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2020年2月27日出発 <ANA利用>タージマハルとガンジス河 インド三大石窟をめぐる 悠久の旅11日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2020年2月27日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/池上 恵子(いけがみ けいこ)
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インドの歴史はインダス文明、紀元前3000年前に遡ります。インダス川の両サイドに2つの都市が出来、とても栄えた事が分かっています。その都市化の波が紀元前1500年にはガンジス川沿で起こります。 今回の「インド悠久の旅11日間」の旅ではさらに時代が進んだ紀元前6世紀以降のインドの歴史を都市と宗教、王朝を中心に辿っていきました。 案内をしてくれたのは現地ガイドはベテランのグプタさんです。分かりやすい日本語で私達を楽しませてくれました。
1日目
2月27日/晴れ/13 〜 25 ℃
成田からANAのビジネスで出発です。今回は5名様のお客様にご参加いただきました。ありがとうございます! 11日間どうぞよろしくお願い致します。 成田からムンバイまでは10時間くらい、時差は3時間半です。夜の7時頃にムンバイのホテルに到着しました。インドの面積は日本の約9倍。人口は13億を超えています。公用語はヒンディー語ですが、それ以外になんと!844の方言があります。広いですよねー。方言がこんなに多くありますが、その人口の7割以上の人が熱心なヒンドゥー教徒です。今回の旅ではこの大地の広さと人口の多さ、そして多神教であり、カースト制などの特徴があるヒンドゥー教のパワーを何度も何度も実感して頂ける事でしょう。 さあ!朝昼晩と3食カレー旅が始まります!
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ザ ラリット ホテル
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ホテルのレストラン カレーいろいろ
2日目
2月28日/晴れ/20 〜 32 ℃
今日は観光初日です。まずはムンバイの観光から。2004年に世界文化遺産に登録されたチャトラパティ・シバーシ駅で写真ストップ。イギリスの統治時代、19世紀に建てられた、コロニアル建築の鉄道駅です。写真スポットで10分くらい止まりました。 そしてインドを代表する5つ星ホテル、タージマハールホテル、ジョージ5世とメアリー王妃がインドを訪れた記念に建てられたインド門を写真に収めたら、船をチャーターしてエレファンタ島に向かいます。 アラビア海を1時間程、船に揺らると小さな島に到着。石窟群の観光です。島ではたくさんの猿がお出迎え!赤ちゃんを抱っこする母猿もいましたね。観光客から奪ったペットボトルをラッパ飲みするお猿さんも両サイドに露店が並ぶ長〜い階段をガンバって登り、シバ神の石窟を見学しました。見応えありましたね。
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エレファン島のシバ神の石窟群
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出迎えてくれたお猿さん
3日目
2月29日/晴れ/21 〜 32 ℃
今日はアジャンタの観光です。デカン高原にあるサフヤドリ連丘に広がる石窟群を見に行きます。 片道3時間のドライブでしたが、道路拡張工事中で悪路のひどい事ひどい事!ほぼ往復6時間、ずっと身体が左右上下に揺れ続けていました。 今日の1番の感想が悪路になってしまいそうでしたね。 しかし、大変な思いをして来た甲斐がありました。石窟の中に描かれていた数々の壁画、素晴らしかったですよね。古代インド絵画の最高傑作と言われていて、第1級の仏教遺産です。6世紀頃から馬蹄型に湾曲した断崖に建造された石窟で、虎狩をしていたイギリスの士官によって偶然発見されました。全部で29窟あります。特に第1窟の壁画、蓮華手菩薩、金剛手菩薩、優美で気品にあふれて素晴らしい作品でしたね。
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アジャンタの石窟群
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アジャンタ 石窟寺院
4日目
3月1日/晴れ/23 〜 32 ℃
今日はアジャンタの観光です。デカン高原にあるサフヤドリ連丘に広がる石窟群を見に行きます。 片道3時間のドライブでしたが、道路拡張工事中で悪路のひどい事ひどい事!ほぼ往復6時間、ずっと身体が左右上下に揺れ続けていました。 今日の1番の感想が悪路になってしまいそうでしたね。 しかし、大変な思いをして来た甲斐がありました。石窟の中に描かれていた数々の壁画、素晴らしかったですよね。古代インド絵画の最高傑作と言われていて、第1級の仏教遺産です。6世紀頃から馬蹄型に湾曲した断崖に建造された石窟で、虎狩をしていたイギリスの士官によって偶然発見されました。全部で29窟あります。特に第1窟の壁画、蓮華手菩薩、金剛手菩薩、優美で気品にあふれて素晴らしい作品でしたね。
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エローラ石窟寺院 仲良しご夫婦!
