き加減でお召し上がりいただきました。口に含むと肉の旨味が広がりたまりませんでした。本日のお造里は鮃、水烏賊、ヒラマサ、鮪、サザエの5種類でした。とても新鮮で絶品でした。春の若竹鍋には、ジューシーな雲仙活き活きポークや若布、筍などが入っておりました。〆は雑炊。鰹出汁と食材の美味しさを余すことなくご堪能いただきました。
《お品書き》
八寸:木の芽和え、鯨ベーコン割ポン掛け、蓮子大みじん粉揚げ、菜の花と浅利の辛子和え、ばい貝しぐれ煮
お造里:季節の鮮魚 玉手箱仕立て
追肴:穴子桜蒸し
進肴:長崎和牛炙り焼き
強肴:春の若竹鍋
水菓子:紅塩桜プリン
◎2・3日目 朝食
長崎県 長崎温泉 i+Land nagasaki
ご朝食は和洋バイキングをお召し上がりいただきました。
席に着くと、お鍋が置かれていて驚きました。お鍋ではお好みのお味噌汁を作ることができました。具材は豆腐やわかめ、お野菜、薄揚げなど定番の具材が揃っていました。ちゃんぽん麺を入れて作る味噌汁ちゃんぽんも人気だそうです。
長崎名物のトルコライスは、バターライスの上にパスタ、とんかつ、スクランブルエッグをのせ、作るコーナーがありました。バターライスにはカレーソースやデミグラスソースをかけたり、とんかつの替りに鰺フライをのせたり、お好みのトルコライスを作ることができました。他にも好きな具材を好きなだけのせられる「のっけ丼」コーナーもあり、2日間飽きることなくバイキングをお楽しみいただくことができました。
◎2日目 昼食
長崎県 Sasebo Sunset とことわ
長崎県の「Sasebo Sunset とことわ」にて『イセエビの雲丹ソースオーブン焼き』と『雲仙活き活きポークの陶板焼』のご昼食をお召し上がりいただきました。
「Sasebo Sunsetとことわ」は九十九島パールリゾート内にあるレストランです。厳選された食材を使用し、素材の味が活かされた優しい味わいのお料理が並び、ボリューム満点でお腹いっぱいに満たされました。
◎2日目 夕食
長崎県 長崎温泉 i+Land nagasaki
1日目に引き続き「i+Land nagasaki」にてグリル料理のご夕食をお召し上がりいただきました。
お食事会場からは海を眺められ、美しい景色に心癒される素敵な夕食時間でした。お造りは、見た目も楽しめる盛り付けで、宿のおもてなしの心が感じられました。長崎ハーブ鶏とキャベツの春鍋は、〆の地やん本鍋を入れまずはそのままいただいた後に、たらこバター、チーズ、大葉を入れて、和風から洋風への味の変化が楽しめました。
《お品書き》
・春の小菜盛り合わせ(長崎名産鯨ベーコンと菜の花のナムル、白身魚と春大根の土佐酢漬け、長芋と海鮮の和え物)
・鮮魚のお造里宝石箱(旬のお造り三種 本マグロ、鯛、ヒラス)
・名物極上長崎和牛のやきしゃぶ
・雲仙ポークと海鮮の壺漬け(雲仙活き活きポークバラ肉、烏賊、有頭海老)
・長崎ハーブ鶏とキャベツの春鍋
・レモンシャーベット
◎3日目 昼食
長崎県 てん新
長崎県の本格磯料理のお食事処「てん新」にて、『大村寿司』と島原名物『具雑煮』のご昼食をお召し上がりいただきました。
大村寿司は約500年の歴史がある郷土料理です。ほんのり甘く具沢山のお寿司は、戦国時代の勝ち戦のお祝い膳が始まりだとされています。当時、将兵らが脇差しで四角に切って食べたことから「角ずし」とも呼ばれています。
島原名物の具雑煮は、大きなお鍋にたっぷりの具材を入れて煮込むのが特徴のお料理です。島原の乱で天草四郎が籠城した際、農民たちに餅を兵糧として蓄えさせて、山の幸海の幸を集め雑炊を炊き、栄養を取り約3ヶ月戦ったことが由来とされています。熱々具沢山で食べ応えがありました。
◎3日目 夕食
熊本県 玉名温泉 司ロイヤルホテル
熊本県の「司ロイヤルホテル」にて和会席のご夕食をお召し上がりいただきました。
食前酒から始まり、地元の食材や有明海の海の幸をたっぷりと使用した和会席でした。色鮮やかに盛り付けられ、目でも楽しめるお食事でした。
《弥生の御献立》
一、食前酒:赤酒梅酒
一、前菜:鰈西京焼、牡丹百合根、海老唐すみ、錦玉子、ピーナッツ豆富、柿市松、手鞠麩、辛子蓮根、ぐるぐる
一、御造里:みやび鯛間人サーモン、名物とうめい正油
一、台の物:県産ブランド味彩牛陶板焼き、塩、山葵、ライム
一、蒸物:鱧茶碗蒸し、チアシード、あん
一、焼物:天然ぶりカマ西京焼き、はじかみ、ザーサイ
一、揚げ物:海老蓮根挟み揚、菜の花、塩、ごごみ、南瓜、檸檬
一、御食事:天草産地蛸の釜飯、菊陽人参、菊水ごぼう
一、留椀:なめこの赤だし、地元手作りみそ
一、香の物:あそ高菜、昆布、梅干
一、水菓子:県産フルーツ、七城甘煮、玉名苺
一、甘味:竹炭ロールケーキ
◎4日目 朝食
熊本県 玉名温泉 司ロイヤルホテル
ご朝食は和定食をお召し上がりいただきました。
山に囲まれた寒暖差の大きい自然条件で育つブランド米「南関米」は粘りのある食感と甘みが特徴です。少しずつ沢山のおかずを楽しめ、どのおかずもご飯とよく合いました。朝から品数豊富で豪華なメニューでした。
《朝食御献立》
小鉢:ゼンマイとあげの炒め煮、県産茄子うに味噌あえ、水雲酢おろし生姜、山芋とろろ、蒸し鶏ハニーマスタード
八寸:ほき利久焼、ぶり照り焼き、出汁巻き、からしレンコン、明太子
小鍋:湯豆腐、生麩、豆腐だし
煮物:高野豆腐、里芋、人参、椎茸、楓麩、べっこう餡
サラダ:牛蒡胡麻和え、ツナ、水菜、トマト、胡瓜、コーン
食事:南関米の白ご飯、地元手造り味噌のお味噌汁、味付け海苔、高菜、梅干し、納豆
デザート:杏とフルーツのコンポート ヨーグルトかけ
◎4日目 昼食
熊本県 いけす料理 ふくずみ
熊本県の「いけす料理 ふくずみ」にて『天草産うに入り海鮮丼』のご昼食をお召し上がりいただきました。
うにのほんのりとした甘さが良い味わいで、美味でした。うにの他にも新鮮な海鮮がたっぷりと用意されており、その新鮮な美味しさに舌鼓を打ちました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
九州ならではの旬の美味しさをたっぷりとご堪能いただきました!