2019年に就航したFLYING HONUは、ANA初のエアバスA380型機。オール2階建ての巨体と、それを彩る愛らしい特別ペイントに注目が集まっています。けれども実はそれ以上に「印象的!」として、乗客から感激の声が寄せられているのは、居心地の良さと楽しさなのだといいます。
「楽しく、わくわくとする空たびを。そして、乗った瞬間からハワイを感じていただきたい。それがFLYING HONU開発の目標でした。とはいえ、A380はANAにとって初めての機材です。前例がないからこそ、目標に向けて『思い切りチャレンジしてみよう』という想いをつねに持ちながら、開発にあたりました」
そう話してくれたのは、機内設計の開発者です。機内の壁を飾る空や海のアート、ハワイの虹をイメージした専用照明、日本の航空会社で初導入となったカウチシート、授乳や着替えなどに自由に利用できる多目的ルーム、ANAのホノルル路線初となるファーストクラスの設置など、随所に散りばめられたFLYING HONUだけの工夫が、実際に機内に足を踏み入れた瞬間からわくわくとさせてくれます。
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