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地の人達と!
5日目
3月2日/晴れ/15 〜 28 ℃
今日は朝一でデリーからバラナシへ。国内線移動も3回目、慣れたものです。バラナシでは美味しいランチ頂きました。カレーも辛くなく、食べやすいと好評でした。 午後は仏教の4大聖地の一つ、サルナートの観光です。悟りを開いたお釈迦さまが、初めて教えを説いた場所です。この初めての説法を「初転法輪」と言います。 夕方からバイクのリキシャに乗ってガンジス川に向かい、祈りのお祭り「プージャ」を見学しました。途中からリキシャを降りて1キロ弱、街中を歩きました。前後左右に神経を張り巡らせ、歩くだけでも一苦労。でもこれこそインドにいる事を実感。ここには途切れる事の無い色、匂い、音、神聖な空気が溢れていました。 夕食はラディソンホテルのレストランで美味しいケバブ料理を頂きました。前菜だけでもお腹いっぱい。でもメインのカレーも美味しくてやっぱり食べてしまいました。明日は早い出発!一刻も早く寝たい所ですが、今夜も結婚式の花火が鳴り響く...
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ダメーク ストゥーパ
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プージャ
6日目
3月3日/晴れ/15 〜 29 ℃
今日は朝早くに出発し、日の出を拝みながらガンジス川で沐浴をするヒンドゥー教徒の人達を見学しました。その両サイドには火葬場がありました。生も死も全てを飲み込む聖なる川。ヒンドゥー教徒にとって崇高な巡礼地は圧倒的な存在感でした。ベナレスは紀元前10世紀に建設された町。 帰りは自転車のリキシャをちょこっと体験。余りにも綺麗過ぎて腰が引けましたが、頑張って⁈乗りました。が、それ以上に頑張ったのは運転手さんのおじいちゃん。ガリガリの細い足でペダルを踏んで私達3人を運んでくれました。午後はデリーに移動です。 デリーに着いたらまずはランチです。歴史のあるブロードウェイホテルの人気レストラン「チョール・ビザール」でカシミール料理を頂きました。臭みの無い柔らかいラムが美味しかったですね。
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朝靄のガンジス川
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チョール ビザールにて
7日目
3月4日/晴れ/15 〜 25 ℃
午前中はデリーの観光です。車窓から、第一次世界大戦でイギリスの為に戦死したインドの兵士8万5千人を追悼する為に造られたインド門、首相官邸、国会議事堂を見学しました。オールドデリーのシンボル、赤砂岩で出来たレッドフォートは写真ストップしました。1639年にムガール帝国最盛期、第5代皇帝シャー・ジャハーンによって建てられました。 お昼は中華料理のお店で水炊を頂きました。食べ慣れた優しい味。久々にカレー以外の食事をしました!午後はアグラに向かいます。 アグラではタージマハルが見える屋外カフェでチャイとクッキーを頂きました。夕方の黄昏時のタージマハルがなんともロマンチックでした。そして、夜はタージマハルショーを観ましたね。シャージャハーンの愛の物語。華やかなインドの宮廷文化も感じる事が出来ました。
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タージマハルを見ながらチャイを!
