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2020年3月1日出発 ナイル川クルーズを楽しむエジプト8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2020年3月1日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/坪田 宣子(つぼた のりこ)
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「ナイル川クルーズを楽しむエジプト8日間」から帰国しました。 今世間では世界的に新型コロナウイルスが騒がれ、特に日本ではオリンピック開催が検討されようとしている中、私たちはしばし喧騒を離れて、春から夏へと移行中のエジプトへと旅立ちました。総勢6名様。ファミリームードで出発です。どうぞよろしくお願いします。エジプトでは、2019年10月に就航された5つ星デラックスのメイフラワー号で航行を楽しみながら、のんびりと観光へ。ルクソール、コムオンボ、アブシンベル、アスワンと昼間観光しました。エスナ水門を抜ける時、私たちの船を目掛けてやってくる水上売り子たちが品物を放り投げるパフォーマンスに笑い、夜のベリーダンスショーやガラパーティなど、盛りだくさんな催し物に飽きることなく過ぎていく毎日でした。
1日目
3月1日/晴れ/10 ℃
だいぶ春めいてきたとは言え、まだまだ寒い日本を離れ、ハヤブサ模様のエジプト航空で、まずはカイロを目指します。カイロまで夜の直行便ということもあり、人気の路線で賑わいます。しかも90%が日本人で占められているそうなので驚きです。阪急交通社からも2つのトラピクス入れて3団体に。他社も含めて日本人だけです。ナイル川クルーズは重いスーツケースを船に置いて手ぶらで観光できる身軽さから人気が集まったそうです。重い荷物の出し入れは面倒ですものね。私たちは5つ星のプレミア豪華客船で、ゆったりとしながら長い歴史を持つエジプトの偉大な遺産をじっくりと観て周りたいと思います。それでは皆様、どうかよろしくお願い致します。
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エジプト航空
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エジプト航空にてカイロへ
2日目
3月2日/晴れ/13 〜 29 ℃
カイロから国内線を乗り継いでルクソールへ到着です。エジプトのナイル川中流にある都市です。古代エジプトではテーベと呼ばれ、太陽神アメン=ラーの重要都市であり、首都となった時代もあります。エジプトに現存する宮殿では最大規模のカルナック神殿とその副神殿として建てられたルクソール神殿をまずは見学。ファラオだけが立てる事を許されたとされるオベリスクの高さは何と25m。見上げる高さです。徐々に暑くなってくる日差しですが、皆様夢中でシャッターを押していらっしゃいました。観光の後は、2019年10月に就航の最新鋭豪華客船メイフラワー号に乗船です。モダンスタイルと伝統的なアラビアンスタイルを合わせた5つ星デラックス船で出発です。
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カルナック神殿
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ライトアップのルクソール神殿
3日目
3月3日/晴れ/10 〜 29 ℃
朝から良いお天気です。今日は停泊している岸の反対側のナイル川西側の観光です。岩山の谷にある岩窟墓群へ。まずはラムセス2世が最も愛した奥様のネフェルタリ王妃の墓へ。入場券が1万円以上と高額な上、入場制限もあり、入る事が大変な所。それからハトシェプスト女王葬祭殿へ。エジプト唯一の女性ファラオであるハトシェプスト女王が造営した葬祭殿です。また、王家の谷も頑張って、カート移動に助けられながら周ってきました。古代エジプトの新王朝時代の王達の墓が集中しており、24の王墓を含む64の墓が発見されているそうです。少し前まではカメラの持ち込み有料でしたが、去年から何と携帯電話のカメラは無料で撮影OKになったとか。時代の流れでしょうか。
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ネフェルタリ王妃の墓
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メムノンの巨像
4日目
3月4日/晴れ/9 〜 31 ℃
船着き場より馬車に乗ってホルス神殿へと向かいます。車とトクトクという三輪自動車と馬車が交差している独特の世界観です。ハヤブサの形をした神ホルスに捧げられた神殿は紀元前237年~57年にかけて建造された物です。観光を終えたらお昼ご飯。今日はお天気が良いので屋上でナイル川の流れを見ながらのランチタイム。食欲も増します。一息入れてコムオンボ神殿へ。プトレマイオス朝時代にエジプトのコム・オンボの街に建設された珍しい2重神殿です。また、神殿には2000年以上前のワニのミイラがあり、古代エジプトの文明の高さを改めて感じました。ナイル川クルーズで最後の夜はガラベーヤパーティ。皆様、王様と王妃の衣装に身を包み、クルーズの夜を楽しみました。
