2020年3月2日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>5つ星ナイル川クルーズ船で行く 優雅に旅するエジプト10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2020年3月2日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/小高 絵美(こだか えみ)
- この度は、優雅なエジプト10日間にご参加いただき、ありがとうございました。 新型コロナウィルスの影響もあり、直前のキャンセルが増え、最終的には4名様という少人数での出発となりました。 出発前にお電話した際も、色々なご心配の声をいただきましたが、結果的にはどこの観光地もとても空いていて…物売りもアジア人を避けているのか、あまりしつこくなく。 普段よりも快適なエジプト旅行になりました。 3月は砂嵐が発生しやすくなる時期ですが、お天気にも恵まれました。皆さまが帰られた翌日、カイロでは雨‼︎が降ったそうです。 名門ホテルでの滞在や、のんびりとしたナイル川クルーズ、素晴らしい遺跡の数々をお楽しみいただけるご旅行に添乗できた事を大変嬉しく思います。 早速、今回の旅を、振り返ってみたいと思います。
- 1日目
- 3月2日/晴れ/13 ℃
- コロナウィルスの影響でインバウンド客が激減している為、成田空港の出発ロビーは閑散としていました。 トルコ航空のカウンターオープンは20:00。 チェックインを済ませ、アメリカドルを両替し、出国。出国審査後のターミナル内もかなり静かな印象でしたね。 TK53便は、ほぼ毎回定刻よりも早く出発する傾向にあり、この日も20分早い出発となりました! 機内はガラガラかな…と思いきや、学生さんの卒業旅行時期ということもあり、搭乗率は90%とのこと。 機内サービスは簡素化されつつある昨今ですが…トルコ航空ではエコノミークラスでも、アメニティポーチの配布がありました。 今回はコロナウィルスの影響で、機内では英文質問書が配布され全員提出。はたして、無事にエジプトに入国できるのか⁉︎と皆さま、不安を抱えつつの出発となりました。
- シール式エジプトビザと健康質問書
- トルコ航空アメニティ
- 2日目
- 3月3日/晴れ/13 〜 25℃
- 巨大なイスタンブール新空港で深夜に乗り継ぎ、いよいよカイロ到着です。 健康質問書を記入し、検温ブースを無事に通過‼︎ エジプトポンドの両替を済ませて、シール式のビザを貼り入国審査へ進みます。 出口を出てバスが到着し、今回のスルーガイドAzizさんと合流しました。 今回の最初の観光地、カイロ考古学博物館へ ハイライトは2階のツタンカーメン王の副葬品の数々とミイラ室の入場です。 現在、ギザ地区に新しい博物館を建設中で、展示品も少しずつ移動中のようでした。 ご昼食は、ナイル川の中洲にあるレストランにて。緑色のモロヘイヤスープ・豆のペースト・キョフタ…と、Theエジプトメニューです。 その後ナイル川沿いに建つCONRADに早めのチェックイン。22階のラウンジからはナイル川を一望でき、夕方からハッピーアワーをお楽しみいただきました。
- カイロ考古学博物館の展示品
- CONRAD22階ラウンジからの眺め
- 3日目
- 3月4日/晴れ/13 〜 29℃
- 今日の出発は早朝5:00‼︎ お弁当を持って空港に向かい、エジプト航空92便にてアスワンへ。 一部行程を入れ替え、アスワンハイダムを観光してからアブシンベルへ移動とさせていただきました。 アスワンからアブシンベルへ3時間半の大移動。途中の休憩所辺りでは心綺楼を見ながら進みます。走っても、走っても、ひたすら砂漠が続きます。 アブシンベルのセティホテルに到着したのは13時過ぎ。遅めのご昼食の後は暑さを避けて少し休憩を挟み、夕方からはナセル湖の遊覧に出かけます。 ホテルの裏からボートに乗って15分…アブシンベル神殿が見えて来ました‼︎他にボートもおらず、のんびりとした時間が流れていました。 その後ホテルでの夕食を済ませて、この日は音と光のショーに出かけました。アブシンベルの大神殿・小神殿に壮大なプロジェクションマッピングが施されます。この日は幸運にも日本語プログラムでした。
- ナセル湖から見たセティホテル
- アブシンベル大神殿
- 4日目
- 3月5日/晴れ/13 〜 31℃
- 連日早い出発となり朝5:00にご集合いただき、アブシンベル神殿に向かいました。 大神殿・小神殿いずれも中に入るとライトアップされており、ほんのり暖かさを感じます。 日の出時刻は6:11ナセル湖から見事な日の出をご覧頂きました。 ホテルで朝食を済ませ、再びアスワンまで長い移動。エジプト土産の定番、香水屋に立ち寄った後、ご昼食は川の中洲にあるモーベンピックホテルにて。ボートで向かいました。 そして今回のツアーのハイライトとも言えるオールドカタラクト・ホテルにチェックイン。 ホテル敷地内や、館内、お部屋からの眺めは別世界です‼︎ 午後はアガサクリスティの部屋、チャーチルの部屋を見学したり、ホテル内の散策をお楽しみいただきました。
- ポタラ宮
- 大昭寺
- 5日目
- 3月6日/晴れときどき砂嵐/13 〜 31℃