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丘の上のカフェから見るタージマハル
8日目
3月5日/晴れ/20 〜28 ℃
今日は旅のハイライトでもある白亜の霊廟タージマハルの観光です。近くで見るとさらに迫力があって、荘厳で真珠のように輝いて見えます。ただただ、その美しさにため息が漏れます。世界一の建築物、と言われるだけあって、誰もがその美しさに圧倒されます。グプタカメラマンが活躍!色んなポーズで写真もたくさん撮りましたね。帝国の財力を注ぎ込み22年の歳月を掛けて造られました。 その後、訪れたアグラ城では、シャージャハーンが幽閉されていた部屋も見学しました。アグラはムガール帝国でただ1人、大帝と呼ばれた第三代皇帝、アクバルによって建てられました。彼の時代に南端以外のインド全域を平定します。ランチは最近出来たばかりの新しい店「ソルトカフェ」でインド風中華を召し上がって頂きました!とても美味しかったとの声頂きました♪ 午後はファティーブル・シークリーを見学して、ジャイプールまで4時間のドライブです。
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記念撮影!
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逆さタージマハル
9日目
3月6日/晴れー曇りー雨/18 〜 24 ℃
今日はまず、アンベール城を見学します。近くまで大型バスが入れないので、ジープに乗ってお城まで。ジープを降りると物売りがスッと寄ってきます。物売りをかき分けかき分けお城の中に。綺麗な装飾が残る中庭の入り口で集合写真をパチリ! 今から100年前、ジャイプールの町は、ここを訪れた王子を歓迎して町中をピンクに染めました。それが今に続き、ピンクシティとも呼ばれています。 次は風の宮殿を見学しました。1番上まで登ると吹き抜ける風を本当に感じましたね。そして、世界文化遺産にも登録されているジャンタルマンタルで、日時計を見学しました。ランチはインド風イタリアンです。午後はシティパレスとブロックプリントのインド綿のお店とスーパーで買い物を楽しみました!念願のスーパー立ち寄り、やっと実現しました!
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アンベール城の入り口で!
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駐車場で蛇づかい
10日目
3月7日/晴れ/17 〜 27 ℃
今日は帰国日です。最終日は11時のゆっくりの出発です。ホテルを出発したらすぐにジャイプールの町で最後のインド料理を食べます。丸いトレイにのったタリー料理です。その後はジャイプールからデリーまで5時間の長い移動。途中で2回トイレ休憩を取りました。皆さん、旅の疲れから、車内で爆睡状態でしたね。夜はデリーで最後の晩餐。久々の美味しい日本食を頂きました、ホッとする懐かしい味!天ぷらやお味噌汁が美味しかった〜〜デザートの抹茶アイスも美味しかったですよね! 深夜便で成田に戻ります。本当にお疲れさまでした。インドの旅はいかがでしたか? イギリス帝国は「沈まない太陽」とも言われてましたが、その中心国となっていたのがインド帝国です。イギリス支配にうんざりしながらも一つになれなかったインドが、 3/8につづく
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タリー料理 最後のカレーです!
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日本料理 サクラにて
11日目
3月8日/曇り/13 ℃
新しいライフルの導入で豚と牛の脂肪が使われていた薬包を噛みきらなければならなくなり、この事がイスラム教、ヒンドゥー教の両者の宗教感情を害する事となり、怒りイギリスに向かい反乱を起こさせます。 結局はイギリスに制圧されてしまいますが、諦めずにインドの自由闘争の為に動き始めます。そしてガンジーが現れ反イギリス感情は大衆運動となります。1942年8月15日、イギリスは権力を明け渡し、インドは独立を果たす事が出来るのです。 インドは奥深〜い国です。 次はベンガル虎のサファリや、ガジュラホに行きたいとの声もありました。是非また、インドの旅、考えて見て下さい! また、南インドも全く別世界ですから、オススメですよ!シーフードのカレーも美味しいです。2度3度と足を運んで頂けたら、嬉しいです! 11日間、本当にありがとうございました。
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是非!またインドへ
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ありがとうございました!

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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