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コムオンボ神殿のワニのミイラ
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ホルス神殿
5日目
3月5日/晴れ/10 〜 34 ℃
朝、アスワンから280㎞離れたアブ・シンベルへ向かいます。途中、蜃気楼も眺めることが出来てビックリ。スーダンとの国境近くにあるヌピア遺跡で世界遺産のアブ・シンベル神殿へ。砂岩でできた岩山を彫り進める形で造られた岩窟神殿です。建造主はラムセス2世。大神殿と小神殿からなり、小神殿は最愛の王妃ネフェルタリの為に建造された物です。大神殿には青年期から壮年期のラムセス2世像が置かれています。壮大なスケールに圧倒されながら、去年の8月からOKとなった携帯電話のカメラで激写しました。今日のお泊りはソフィテルレジェンドホテル。アガサ・クリスティがナイル殺人事件を執筆しながら1年間滞在したステキなゴージャスなホテルです。
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アブシンベル神殿
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ソフィテルレジェンドオールドカタラクトホテル
6日目
3月6日/晴れ/18 〜 34 ℃
5つ星ソフィテルレジェンドオールドカタラクトホテルに大満足!ホテルのゴージャスな佇まいや昨夜のホテルのレストラン「1902」での美味しい夕食、ロイヤルテラスでのアフタヌーンティなど、優雅な一時でした。さて、観光しましょう。アスワンの中心からナイル川を15㎞ほど上流にあるヌピア遺跡の神殿、イシス神殿へボートで渡りました。ボートではヌピアの子供が民芸品の腕輪を見せてくれたり、写真を一緒に撮ったり。午後には、神殿などに建てられた記念碑の一種であるオベリスクの切り場へ。日陰がどこにもなく、暑かったですね。アスワン地区のナイル川に造られたアスワン・ハイ・ダムを激写してから空港へ。エジプト南部の旅は終わり、一路カイロへと向かいます。
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イシス神殿へのボート
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切りかけのオベリスク
7日目
3月7日/晴れ/12 〜 24 ℃
アスワンの5つ星ホテルも素晴らしかったですが、カイロのリッツカールトンホテルもゴージャスで、まさにエジプトのファラオ気分が味わえました。大理石のお風呂に豪華な厚いエジプト綿タオル。日本のバスクリーンはいかがでしたか?たくさんの豪華な朝食の数々をテラスで味わった後は、いよいよ最後の観光へ。クフ王、カフラー王、メンカウラー王のギザの3大ピラミッドの見学です。クフ王のピラミッドは、ピラミッド建築の頂点で最大規模を誇ります。世界7不思議で現存する建築物と言われています。平均2.5トンの石灰岩を約270万個積み上げたと計算されています。私たちは、その中まで探検しました。午後は旅の集大成であるエジプト考古学博物館へ。
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エジプト考古学博物館
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スフィンクスとピラミッド
8日目
3月8日/曇り/10 ℃
エジプト考古学博物館では、ツタンカーメン王の黄金のマスク、黄金の玉座、カフラー王座像、ラムセス2世のミイラなど紀元前2500年前にタイムスリップ。早い時代から突出した芸術にただただ驚嘆するばかりでしたね。そして昨夜の夕食はフォーシーズンの中華。ステキなホテルでの豪華な夕食を済ませて昨夜遅くにカイロ空港を飛び立ち、成田空港へ到着しました。朝早くからの観光にも関わらず、皆さま非常にお元気で探求心旺盛にあらゆる所を散策されていましたね。ガラベーヤパーティでは皆様全員王様王妃様に変身して盛り上がりましたね。お疲れさまでした。日本でゆっくりとお休み下さい。そして、またお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました。
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エジプト航空の説明
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カイロからナリタへ

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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