- 素晴らしいホテルの滞在を終え、この日はアスワンの観光へ出かけました。 まずは、ボートで10分ほど移動しイシス神殿へ。神殿では猫たちが、寛いでいました。 続いてカルトゥーシュ屋に立ち寄り、オベリスクの石切場に向かいました。 残念ながら、この石切場の石はヒビが入ってしまい放置され、現在は観光名所になっています。 午後は強風になる可能性があり、予定を早めて昼食前にファルーカ船に乗り込みます。船のスタッフがヌビアの歌を唄ってくれました! 午後からは、3泊のナイル川クルーズ船に乗船します。午後にはティータイムもあり、のんびりした1日となりました。 夕食前にはカクテルサービス、夕食後にはヌビアの歌や踊りを4階ラウンジでご覧頂きました。
- オールドカタラクト・ロビー
- イシス神殿の船着場
- 6日目
- 3月7日/晴れ/13 〜 27℃
- 船の着岸にあわせて観光する為、少し早めの出発となりました。 コムオンボの船着場から遺跡は徒歩2分。コムオンボの見どころはワニのレリーフや珍しいワニのミイラです。 船に戻り、ヒエログリフのTシャツ注文を考えたり。ナイル川沿いの景色をゆったりご覧頂きました。 昼食後、到着したエドフでは馬車に乗って神殿に向かいました。エドフでは、はやぶさのモニュメントが目立ちます。 船に戻り、夕方にはアラビア語習字の先生に名前を書いて貰いました!ガイドのアジさんに発音を教えて貰いましたが、全く分かりません‼︎ この日も夕食前にティータイム。夕食後には、エジプトの民族衣装ガラペイヤを着用してのパーティーが催されました。
- エドフ神殿
- 先生に名前を書いて貰いました
- 7日目
- 3月8日/晴れ/13 〜 32℃
- 日中の暑い時間を避ける為、少し早めに出発。午前は西岸観光へ。 メムノンの巨像で撮影し、このコースのハイライトとも言える王妃の谷へ。 入場料は10分で1万円‼︎ カメラを預けて、ネフェルタリの墓に入場です。 内部は…素晴らし過ぎて、言葉に出来ません。エジプトで最も保存状態の良い壁画は、圧巻です。 あっという間に10分経過。 ありがたい事に、最近はカメラの持ち込みは不可ですが、スマートフォンの撮影は可能となっています。もちろん…突発的にルールが変わる事は多々ありますが。 その後、王家の谷ツタンカーメンの墓、ハトシェプスト葬祭殿を訪れ、船に一旦戻ります。 少し休憩し、午後は東岸へ。 カルナック神殿の2本のオベリスクや134本の柱がずらっと並ぶ様子は大迫力です! その後、ルクソール神殿に向かいライトアップ待ち。日の入前後は、大勢の観光客が来ていました。 夕食後、船内ではベリーダンスショーが行われました。
- ネフェルタリの墓内
- ルクソール神殿ライトアップ
- 8日目
- 3月9日/晴れ→砂嵐/15 〜 28℃
- 3泊の船旅を終え、空港に向かいました。 なおメイフェア号では、毎朝食時に日本食を用意して頂きました。 エジプト航空302便は、約30名ほどの乗客で出発となりました。カイロ到着後、渋滞の中をギザ地区に向かいます。カイロのドライバー達は、3車線のところを5台並んで走るのがあたりまえなのだとか…。 ご昼食のレストランでは、この旅で初めてアルコールの取り扱いがありませんでした。 その後パピルス屋でパピルスの作り方をご覧頂きました。このパピルス屋さんから、ホテルまでは距離にすると2キロ程度なのですが…大渋滞。新博物館を建てるにあたり、周辺を工事しているようです。 ようやく到着したホテルは、3大ピラミッドから最も近い場所にあるメナハウスです。 ところが到着時に綺麗に見えていたピラミッドが、夕方からは砂嵐で全く見えない状態に‼︎ 明日は晴れますように…と祈りながら、眠りにつきました。
- メナハウス中庭からの景色
- メナハウス・ホテル内から撮影
- 9日目
- 3月10日/晴れ/13 〜 25℃
- いよいよ観光最終日です。 祈りが通じ、快晴です‼︎朝食レストランからもピラミッドが綺麗に見えていました。 早速クフ王のピラミッドへ向かいます。入場観光は中腰で進む場所もあり、内部はかなり蒸し暑く、汗だくになります。 続いて3つのピラミッドが見渡せるパノラマポイントへ移動、更にメンカウラ王のピラミッド横の駐車場で撮影。 その後スフィンクス方面に移動しました。通常は遠望するだけのスフィンクスですが、今回のツアーでは足元のエリアに特別入場しました‼︎ 昼食はギザ地区でシーフードを召し上がって頂き、午後は郊外に向かいました。 ダハシュールの屈折ピラミッドや赤のピラミッド周辺は、見渡す限り砂漠です。30分ほど離れたサッカラが最後の観光地となりました。 その後、空港に向かいガイドさんとお別れです。搭乗前に、空港フードコートで巨大なハンバーガー食べ、イスタンブール 便に乗り込みました。
- パノラマポイント
- スフィンクス足元に入場
- 10日目
- 3月11日/晴れ/14 ℃
- 深夜にイスタンブール新空港の乗り継ぎです。乗り継ぎ時間がタイトで心配していましたが、荷物検査場が空いていてスムーズでした。 搭乗口に着いて、ほっとしました…。 帰国便には4グループ乗っていたようで、思いの外、席は埋まっていました。 無事に成田空港に到着し、検疫ブースに進むと…新型コロナウィルスによる検疫強化で、韓国経由のエチオピア航空利用者は別レーンに進んでいました。 荷物の破損もなく、受け取られた方から解散となりました。 ツアー中も世界中でウィルスの状況が刻々と変わっていき、不安な部分はありましたが、無事に帰国する事ができ、ほっとしています。 観光客が少なく、のんびりとしたエジプトをお楽しみ頂けたようでしたら幸いです。
- ガイドさんと、スフィンクスポーズ!
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